まずは最近のことを簡単に。
2005年9月の手術後、今年に入るまではCA19-9の値は低値で推移しており、
手術からの治療がかなりうまく進んでいるということでした。
そのため、今後再発の可能性が出た時のため(耐性化を防ぐため)に、
予防的に投与していたジェムザールの休薬も予定されていました。
しかしながら、6、7月あたりから54→63→83 (U/mL)と若干の上昇傾向が見えてきました。
ジェムザールが効きにくくなってきていると判断し、別の薬に変えることになりました。
同時にCTを行なっていたのですが、門脈の裏の間質(切り取った膵臓があったところ)部分に
腫瘍性と考えられる像が確認されました。
さらに詳細に検討するためにPETを行ないました。
今日はその結果の説明と、今後の治療方針を話し合うために病院へ行き、
担当の医師と話をしてきました。
1、今日のCA19-9は123 U/mL。この3週間ジェムザールの投与を止めていたことも影響している可能性もあるが、値の上昇自体は止まらず。
2、PETの結果、CTで腫瘍性の像が見えた部分にFDGの集積が(薄いが)確認できた。
3、CT、PET、CA19-9の結果から再発の疑いが強い。
4、再発だけで転移は見られていない。
5、GEMはやめてTS-1に変える。
6、保険適用外の他の薬での治療成績結果も出始めているが、TS-1と比較し0.5ヶ月といった僅かな差しか見えていないので、我々(病院)としてはこのような薬をセカンドラインのプロトコールには入れていない。
7、ただし、使ってほしい薬剤があれば相談してほしい(使うのは止めない)
8、TS-1単剤ではなく、シスプラチンとの併用でいく(TS-1 + CDDP療法)。
9、ラジオ波焼灼術は肝臓への転移の場合、太い血管と離れていた場合にできるが、今回は転移はないのでできない。
10、重粒子線治療は順番待ち。待っているよりは化学療法を始めたほうがいい。もちろん同時に行なってもいいので、要相談。
11、ノバリスについてはよく分からない。
12、父は肝硬変のため、肝機能低下による薬物代謝が遅い。そのため、低用量から始めて様子を見ながら調節していく。
13、TS-1:50 mgを1日2回(100 mg/day)を3週間、その後2週間休薬の5週が1クール。CDDP:TS-1開始後1週間後に点滴静中(用量不明)、その後4週間休薬の5週が1クール。
14、CDDP投与は一日かかるのでその日だけは1泊の入院。
認可薬がGEMとTS-1しかない状況なので、医師からTS-1単剤と言われる可能性もありました。
その場合は併用での治療をお願いするつもりでしたが、シスプラチンとの併用と聞き安心しました。
放射線治療に関しては私が質問しましたが、詳しくお答えを聞くことができました。
現状と今後について、とても丁寧に、詳しく、粘り強く説明してくださいましたし、
「たとえどんなことでも、聞きたいこと、相談したいことがあればいつでも電話をください」とおっしゃってくださり、
とても感謝しております。
よい話ではありませんでしたが、まだまだ問題なく元気ですし、まずは事実を知って今後の糧にしていくことが父にとっても家族にとっても重要だと思っています。
今度の治療が奏効することを願ってやみません。
2005年9月の手術後、今年に入るまではCA19-9の値は低値で推移しており、
手術からの治療がかなりうまく進んでいるということでした。
そのため、今後再発の可能性が出た時のため(耐性化を防ぐため)に、
予防的に投与していたジェムザールの休薬も予定されていました。
しかしながら、6、7月あたりから54→63→83 (U/mL)と若干の上昇傾向が見えてきました。
ジェムザールが効きにくくなってきていると判断し、別の薬に変えることになりました。
同時にCTを行なっていたのですが、門脈の裏の間質(切り取った膵臓があったところ)部分に
腫瘍性と考えられる像が確認されました。
さらに詳細に検討するためにPETを行ないました。
今日はその結果の説明と、今後の治療方針を話し合うために病院へ行き、
担当の医師と話をしてきました。
1、今日のCA19-9は123 U/mL。この3週間ジェムザールの投与を止めていたことも影響している可能性もあるが、値の上昇自体は止まらず。
2、PETの結果、CTで腫瘍性の像が見えた部分にFDGの集積が(薄いが)確認できた。
3、CT、PET、CA19-9の結果から再発の疑いが強い。
4、再発だけで転移は見られていない。
5、GEMはやめてTS-1に変える。
6、保険適用外の他の薬での治療成績結果も出始めているが、TS-1と比較し0.5ヶ月といった僅かな差しか見えていないので、我々(病院)としてはこのような薬をセカンドラインのプロトコールには入れていない。
7、ただし、使ってほしい薬剤があれば相談してほしい(使うのは止めない)
8、TS-1単剤ではなく、シスプラチンとの併用でいく(TS-1 + CDDP療法)。
9、ラジオ波焼灼術は肝臓への転移の場合、太い血管と離れていた場合にできるが、今回は転移はないのでできない。
10、重粒子線治療は順番待ち。待っているよりは化学療法を始めたほうがいい。もちろん同時に行なってもいいので、要相談。
11、ノバリスについてはよく分からない。
12、父は肝硬変のため、肝機能低下による薬物代謝が遅い。そのため、低用量から始めて様子を見ながら調節していく。
13、TS-1:50 mgを1日2回(100 mg/day)を3週間、その後2週間休薬の5週が1クール。CDDP:TS-1開始後1週間後に点滴静中(用量不明)、その後4週間休薬の5週が1クール。
14、CDDP投与は一日かかるのでその日だけは1泊の入院。
認可薬がGEMとTS-1しかない状況なので、医師からTS-1単剤と言われる可能性もありました。
その場合は併用での治療をお願いするつもりでしたが、シスプラチンとの併用と聞き安心しました。
放射線治療に関しては私が質問しましたが、詳しくお答えを聞くことができました。
現状と今後について、とても丁寧に、詳しく、粘り強く説明してくださいましたし、
「たとえどんなことでも、聞きたいこと、相談したいことがあればいつでも電話をください」とおっしゃってくださり、
とても感謝しております。
よい話ではありませんでしたが、まだまだ問題なく元気ですし、まずは事実を知って今後の糧にしていくことが父にとっても家族にとっても重要だと思っています。
今度の治療が奏効することを願ってやみません。
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