東京トライアスロンクラブ

港区在住在勤者を中心とした会費無料のトライアスロンクラブです。

みっちゃんの九十九里トライアスロン 初OD完走レポ

2014-10-10 | レース紹介・体験記・観戦記
■まえがき
"トライアスロン"に挑戦した35歳みっちゃんの青春の1ページ。


2014年2月23日、東京マラソンが幕を閉じた。目を閉じればあの日の光景が走馬灯のように蘇る。
身も心も燃え尽きたのか、私はしばらくの間休むことができた。そして、春が来た。
「そうだ…次の目標を設定しよう。」5~6月は情報収集をして、ロードバイクを友人から借りた。7月に入り、初心者の合宿に参加した。
時間的にも空間的にも大変だったが、なるべくたくさん泳ぎ、自転車の練習もした。経済的にも厳しかったが必要な道具もなんとか買い揃えた。

そして2014年9月20日、九十九里を舞台に鉄人たちが集まった。


■出発~サイクルトレイン

午前5時起床。持ち物の最終確認は前日に終えてある。
トライアスロンともなるとチェックリストが必要になるぐらい準備が大変だ。
さすがの私も前日に済ませておいた。



※1 前日の荷物準備の1枚

午前5時50分頃家を出て、いざ自転車で両国駅まで。 2,000人規模で行なわれるトライアスロンの大会は国内最大級、この日はJR東日本も年に1~2回しか運行しないというサイクルトレインを準備した。
サイクルトレインと言っても普通の電車。ただ自転車を輪行バッグに入れずに、自転車ごと乗車できる電車のことだ。


※2 サイクルトレインの中

乗車受付は6時50分まで。時計を見るとまだ3分前。
これから電車に乗り1時間半の移動を考えると、どうしても胃に何かを入れておきたく、コンビニで"おにぎり"、"どら焼き"と"チョコレート"を買い、急いでサイクルトレインの受付へ。
この時既に6時50分をまわっていた。5号車に到着。早速仲間と出発前の写真を取る。


※3 サイクルトレインの出発前

車内では競技説明会が行なわれた。資料にザッと目を通す。ナンバーシールを張ったり、ゼッケンを付けたり、タトゥーシールを両腕に貼る。


※4 隣の選手に撮ってもらった出発前の私

ホノルルでトライアスロンをした話や、トライアスロンの魅力やタイムの話そんなことをしていると、あっという間に駅に到着したようだ。

■会場~スタートまで~
午前8時51分、上総一ノ宮駅に到着。※6 車掌さんと上総一ノ宮駅改札口にて


※5 車掌さんと上総一ノ宮駅改札口にて

外は小雨が降っている。気温21度。ノースリーブでは肌寒い。
駅に着いて写真を撮ったりしていると、友人はもういなかった。

仕方なく1人で駅から会場までは自転車で移動する。まず真っ先に向かったのはメカニックサービス。
タイヤチューブに空気を入れ万全の状態にする。バイクの試走ができるみたいだが時計を見て諦めた。
トランジションエリアで自転車を設置する。隣で着替えていた選手もどうやら初めてのトライアスロンとのことだ。
話を聞くと会場まで辿り着くかどうかも分からないほど道中は大変だったらしい…。


※6 トランジションエリアで隣の山本選手と

預ける手荷物を袋に入れ、ウェットスーツに着替える。
意気投合したその選手とSWIMのスタート地点までゆっくりと歩いていく。
計測器を足首に付け、トイレを済ませ、配っていたエナジードリンクを飲む。


■SWIM(1.5K)
SWIMは河の1周回の往復コース。九十九里の海は波が高く危ないため河になったらしい。
年代別による5分おきのウェーブスタートだ。

大会実行委員長が挨拶をし、千葉県知事の森田健作氏が激励する。脇を通ったのですかさずハイタッチ。
スタート前に気持ちを高ぶらせることができた。第3ウェーブのスタートの号砲が鳴る。
7~8月のトレーニングを思い出し、いつも通り泳ぐことを意識する。2ビートという泳ぎ方は時間がなく習得できなかった。

集団泳によるバトルが始まる。

右左、前後、他の選手とぶつかる。もちろんぶつかるのが好きなわけではなく。普通に泳いでいるだけでぶつかる。
自分の脚に後ろを泳いでいる選手の手が引っかかり、一瞬溺れかける。

「落ち着け、まだまだ先は長い…」と言い聞かせスペースを探しながら泳ぐ。
ブイが見えた。それをいい感じでターンし折り返す。
このあたりでは、前後に5分差でスタートしたグループの選手と入り乱れる。
私はSWIMが得意でないので、速い選手にはすぐ追いつかれてしまったようだ。
河の流れに逆らい、まるでサケが産卵場所を探すかのごとく。

ゴーグルの前に何かの枝が絡んだ。それがまるで合図かのように、脚に痙攣がきた。
左のふくらはぎだった。もう何度も経験していたので、左脚を突っ張って泳ぐ。
しばらくすると右のふくらはぎも攣った。フィニッシュ地点が見えた。
まわりに人の歓声がする。河から顔をあげるたびに、地上の景色と音が表れる。
なんとも言えない幻想的な感覚だ。人間は母から生まれてくるまで羊水の中で育まれているんだ。


■TRANS1
重力がのしかかる。距離にして約1,000m、日本一長いトランジションの始まりだ。
呼吸を整え、歩幅は小さくして、ピッチをリズム良く刻む。後ろの方から「長げっー」と言う悲鳴も聞こえた。
ウェットスーツを慎重に脱ぐ。ウェット着脱時にはある程度力が入り、足や肩を攣ることがあるが、なんとか攣ることなく脱ぐことができた。
エイドでスポーツドリンクを補給。スタート前に出会った山本選手が既に自転車の準備をしている。
声を掛け合いながら、靴下を履き、ヘルメットを付け、ゼッケンベルトを腰に巻く。
ビンディングシューズに履き替え、補給ゼリーを胃に流し込む。
山本選手の「先に行って下さい」の一言を頂き、いざBIKEの旅へ。


■BIKE(40K)
「カチッ」と気持ちのいい音がなる。
ビンディングシューズをはめる音だ。この音が気持ちの切替になる。
最低時速30キロを目標にインナーギアで回転数90を心がける。
ゼッケンを着けるのを忘れたのか審判に警告を浴びせられた外国人選手が「ファック!」と声を荒げている。
その左側を颯爽と走り抜けた。
風になっている。
流線形のヘルメット、体にフィットしたトライスーツを身にまとい空気抵抗を限りなく抑えた状態でバイクに乗っていると、風と一体になれた。最高の気分だ。曇天という天気を除けば…

折り返してからは自転車はもう体の一部になっていた。アップダウンはそこまでないが、適当にギアチェンジをしたり、ダンシングを入れたり、ハンドリングも変えた。
あと5キロ…間も無くトランジションだ。


■TRANS2
自転車から降りると、再び重力を感じる。太腿がぱんぱんに張っている状態だ。走りづらいので、シューズを脱ぎ、左手に持ち、右手にバイクのサドルを持った。自転車を元の位置に戻し、ヘルメットを外し、サンバイザーを付けた。アシックスのランニングシューズに履き替える。一呼吸して、靴紐を結ぶ。

■RUN(10K)
走り始めから脚が上がらない。BIKEのスピード感とRUNのスピード感の違いに混乱した。
ペース感覚が把握できない。かと言ってペースを上げられる状態でないことだけは分かった。
まだ走り始めて500メートル。フルマラソンの30キロの壁を見ているようだった。ランニングウォッチはしていたが、使用しないで自分の感覚だけを頼りに走ることにする。裸一貫。一定のペースを意識する。沿道からの地元の方の声援が胸に響く。

しばらくして折り返してきた友人に気付く。彼は身長が190cmある大男だ。
いったい折り返し地点はどこなのだろうか?舗装されていない道を通り抜け、しばらくするとやっと折り返し地点が見えた。
大男がかなり速いと気付かされる。折り返し地点をまわり、エイドでスポーツドリンクを飲んだ。
折り返して走っていると、対向側で頑張って走っている選手の顔がよく分かる。
笑顔で走っている人はあまりいなかった。港区トライアスロン連合の理事長の姿が見えた。
40代半ばとは思えない走りっぷりだ。お互い声を掛け合う。元プロ野球の古田敦士選手ともすれ違った。
数字の「9」と書かれた看板が見えた。あと1キロだ。
一ノ宮海岸を右手にゴールまで一直線。波は荒々しく高い。追い風を体全体に受ける。なんだかいつもの1キロより長く感じる。
オレンジ色のフィニッシュゲートが見えた。
ゴール!最後は笑顔でフィニッシュできたと思います。


※7 ゴール後


■あとがき
初めてのトライアスロンを完走できて嬉しいです。来年は綺麗な海でのレースに挑もうと思います。
http://www.99t.jp/
SWIM(0:41:19)1197位
BIKE(1:28:53)560位
RUN(0:57:51)789位
男子総合順位:822位/1370人中 ※TO・DQ・DNF除く

九十九里トライアスロン挑戦記~バイクマネージャーむね編(後編)~

2014-10-08 | レース紹介・体験記・観戦記
■スタート~スイム

みっちゃん、たかおっちよりひとつ前のWave2で集合。
初トライアスロンな参加者が多いはずなのにみんな速そうに見える。
人と競ってるわけじゃないんだから気にしなきゃいいんだけどどうしても気になる。

Wave1がスタートしてフローティングスタートの為、スタート地点でぷかぷか。
バトルは避けたいんだけど、どのポジションにいたらいいのかわからず結構前の方に陣取ってしまった。

プォ~!となってスイムスタートみんな結構最初から飛ばしていく。
そんなに頑張ったら疲れちゃうので僕はマイペースに。



バトらないように道をゆずり、人と人の隙間をみて間を通る。最初のカーブを抜けてバトルも収まり楽になった。

でも今度は人がいなすぎて不安になりはじめる。
あれ?もしかして最下位?みんなもう先行っちゃった?

行きは波に乗っていいペースで泳げると思ってたのに不安で心拍数が上がった気がする。

早く行かないとWave3に追いつかれる!と、ちょっとだけペースアップしたら徐々に前方に人が見え始めた。
ブイに捕まってる人や平泳ぎの人もチラホラ。Wave1のキャップの人もいる。

あ、なんだイケるじゃん。気持ちもちょっと楽になった。

でもそれもつかの間、折り返し地点辺りからはまた混雑が始まった。

折り返しのブイをなるべくコンパクトに。OSCで習った片手ブイ周りを実践。なかなかいい感じ。

折り返しのブイを回った時点で手元の時計は14分。スガさんの記録破れるかも!?
と思ったのも束の間、今度は波に逆らって泳がないといけない。

30分切りは早々に諦めてまたマイペース。900mくらいからはWave3の猛者も入り混じって大混戦。

スイムフィニッシュが見えた時は51.5kmのゴールが見えたくらいの嬉しさでもう着替えてビール飲んでもいいんじゃないかくらいの達成感(笑)


■T1~バイクパート

身体が重い!←濡れたウエット着てるから当たり前
バイクまでが果てしない!←1kmあるから当たり前
トランジットまでの道が狭い!←これもちょっと改善して欲しい

スイムアップ出来て嬉しく清々しいのと裏腹に疲れた身体とトランジットまでの長い

道のりへのイライラが。
でも次は大好きなバイクパート。グランフォンドやヒルクライムには出場経験有りだけど本格的なロードレースは未経験だから自分がどこまで走れるのか楽しみだった。
気持ちを落ち着けてバイクスタートへの準備に取り掛かる。

ここでの準備は下記の通り

・ウェットスーツをトランジションバッグに入れる←人数多いから邪魔にならないように
・ハートレートモニター装着
・靴下を履き、ビンディングシューズを履く←バイクスタートから遠い人はスタート付近で履いたほうがいいかも。靴下は靴擦れ防止の為。
・補給食を食べる
・ゼッケンベルトを巻く
・お待ちかね、レッドブル注入←2本目!

なんだかんだでスイムアップから10分以上かかってしまった。
けど1kmジョグしてること考えるとこんなもんかな。

そこからカツカツ足音鳴らしながらバイクスタート地点へ。

今回は合宿で習った飛び乗りはせずに路肩で安全に乗車。失敗したらカッコ悪いし練習してないから自信がなかったのが本音。
ここから40kmの長旅がスタート!

まず思ったのは寒い!スイムで濡れたトライスーツが乾くまで本当に寒かった。
サングラスは雨で水滴だらけだし天気が悪いことを恨んだ。
時速30km以上をキープしつつ軽快に飛ばす。途中同じ人と抜きつ抜かれついい感じで進む。

折り返し地点付近でTTバイクの集団が追い抜いていく。
ドラフティングは禁止かもだけどこの波に乗らない手はないと思い後方を確認し最後尾につく。
明らかに今までより楽にペースを上げられる。
合宿でみたレース映像を思い出しあんまり後ろについてると前の人達に怒られそうだから定期的に前に出てトレインっぽく走る。

本気のTTバイクの中に一人クロモリでよく頑張ったと思う。

ここまで来るとバイクを折りて担いでいる人、パンク修理してる人もチラホラいてレースの厳しさ、無事に走れている喜びを実感した。

なんとかこのまま無事にゴールを迎えたい。。。

途中エナジージェルとエナジードリンクで補給しつつ、ケイデンスと速度はキープして心拍数を落ち着けてバイクパートを無事にフィニッシュした。



■T2~ラン

バイクフィニッシュから自分のトランジットまではすぐなのでバイク置いてすぐにランの準備に取り掛かれた。

隣の外国人選手は座って優雅にドリンク飲んでたけど余裕だな~。
まあ他人は他人、自分は自分と思いちょっと休みたい気持ちを抑えてすぐにスタート。

ここでの準備は下記の通り

・バイク置く
・ヘルメット脱いでキャップ被る
・バイクシューズからランニングシューズに履き替え←靴下はどっちでもいけるくるぶし丈
・くもりだからサングラスはキャップの上に装着


ゼッケンベルト前に回してスタートしだすも脚の感覚が変!
まだペダル漕いでるような、脚がくるくる回る感じ。このペースでいっていいのか抑えたほうがいいのか。
ランスタートからいつものペースで走ればいいやと決めてそのペースで走り続ける。

・・・わかってはいたけどトランジットエリア抜けるだけで長い!
そしてコース覚えてなくてどこからランスタートか忘れてしまった。
ランスタートはまだか~と変なペースで走ってたら沿道にアスロニアの友達がいるのを発見!
ミドル経験者で99T参加前もスポットでのスクールに誘ってくれたりした恩人。

「植村さ~ん!!いいペース!いいペース!」

ん?そうなの?身近な目標として密かに憧れているトライアスリートにそう言われたらちょっと調子に乗っちゃいます。

もうランスタート地点とかどうでもいいからこのペースでいこう。

そう思ったところで1km地点の看板が。なんだもうスタートしてたのか!じゃあもういくしかない!
後々確認したら普段のペースよりもだいぶ速いペースで走ってました。



ランコースはただただ平坦な折り返し。エイドステーションや一般の観客たちから声を掛けてもらいながら気持よく走る。

折り返し後、みっちゃんが気づいて声掛けてくれて数時間ぶりの再開!
仲間の声援が力になる。


半分以上過ぎた辺りで「あっもう終わるのか」と思ってしまった。
フルマラソンに参加したときはいつもタイムを気にしたり、疲れたから歩いちゃおうかとかそんなことばかり気にしてたけど。
初めてのトライアスロン。もっと楽しみたいという思いが湧いてきた。

レースで涙を流す人の中には辛い涙もあれば楽しさや嬉しさで流す涙もあるんだろうと考え、一人物思いに耽る自分。

しかし7km地点で左大腿四頭筋を攣り、そんなことどうでも良くなる。



早くゴールしたい。



9km地点の看板からが長くて騙されてるんじゃないかという被害妄想にかられる。
オールスポーツコミュニティーの写真を見るとその区間いかに精気のない顔で走ってたかがよくわかる(笑)

ただビーチ沿いの最後の直線は、友人やたくさんの観客たちとハイタッチしながら笑顔でゴール出来たはずだ。


タイム 2:46:47


初めてのトライアスロンはこれで終了。

1番になれるチャンスはいくらでもあるけど初めては一生のうちに一回しかない。

たかおっち、みっちゃん、いっしょに練習した東京トライアスロンクラブの仲間やトライアスロンを通じて知り合ったたくさんのトライアスリートに感謝を綴りトライアスロンデビュー挑戦記を締めくくりたいと思います。

本当にみなさんありがとうございました。

これからトライアスロンデビューする皆さん。

この楽しさはほかの何にも変えられないです!


いつかみんなでチームウェアを着て参加出来たらいいな~。





KUJUKURI TRIATHLON 2014 RESULT
TOTAL TIME 2:46:47
SWIM 0:32:37
BIKE 1:26:03(T1、T2含む)
RUN 0:48:07
男子総合 268位/1370人中
男子30-34歳 46位/203人中

むね 植村宗和

九十九里トライアスロン挑戦記~バイクマネージャーむね編(前編)~

2014-10-08 | レース紹介・体験記・観戦記
まだバイクマネの仕事してないBIKE MANAGER むねです。
九十九里トライアスロン挑戦記書きました。

■はじめに

2014年9月20日11時35分九十九里トライアスロンWave2スタート。
トライアスリートへのはじめの一歩。



僕が運動らしい運動を始めたのは2011年4月。
ダイエット目的でランニングを始め、3kmで吐きそうになっていた。

そんな僕がフルマラソンデビューしたのは2011年12月のホノルルマラソン。
そして2013年。前からやりたかったロードバイクを手に入れローディーとしてバイクの楽しみを知った。


そうすると必然的に「あと泳いだらトライアスロン出来るじゃん?」とよく言われるようになる。
しかし学生時代の体育から泳ぐ機会なんてなかったし「無理っ!(笑)」と必ずそう答えていた。

トライアスロンなんて知ってるけどまわりにやっている人もいないし、観たこともない。
選手として参加するなんてもっての外。

全然リアルじゃない雲をつかむような話だった。

そんな自分がトライアスロンを意識したのはたまたま横浜中華街に遊びに行った2014年5月。
横浜国際トライアスロンを観戦した時だ。観戦といっても偶然だけど。

中華街で腹いっぱい中華を堪能した後、腹ごなしに山下公園を散歩していると目の前をバイクで疾走する選手たちや、ゴール前のストレートを笑顔で駆け抜けていく選手たちに目を奪われてしまった。

そのとき、彼らと同じようにゴールテープを切る自分を想像してワクワクが止まらなかった。


よしトライアスロンやろう!


■それから

勢いで九十九里トライアスロンに申し込んでみたものの何から始めていいやら全くわからない。

ランとバイクはなんとかなるけど海水浴以外に海で泳いだことなんてないし、そもそも競技としてのスイムなんてやったことがない。
ウェットスーツなんて着たことないし持ってない。

そんなこんなで闇雲に走ってはバイクに乗ってを繰り返す日々。

そこに港区在勤の友人からこんなのあるよと教えてもらったのが港区のトライアス教室実践編だった。

わからないまま悶々としてても仕方ないしまずやってみよう!

トライアスロン教室は参加して本当に良かった。

トライアスロン(特にスイム)の楽しさと難しさを知れたこと。
たくさんの仲間と出会えたことは本当に貴重な体験だったし財産だ。

それにトライアスロンに興味がある人がこんなにもたくさんいるんだということも意外な新発見だった。

その後、やはり課題はスイムにあることを実感し気合を入れてスイム練に励む。
8月の総スイム距離24.8km。出張先の沖縄でOWS自主練。
お台場オーシャンスイムクリニックにも参加し初級者コース2回と中上級コース1回。
おかげで最後の中上級者編に参加した時にはなんとかまわりの参加者にもついていけるようになった。

みっちゃんと参加したEKトライアスロンのスイムパート(※EKトライアスロンはスイムとバイクランを別の日に行う市民トライアスロン)では辰巳国際水泳場をウェットスーツ着用で1500m30分で泳ぎきれるまでになった。

最初は100mでフラフラだった自分が1500m泳ぎきれるようになったのが本当に自信になった。

努力したらそれが結果に直結する。実感できるのがトライアスロン競技の魅力のひとつだと思う。


■レース前夜

マラソン大会だったらランニングシューズとウェアと補給食くらいで準備終了なのにトライアスロンはホント荷物が多い。荷物を入れたバッグの重さに一人萎えてしまった。
たかおっちも書いていたので参考までに僕の持ち物リスト。



<共通>
・ZOOT ULTRA TRI BAG←もちけんさんと同じやつ?
・参加証←必須!
・トライウェア
・GPSウォッチ←合宿の帰り道勢いでポチったやつ
・ビーチサンダル←レース中以外に履く
・タオル
・補給食←BCAAとか塩とか。フルマラソンの時より少なめ
・水(2L)←現地調達出来るかわからなかったから
・×××××←もちけんさんも愛飲のアレ。今後何回も登場

<スイム>
・ウェットスーツ←身体がデカいから必然的にデカい。邪魔。
・ゴーグル
・曇り止め←前の日のうちにゴーグルに塗るけど念のため
・スイムキャップ←配られるのはわかってるど念のため!
・白色ワセリン←チューブタイプ。1500m泳ぐと首筋が擦れて痛い

<バイク>
・バイク←前日にメンテナンス済
・ビンディングシューズ←クリートボロボロだったので交換済
・ヘルメット
・サングラス
・ゼッケンベルト
・パンク修理グッズ←使わなくて済むことを祈るが念のため
・ボトル2本←持ってく時は重くならないように空の状態で

<ラン>
・ソックス←前々日に裸足ランして靴擦れしそうだったから履くことにした
・キャップ
・ランニングシューズ

<その他>
・健康保険証←これももちろん念のため!
・小銭入れ
・充電用バッテリー
・サイクルトレインのチケット

本当に多い。一つ一つは小さいことを考えるとやっぱりウェットスーツがかなりのスペースを占めてるんだろう。52L入るバッグをパンパンにして準備を終えた。

そしてここからレース前恒例のカーボローディング!
実際どれほどの効果があるかはわからないけどマラソンのレース前でも気休めに必ずやるようにしている。

今回は盛岡冷麺2人前、ペペロンチーノ、おにぎりを完食。さすがにこれだけ食べると苦しい。。。

あと前日のうちから水分を大目に摂って(もちろん禁酒日)その日は就寝。
眠れないかと思いきやいつも通りぐっすり眠れた。


■当日~レース前~

会場までの移動はたかおっち、みっちゃんと同じくサイクルトレイン。
出発駅の両国までは家からバイク自走で10分だからかなり楽だった。

会場につくとすぐにたかおっち発見で合流。家からパンとバナナを持ってきたけどコンビニで更に塩むすびと水を購入し発車を待つ。
発車時間が迫るがみっちゃんがなかなか現れない。
そういえば合宿の時もギリギリに来てたようなとイヤな予感がしたんだけど実は集合時間にはもう乗っていた。

疑ってごめん、みっちゃん(笑)

まだ時間あるな~と三人でトイレに行ったんだけどここで問題発覚!
ワンピースタイプのトライウェアはトイレが大変!
女性はいいと思うけど男性は個室じゃない方、特に会場じゃない公共施設のトイレではかなりの抵抗があるので用は早目に済ませておきましょう。



結局両国駅では切羽詰まってなかったので用をたさず、3人で写真とってそれぞれの車両へ。

FBを見ると参加者が会場は雨が降ってるとのこと。

ちょっと憂鬱になったけど隣に座った青トラの女性といろいろ話してたら気がまぎれた。

そこから競技説明受けてゼッケンのタトゥーシール貼ってとあっという間に上総一ノ宮駅。

腕にゼッケン付けると憂鬱な気分は一転、テンションがかなり上がっていた。

駅から会場まはバスも出てたんだけどバイクを積んで降ろしてが面倒なのでたかおっちと二人自走。
この時点でみっちゃんとはぐれ結局レース後まで会えませんでした。。。

九十九里トライアスロン参加するならサイクルトレインはオススメです。
会場についてから競技説明会に参加する必要がないから余裕持って準備できます。

そしてトランジットエリア到着。

長い!バイクの台数多い!総額いくらだ?そんなことより早く準備してバイク試走行かなきゃ!

ゼッケン順にバイクスタート側(奥のほう)から並べてあるので僕はかなりスイムゴールから遠いところ。
これがいいのか悪いのかは初参加だからよくわからないけどビンディングシューズで長い距離小走りしなくていいのは良かったのかも。
その分バイクゴールからのランの距離は長いんだけど。

ここでの準備は下記の通り

・雨が降ってたのでバイクシューズ、ランニングシューズが濡れないようにビニール袋に入れる
・ソックスはなくさないようバイクシューズの中に詰めておく
・サングラスはヘルメットにセット、ゼッケンベルトはバイクのハンドルにかける※バイク試走後
・ポケットに詰めやすいように補給食は小さい袋にまとめておく
・持ってきた2Lの水はボトルに詰めるのと余った分も近くに置いておく
・ボトル2本の片方は水、片方は粉末タイプのエナジードリンクを溶かして
・スイム後に飲もうと決めていたレッドブルを置く←これ大事!テストに出ます

試走も終えて荷物預けに行くところでたかおっちと合流。
みっちゃんは競技説明会会場に行ったりメカニックに行ったりバタバタしていたようだ。

荷物預かり所の前でお姉さんがレッドブルを配っていた。
ノンカロリーの方薦めてきたけどこれからエネルギーをガンガン消費するんだからカロリーなきゃダメだろってことで青い方をもらって飲み干す。これ1本目。

お姉さん、翼生えるから川から飛び出さないように気をつけて下さいね!って笑顔で。

飛んでいかないように気をつけます!

荷物預けてワセリン塗ってウェットスーツ着て準備万端。
ここでビーサンを預け忘れるところだった。ビーサン置き場なんてないしレース後なくさないように荷物といっしょに預けましょう。その後はずっと裸足だけど。

一往復100m位のスイム試泳。落ち着かなくて3回してしまった。
流れが早くてヘッドアップしてみないと結構流される。
そして川なのにしょっぱい。川なのに。
さらにさらに濁っていて視界はほぼゼロ。

なかなか条件悪いかなーと思ったけどお台場の海で泳いできたから視界ゼロだって慣れてるしヘッドアップだって習得済み。

気持ちを落ち着けてスタートを待った。

スタート前、雑誌LEONチームでリレーのスイムパートに参加してたジローラモが至近距離に!
女の子とじゃなくて雑誌のスタッフらしき男性といっしょだったのが意外。
そんなこんなでスタート前の集合時間。やっぱりみっちゃんとは合流できず。


後編につづく。

横浜シーサイドトライアスロン  林プレジデント・福ちゃんの挑戦

2014-10-03 | レース紹介・体験記・観戦記



福ちゃん・部長の初トライアスロン(横浜シーサイド)   9月28日(日)


八景島シーパラダイスと近隣道路を走る第5回横浜シーサイドトライアスロンに参戦。 福ちゃんから品川からご一緒お誘いがあったため、当日6時30分港南口で待ち合せる計画。 前日受付があり、下見を兼ねていこうと思ったが、カミさんのいる大阪経由のゼッケンが土曜日昼にギリギリ届いたので、あきらめてつくば公園5kジョグで気分転換。何事も余裕が必要。


夕方。18ページの参加案内を熟読しながら、忘れ物の無い様にアイテムチェック。「トライアスロントレーニングBOOK」(白戸太朗監修)をあわせて読みながら再チェック。準備からレースは始まっている感。 久し振りの禁酒日のためなかなか寝付けず、過去の大会の様子をブログやyou tubeでチェックして不安感を少しでも解消させるも、うつらうつらし始めたのは午前2時、大丈夫かなぁ。  


4時30分。携帯とテレビの音で即起床、睡眠浅いが緊張感が良い意味で頭は即フル稼働。天候再確認、風やや出る様子だが90%晴れ、バナナとコーヒーとエンゼルパイ、甘さが心地よし。 アイテム再チェックして45Lのマウンテンザックを背負い、自走してTXつくば駅へ。ここで誤算。解体輪行袋に収めるのを普段10分で、余裕みて15分みたのが夜明け前で暗くて、始発の区間快速に間に合わず。何とか次発の快速の最後尾に乗り込み、輪行袋を固定、ガラガラの車内で仮眠50分。 品川6時40分で福ちゃんごめん。


何とか受付7時30分にセーフ。ただ駐車場から受付まで1k弱、自転車アイテム含めパッキングは重要なり。昨年参加した部長事私の上司、執行役員(60)が先着しており 多々アドヴァイスを受ける。初心者には心強し。 受付も10分ばかり並んでいる間に、執行役員から、「風強く、ただでさえ短い400m→200mに変更」との事、スイム得意な福ちゃん残念そう‥。   バイクセッティングは経験者の執行役員の指示で。


スイムスタートの60-50代の執行役員と私は9時36分第3ウェーブ、40代福ちゃんは10時23分第6ウェーブ、ここで落とし穴。1~4ウェーブまで同時に入水ウォームアップで問題なしでしたが、一人福ちゃんはスイムスタートへキャップ忘れて5~8ウェーブのウォームアップに間に合わず。しかし結果は良好。200スイムはあっという間、望健氏のアドヴァイスのメイン避ける方向に泳ぎましたが、短距離では差が出ず弾かれ通しでした。ここのスイム~バイクトランジットは九十九里より短距離ですが500mブロック上を走行、環境悪し。靴を履いている人もいました。    


20kバイクは北風あるも快適、平均30は行けます、このコース、景色も良いし。 さてラン、福ちゃんはビンディング履き替えランシューズでしたが、5kランではアクアスロン経験の部長は鼻からバイク→ランも同一シューズ有です。写真の様に、十分対応可能でした。 今回初めてバイク→ランで、多少ペース配分が困難でしたが、バイクは伸び代あると感じました。練習の重点は、ラン中心ですが、時には複合練習組み合わせも必要かと。あと、TTバイクは別格で、アイアンマン目指すなら、ロードはキツイかと、次々TTバイクに抜かれながら思いました。望健さんのファイトに感服です。


なお、青山T倶楽部の関口ボス以下10数名参戦、なかでも練習2か月弱の準ミスユニバースの西内ひろさんは善戦、ボスにもご挨拶しました。八景島だけあって、応援も良かったです。 公式結果及び雰囲気は、下記アドレスで協会と西内さんのブログで確認願います。温かい大会です。


福ちゃんとは並木中央で、車のためノンアルコールで中華昼食済ませ、次回のレベルアップを誓い合いました。   以上、無事完走した、200スイム+20kバイク+5kランのリポートです。それにしても、関口ボスの多忙さエネルギーには感心します!(家族大丈夫ですか?)(文責:部長プレジデント)  



横浜シーサイドトライアスロン結果:こちら

西内ひろさんブログ:こちら

九十九里トライアスロン その2

2014-10-03 | レース紹介・体験記・観戦記
○スイム~トランジション
いよいよスタート。第3ウェーブ。ドキドキ。
コースは一宮川を下流から上流へ向かい、折り返して上流から下流へ向かう1周回コース。

第1ウェーブ、第2ウェーブとスタートしていき、第3ウェーブもスタート。
焦らず、大きく泳ぐことを意識。折り返しまではバタ足はなるべくしないように。
誰かに付いて行こうかと思ったが、水が汚くて前があまり見えないので断念。
折り返し地点までは多少のバトルはあったもののだいたい練習通り。

折り返し後、下流からの風と潮のせいで進まなくなる。しんどい。
まだ体力は残っているので大丈夫。と思っていたら、ゴーグルに水が!!
まずい。ちょっとパニック。落ち着いて、オレ。
とりあえず水を出そうと思い、クロール中断、上を向いてゴーグルを取って再装着。
クロール再開したものの、100メートルくらいでまた水が。
また止まって上を向いて水を出す。クロール再開。100メートルでまた水が。
なんて事を5回くらい繰り返していたらヘロヘロに。
ラスト100メートルを何とか泳いでスイムアップ。
体感で40分くらいかかってしまった。水も結構飲んでしまった。
この時点で3時間切りを早々に諦め、完走のみを目指すことに。

ここからトランジションエリア。
やっぱり長いな~。とりあえず走る。走る。
途中でウェット脱ぎ脱ぎゾーンがあり、また走り、バイクのとこに到着。
ウェットをしまって、バイクシューズ履いて、サングラスかけて、ヘルメットかぶって。
靴下はバイク、ランともに無しで行くことにした。
順調、順調と思い、さあ行くぞ!とバイクを押し始めた。
と、すぐに異音と強い負荷が。

なんと前輪がレースナンバーベルトを巻き込んでる!!
ってか、レースナンバーベルトし忘れてたんかい!
またもパニック。
さっきより強めのパニック。
とりあえずベルトを引き抜こう。なかなか抜けなかったが、なんとか抜けた。
レースナンバーベルトを装着し、ブレーキがずれていたので直す。
ホイールのブレーキ面を見ると、なんか「シャシャシャ」って感じの傷がたくさん。
「シャシャシャ」って。悲し過ぎる。

気を取りなおせなかったが、バイクスタート地点まで走る。
遠い。悔しいのでバイク乗ってすぐ補給食食べたった。

○バイク~ラン
バイクは今回最も練習が不足していると思われるパート(バイク購入が今年の5月のため)。
自分のペースを守ることだけ考えた。
スタートして少し、みっちゃんが一気に抜いて行った。みっちゃん速ぇ。

バイクのコースはほぼ直線の往復コース。
往路はだいたい向かい風、復路は追い風(風速3メートルとのこと)。
そんなわけで行きはしんどかった。絶対にDHバー必要。
DHバー装着での練習時間は無かったので無念。
しかもなんだか右の脇腹が痛い、というか張ってる感じがする。
めちゃくちゃ痛いということでもないので、とりあえず無視。

しかしまあ、団体さんにバンバン抜かれますな。
ところでドラフティング禁止のはずですが、、、?

「モチケンさんはこの4~5倍の距離を走ったなんてすごいな~」「しんどいけど退屈だな~」
なんて考えているうちに折り返し。
復路は追い風でだいぶ楽ちん。相変わらず脇腹は痛い。なんだこれ?

残り5km強で結構足が残っている感じだったので踏んでみる。
最後5kmは時速35kmくらいで走れたのでは。
通しで時速30km弱。ほぼ練習通り。
それにしても41~42kmくらい距離があったような気がする。

さあ、トランジション。
今度は何も起こさないぞ。
バイク止めて、ヘルメット脱いで、バイクシューズ脱いで、ランシューズ履いて、ゼッケン前にして。
帽子は天気悪いしいらん。
あたりまえだけどスイム~バイクのトランジションよりだいぶ楽。何か起こる方がおかしい。

ついに最後のラン。
思ったより足が残っている感じ。完走できそうだ!がんばろう。
どこまでトランジションエリアかはよく分からないが、だいぶ走ったらやっと1kmの標識が。
改めて「どんだけ~」っと突っ込む。

結構いい感じで走っているとムネとすれ違った。会社の同僚とすれ違った。
あ、青トラの関口さん。みっちゃん。

そんな中、相変わらず脇腹痛いな~と思っていたら、なにやらムズムズ。
どうやらガスが溜まっているようだ。
うーん、走りながらこっそり出すしかないな。。。(汚くてすみません)
しかしなぜだろう?・・・・そうか!レッドブルか!!
「レッドブル→スイムで水を結構飲んだ」のコンビネーションだ!謎は全て解けた。

ガストラブルはあったものの、ランはそれなりに走れている気がしていた。
折り返し後、若干足が重くなってきたものの、9kmの標識が。
あと1km!がんばれ、オレ。

ここからゴールまで太平洋の大海原を眺めながらのコース。
天気悪くて気持ちよくない!しかも強烈な向かい風!
ラストにしんどい!しかも確実に1.5kmくらいある!
なんて心の中で呪詛の言葉を繰り返しつつもゴール!!

あまりいい記録で無いのが分かっていたので悔しさ半分、嬉しさ半分のゴール。
嬉しさが思ったより少ないのはバイク~ランのトランジションで完走できるとほぼ確信してしまったからでしょう。

ゴール直後には青トラの出場者を応援されていた関口さんに「おめでとう」と言って頂き、本当に嬉しかった。



以下に念のため記録を。
スイム 0:39:49
バイク 1:40:10(トランジション1、2含む)
ラン  0:54:36
合計  3:14:35


○まとめ
感想
・まずは完走嬉しい。
・記録は悔しいの一言に尽きる。
・仲間と出るのは楽しい(レース後、話したりご飯食べたりも楽しい)。
→トライアスロン、楽しい!!

反省
・スイム、バイクはもっともっと練習が必要。
・トランジションは次は失敗しないと思われる。
・顔に合ったゴーグルを探す。
・スイムの前にレッドブルは飲まない(笑)。

○おまけ
私は普通のサラリーマン、かつ妻子持ち。
トライアスロンを始めるに当たり、できるだけお金を掛けないで道具を揃える。
これが至上命題。その結果を参考までに以下に(金額はおおよそ)。

スイム
・ウェットスーツ     25,000円
・ゴーグル        3,000円

バイク
・バイク+ペダル    100,000円
・バイクシューズ     12,000円
・パンク修理キット等   7,000円
・ボトル・ボトルケージ  4,000円

ラン(+その他)
・トライウェア上     6,000円
・トライウェア下     5,000円
・ランシューズ      12,000円
・レースナンバーベルト  1,500円

合計          175,500円

結構安く済んでいるのではないか。レポーター  オリンピック対策部 高尾部長。