JR北海道のレール計測データ改ざん問題で、函館保線管理室など複数の保線担当部署が、実際にはレール幅などを計測せずに架空のデータを保線システムに入力していたことがわかった。
計測したデータを基準値内に収めるように改ざんしただけではなく、測ってもいないデータを捏造ねつぞうしていたもので、同社の保線のずさんな実態が浮き彫りとなった。国土交通省などによると、捏造されたのは、列車の進路を変更する「分岐器」のレール幅などの計測データ。
函館保線管理室では昨年9月25日、国交省の監査が翌日に行われると知り、それまでレール幅の計測をしていなかったことを隠すため、架空のデータをパソコンに入力し、同社の保線システムに反映させていた。計測がきちんと行われていれば、「野帳」と呼ばれる記録資料が残されていたはずだったが、これが存在しなかったため、同室は新たな野帳を作るなどして、データの捏造が国交省の監査で発覚しないように偽装工作もしていた。
2014年1月22日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140122-OYT1T00580.htm
計測したデータを基準値内に収めるように改ざんしただけではなく、測ってもいないデータを捏造ねつぞうしていたもので、同社の保線のずさんな実態が浮き彫りとなった。国土交通省などによると、捏造されたのは、列車の進路を変更する「分岐器」のレール幅などの計測データ。
函館保線管理室では昨年9月25日、国交省の監査が翌日に行われると知り、それまでレール幅の計測をしていなかったことを隠すため、架空のデータをパソコンに入力し、同社の保線システムに反映させていた。計測がきちんと行われていれば、「野帳」と呼ばれる記録資料が残されていたはずだったが、これが存在しなかったため、同室は新たな野帳を作るなどして、データの捏造が国交省の監査で発覚しないように偽装工作もしていた。
2014年1月22日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140122-OYT1T00580.htm
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