
今日は前々から狙っていた「東斜里岳 1452峰」に行って来た。
平日雪が降り、晴れる日曜日がやっと来た。
今日はあまり遅くなれないので、根北峠4時半スタート。

思ったほどは雪は降ってなかったようだ。暗い中樹林帯を進む。
樹林帯を抜け振り返る。すっかり太陽が出ている。

南・東斜里岳が赤く染まる。

1126の手前ポコ

1126に上がり見えた!「南斜里岳、東斜里岳」

海別岳

まだシールで行けそうだが、早めにシューにチェンジ。

今日の核心、2つの壁。

一つ目は南側に巻いて、ピークへの壁は雪の有るところを選び、シューも担ぎアイゼンで幼木につかまって登りきる。


やっと斜里岳本峰が見えた。迫力のあるその斜面、「滑りてぇ~!」今日はお初の山域、知床方面のご挨拶だ。とりあえず今日は下見で、滑りにいいここ「東斜里岳」を選んだ。
風はあるが弱い、じっくり眺望を楽しむ。カメラでは捕らえきれないが、肉眼では国後島も岸から離れだした流氷も見える。

1508

南斜里岳

藻琴山も見える

ドロップポイント

滑り下りる沢

それにしても、ここはどこでも滑れそうな斜面がいっぱいだ。本峰も南斜里岳も・・・今日コンディションが良ければ「東斜里岳」東斜面かその先のポコの東斜面も射程圏内に入れていたのだが、今日はパスしよう。
東斜里岳~東尾根

ピークからドロップイン!
幼木の切れ目からセンターに回り込み、3ターン目に物凄いスプレーというか雪煙。前が全く見えなくなったのと同時に足元の雪が動くのがわかった。
「やべっ、雪崩だ!」
すぐさまその場から離れる。
南向きの斜面のため下は相当固くなっている。その上に先日の降雪15cmちょいが急斜面にやっとこへばりついていたようだ。実際は自分が切った雪がスラフとなって幅20m、200m以上は流れて行った。
下りようと思っていた斜面は諦め、隣の上の斜面を下りていく。固い雪の上はいいが下が固く荒れているため見た目以上に滑りにくい。それでもサラサラの雪が残っていてくれただけでも来た甲斐はあった。心配していた沢底は埋まっていた。微妙なところもあるが帰りのトラバース地点まで滑って下りられる。
スラフというより雪崩に近い

沢の様子

滑走終了地点

まだ9時すぎだが、雪は重くなりかけてる。ここで大休憩して、トラバって登りトレースに合流。何人も自分のトレースを上がってくる。シールを剥がしトレースを自動運転で駐車場まで。途中2本の板で滑って見たがやはり無理っぽい。緩いちょっかりしか出来ないな・・・
すっかりここが気に入ってしまった。
雪と天気が良ければ遊び放題だ。
長い樹林帯も上手くトレースを繋げれば帰りは自動運転。
根北峠駐車場から


春にまた来たくなった!
知床の山も徐々に開拓したくなってきた。だが、ほとんど日曜日しか休みのない自分には帯広からでも遠い、行きはいいが特に帰りは長く感じる・・・
帰り道にて
海別岳

斜里岳

今回は新鮮なBCだった。また視野が広がった感じがした。
カメラのレンズが汚れていたようだ。・・・んん~残念・・・
それでは

動画です
