今日は午前10時より、詩吟の練習に参加しましたわ~
全員参加で室内も賑やかななり。
今日は会費の徴収であれこれと賑やかなで練習は10分遅れにスタートでした。
今月号の会報誌に掲載されている柳宗元作「重ねて夢得に別れる」の詩文を吟じました。
「二十年来万事同じ 今朝道を岐を忽ち西東 皇恩若し田に帰り去るを許さんば晩歳 まさに隣舎の翁と為るべし」
通釈「二十年来、すべてをともにしてきたが、今朝、道で分かれればすぐに東と西、皇帝の恵みにより故郷に帰ることが許されたなら、晩年はきっと、隣同士のじいさんになろう」
柳宗元は劉兎錫へ送った詩です。老年はお互い畑を耕して世を忘れて生きよう。という内容の詩です。
中国の詩人には多い生き方ですよね。
私自身を振り返るとそのような気持ちになる友はいるのだろうか 私も皆さんも今の時代にたっぷりつかってこのようなまったりした老後を過ごせるでしょうか
なんて感じながらこの詩を振り返ってみました。せめて、少しだけでもこのような詩文に巡り合えることができて良い人生を顧みますわ