限界グレードのRPを狙ったトライでは、「もうダメだ」という時に「テンション!」と叫ばずに、次の一手を「ダメもと」で出して、潔く「フォール」する方が次につながると思う。
安全への配慮もあるので、あまりがむしゃらにガンバってギリギリのフォールを繰り返すのも考えものだが、基本的に「テンション」はホールドやムーブを探りながら登り進んで、迷った場合にその箇所にとどまってよ~く検討したい時に使うものだろう。
苦しくなった時に「テンション」してしまうと、自分がどれくらいの「ギリギリさ」でダメだったのかがわからない。フォールする直前の、指の「のされ具合」や腕のパンプの度合いなどを「ギリギリの瞬間」で体感しておくのが大事だ。そうすれば次のトライの時、たとえ落ちた場所が同じでも、次のホールドまで「あと少しだ」とか「まだまだだ」とか、細かな前進・後退の要素をつかめるはずだ。それは見ている人にもわからないくらいの微妙な体感だ。
「テンション」と叫ぶのを我慢して、ダメもとで手を出してみれば、もしかするとギリギリ指が次のホールドにかかるかもしれない。それで1手伸びればホントに貴重な成果だ。「テンション」と叫びながら耐える余裕があるなら、むしろ「ヤーッ!」とか叫んで1手出すべきだろう。
こんなエラそうなことを言いながら、ワタシも自分のシリをたたいているのだ。ワタシが「テンショ~ン!」とか泣きながら叫んだら笑ってください。
安全への配慮もあるので、あまりがむしゃらにガンバってギリギリのフォールを繰り返すのも考えものだが、基本的に「テンション」はホールドやムーブを探りながら登り進んで、迷った場合にその箇所にとどまってよ~く検討したい時に使うものだろう。
苦しくなった時に「テンション」してしまうと、自分がどれくらいの「ギリギリさ」でダメだったのかがわからない。フォールする直前の、指の「のされ具合」や腕のパンプの度合いなどを「ギリギリの瞬間」で体感しておくのが大事だ。そうすれば次のトライの時、たとえ落ちた場所が同じでも、次のホールドまで「あと少しだ」とか「まだまだだ」とか、細かな前進・後退の要素をつかめるはずだ。それは見ている人にもわからないくらいの微妙な体感だ。
「テンション」と叫ぶのを我慢して、ダメもとで手を出してみれば、もしかするとギリギリ指が次のホールドにかかるかもしれない。それで1手伸びればホントに貴重な成果だ。「テンション」と叫びながら耐える余裕があるなら、むしろ「ヤーッ!」とか叫んで1手出すべきだろう。
こんなエラそうなことを言いながら、ワタシも自分のシリをたたいているのだ。ワタシが「テンショ~ン!」とか泣きながら叫んだら笑ってください。
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