さまざまなことども

さまざまなことども書いとります

モンパリ 番外編

2018-10-02 19:24:00 | さまざま
昨日の夜、翌日の予定をどうしようかと考えていた。
朝市に行きたい。
オペラ座のシャガールの天井絵が見たい。
モンマルトルのアメリのロケ地に行ってみたい。
というところまでは決まったのですが、夜の予定が決まらない。
ナイトショーに行く?
それより、パリに来て、大好きな俳優、ロマン・デュリスさんのことを忘れてやいないか。
忘れてはいません。
すれちがう人の中から、そっくりさんを見つけては、
やや似、ちょい似など、地味に楽しんでいたのです。
そういえば、今頃、ロマンさんは何してるのかな?
情報をリサーチしてみました。
インスタグラムをやってるのか〜。
最新作は、シングルファーザーの役なのか〜。
おっ、10/3から公開か〜、残念。
わたしが日本に帰る日だわ。
フランス語のページをなんとなく理解。
おぉっ、それに先駆けて、1日早く上映する映画館があるのか。
モンマルトルのスタジオ28という、アメリの舞台になった雰囲気のあるミニシアターと、
モンパルナスにあるシネコン。
悩んだ末に、治安のことを考えて、モンパルナスの方にした。
スマホでちょちょいのちょい。
予約しました。
そして、今、映画館にいます。
そこで、映画のポスターの下に書いてあるLIVEという文字が気になって、
その下に書いてあるフランス語をgoogle翻訳で一語一語訳してみた。
なぬなぬ、映画の後、ディベートがある。
ロマン・ドュリスとともに監督が…。
えぇっ!?
舞台挨拶ってこと?
アンビリーバブル!
今、映画館の椅子に座ったところ、前から5列目。
予約するときは後ろの方の席だと思ってとったのですが、
この映画館は後ろからA席となっているのだ。
ほ、本当かな。
この僥倖が信じられません。
ガッカリして映画館を後にすることがないよう、
google翻訳を信じるのみです。
それより、映画も楽しみたい。
大体のあらすじは英語で読んだので、多分大丈夫!
ワクワクが止まりません。
神さま〜!!

ビバ ロンドン

2018-10-02 07:17:28 | さまざま
今日は朝も早よから、4時半に起きて、5時半に出かける強行の日。
ロンドン弾丸日帰り旅のスタートです。
ユーロスターが発着する、パリ北駅までの道のりが不安だったのですが、
今やuberという便利なシステムがあるということを知りました。
日本では禁じられている白タクのようなものです。
スマホで予約して、どのナンバーの誰の車が来るかの通知が来る。
料金も決まっていて、降りるときは払わず、uberのカード決済。
言葉が通じなくても、確実に送り届けてくれるという、
本当にありがたいシステム。
5時半にお迎えがホテルまで来てくれて、パリ北駅まで約15分。
・・・早すぎた。
乗る電車は7時過ぎ。
やることないから、先に出国審査へ。
飛行機ほど厳しくなく、なんとなく適当に通される。
待合場所で、昨日の残りのパン(今日はいい感じ)と
行きの飛行機で出されたチーズを食べる。
スーパーで買っておいたオレンジジュースとともに。
なんか、フランスぽいのう。
途中、隣をシェパードが通り過ぎたくらいで、何の波風もなく、
ユーロスターへ乗車。

2時間ちょっとでロンドンへ。
電車の中ではまんじりともできず、セントパンクラス駅へ到着。
ここからは、正味8時間しかない。
まずは名所へと地下鉄に乗った。
ぼーっと立っていると、隣の男の子から何か話しかけられた。
よく聞いてみると「次は何駅?」。
「ヴィクトリア」と答えたわたし。
イヤホンで音楽聴いてたから分かんなかったのか。
っというか、旅行者にそれ聞く?
でもちょっと嬉しかった。
さて到着。

なんだここ?
有名なビッグベンです。
工事中。貴重な1枚です。
次はバッキンガム宮殿に向かう道すがら、公園をお散歩。

カメラ目線のガチョウが1羽。

よく見るとリスがいます。
かわいいのう。
バッキンガム宮殿に到着。

近衛兵の交替式を見るつもりできたのですが、思い出の橋が見たくて。
20年くらい前に、初めてロンドンを訪れた時にも来て、
人だかりで、なかなか近衛兵が見えなくて、橋の欄干に座ろうと一生懸命あたふたしていたら、
英国紳士がよいしょと腰を抱き上げて、欄干に乗せてくれた思い出。
ああ懐かしい。
なんてことない橋の欄干も写真に収めました。
チェンジングガード。
わたしも1時間前から並んでみた。
でもなんか、あんまりいい感じで見られなさそう。写真も撮りにくそう。
あと5分で始まるって時に、離脱。
遠くから見つめることにした。
15分くらい見て満足。
ヴィクトリアステーションに移動して、サウスケンジントンというところに行くのだ。
その道中、バッキンガム宮殿の公式のおみやげ屋さんがあって、思わず爆買い。
違うねん・・・。
女王が飼っているコーギーのぬいぐるみと目があってしまって、
前に飼っていたやまとというコーギー犬の面影を見出してしまったから。
母に連れて帰ろうと、買ってしまった。
本当にかわいい。喜ばれるかどうか分からないけど・・・。
ハイセンスなおみやげ屋さんでした。
さて、サウスケンジントンに着いて目指すは、ヴィクトリア&アルバート美術館。
ここはありとあらゆる美術が見られる。
しかも無料!
塑像、絵画を経て、お目当てのジュエリーの展示へ。

金銀財宝がこれでもかと飾ってある。
なんでも鑑定団が来たら、えらい金額になるわ・・・と俗物のわたしは思う。
いちばんのお気に入りは、これ。

おじさんの小物入れ。
魅せられました。
あ、ここの美術館は撮影OKなんです。
眼福眼福。
次は、ピカデリーサーカスへ。
ここでは、ウエストエンドにある劇場街をただ歩きたかったのでした。
月曜のマチネはやっていないしね・・・。
20年前、オペラ座の怪人とレミゼラブルを観たんだよね・・・。
懐かしいな。
急にお腹が空きだした。
フィッシュ&チップスを食べたい・・・。
定番です。
ぶらぶら歩くとコベントガーデンに到着。
ここは、マイフェアレディでも有名な場所。
いろんなお店が入っている広場的な感じです。
その中のパブでビールとフィッシュ&チップスを。
そのあと、コベントガーデンとその近くのジュビリーマーケットで、
アンティークを舐めるように見る。
そして、買ってしまった。

独創的なネックレス、小物入れ、針山。
1960年代物だったりする。
針山はちょっと高かったけど、本当にかわいい。
でもアンティークってちょっと微妙で、お土産にあげても、あまり喜ばれないケースがある。
唯一無二のものたちなんだけどな。

さて、その後、大好きなスーパーマーケット、sainsburyへ。
留学時代は、とてもお世話になりました。
間髪入れず、クランペットを購入。
イギリスでしか売っていない、プツプツと穴の空いた弾力のある、形はマフィンのようなもの。
最近は人気がないのかな?ひっそりと置かれていた。
そして、忘れていたライスクリスピー。
ホームステイ先で、こればっかり食べていた。
海外でしか売っていないケロッグから出ている代物。
美味しいのになぜ日本で売らないのか。
危ないものが入っているのか?
でも買う。懐かしの味でもある。

そんなこんなで、デパートなんかにも寄って、
思い出の旅は、終わりを迎えるのです。
ユーロスターで帰路へ。
あっという間の1日でした。
無理やりだけど、本当に行ってよかった。