なごみchan

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教会の結婚式って普通と違う?

2008-07-01 13:18:09 | 信仰の事
自分の行っている教会の結婚式の様子を
お伝えしようかな・・と何故か思い立ちました。

そうですね・・一言で言ってしまえば
『厳粛』
ですね。
でもとても感動します。

教会員同士の結婚式の場合、半年位前に
婚約式と言う物を行い公にし、そして結婚となります。

で、式の内容ですが
バージンロードを父親と並んだ花嫁がパイプオルガンの曲に
合わせて一歩一歩、進んできます。
ドレスを着た小さな女の子が指輪を持って後に続きます。
とても可愛らしいです。
そして父親は花婿にバトンタッチし手を取らせます。
花嫁はウエディングベールを目深にかぶったまま
花婿と共に司式をする牧師に正対します。
ここまでは結構、世間にあるキリスト教式の結婚式と
変らないと思います。

私が一番すごいと思ったのはー成約ーでした。

「ーそれゆえ、男はその父と母を離れ、
妻と結び合い、二人は一体となるのであるーと
聖書にかかれてある通りに、なんぴとであっても
この二人の結婚をおかす事は出来ません。
もし、この結婚に異議のある者が有るのであれば
今、この場にあって申し立てるように。」と
牧師が宣誓を誓うような雰囲気で会衆に向かって言います。

これは凄い!と本当に驚きました。

キリスト教においては結婚は厳粛なものなのだと
結婚してからクリスチャンになった私は
改めて結婚という事について思い知らされた瞬間でした。

そのあと指輪の交換があり、この時、花婿は初めて花嫁の
ウエディングべールに手を触れて顔が向き合うように、そっと
後ろへ持って行きます。
そして、指輪の交換をし、書類にサインをします。

誓いの口付けは全くありませんでした。
でも、そんな事が無くとも、この二人は結婚するまで
互いに祈りあい清潔に愛を育んできたのだと実感するしか
ありません。

なんだか私の稚拙な文章ではもどかしいような感動が有る
結婚式でした。

牧師の促しによって二人は始めて会衆に顔を向けますが
もう感涙!です。
そして、高らかに音楽が鳴り二人はバージンロードを
腕組みして会場を後にしますが会衆の拍手は鳴り止まない。

これが信仰を持った人々の結婚式でした。