21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

尖閣・竹島騒ぎは日本がけしかけた?

2012-08-26 08:29:07 | 政治にモノ申す
 今、なぜ尖閣・竹島なのか。同じ時期にちょっかいを出すのも果たして偶然なのか。素朴な疑問である。

 政権交代後、わずか3年間に日本を取り巻く領土問題は一変した。自民党政権時代、領土問題といえば尖閣・竹島よりも北方領土が主役だった。それが、今は尖閣・竹島である。特に尖閣に対する中国側のちょかいは、民主党政権になって急速に頻度を増した。韓国の方は大統領選が影響している見かたが大勢だが、それだけなのか。どうも野田政権が誰かに試されている気がしてならない。内政問題が山積し、身動きが取れないことを見透かしたように中韓がちょっかいを出しているように見えてしょうがない。

 実際、野田政権の対応は稚拙だ。たかだかチンピラ活動家のやんちゃを外交問題として捉え中国を刺激しないように気を使ったり、落ち目の韓国大統領の悪あがきを真に受けたり、とにかく浮足立つばかりだ。ドンと構えていれば、いずれももっと違った対応があったと思う。

 中国などは完全に日本政府をなめ切っており、今回の反日デモなどは政府無視で勝手に騒いでいるだけだ。外交問題以前のドタバタにすぎない。何度も指摘してきたが、外交問題としてナーバスになりすぎた結果だ。チンピラは中国政府にとってもチンピラなのだから、中国政府に断りを入れて粛々とゴミ処理すればよかったのだ。韓国についても、国会でから騒ぎする必要はまったくなくない。領土問題を前面に押し出すのではなく、あくまでも韓国大統領の行き過ぎたパフォーマンスと非礼な発言として韓国大統領を一喝すれば済む問題だった。

 だいたい小泉時代に同じことをやって、大騒ぎにならなかったのが、何故、今回は中国人が大はしゃぎしたのか。おかしい。あやしい。

 どうも、民主政権のお粗末な対応を国民に見せつけるために、日本側が両国にけしかけた気がしてならない。野田政権とマスコミがまんまと罠にはまった気がしてならない。まあ、実際、お粗末なのだから、日本国民としては見切りをつけるいいチャンスなのかもしれないが、ダメなのは分かっても次のリーダーが見えない方がもっと深刻な問題のような気がする。
 

 
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