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トドママのあるがままに

難病指定を受けている母親です。
笑顔を忘れないように、そんな思いだけでつらつら書きます♪

まちがいさがし、からの考察

2021-11-24 20:35:52 | 日記

たびたび、くだらない投稿ですみません。

 

我が家は間違い探しを家族全員ないし複数名でやることが多いです。

まちがいさがし隊長は私なので、大体私と娘、私と夫、全員、のどれかのパターンな気がします。

私がまちがいさがしやろうよーと号令をかけているようなことになりますが、どうせスマホを読んでいるとか、漫画を読んでいるとかの時間なので、誰かは仕方ないなあと寄ってきてくれるのです。

 

で、まちがいさがしをしていて思うことは。

家族でやっている時、大体8個くらいを見つけるとなると、6個くらいまではもう取り合いのように見つけます。

ほぼ、瞬殺の嵐。

三人でそれぞれにペンを持っているので、ぼーっとしていると何にも丸をつけられないまま、最後のひとつとかになっていることもしばしばあります。

 

その最後の一つなのですが。

存外見つからないのです。

簡単なものも、難しいものも、とにかく見つからない。

 

そして見つからない時、私や娘は

「じゃあ、次行ってからにしよっか。」

などと、放り出してしまうことが常です。

さて戻ってみようとなってすぐに見つかることもありますが、大体はどうせ見つからないよとやる気が失せたりすることもしばしば。

ところが、この点は夫がめっぽう強い。

「諦めたら試合終了だよ。」

という私が敬愛してやまない安西先生の名言を吐きながら、絶対に譲ってくれないのです。

次に行くことは許すまじ、と。

目や顔を右左になんどもなんども動かしながら、見つけるまで延々とその作業を続けます。

 

その間、娘なんぞはもうつまらなくなって、先程読んでいた漫画なんかを読み出したりする始末で、やる気どころの騒ぎではありません。

私もうとうとしてきたりすることもあります。

「わかった!」

と見つけてくれた声でもって、残りの二人ははっと起こされます。

「どこ?どこ?」

と目を輝かせる娘と、勝利者インタビューばりにゆっくりと、正解を発表する夫。

「おおー!」と拍手喝采の時もあれば、「なあんだ」となる時もありますが。

 

このことは私の中で段々と何かが明るみに出るような気がしてなりませんでした。

「あなたと私の違いは、こうした詰めの甘さというか、最後まで諦めない精神だね。」

としみじみと話し、

「これが、あなたと私の人生の違いになったんだわ。」

と自分を戒めるように話したところ、

「いやいや・・間違い探しのやり方くらいで人生がどうのって・・考えすぎもいいとこだわ。」

やっぱり君は変わっているねえ、と夫が呆れていました 笑

要するに、私の方が十分諦めの悪い人間だそうで。笑

 

まちがいさがし一つで見えてくる性格っていうのも、意外と正しい気がして、やっぱりちょっと反省しています。