おはようございます。
行政書士と司法書士を目指している千葉県茂原市在住の山本 徹です。
全米ゴルフ協会主催の全米女子オープン選手権12月14日(日本時間12月15日)に前日天候で順延された決勝ラウンドが行われた。
初日から3日目まで、首位だった日本の渋野日向子選手に日本人初の全米女子オープンチャンピオンが期待されたが、健闘をしたものの、最終順位は単独4位と悲願の優勝とはならなかった。
優勝したのは、最終日の厳しいコース設定にも関わらず、67の4アンダーで回った世界ランキング94位だったキムイェリム選手だ。特に16番からの残り3ホール連続バーディは、圧巻で、ショットが全てピンに絡み、パットもしっかり打っていた。特に、ショットを打ったあとの淡々とした表情は、すごみがあった。打った瞬間ピンそばを確信していたのだろう。
予選ラウンド、世界ランキング上位の韓国勢は、ベスト10に誰も入っていなかった。その時点では、世界ランキング2位のキムセヨン選手が14位タイで最高順位。優勝したたキムイェリム選手は20位だった。
でも最終的には、ベストテンに韓国勢が(2位タイにコ ジンヨン選手、6位タイにパクインビ選手、同じく6位タイにイ ジョン6選手)と4人を占めた。最終ラウンドはイ ジョン6はパープレイ、その他3選手は3~4アンダー。皆、淡々していてかつ完全に表情を見る限り、感情がコントロールされていて、一打一打に対して一喜一憂しているようなプレーはなかった。(昨年までの15年間においても韓国選手が9回優勝。それも、今回同様全米女子オープンがLPGA初優勝のケースが多い。)
なぜ、韓国女子プロゴルファーはあそこまで強いのだろうか。育成プログラムの充実や選手層の厚さもあるのだろう。
不思議なのは、女子に比べて韓国男子プロゴルファーの世界的地位である。PGAに多くの選手が参加をし、それなりに活躍しているが、私が知る限りメジャーチャンピオンには、誰もなってはいない。
日本もすでにそうなっているが、韓国ではもはや男女平等社会ではなく、強い女性が男性を圧倒しているのかもしれない・・・。
日本の若手選手も今大会に多くチェレンジをした。結果は、芳しくものとは言えなかったが、これに懲りず、是非、世界最高峰のLPGAのツアーに多くの選手が参加し、韓国同様の活躍を期待したい。