goo blog サービス終了のお知らせ 

HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

Tracy Chapman 『Tracy Chapman』

2006年09月26日 | ロック
 ギター1本で、彼女が歌う。そのころマンデラは牢獄の中にいた。アパルトヘイト、「自由」を求めることで投獄されていた時代。アメリカ社会が、自由を標榜しつつ、人種差別を確実に淡々と続けていることへの告発。
 ああ、そういえば、と思い出した彼女のこと。


Talkin bout a revolution(Youtube)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Journey 『Journey』

2006年09月17日 | ロック
 Youtubeのサイトで、ジャーニーの「Of a lifetime」という曲のライブ映像に出くわして、釘付けに。即座にネットでこの曲を収録しているアルバムを探したが、意外と難航した。というのも、70年代、80年代は、「邦題」なるものがかぶせされ、日本曲名を知らねばならないからだ。今は、洋楽のタイトルをあまりいじらないが、昔はホントに「ヒドイタイトル」がつけられた曲があったりしたのだ。(ビートルズの曲の邦題などにも、噴飯ものがあったりする・・・)
 話を戻すと、この曲の邦題、「時の彼方へ」というタイトル、アルバム名は「宇宙への旅立ち」(^^;と判明。
 どうやら、後数ヶ月もすれば、デジタルリマスター版が発売されるらしい。紙ジャケットらしい。壁紙もついてくるらしい。

 さて、現行発売版の在庫を注文、数日後に家に届く運びとなった。ジャーニー人気を世界的なものとしたスティーブ・ペリーの加入前の作品。まだ彼らがサンタナグループの流れを音楽に持っていて、演奏至上主義的な要素のある頃の作品だ。

 不思議なものだ。リアルで聞いていた10代の頃でさえ、手に入れ難かったファーストアルバムがこんなにも簡単に手にはいるなんて。


 Of A Lifetime(YouTUBE)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻のアルバム?

2006年09月11日 | トラディッショナル
Patrick Ball (アーティスト) "Music on the Wind: Selected
Pieces 1983-2003 [Best of] [from US] [Import]"

 注文したのは6月だったか。数日前、入手困難なため注文キャンセルのお詫びのメールが来た。当分、手に入れることは困難なようだ。
 ケルト・ハープの演奏は、それほど需要はあるとは思えない。プレス数もそれほど多くはないのだろう。
 手が届きそうで、離れてゆく存在のよう。せめて、その演奏を聞く日が訪れる日が、幾年か、幾十年か後に訪れることを。その頃にまだ、私が音楽を聴くことができるのならば、少しばかりの儚さ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CASIPEA 『THE SOUNDGRAPHY』

2006年09月06日 | フュージョン
 数年前に、DTMマガジンという雑誌の付録DVDに、CASIOPEAの演奏が収録されていた事があった。コンピューター(シンセサイザー)を駆使したデモ演奏で違和感を覚えたのが正直な印象だった。

 松岡直也のアルバムのことからインスパイアされ、カセットで所有している表題のアルバムをふと聴いてみた。このアルバムは、80年代前半の彼らのベストアルバムということで、彼らの演奏がなんたるかを知るかにはうってつけである。A面最後の「asayake」、B面の「looking up」はオススメである。

 当時はまだ、シンセサイザーはFM音源で、「YAMAHA DX7」が君臨していた。また、ギターエフェクターも、トランジスターチップを使用し、今日のようにICチップを使用しているものはなかった。弾き手の技術介入度というか、セッティングが個性を出す上で重要であった(今日のように、アンプシュミレーターなどもってのほか)。
 時は流れ、在りし日の彼らのような音楽分野は、その勢いを弱め、ボーカルなしのインストルメンタルバンドは、商業的に大成功する時代ではなくなった。商店街のインストBGMは、midi音源に取って代わり、生身の人間の演奏はほとんど聞かれることはない。
 YMOとともに、彼らが、音楽にテクノロジーを導入した功績は大きいが、打ち込み系の音楽があふれている今日にあって、在りし日の彼らの演奏は、人間らしさをとどめているように思うのである。

ASAYAKE(Youtube)

Lokking up(Youtube)

 チョッパーベースよ、永遠なれ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松岡直也 『夏の旅』

2006年09月03日 | フュージョン
 返す機会を失い、返せずにいた「もの」。幾つかある私。けれど、CDやレコード、テープなど、多少なりとも身に覚えのある人も多いはず。

 当時、高中正義、カシオペヤなど台頭していたフュージョン界。でも、私のとってのフュージョンとの出会いは、この松岡直也。後に、聞くことになる「naniwaエクスプレス」の源流的なサウンド。カッティング系ではなく、ロック的なギターが前面に出ているという点が特徴。

 とにかくアルバムジャケットが素敵だった。幻想的な夢のような、行ってみたい風景、行ったことのあるような風景。このジャケットを眺めては妄想に浸ったものだった。

 今日、本当の持ち主のところへこのアルバムが帰っていった。彼の元に、この風景が戻っていった。実に22年ぶりかな。

 少年の頃 暑い夏の日の頃。

松岡直也 夏の旅(Youtube)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする