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米軍が山口県岩国基地の海兵隊戦車揚陸艦内に核兵器を持ち込み

2010年03月08日 | Weblog
米軍が山口県岩国基地の海兵隊戦車揚陸艦内に核兵器を持ち込んで保管し有事の
際数時間以内に同基地飛行場の航空機に搭載され

て攻撃に出発できる体制を取っていたことが暴露されました。暴露したのはライ
シャワー元駐日米大使の特別補佐官だったジョージ・パッカード氏で

毎日新聞の取材に答えて「核兵器の常備体制」は1966年の少なくとも3カ月
間だったとのこと。

大手マスコミは今頃になって「核兵器の持ち込みと常備体制」の事実を報道しま
したがずっと前からこの事実を知っていても書かなかっただけでしょう。

毎日新聞のスクープなどではなく毎日新聞の「反核」のアリバイ作りでしかない
のです。

米国は「非核三原則」の建前を尊重すると言いながら自民党政権の了承の元実際
は「植民地日本」でやりたい放題やってきたのです。

*■ 元駐日米大使補佐官:「岩国で核保管」66年に3カ月以上*

2010.03.07 毎日新聞

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100307k0000m010096000c.html

岩国基地(手前)。写真奥は岩国市街=本社ヘリから田中雅之撮影
岩国基地(手前)。写真奥は岩国市街=本社ヘリから田中雅之撮影

 【ワシントン古本陽荘】ライシャワー元駐日米大使の特別補佐官だったジョー
ジ・パッカード氏が、毎日新聞の取材に、米軍が1966年の少なくとも3カ月
間、岩国基地(山口県)沿岸で核兵器を保管していたと証言した。同氏による
と、核兵器を搭載した艦船を「ほぼ恒常的な形で」配備し、核攻撃に備え、
「(一時的な)通過とは言えなかった」という。

 パッカード氏は先に米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」で、当時米軍
が沖縄から本州へ核兵器を秘密裏に持ち込んだことを明らかにしていた。

 同氏によると、核兵器は、海兵隊の戦車揚陸艦内で保管され、揚陸艦は岩国基
地に隣接する係留施設に留め置かれていた。核兵器は有事の際、数時間以内に同
基地飛行場の航空機に搭載され、攻撃に向かう可能性があったという。

 国防総省の当時の首脳らもこの事実を把握。ワシントンで行われた会議の際、
国務省の担当者がいる前で国防総省幹部が、岩国の核兵器に言及したことから偶
然、発覚した。

 60年の日米安保条約改定の際、米軍が核兵器を日本に持ち込む際には、日米
両国の事前協議の対象にするとされた。さらに、核兵器を搭載した米軍航空機や
艦船の寄港や通過については、事前協議の対象とはしない「密約」があったこと
が判明している。核兵器の常時に近い形での配備は、これらに明確に反するもの
だった。

 パッカード氏は「岩国の核兵器は許容される『通過』には当たらないとライ
シャワー大使は即座に判断し、激怒した」と証言。辞任して暴露する可能性に言
及して、米軍に撤去を求めたという。

 さらに、米軍の意図については「日本では誰も気が付かないという判断の下、
秘密裏に配備された」と分析し、「ライシャワー大使の姿勢は米軍に対し、日米
の取り決めを順守するよう求める警告になった」と強調した。


 ◇ジョージ・パッカード氏

 1932年生まれ。63~65年にライシャワー駐日米大使の特別補佐官を務
める。ニューズウィーク誌記者、ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学
院長などを経て、98年から米日財団理事長。近著に「ライシャワーの昭和史」。

(終わり)

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