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HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

U2 『The Unforgettable Fire』

2005年10月25日 | ロック
 風も冷たくなり、木の葉のこすれ合う音も、乾いた感じになってきました。深まる秋。ということでU2。

 バンド名の由来は、潜水艦のUボートだとか、You too.だとか諸説あるのだと、かの小林克也さんがテレビ番組で言っていましたが私はよく知りません。
 アルバム『ヨシュア・トゥリー』で、アメリカでの成功を手にし、世界的に知られるバンドとなりました(日本では『New Years Day』のヒットですでによく知られていましたが)。このアルバムは、その前作。彼らの音の世界観の転換期ともいわれてます。荒削りなサウンドに加え、深遠な空間を持った音づくりを垣間見ることができます。

 私的お薦めは、アルバムタイトル曲。シングル化された『Pride』も良いのですが、静かな中に確固たる意志を感じる『The Unforgettable Fire』なのです。

 雪国の冬。ドカ雪の後の星空。雪が音を吸収する静寂の夜。
 当時のU2のサウンドは、冬がよく似合っていました。。。(ですます調にて)

The Unforgettable Fire - U2
コメント (2)
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JOHN LENNON  『The John Lennon Collection』

2005年10月25日 | ロック
 若手ミュージシャンが、Beatles から影響を受けた、なんて言葉を口にする。私はその言葉をあまり信用してない。それは一種のお約束の言葉だから。それだけで、ちょっとした箔をつけているように思ってしまうひねくれ者なのだ。
 けれどもJohn Lennonの存在は違う。弱さも、政治的なことも、自分の家族のことも歌にしてしまう。胸が痛くなる程、彼の歌が好きだ。

 かつて2本組のテープを持っていた。後輩の渾身の編集テープだった。高校時代からの友人に強くせがまれ貸したのが運の尽き。彼は間もなく大学を中退した。それ以来、消息を知らない。

 フェバリットは、『Mind Game』。理由などない。後輩はどんな思いで、編集したのか、推察するには時は流れすぎたが、彼の歌の中に、その答はあるように思う。
 彼の等身大の歌は、心地よい。

 「人生は、かけぬけるものではない」
 彼の言葉だという。

John Lennon - Mind Games
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