うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

厳島神社:つくば市天宝喜

2020-12-05 06:00:00 | 神社仏閣

 

つくば市の南端に天宝喜という地名がある。

「あまぼっき」と読む

そのはずれ,野田牛久線の城山団地入り口の信号近くに,厳島神社がある。

広島県の厳島神社の系統であろうか。

 

 

お社の周りに堀が巡らされておりちょっと格が違う感じがする。

鳥居をくぐって橋を渡って本殿にお詣りする。

 

入り口の由来を書いた看板によると,創建は弘仁3年(812年)。

元和5年(1619年)に茅葺きの御堂が御手洗池を巡らし建立されたとある。

元は弁財天が祀られていたそうだ。

明治元年,廃仏毀釈の時,弁財天は神道の市杵島姫命と解することから,厳島神社と改められたとある。

地元の人に大切にされていたのだろう。

 

茅葺きの御堂は昭和47年まで続けられたが,カヤの入手が困難なため,カラー鉄板で覆われたそうだ。

詳細な説明文から,こんな集落にも長い歴史があることを知る。

静かな境内のイチョウの大木から銀杏が時々音を立てて落ちる秋である。

 

ではまた,ぶらり。

 

厳島神社 

 

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水戸稲荷神社:マイク真木??

2020-09-19 11:00:00 | 神社仏閣

茨城県の県庁所在地、水戸市にある水戸芸術館。

道路を渡ったその角に小さな祠と朱色の鳥居。

 

目立たない存在だが、通り過ぎようとしたときに、看板が目に入った。

真木彦之進影嗣(まき ひこのしん かげつぐ)の屋敷跡とある。

水戸藩と宍戸藩。

よくわからないのでwikipediaを調べたが、いまいちよくわからない。

水戸天狗党など幕末の物騒な時期に、最後は反幕の疑いで非業の自刃とある。

複雑な物語があったようだ。

 

説明の最後に「バラが咲いた」のマイク眞木は末裔とある。

wikipediaによるとマイク眞木の本籍が水戸にあるそう。

NHKのファミリーヒストリーになりそうだが、すでに別な番組でとりあげられたようだ。

彼自身は東京で生まれ育っているが、それが縁で水戸大使を務めたそう。

 

 

徳川御三家の一角をになう水戸藩なので、いろいろな歴史があるのでしょう。

マイク眞木さん自身はどの程度の思いがあるかはしらない。

 

我が家の先祖はどこの馬の骨だか全くわからないと、むかし父に言われたことを思い出した。

それで十分。そのほうがよい。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

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土浦亀城公園:水郷の土浦城

2020-07-18 07:00:00 | 神社仏閣

茨城県南部の土浦市。

霞ヶ浦に面して、筑波山を仰ぐとなんとも風光明媚。

城郭もあり、茨城県南部の中心都市であったが、最近はつくば市に人口も抜かれ、斜陽ぎみ、というかすっかり斜陽になった。

土浦城は室町時代に築かれたという。

歴史を読むと、けっこう城主が入れ替わりが多い。

マニアではないので、混乱するばかりである。

江戸時代には、江戸と水戸を結ぶ真ん中にあり、水運の中継地としても栄えた。

その面影はある。

 

霞ヶ関から水を引き何重にも掘りをめぐらせた平城である。

昔は水害が多かったと聞く。

それでもこの城は浸水を免れ、水面に浮かぶ亀のようだったらしい。

それで、別名、亀城。

 

 

もともと天守閣はなかったらしい。

城の目玉は、

「櫓門(県指定文化財)と霞門(市指定文化財)があり、茨城県で唯一、江戸時代からの現存建物遺構の存在する城となっている。」wikipediaより

 

今は、公園として整備され、時々催しが開かれているが、もちろんコロナの今は皆無だ。

地方都市によくある、もと城郭を利用した、あまりさえない公園である。

昔の賑わいを偲ぶしかない。

 

ではまた、ぶらり。

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富士見塚古墳:かすみがうら市。

2020-06-06 21:00:00 | 神社仏閣

茨城県南部、霞ヶ浦の周辺にも古墳はたくさんある。

船塚山古墳をみてなんとなく感動したので、

調子に乗って、牛久から車で1時間ほどの霞ヶ浦を眺める高台の富士見塚古墳にいった。

 

名前の通り、富士山も見えたのだろうが、今日は無理。冬の好天時には見えるのだろうか。

入り口に道路沿いに資料館もある(残念ながら閉まっていた)

古墳はきれいに整備され、古墳公園になっている。

たて80.2m、幅49.4mと結構大きい。

埴輪や直刀などが出土している。

6世紀初頭に作られたとある。

 

上に登ると、霞ヶ浦が少し見える。

この地に埋葬された方は

1500年間もの間、自分の墓が形をとどめているのを

よろこんでいるのだろうか。

権力者はたぶんよろこんでいるはずだ。

 

霞ヶ浦を眺めながら、人類の今後の1500年を考える。

今の日本が1500年後に残すもの、残っているものは、何でしょうか。

 

ではまた,ぶらり。

 

富士見塚古墳

茨城県かすみがうら市柏崎1553−3

36.106793, 140.368041

 

 

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船塚山古墳:関東ナンバー2の大きさ

2020-05-23 08:00:00 | 神社仏閣

世界最大級の墳墓という「仁徳天皇陵古墳」は今や世界遺産だ。

昔、それを見たくて、仕事の途中こっそりとよってみた。

さすが宮内庁管理できれいだが、近くだと大きすぎて良くわからなかった。

 

関東にも古墳はたくさんある。

古墳にコーフン協会さんのデータによると

1位)兵庫県:18851
2位)鳥取県:13486
3位)京都府:13016
4位)千葉県:12765
5位)岡山県:11810

茨城県は

20位)茨城県:1862

中くらいの位置。

だが、東日本で二番目に大きな前方後円墳がある。

国の史跡。長さ186m、幅100m

下は案内板にあった空撮写真

 

後円墳の樹林(ここから入ることになるので入り口か?)には鹿島神社が祀られている。

 

石岡市の説明板によると、5世紀前半のもの。wikipediaによると5世紀後半

 

周りは畑に囲まれている。

前方の一部にはどちら様のかしらないが、お墓がある。

 

古墳以外に見るものはないが、春のうららの散歩気分。

私たち以外はだれもいない。

高さ11mの墓頂?からは筑波山が見える。

 

撮った写真をパノラマで合成して、186mをつなげた。

 

そのうち、東日本ナンバーワンを見に行きたい。

群馬県の太田天神山古墳(おおたてんじんやまこふん)が一番だそうだ。

コロナが明けたら、日帰りのドライブだね。

 

ではまた、ぶらり。

 

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