ツーリングお知らせ板

バイクとキャンプとご飯のひとりごとです。

SV1000Sの味わい。

2011年11月10日 | SV1000S

走行距離5000kmを越えて、オイル交換のタイミングだなー、と思っていたら、ちょい乗り続きで6000km越えちゃっていたりしてw 過去の痛い経験もあるしオイル交換には気を使わねば!と、気を引き締めつつ、最近の長距離ツーリングは北海道に行ったきり。それ以外は、長距離走るつもりが昼食べたら帰途についていたw とか、秩父お散歩とか、ライトなのばかり。そんな走りの中ですが、なんとSV1000Sの足回りについての感想を書いてみる暴挙にでますw

SV1000Sの足回りは、ダンピングを固めても柔らかめにしても、沈みこみ量が大きくて前後にぐわんぐわんと揺れます。これはスプリングレートが低めのせいかな。そういう足回りだからこそ、街乗りやツーリングに適した乗り味に仕上がっているんだろうね。そうした足回りに合わせて乗り込んでみると、ブレーキングにちょっと気を使って、サスペンションを急に沈み込ませないように心がけて走ると、路面を滑るように走れるみたい。これは楽し~い。

こうなったら、どんなときも出来るだけフルブレーキしないように走りたくなるよ。このリズムに合わせるようにして走ると、自然とどこかアメリカンバイクのようなクルージングってこんな感じなのかなって思える。この走りの時は、身体の位置を出来るだけバイクのセンター付近に置くのを意識するといいのかな?穏やかなクルージングは速く走ること以外の楽しさに気付けるし、身体が起きているから視界も開けていて安全!更に、エンジンの鼓動に気を使って走り続けられれば、これぞSV、Vツイン最高!と思わずにはいられないはずって思う(^-^)v

そんなSVなんだけど、ちょっと走り方を変えてみたら、乗り方次第ではスポーツライクな走りも楽しめてしまうことが判明したのです!

それは、傾斜の大きなタンクに合わせて身体を前傾させ、頭をステアリングヘッドに重なるくらい大袈裟に体重をかけて乗り込みます。すると、意外なくらい乗り手の意志に忠実な反応を見せてくれました!かつてのスーパーツインのDNAを受けついでいるんだな~と感じられる一面。クイックにフロントから曲がり込む走りが楽しすぎ!(注)大袈裟かなw その特性を生かしてコーナリング前半に向きかえをしてしまえば、その先の展開に余裕が生まれるし、いわゆる二次旋回ってやつ?も楽しめる!まさにコーナリングマシン!

なーんて調子に乗って走っていると、こんな事に気付いてきました。出来るだけバイクの姿勢変化を大きくしない。ブレーキングにしろアクセルワークにしろ、少しでも強くしてしまうと、バイクがグワングワンとのたうつんですよ。これは姿勢変化に気を使いながらコントロールしないといかーん!SV、結構気を使いますw

次に、最初の回り込みの後は、出来るだけリア荷重になるようにステップへの荷重の仕方を変えつつ、腰の位置も気を使ってバイクに身体を預けて加速すること。これが決まれば更に曲がりこむし、ライディングが上手くなった気分が凄いことにw そして、このまま軽い加速状態を保ちつつ、コーナー脱出に向け視線をくれてやり、アクセルを丁寧に開けていけば、厚いトルクの恩恵で自然に車体が起きてフロントを振るわせながら立ち上がる。たまにはこんな走り方もイカす~~♪

ポイントは出来るだけ余計な動きをしないよう気を配ることかな。バネが反応しやすい特性みたいなので、不必要な動きがホンの少しだって、即、バイクの挙動を乱してとっちらかりやすかった。

バイクのその時の状態に合わせて、身体を、荷重を、最適にコントロールをする、って書くと当たり前なんですが、特にVツインでは、ここに気を使えるか否か、楽しめるか否かで、Vツインバイクを気に入るかの分かれ目のような気がするな~。

SV1000Sでスポーツライディングを狙うなら、バネのレートを高いモノに交換するのが素直な所かな?と思った。ノーマルサスペンションでもその秀逸なコーナリング特性を存分味わえるのは間違いないと思うんですが、ハプニングでの車体の暴れ具合を体験しちゃうと、公道ではツーリング主体と念頭において走るべきかなと思うのが正直なところ。

とまあ、良いとこも悪いとこも、どーんなバイクだって乗り手だってあるからね!SV1000Sはクルージングもスポーツライクな走りも自在に楽しめますってとこですよね。

しかし、速く走ろうとした時、Vツインエンジンの重心位置と、SVの柔らかい足回りならではの難しさがチラリと顔を出す。いやいや、そこが楽しいトコなんすよ~と思えれば買いです。あ、SV1000は絶滅種だったw グラディウスはどうなんだろ?興味あるなあ♪

続く。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして~! (ko-ichiro)
2012-02-20 13:21:26
K6に乗ってる者ですが、たまたまこちらを見付け読ませて頂きました。

文字にすると、なかなか伝え辛いものですが、言いたいイメージが凄く伝わりました ^ ^
『ここに気を使えるか否か、楽しめるか否かで、Vツインバイクを気に入るかの分かれ目のような気がするな~。』は、特に賛同したところです♪
SVのツボに嵌った時の楽しさは格別ですからね~ ^ ^v

またちょくちょく読ませて頂きますね!!
返信する

コメントを投稿