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HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

Secret Garden 『Songs from a Secret Garden』

2006年10月30日 | 洋楽一般
 痛みを知らぬものの言葉はあまりに鋭利
 強烈な批判ではなく、罵倒
 不信感と不信感のぶつかり合い

 よかれと思い、一肌脱いだものの
 まっとうな感受性は、
 たやすく破壊される

 命を絶つには、あまりにも切なすぎる
 諸々のニュース

 国会では、政争の具として、
 悲しみを、憤怒を、
 利用しようとしている

 Songs from a Secret Garden(Youtube)
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Al Di Meola 『Rhapsody of Fire』

2006年10月26日 | フュージョン
 MDもまだない頃、デジタルレコーダーといえばDATという高価な機械だった頃、CDの録音は、まだカセットテープだった頃。
 それが、この十年で様変わりをしてしまった。MDの出現で、カセットテープという記憶媒体は不便なものになってしまった。

 TDKのCMのイメージソングとして、Al Di Meola 『Rhapsody of Fire』が起用され、演奏する彼自身の姿をブラウン管でみたのは、もう20年前のこと。レコード店に行き表題の曲のシングルレコードを購入した。

 時は流れ、90年代に発表された彼のベストアルバムに、この曲が収録されていた。
 されど、アレンジも曲調も全く別物のテイクになっていた。テクノロジーを取り入れたサウンドは、カセットテープは過去のものと、暗にいっているようで。

 この曲を聴くのなら、生々しい、EP盤のテイク。
 私にとっては。
 
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ルイス 『BOYS』

2006年10月21日 | JPOP
 『セーラー服と機関銃』がリメイクされ、当時の角川映画がにわかに話題になったり。中学生の頃、邦画の記憶は「寅さんシリーズ」と、やっぱり角川映画だった。「証明」シリーズ、薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子、断片的な単語が思い出される。

 小学生の頃から「柳沢きみお」のギャグコメディー漫画「月とスッポン」が好きで、歳とともに、「翔んだカップル」、「正平記」、「Goodgirl」等々、高校卒業まで彼の漫画のファンであった(丁度、高校卒業の頃、柳沢きみおさんは、ギャグマンガもしくは少年コミックから離れ、内容の重い漫画を扱うようになった。どこかの記事で読んだけれど、彼の描くストレートな少年漫画が評価されない時代になったからだ、という背景を述べる人もいる)。

 実際の上映からずいぶん遅れて、実写版の映画『翔んだカップル』がTVで放映されたことがあって、ビデオテープに録画したのだが、エンドロールを流すことはなく、せっかくの主題歌が途中で急にフェードアウトしてしまったのであった。かなり印象的な曲で、当時HM・HRに傾倒していたこともあって、フィードバックをガンガンかましたギターソロに驚愕したのであった。誰が演奏しているのか、わからずじまい。
 昨日のJASRACのことを思い出して、検索(JASRACのサイトに行くと、著作権保護の対象の曲。保護の程度など、データベース検索できる)をかけてみることに。
 ネット検索でルイスというグループの『BOYS』というところまでわかったので、早速検索したけれど、JASRACの保護対象には掲載されていなかった。

 もう一度聞きたいけれど、映画のDVDを買う外ないようだ。ルイスというグループの痕跡を、しばらくネットで探してみようか。。。。
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それは当然だけれど、きっと首を絞める行為

2006年10月20日 | Weblog
 日本の著作権団体が、3万近いYoutubeの動画の削除申請をし、削除されたという情報が入った。著作権の侵害といえば、その通りである。

 そういえば過去にも、midiファイル(といっても今やあまり知られなくなってしまいました)で、好きな著名な曲をPCシンセサイザーで演奏し、そのファイルを公開するというムーブメントがかつて、あった。しかし、それも、著作権侵害ということで無許可では、できなくなってしまった。ネットワークというメディアの功罪を象徴する出来事だった。
 私見だが仮に「営利目的ではなく、また著作権者の利益侵害が起こりえない状況である」ならば、申請さえすれば、無料で配信しても良いのではと、当時から思っている。他人のコピーから始めて、そのスキルが、作曲という活動にまで広がっていた動きに水を差したのは事実だった。発表し、評価され、改善する、その繰り返しが、コンサートホールなしでできるのだから。しかし、JASRACは、無条件に年間使用料金を課金し、実質上、ネット上での音楽発表の場は失われた。
 シンセサイザーメーカーであるYAMAHAが「プレイヤーズ王国」を立ち上げたのは、この状況下で、せっかく広がった音楽ユーザーが失われるのを防ぐためであったと理解している。だから、私は「プレーヤーズ王国」というサイトは、音楽を愛するメーカーの良心だと理解している。著作権承諾という個人で行おうとすると、煩雑で料金のかかる作業を代行してくれている、YAMAHAの見返りは音楽ユーザーが広がることで、自己表現としての音楽を愛する人が増えることで、最終的には利益に繋がるからだ。

 3万件の削除は、正当な行為かもしれない。けれど、あの低画質な映像とモノラル音源のYoutubeの映像で演奏に出会い、CDショップに足を運んだ私のような人物も少なくないはずだ。発想の転換ひとつで、場合によっては格好のプロモーションの場なのだろうに。しかも、ワールドワイドなプロモーションなのだ。
 JASRACは監視保護団体だからできない活動だけれども、gyaoのような形でもよいから、さまざまな演奏者のさまざまな映像に出会える場を、かつてYAMAHAがプレイヤーズ王国を作ったように、形成されることを願っている。それは、最終的には著作権者の利益にもつながるだろう。

 JASRACの規定では、お金を取るようなライブで、他人が作曲した曲を演奏する時点で著作権の侵害が起こる。

 けれども、そのうち、口ずさむだけで、町内会の「のど自慢」で歌うだけで、著作権料を支払わなければならない、となるとすれば、音楽は「みんなの文化」とはいえない、ただの商品だろう。複雑な心境である。

 無理解な音楽愛好家といわれればそれまで・・・だが。
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Magdolna Ruzsa - Bring On The Night - The Police

2006年10月18日 | ロック
 日増しに寒さが深まってゆく頃、その季節に聞く音楽も移ろいでゆくものだ。現在進行形の現在発表されている音楽に、さして関心のない人にとっては季節ごとに聴く音楽は、毎年そんなに変わらないのではないのだろうか。ましてや、数十年という歳月のなかで耳にした音楽は、膨大なデーターベースとして存在し、おそらく、毎日、異なるアルバムを耳にしたとしても、1年では足りないくらいだろう。

 懐古趣味的な要素としてだけではなく、生活の中で聴く音楽として、十分すぎるほど、旋律に満ちた状況に自分はあるのでは、と思っている。その中で、知っている曲の「別バージョン」や「別テイク」などに出会うと、掘り出し物に出会ったような気がするのだ。

 ポリスの『Bring on the night』は、来日武道館ライブのFM放送音源が初めての出会い。そして、アルバム『白いレガッタ』収録バージョン、90年代に入って、海賊盤のライブ音源をCDショップのワゴンセールで入手。ギターワークの「巧」という点で、傾倒するギタリストは幾人かいるが、アンディー・サマーズもその一人である。「見つめていたい」のギターワークはあまりにも有名だが、この曲のギターも何ともいえない。

 ちょっと、今までの音源にマンネリ化したら、ネットで検索するのもまた楽しい。探さないと、観ることのできないような音源や映像に出会うことがあるのだ。

Magdolna Ruzsa - Bring On The Night - The Police(Youtube)
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