ローラン・カンテ監督作品。2008年の映画だったんですね。パルム・ドール受賞作品です。
正直、映画を観終わった後、ボーッとしてました。
なんか考えていたというか。大衆映画(と簡単に一言で書いてしまっていいのか不明ですが)に慣れてしまっているので、久しぶりにこういうミニシアター的な映画を見ると、何からどうやって整理していけばいいのか、と考え込んでしまったんです。でも、考え込んでしまったからと言って、つまらないわけではありません。むしろ逆で、おもしろかったです。
岩波ホールに行ったことがない人は、この機会に行ってみるといいかもしれません。
ストーリーは、パリ20区の公立学校の1年を作品化したもの。ドキュメンタリーではないのだけれど、ドキュメンタリーのような仕上がりになっているところが素晴らしい。
生徒と教師とのつながり、先生間のつながり、先生と保護者のつながりと、いろいろな点が見受けられるけれど、それを日本の「学校もの」映画あるいはドラマと比較すると、またそれが別物で面白いと言えそう。
見る人の立場によって、さまざまな感想が生まれそうなのも事実。国語教師の熱血漢的な教師は、言っていることは真っ当でも、やってることに矛盾があったり(たまに発言が過激なときもある)。生徒も中学校の生徒ということもあり、いろんなことに興味津々であったり、思春期で反抗的であったり。またフランスの学校のクラス(20区だから?)なので、フランス人だけでなくアフリカ系の黒人や、カリブ海からの移民?やアラブ系の生徒など人種もさまざまで、いかにも現代フランスを思わせます。いろんなことをボチボチと考えさせられます。
でも、教職を目指す人や、教職に就いている人は、確かにオススメだと言えそうです。DVD化されてから見てもいいかも知れません。
原題が「Entre les murs」というのも、なかなか意味深。
映画を観終わった後に、再度、ニコライ堂を見学。いつみても、異国情緒あふれてます。
そのあと、聖橋を渡って昌平坂(湯島聖堂)へ。蝉がしきりにないていました。そのまま裏をまわって、神田明神を参詣して、この日の散策は終了。
正直、映画を観終わった後、ボーッとしてました。
なんか考えていたというか。大衆映画(と簡単に一言で書いてしまっていいのか不明ですが)に慣れてしまっているので、久しぶりにこういうミニシアター的な映画を見ると、何からどうやって整理していけばいいのか、と考え込んでしまったんです。でも、考え込んでしまったからと言って、つまらないわけではありません。むしろ逆で、おもしろかったです。
岩波ホールに行ったことがない人は、この機会に行ってみるといいかもしれません。
ストーリーは、パリ20区の公立学校の1年を作品化したもの。ドキュメンタリーではないのだけれど、ドキュメンタリーのような仕上がりになっているところが素晴らしい。
生徒と教師とのつながり、先生間のつながり、先生と保護者のつながりと、いろいろな点が見受けられるけれど、それを日本の「学校もの」映画あるいはドラマと比較すると、またそれが別物で面白いと言えそう。
見る人の立場によって、さまざまな感想が生まれそうなのも事実。国語教師の熱血漢的な教師は、言っていることは真っ当でも、やってることに矛盾があったり(たまに発言が過激なときもある)。生徒も中学校の生徒ということもあり、いろんなことに興味津々であったり、思春期で反抗的であったり。またフランスの学校のクラス(20区だから?)なので、フランス人だけでなくアフリカ系の黒人や、カリブ海からの移民?やアラブ系の生徒など人種もさまざまで、いかにも現代フランスを思わせます。いろんなことをボチボチと考えさせられます。
でも、教職を目指す人や、教職に就いている人は、確かにオススメだと言えそうです。DVD化されてから見てもいいかも知れません。
原題が「Entre les murs」というのも、なかなか意味深。
映画を観終わった後に、再度、ニコライ堂を見学。いつみても、異国情緒あふれてます。
そのあと、聖橋を渡って昌平坂(湯島聖堂)へ。蝉がしきりにないていました。そのまま裏をまわって、神田明神を参詣して、この日の散策は終了。