めざせ!13ルート10本 &12ルート50本 RP計画!」

46でクライミングを始め10年がかりで13aを3本ゲット!世の中高年クライマーの皆さんまだまだイケる!一緒にガンバ!

「気持ちの強さ」

2010年04月05日 06時12分14秒 | 12への道
目標ルートのRPをめざしていて、「師匠」などによく「気持ちの強さ」や「集中力」などを誉めていただく。そのことを自分で「内省」してみる。

「気持ちの強さ」や「集中力」の点で、自分が人より特に優れているとは思わないが、課題ルートにトライする時の「マインドコントロール」には、いくらかコツがあるように思う。

課題に向かっている時の気持ちには必ず「プラス面」と「マイナス面」がある。「登りたい!」「登れるはずだ!」という「積極的な思考」と「ダメかもしれない…」「ダメだったらどうしよう…」という「悲観的な思考」。

私の場合この「マイナス面」に対する気持ちをはっきり整理した上で、そちらに目を向けたり考えを向けてしまうことで、これがかえって大きく膨らまないように、割り切って「心の指向性」を「シャットアウト」するようにしている。

そもそも失敗したらまたやればいいだけの話だ。次週にまた来たっていい。できるまで何度でも来れるのだから、失敗したときのことはその時また考えるだけのハナシだ。そう割り切って「マイナス面」に「指向」する気持ちを「切り捨てる」。

トライ中に遠いホールドにデッドを飛ばす時などもそうだ。「届く!」という「プラスの気持ち」と「届かないかも知れない…」という「マイナスの気持ち」。

デッドを飛ばす瞬間「届かないかも…」の気持ちが心に残っていると全力が出せない。「届かなかった場合」に備えて構える身体の動きが、デッドを飛ばす力にブレーキをかけてしまう。「ああっ!」と踏み切る瞬間は「取れるはず!」だけを考える。「取れなかった時」のためにヌンチャクとロープがある。「考え」はいらない。

「岩場の混み具合」などは集中力を削ぐ一因になり得る。しかしみんなそれぞれの目標を持って、たまたま同じ岩場に居合わせたのだから仕方がないことだ。同じルートを目指している方とはできるだけ会話を交わして情報交換し、オープンに励まし合う関係を作るようにする。岩場が和やかになれば、自分のトライもリラックスして打ち込める。(もちろん「そっとしておいて欲しい」方の気持ちは尊重しましょう。)

そんな感じで「楽天的」に「集中」する状況を作ることが、私の場合の「メンタル面」での「コツ」でしょうか。あたりまえのことしか言っていないような気もしますが。

なんだかんだ言っても、それぞれ目指すグレードが違います。13を登ろう!という方は私より3つも4つもグレードが違うワケで「格」が違う。あるいは何の参考にもならないかも…と思いつつ。悩める仲間に「愛」を込めて。


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2 コメント

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Re:メンタル (ヘビークライマーきん)
2010-04-05 13:36:30
パン2RPおめでとうございます。その勝負強さがうらやましいです。その裏には、しっかりしたメンタルコントロールがあったんですね。私自身も、言葉では、わかっているし、ブログにも何度も書いているのですが、それを実行できない時があります。このルート登れそうだという感触があると全てが積極的ないい方向に行くのですが、自信がないと悪い方向ばかりに気持ちが向いてしまいます。逆の観点から見ると、ネガティブな気持ちになってしまうということは、まだ登れる状況では、ないのかもしれませんね。その状況(自然にポジティブになれる)になるまでは、もっともっと、邪心も持たず無心でトライすることが必要なような気がしました。毎回、よい記事をありがとうございます。次の目標目指して、がんばってください。
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Unknown (よねひこ)
2010-04-05 18:33:57
きんさん…ありがとうございます。自分にも悲観的な気持ちを持て余すことが多々あるのに、成果があがって浮かれた勢いでつい書いてしまいましたm(__)m。確かにイケそうな予感がよぎるまではどうしようもない…という事ありますよね。それでも通い続ける執念って大事ですね。きんさん見習ってがんばります(^0^)/。
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