牝馬戦は苦手だったのに、気づけば最近は結構な頻度で勝負している気がする。理由はわからないが、結構面白そうなレースが多いからなのかもしれない。土曜の愛知杯もそんなレースだ。
伸び盛りの明け4歳馬と女ざかりの古馬のガチンコ勝負だが、女王級の馬がいないだけに、激戦必至、今年の牝馬重賞の行方を占う一戦と言える。
4歳馬では、昨春は大いに期待したアートハウスが出てきた。強い世代の代表格といっていいだろう。去年は同コース同距離のローズSを好時計で勝っているだけに、人気を集めそうだ。
オークスではアートハウスに先着しているルージュエバイユも好調だ。6戦4勝で負けたのはフローラSとオークスで、力をつけた今なら初重賞制覇も期待できる。
フローラSを勝っているエリカヴィータも侮れない一頭だ。
迎え撃つ古馬勢も、中日新聞は3着のアイコンテーラー、果敢にGⅠに挑戦し続けるアブレイズ6歳、重賞の常連アンドヴァラナウト5歳、衰え知らずのサトノセシル7歳、デビューから8戦勝ち負けをコンスタントに繰り返しているサンテローズ6歳、去年は7戦全部が重賞という昨年の勝ち馬ルビーカサブランカとひとくせありそうな個性派ぞろいだ。
大混戦の様相だが、勢いがある分、4歳勢が有利と見ているが、ジョキーの顔触れをみると熟女の巻き返しもありそうで、見る分には相当面白い。
問題は馬券を買うかどうかだ。正月競馬で散財しただけに、この混戦で勝負するには何とも心もとない。オッズを見てから考えるが、いまのところ今週の3重賞の中では、愛知杯が一番そそられる。
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