レタッチという作業があります
不要なものを除去する、無いものを書き足す
見た目と違うイメージカラーに仕上げる、非現実的な色に変換する
画像をつなぐ、切り離す…
原画に対して、これらの処理を施された画像は写真と呼んで良いのでしょうか?
ちょっと(かなり?)古臭い考えかもしれませんが
色調やコントラスト、シャープネス修正程度であれば原画とほぼ同等と考えたいのですが
不要なものを除去したり書き足したりした時点で、オリジナル性は失われてしまうのではないか?って思うのですがどうなんでしょう?
もっと極端な話、デジカメで撮影された画像は写真ではなくて絵だという方もいらっしゃるほどですが、さすがにこれって極端すぎますよねぇ~
今でもフィルムカメラでの撮影が指定されているものとして、
工事写真が挙げられます。
フィルムこそがオリジナル、つまり作業ボードにチョークで書かれた内容が
正真正銘の本物であるという事はフィルムだからこそ言える、という事なのでしょう。
たしかにデジタルだったらいくらでも修正が出来ますから、ごもっともな話ではあります。
そこで今日の一枚、
これは絵かなぁ?
明らかに非現実的な空の色ですし、空と地上部のトーンも加工しております。
さすがに消し足しはしておりませんが、どうでしょうね?
それでも色に関していえばイメージカラーという表現方法が
フィルム時代からありますから、写真として見られるんでしょうかねぇ~
なんだかよくわからないもんですね…
不要なものを除去する、無いものを書き足す
見た目と違うイメージカラーに仕上げる、非現実的な色に変換する
画像をつなぐ、切り離す…
原画に対して、これらの処理を施された画像は写真と呼んで良いのでしょうか?
ちょっと(かなり?)古臭い考えかもしれませんが
色調やコントラスト、シャープネス修正程度であれば原画とほぼ同等と考えたいのですが
不要なものを除去したり書き足したりした時点で、オリジナル性は失われてしまうのではないか?って思うのですがどうなんでしょう?
もっと極端な話、デジカメで撮影された画像は写真ではなくて絵だという方もいらっしゃるほどですが、さすがにこれって極端すぎますよねぇ~
今でもフィルムカメラでの撮影が指定されているものとして、
工事写真が挙げられます。
フィルムこそがオリジナル、つまり作業ボードにチョークで書かれた内容が
正真正銘の本物であるという事はフィルムだからこそ言える、という事なのでしょう。
たしかにデジタルだったらいくらでも修正が出来ますから、ごもっともな話ではあります。
そこで今日の一枚、
これは絵かなぁ?
明らかに非現実的な空の色ですし、空と地上部のトーンも加工しております。
さすがに消し足しはしておりませんが、どうでしょうね?
それでも色に関していえばイメージカラーという表現方法が
フィルム時代からありますから、写真として見られるんでしょうかねぇ~
なんだかよくわからないもんですね…
撮る時に、ちょっと露出やWBが変わるだけで、かなり色が変わってしまいますからねぇ
そんな時に、その時の色を思い出しながらの現像だったり、レタッチだったりします。
その際にも、色を自在に変えることができてしまうので、どうしたもんかと悩んじゃうんですよね。
昔、夕暮れ時の空が思った色に撮れなくて、ウチの師匠に相談してみたのですが、それこそ、フィルターを掛けて撮る人もいるんだから、色の再現性にこだわらなくてもいいんじゃ?と言われたことがあります。
それから、自分の出したい色でいいのだと思うようになりました。
足すのはどうかと思いますが、フィルム時代にも、写真の修正というのはあったのですし、レンズやCCD上のゴミが写ってしまってるのは、やはり取り除きたいですよねぇ
この写真の空の色、パラメータをちょっといじると、こんな風になっちゃうますよねぇ。
でも、こんな色ではなかったなんて、本人以外、知らないわけですし・・・。
わかる人にはわかっちゃうのかもしれませんが
加工系の作品を創る人の話ですが、絵コンテを描いて、それに合う被写体を探して撮るって話を聞いて、それもアリだと思いました。
イメージカラーって難しいですよねぇ~
特に夕景や夜景の空は、本来の色だと
どうしても濁ったような色になる事が多いので
色温度調整を行なう事が多いですね。
今回掲載した写真の色は、ちょうどフィルムを使っていた時によく使う
FL-Wというフィルターの効果に近い感じですね。
もともと蛍光灯の緑色カブリを抑えるフィルターなのですが
夕景で使うとなんとも幻想的な色彩になるんですよ♪
面白いのがデジタルでこのフィルターを使うと
かなり怪しい色になるという事でしょうか…
フィルムのデイライトとデジタルのデイライトとでは
微妙に色再現が異なるようですね。