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道内の地価 下落続く

2011年09月20日 | Weblog
 道が20日公表した地価調査によりますと、道内の地価は、経済の低迷を反映して、住宅地で14年連続、商業地でも20年連続で、前の年を下回りました。
 道は、ことし7月1日の時点で、道内の住宅地と商業地、あわせて1043地点で地価調査を行いました。
 それによりますと、道内の1平方メートル当たりの地価の平均は、住宅地が1万8900円で、去年より3.9%下落、商業地が6万円で5.6%下がりました。
 これで住宅地の地価は14年連続、商業地は20年連続の下落です。このうち、住宅地では唯一「旭川市神楽2条7丁目420番21」が、旭川駅近くで橋が開通し、土地取引が活発化した影響で2%上がりましたが、商業地で地価が上昇した地点はありませんでした。また、経済の低迷や人口減少で土地の需要が減退するなどしたため、地価が下落した地点は、住宅地で754地点、商業地で244地点で調査地点の96%が値下がりしました。
 道内で最も下落率が高かったのは、住宅地では、「留萌市幸町2丁目13番9」で11.7%の下落。商業地で「紋別市幸町4丁目8番」で11.9%下がりました。
 また、札幌市でも、住宅地で3.4%、商業地で3.9%下落していますが、都心周辺などでアパートなどの用地需要が回復したことや、駅前通の地下歩行空間などの整備が完了し利便性が向上したことから、いずれも下落幅は減少しています。
 今回の結果について、不動産鑑定士の石川明さんは「人口の集中が続く、都市部では、下げ止まりの動きが見えてきている。一方、地方は景気低迷のため、引き続き地価の下落が続くのではないか」と話しています。

2011円9月20日
http://www.nhk.or.jp/lnews/sapporo/7005568891.html

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