金魚のどくはく

いい人なんだってさ。
だけど時には、こっそり、ひっそり毒を吐く。
でもね、ロシナンテ…ここでの話しはナイショだよ!

1月17日

2016年01月17日 23時54分40秒 | にゃぬこ日記

日曜日。いつものように寝てばかり。
会社にいかなくちゃと思いつつ、窓の細工をし忘れていたのに気づく。

出勤するのはやめましょう。
この前買ってきた棒を窓の高さに切り落とし、嵌めてみる。
本当は窓に貼り付ける用の防寒シートを画鋲と両面テープでとめて完成。

少し部屋は暗くなるし、見た目はよろしくないけど、
これで、窓をあけても冷気が入る量は格段に減るはず。
しばし様子を見て見ることにする。

にゃぬこが来たのは、6時20分。

いつものようにエサをセットして窓を開ける。
パリポリと食べ始めて少し経ったとき、ストーブ点火。
しまった、スイッチを切り忘れてサーモスタットが冷気を感知してしまった。

このままだと、猛烈な勢いでストーブは燃え続けてしまう。
少し迷ったけど、スイッチを切らないわけにはいかない。
キッチンから出て、にゃぬこが慌てふためかなくてもいいように静かに動いてみた。

「にゃぬこさん。恐がらないで。ゆっくり近づくからゆっくり逃げておくれ。」
それが通じたのか、にゃぬこは慌てることなく外に出て行った。

ストーブを消して、すぐキッチンに戻ったのに、にゃぬこは入って来ようとしない。
警戒心の強いにゃぬこは、私が追いかけたりしないってことがわかっていない。
なんだか、心が冷めていく。もう知らない。帰りたいなら帰ればいい。
一旦窓もカーテンも閉めてしまった。

チャイムは鳴り続けていた。
自分が何に拗ねているんだか…にゃぬこに何を求めているんだか…
完全にアホやw
再び、常夜灯を付け、窓を細く開けた。

少しためらってから、にゃぬこは部屋に入ってエサを食べ始めた。
時々動きが止まって、どこかを見つめている。
それが、外なのか私なのかよく分からない。
なんとなく、外のような気はするのだけど、薄暗い部屋で黒いネコって影絵のようにしか見えないんだよね。

エサとささみを食べ終わると、ためらうことなく外に出て行った。
まあ、ちょっと恐い思いをしたのだろうから、それは仕方がないことだと思う。
ストーブを消し忘れたのは、完全に私のミスなのだから。

ささみを準備して窓辺に向かうとき、にゃぬこが動いた。
え?
階段の上に行き、庭の方を見つめている。
そして、縁の下に消えてしまった。

ああ、さっきはやはり外を気にしていたのか。。。
どうやら、締めのささみを食べている余裕はなかったみたい。

それでも、部屋でしっかりエサとささみを食べているし、
スープも飲んでいるから、空腹の心配はしなくてもいい。

エサ、3杯ちょい。
ささみ、1/2本。