オッチョ倶楽部

「20世紀少年」研究などなど。
単行本を未読の方は読んでから見てね。
他に「孤独のグルメ」「クロ高」
もやってます

20世紀少年:ともだち歴3年その11(ロボットと円盤の巻)

2007-01-11 | 20世紀少年:ともだち歴

20世紀少年:ともだち歴3年その11
俺はみんなが思うような・・(22巻より)

ということで、22巻後半部です。
いつもながら、今回もかなり内容に触れるので、単行本未読の方はご注意ください。
------------------------------------------------------------------

ロボット動き出す。(22巻)
敷島博士、ロボットが壊した鉄塔の下敷きに。
 ロボットに飛び乗るオッチョ。
(22巻)

ヤマさんの家に超野が現れる。(22巻)
-------------------------------------------------------------------
*この時超野が言っているブリトニーさん殺害は2014年
 チョーさん殺害は1997年のことでした。
-------------------------------------------------------------------

ヤマさん狙撃されるが、チョーさんがともだちの事を調べた捜査レポートは、
 万博会場にある、太陽の塔の中にあると超野に話す。
(22巻)

ケンヂと氏木氏、ともだち平和記念館を目指す。
 ケンヂ、少年時代の宇宙特捜隊バッヂを思い出している。
(22巻)

マライアさん、万博会場に到着。(22巻)
-------------------------------------------------------------------
*マライアさんも2014年以来の登場です。
-------------------------------------------------------------------

ヨシツネとユキジ達、ともだち府を制圧。ユキジは高須の所へ。
・ヤン坊マー坊は円盤のオペレーション・ルームへ向かうが、
 円盤のオペレーション・ルーム、ドアロック解除出来ない。(22巻)
マルオ、ケロヨン、サダキヨ、ロボットを目指す。(22巻)

万博会場に人々が。カンナ倒れる。(22巻)
新宿に行きたがるカンナをマライアさんが車で常盤荘に連れて行く。(22巻)
高須と対面するユキジ。円盤が3機飛び立つ。(22巻)

ロボットを目指していたマルオ達、ともだち平和記念館に到着。
 そこにはロボットと対峙しているケンヂと氏木氏が。
(22巻)
ロボット又動き出す。ケロヨンはワクチンを配りに、
 マルオ、ケンヂ、氏木氏はトラックでロボットを追うことに。
(22巻)
トラックのシートには宇宙特捜隊のバッヂ、
 カーラジオからは道案内するともだちの声が。
(22巻)
常盤荘で寝かされるカンナ。服からは発信機が。(22巻)

トラックが着いた所は、ケンヂ達が生まれ育った町だった。
 小学校に向かうケンヂ。マルオ達も後を追う。
(22巻)
校舎前にはロボットのリモコンを持った覆面男。
 足元のモニターにはロボットが映し出す常盤荘が。
(22巻)
覆面男、「お前こそ悪の大王じゃないか、ケンヂくん。」(22巻)
------------------------------------------------------------------
*ここでの覆面男の「悪の大王」発言。非常に意味深ですが、このセリフ、
 1971年の2回目のヴァーチャル・アトラクション内で、
 カンナと話すドンキーがフクベエのことを指して言っていた、
 「悪の帝王」発言と似ています。
 「大王」と「帝王」、呼び名が微妙に違いますが、
 これはわざとそうしているのでしょうか。いずれにしろ、
 何らかの関連はありそうですが、今の段階では何とも難しい所です。
------------------------------------------------------------------

サナエ、万博会場に到着。マサオはヘリで飛び立ち、円盤を目指す。(22巻)
夢を見るカンナ。夢の中でケンヂに万博会場へ行けと言われる(22巻)
カンナ、ロボットの地響きで目覚める。(1巻、22巻)
------------------------------------------------------------------
*1巻に出てきたこちらのシーン、何とここでの出来事でした。
------------------------------------------------------------------

カンナの不思議な力でロボットが停止。リモコンも利かなくなる。(22巻)

円盤が万博会場に向かっていることがわかったヤンマーも万博へ(22巻)
カンナ達も万博会場へ。(22巻)

覆面男に謝るケンジ。
 円盤のコントローラーを持つ覆面をサダキヨが後ろから羽交い絞め。
(22巻)
ロボットの砲弾から円盤を2機撃ち落すオッチョ。(22巻)
-------------------------------------------------------------------
*この時オッチョが思い出すのは1988年の修行時代のことでした。
-------------------------------------------------------------------

残りの円盤にヘリで激突していくマサオ。
 ケンヂ達の上に円盤墜落。
(22巻)

万博会場に集まる仲間達。
 ケンヂバンドで新曲を3曲演奏。「ボブ・レノン」は演奏せず。
(22巻)
演奏終了後、カンナ達と再開するケンヂ。(22巻)
--------------------------------------------------------------------
*ちなみにこの時姿が見えるのは・・
  ケンヂ、カンナ、ヨシツネ、ユキジ、ヤン坊、マー坊、ケロヨン、コンチ、オッチョ、
  マルオ、ケロヨン息子、春波夫(チャーリー)、ビリー、マライアさん、
  角田氏、氏木氏、金子氏、エロイムエッサイムズ、こんなところでしょうか。
-------------------------------------------------------------------

ヴァーチャル・アトラクションらしき場所に立つケンヂ。(22巻)

--------------------------------------------------------------------
*22巻では、ちょいちょい少年時代の、
 宇宙特捜隊バッヂに関するシーンが出てきますが、
 単行本の時点では何年のことやらわかりません。可能性としては、
 秘密基地が出来た1969年の夏、又は、
 首吊り坂事件のあった1970年の8月中旬くらいまでではないかと。
 今回出てきた神社での肝試しらしきシーンにいるのはケンヂ、マルオ、ヨシツネ。
 マルオは首吊り坂事件の時には怖くて参加していませんでした。
 首吊り坂事件は1970年の8月終わり頃。
 この神社シーンでマルオは余程怖い思いをしたのかもしれません。
 とはいってもやはりわからないことだらけなので、余り触れないことにしました。
 恐らくは次で最終巻でしょうから、楽しみに待ちたいと思います。
------------------------------------------------------------------
 ところで、実写化するそうですが、大丈夫なんでしょうか。
 物凄く不安の方が大きいです。
 アニメ版の「MONSTER」の完成度が高かっただけに、
 アニメ化には期待していたんですが、いきなり実写とは・・
 大体オッチョなんか再現出来るんでしょうか。激変してますよ。
 そこさえ何とかしてくれるのであれば、後は大目に見ます。
------------------------------------------------------------------


20世紀少年:ともだち歴3年その10(お面大王の巻)

2007-01-09 | 20世紀少年:ともだち歴
20世紀少年:ともだち歴その10
人呼んで、遊星仮面!(22巻より)

ということで、中盤部分です。
いつものごとく、今回もかなり内容に触れるので、
単行本未読の方はご注意ください。
-------------------------------------------------------------------

残り3日
北海道から埼玉の病院に移動していた仲畑先生。
 マルオの案内でキリコに会わせる。ワクチンを作ることに。
(22巻)
--------------------------------------------------------------------
*仲畑先生、2015年以来の登場です。
--------------------------------------------------------------------

マルオ、ケロヨン、ケロヨン息子で東京を目指す。
 東京に入る壁の前で銃撃され逃げる時、キッド面の子供達に出会う。
(22巻)

カンナ、春波夫(チャーリー)の協力で、万博会場を使用できることに。(22巻)
キッド面の子供達、マルオ達をお面大王に会わせる。
 お面大王は東京に入る壁に打ち込まれた杭をマルオ達に見せる。
 打ち込んだのはオッチョ、又、お面大王はサダキヨだと認める。
 マルオ達、サダキヨと共に壁の中へ。
(22巻)
-------------------------------------------------------------------
*壁に入ったオッチョのその後はこちら
 そして、てっきり死んだものと思っていたサダキヨ。2014年以来の登場です。
-------------------------------------------------------------------

ヨシツネとユキジ、決起集会でスピーチ(22巻)
高須、ヨシツネの元に送り込んでいたスパイと面会。
 ロボットのリモコンがともだちの手に渡った事が明らかに。
(22巻)
--------------------------------------------------------------------
*スパイとともだちの合言葉、「人呼んで、遊星仮面!」、
 これは1966年に放映されていたアニメ、「遊星仮面」からです。
 ちなみにその遊星仮面、最終回では遊星仮面が仮面を外し、
 その正体は実は・・という、
 まさにともだちに相応しい合言葉です。
*ともだちが歌っていた「~大事なリモコン~」は鉄人28号の歌からです。

 

-------------------------------------------------------------------


20世紀少年:ともだち歴3年その9(告白のあとの巻)

2007-01-07 | 20世紀少年:ともだち歴
20世紀少年:ともだち歴3年その9
俺はコンチだ(22巻より)

いよいよ22巻が発売されました。謎は解明されたのでしょうか?
例のごとく、今回もかなり内容に触れるので、単行本未読の方はご注意ください。
まずは前半部です。
-------------------------------------------------------------------

ともだちの告白から2日間、暴動と略奪が続く。(22巻)

残り5日
オッチョ、ロボットのトレーニング。(22巻)
サナエが配ったケンヂの曲が各家庭から流れる。(22巻)
北海道から東京に来たマサオとコンチ。
 放送局にAMラジオのアンテナ立てる。(22巻)
放送局に突入するカンナ一派。マサオとコンチに出会う。
 万博会場へ人々を避難させる方法を話し合う。
(22巻)

コンチ、ラジオでケンヂの曲をかける。(22巻)
カンナ、ケンヂから聞いたウッドストックの話思い出す。(22巻)
------------------------------------------------------------------
*このシーンは9巻、2014年にカンナがカジノに行く前も思い出していました。
------------------------------------------------------------------

コンチ、ケンヂと再開した時の事を思い出す。(22巻)
カンナ、避難させる方法として、音楽祭の開催を決意。
 ラジオでフェスティバルの開催をアナウンス。
(22巻)
コンチ、小学校時代にCCRを教えてもらった事をケンヂに訴える。(22巻)
 

着流し男、フェスティバルのポスターを見る。(22巻)
--------------------------------------------------------------------
*この男、2014年以来の登場です。
-------------------------------------------------------------------

小泉、エロイムエッサイムズにフェスティバルへの出演依頼。
 ダミアン吉田復帰することに。
(22巻)
--------------------------------------------------------------------
*エッサイムズも2014年以来の登場です。
・カンナ、春波夫に出演依頼するも断られる。
-------------------------------------------------------------------

春、ケンヂバンド時代のベーシストであるビリーがやっている焼き鳥屋へ。
 フェスティバルに向けバンド再結成することに。
(22巻)
--------------------------------------------------------------------
*バンド解散後、一度も登場しなかった幻のベーシスト、ビリーが遂に登場です。
 又、春波夫はチャーリーと名乗っていたことが明らかになりました。
 ケンヂバンドのエピソードは1987年1989年の項にあります。

--------------------------------------------------------------------

東京都台東区浅草の豆かん

2006-03-19 | 孤独のグルメ食べある記

孤独のグルメ:食べ歩き第3弾
第3話 東京都台東区浅草の豆かん

ということで、完全に忘れた頃に出てくるこの企画、今回は豆かんです。
本当はそろそろ、以前に食べ損ねた
ぶた肉いためライス’を食べに行かなければいけない所なんですが、
色々と事情がありまして、しばらく行けそうにありません。
夏頃には再チャレンジしたいのですが。

さて、今回は、浅草の老舗甘味処、梅むらさんの豆かんです。
うん、確かに‘気さく’だ。

店内の様子は今回も漫画そのままです。
でもやっぱりスーツ姿でテクノカットの男が1人で座っていたら、少し浮くと思います。

そして目的の豆かん。
正式には‘豆かんてん’ですが、注文時は通ぶって‘豆かん’と言いましょう。
ですからごめんなさいと言われることもなく、出鼻をくじかれることもなく、
少し待てば豆かんの登場です。
(写真は持ち帰り用のものです。)

私は豆かんというものをここで初めて食べましたが、
五郎の気持ちが非常によくわかりました。
豆とカンテンだけなのにどこまで食べても飽きないぞ、
正にその通りの味わい。何といっても豆が美味しいんです。
よくあるパサついた感じがなく、みずみずしいとでもいいましょうか。
甘さを抑えた黒蜜もよく合います。

その後、他のお店の豆かんも食べてみましたが、
やはりここの豆かんが一番美味しいです。
場所は浅草寺の裏の方にあるので、少し解りづらいかもですが、
浅草にお寄りの際はぜひお立ち寄り頂きたいものです。
いい感じの洋食屋もありますしね。


散歩もの

2006-03-18 | 孤独のグルメ
散歩もの
原作:久住昌之 作画:谷口ジロー

ということで、名作「孤独のグルメ」のコンビによる最新作、
「散歩もの」が発売になりました。
「孤独のグルメ」ファンとしてこれは当然見逃すわけには行きません。

「孤独のグルメ」では、主人公・井之頭五郎が文字通り1人で食べまわる、
時には女優とのロマンス(!)等も織り交ぜながら、
食事シーンは常に1人という素敵な漫画でしたが、
今回は主人公、上野原譲二が‘のんきな迷子’をモットーに、
いろんな所を歩き回る、という内容です。

このコンビですから、
作品のクオリティは最初からある程度保証されているようなものです。
今回も印象的なセリフが盛り沢山。
そしてただ歩いているだけではなく、ほぼ毎回なんか食べてます。
そしてそれが又、妙に食べたくなるのもこのコンビの特徴です。

譲二の散歩コースとしては、吉祥寺在住という事もあり、
その近辺が多いようで、残念ながら私には縁遠い場所が多いです。
近所の方はぜひ雪駄を買って歩いてもらいたいものです。

さて、主人公である上野原譲二についても少し。
若き日はロック・バンド、「ブルー・ゼッツ」のメンバー、
現在は文房具の会社で部長、妻と2人暮らし。

という感じで、井之頭五郎とは色々違います。
性格も、似てるようでいて、実は結構違うんじゃないでしょうかね。
何というか、五郎よりもアクティブです。それにもっと感情を表に出しています。
五郎は美味いものを食べても目を見開くくらいで、言葉は発しませんでした。
大体が1人ですしね。
その点譲二は美味い時は割りと素直に美味い、と言葉に出しています。

個人的には主人公の魅力、という点では五郎に軍配があがりますかね・・

しかし今回も谷口ジローの絵は素晴らしいです。
表紙からして飾っておきたいくらい素敵です。
「孤独のグルメ」と合わせて、少しでも多くの人に読んで頂きたい1冊です。