千葉県出身ともちん部屋

新たなる趣味のベランダ果樹園、日々の暮らしっぷりや父のすい臓癌闘病など、なんでもかんでも書いちゃいます。

Drug-induced parkinsonism

2008年03月04日 19時31分22秒 | 親父のガン闘病
いやあ、完全介護状態から抜け出てきました。
週末から2時間ずつくらいしか寝られなくて、
そろそろ体も疲れてきたぞ、と思っていたのでよかったです。
僕自身も、慣れれば普通に寝られるのでしょうが、
初めてのことで緊張していたのかもしれません。

どんな状態だったかというと、、、
最初は意識レベルが低下して、昏迷に近い状態になってしまいました。
強く呼びかけると反応があるくらいで、
目が開いているときにも軽いせん妄があるようでした。
食べないし、飲まないしで大変でした。
病院と連絡を取り合ってはいたものの、
理由が分からないだけにひたすら介護するだけでした。
まあ、将来の予習にはなったと思います。
結構楽しかったし。

病院で主治医と神経内科での診察を受けた結果、
吐き気止めで処方されていたノバミンによる
Drug-induced parkinsonismだろう、とのことでした。
確かに、筋肉は固くて歩き方も前傾姿勢で歩幅も狭いし、
動き自体もすごく遅いし、ヨダレは出てるし、能面みたいな表情だし、
「言われればそうだなあ」という主な症状が目白押しでしたもん。

病院に連れて行く車の中で、
父はこんな状態の中で「神様みたいだよ」とぼそりと言いました。
母が「え?誰が?」と聞き返すと、「たかのりが」と。
思わず泣きそうになりました。
すぐに母は「私はどうなの?」と聞くと、
父は「もちろんお母さんもだよ」と。
車の中は大爆笑。
あんな状態でもちゃんと色々感じているんですね。

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