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地球をクールに!

実効ある国際ルールの取り決めがされるよう国内、関西の動きと連動して活動を進めます。

リサイクルセンターを見学して

2010-09-13 18:13:28 | 2010 志布志ツアー
=参加者アンケートから=
<そおリサイクルセンター>
○資源化できるごみの処理過程はどこも同じ様であるが、粗大ごみは一つずつチェックし、リサイクルできる部材を選んでいた職員の真面目さに脱帽!
○施設の中があまり臭いがなく、少人数で作業されているのに関心をもちました。
○委託型民間事業者であることについて
→Aさん・・・・民間会社と行政との連携がよくあらわれていると思いました。
→Bさん・・・・地元の雇用の場になっているのかな。

<松山有機工場>
○臭いが少し強いように思いました。
○臭いが気になりましたが、人里離れた広い土地があってこその方法だと思いました。
また、ヨモギ、蜂蜜などご当地のものを利用した発酵技術である点がよいと思いました。
○悪臭に関してはもう一歩の努力(研究)がいるかも知れないが、他に迷惑をかける心配がない限り、あの状態でもよいと思いました。
○生き生きとお仕事をなさっていました。
○4ケ月という時間と手間を考えると堆肥の値段は安いと思いました。



そおリサイクルセンター松山有機工場

2010-09-13 17:38:26 | 2010 志布志ツアー
9月6日(月)午後
 松山有機工場で生ごみの処理方法を見学しました。


施設入り口付近(上部)から処理施設を臨む。


坂を下り、施設を見学。


<発酵のしくみ> 「市報しぶし」エコ通信 2010年6月号より Web掲載

○回収された生ごみや草木ごみを有機肥料にすることを目的とした施設です。
○生ごみは非常に臭いが強いため、先ずヨモギからつくられた乳酸と混ぜ合わせる作業を行います。

ヨモギからつくられた乳酸

○生ごみを細かくします。
○処理された草木と生ごみを4対1に混ぜ合わせたものをピットに移し、切り返し(撹拌)と空気を送り込む作業を繰り返し、ピットを移動させます(二ヶ月)

○ふるいにかけてさらに二ヶ月発酵させます。
○4ヶ月~4ヵ月半の長い時間をかけて肥料が完成します。


有機堆肥”おかえり循ちゃん”5kg100円 ,15kg300円




資源ごみ中間処理施設の見学

2010-09-13 16:18:36 | 2010 志布志ツアー
9月6日(月)午後
志布志市の資源ごみが中間処理される有限会社そおリサイクリセンターを見学しました。


社員の方から処理工程について説明を受けました。


<ペットボトルの圧縮>


<缶のプレス>


<その他プラスチックの減容(圧縮)>


<発泡スチロールの減容>

後方の青い機械にスチロール箱を納め、熱をかけると、


発泡スチロールが溶けて固まり、カチコチになる。

<びん(カレット)は色別に>

茶色のびんが一番多い。栄養ドリンクの小瓶が目についた。

<金属のリサイクル>

雑金属の分別

粗大ごみから金属部分だけを集めて、リサイクルへ。

自転車の一部など、粗大ごみから金属部分のみ集められる。

<廃食油からBDFへ>



廃食油からつくられたBDFを燃料として動く、センター内のフォークリフト

<有限会社そおリサイクルセンター>(「会社案内」パンフレットより。Web掲載)
経営ポリシー

業務内容



職員さんのお話を聴いて驚いた = ”意気込みが伝わった!” 

2010-09-11 16:23:46 | 2010 志布志ツアー
◆参加者から活発に質問が出され、市から丁寧な説明がありました。

=参加者アンケートから=
○行政と住民の信頼関係が確立しているのが良い!
○職員さんの意気込みを感じた。みんな真剣だし、誠意があるので住民に伝わると思う。
○住民の意識の育て方が参考になった。
○自治会や学校への出前学習などフットワークが良く意気込みが伝わった。
○「住民の意識改革は足で稼ぐ」という職員皆さんの意識の高さにびっくり!!
○市民への啓発に学ぶところが多く、市職員への教育の重要性を感じた。
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  参考<市のお話から>
  H21 環境学習会参加者10,000人。1学習会当たり5,000円の補助あり
  住民の意識改革をするためには → 「足」で稼ぐしかない
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○焼却工場をつくらない→そこから豊かな発想が生まれた。
○焼却炉をつくるかどうかで現在に至った→私たち自身考えなければならない課題です。
○分別28品目におどろいた。


学習を終え、市役所玄関前で記念撮影

志布志市の環境政策

2010-09-11 14:58:36 | 2010 志布志ツアー
              レポート 原田智代
9月6日(月)
 志布志市市民環境課環境政策室の山口さんがごみ減量政策と現況についてお話くださいました。

 
○人口 34,161人(2010年3月末)
○平成18年、松山町・有明町・志布志町が合併して志布志市が誕生。(以下のH18年までの政策は各町でのとりくみ)
○平成2年、大崎町、志布志町、有明町が共同で廃棄物最終処分場(埋立量72万立方メートル)を新設。
○全てのごみを埋め立て続けると平成16年で埋立地が満杯になるので対策が必要。
○焼却工場は建設および運営コストが高いため、ごみ分別を徹底し、資源化による減量作戦「面倒くさいのススメ」政策をとった。
○H12年、分別19品目。
○H16年、生ごみのリサイクルを開始(サンサンひまわりプロジェクト)
○H18年、分別ルールを住民が守るための組織として「衛生自治会」(地域自治会に加入していない住民も組み入れた組織)を設立。
○28種分別を実施。
 志布志市のごみの種類を大きく分けると次の4つ。
 1.「資源ごみ」 分別して出すごみ、全部で25種類。
 2.「生ごみ」  資源ごみの中の一種です。バケツ回収。
 3.「粗大ごみ」 袋に入らない大きなごみ。
 4.「一般ごみ」 資源ごみでもなく「粗大ごみ」でもないごみ。
○ごみ量の推移(志布志市HPより)


○再資源化率 75.6%
○埋立ごみの量が「8分の1」に!→→埋立地の寿命が30年~50年延びた!

様々な工夫に感心しながらメモをとる参加者たち

志布志市の環境政策を学ぶツアーが実現した背景

2010-09-11 13:58:03 | 2010 志布志ツアー
9月6日(月)
志布志港に到着後、志布志市役所へ直行。
市民環境課環境政策室から志布志市の環境政策についてのお話をうかがいました。


写真手前が室長の西川さん。今回のツアーのキーパーソン

・・・・2009年10月、大阪市主催のフォーラムに西川さんがパネリストとして登壇。ごみ減量に向けた熱心な取り組み姿勢に感銘を受けた人たちが志布志市を学びの場としたいと考え、今回のツアーが計画された。
 2009年11月 見学が可能かとの問い合わせにOKのお返事。
 2010年6月 魅力的な見学案をご提案いただきました。宿泊施設、お食事処、バス会社情報なども。

・・・・さんふらわあトラベルに各種予約業務を依頼。NPOへの対応として細やかな手配をして下さり、リーズナブルな旅行が実現できました。


志布志ツアー 「海路でつながる大阪と志布志」

2010-09-11 13:57:59 | 2010 志布志ツアー
 ごみを資源化することで減量している鹿児島県志布志市へは大阪から海路で行くことができます。
 南港かもめ埠頭フェ-リーターミナルから乗船。到着地が志布志です。

(写真は「さんふらわあフェリー」HPより)


夕日を見ながら食事。夜が明けると志布志港です。
台風が沖縄から九州に接近。夜更けから波が高くなりました。



”ごみ減量の現場で学ぶ”企画

2010-09-11 10:50:11 | 2010 志布志ツアー
”地球をクールに!2010”のテーマは「ごみ減量の現場で学ぶ」です。
「東洋ゴムグループ環境保護基金」の助成を得て進めています。

2010年の主な活動は次の三つです。
◆大阪市内の区民祭でごみの分別を行う。
◆資源化先進の地、鹿児島県志布志市の現地見学
◆体験したことを伝える報告会の開催

活動の主メンバーはOPEN「地球をクールに!」事業担当、OPEN加盟団体の「ごみゼロネット大阪」、「Rびんプロジェクト」です。

◆それぞれの団体のネットワークを活かした協力体制が組まれています。

 OPEN--NPOごみゼロネット大阪--NPOシティズンホームライフ協会
                       --實守紙業株式会社
     --Rびんプロジェクト
     --大阪府下、市民環境会議
 
<4月~9月の活動>

4月~8月
○区民祭での分別の提案(3区に声がけし、天王寺区・中央区での実施が決定)
○志布志市「市民環境課」の見学ルートの相談
○各区における分別システムの構築

9月5日~8日 
○志布志市見学ツアー実施

9月12日(日)
○天王寺区民祭での資源分別

10月17日(日)
○中央区民祭での資源分別(予定)