国交省、JR北海道社員ら数人刑事告発へ
JR北海道の大沼駅構内の脱線事故現場で行われたレール検査データ改ざんについて、国土交通省は「事故原因の究明を阻害する行為で許し難い」(同省幹部)と問題視。関与した社員ら数人について、国の検査を妨げるなどした鉄道事業法違反容疑で刑事告発する方向で北海道警と協議している。
基準値を超えたまま事故現場のレール幅を放置していた行為について、道警は刑法の業務上過失往来危険容疑での立件も慎重に検討している。
同省の監査報告書によると、改ざんは現場の保線部署の社員が中心となって実行し、本社の幹部や役員の関与・黙認はなかったとされる。同省幹部は「経営陣の刑事責任を問うのは難しいのではないか」としている。
このほか、JR北海道は、昨年9月に特急列車の自動列車停止装置(ATS)を破壊した運転士を器物損壊容疑で刑事告訴する方針だ。
2014年1月21日
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2104V_R20C14A1CC1000/
JR北海道の大沼駅構内の脱線事故現場で行われたレール検査データ改ざんについて、国土交通省は「事故原因の究明を阻害する行為で許し難い」(同省幹部)と問題視。関与した社員ら数人について、国の検査を妨げるなどした鉄道事業法違反容疑で刑事告発する方向で北海道警と協議している。
基準値を超えたまま事故現場のレール幅を放置していた行為について、道警は刑法の業務上過失往来危険容疑での立件も慎重に検討している。
同省の監査報告書によると、改ざんは現場の保線部署の社員が中心となって実行し、本社の幹部や役員の関与・黙認はなかったとされる。同省幹部は「経営陣の刑事責任を問うのは難しいのではないか」としている。
このほか、JR北海道は、昨年9月に特急列車の自動列車停止装置(ATS)を破壊した運転士を器物損壊容疑で刑事告訴する方針だ。
2014年1月21日
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2104V_R20C14A1CC1000/
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