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地球をクールに!

実効ある国際ルールの取り決めがされるよう国内、関西の動きと連動して活動を進めます。

天王寺区 区民祭の資源分別システムづくり

2010-10-02 22:59:55 | 2010 区民祭ごみ分別
●大阪市天王寺区の区民祭の実行委員会事務局は「天王寺区コミュニティー協会」です。
●大阪府民環境会議から天王寺区コミュニティー協会に区民祭でのごみ分別の提案をしました。
6月18日・・・・企画案の提示。
○過去の事例紹介:市民フェスタ大阪・世界陸上・ファミリーメーデーなど

6月30日・・・・区民祭でのごみ分別手法の提案。
○資源化種別:ダンボール・紙・アルミ缶・スチール缶・ペットボトル・びん・割り箸と竹串・生ごみ・焼却ごみ
○方法:
・会場内に分別用ダンボール製ごみ箱(紙・アルミ缶・スチール缶・ペットボトル・びん・割り箸と竹串)を必要箇所にセットで設置。
・生ごみはバケツで回収。ざると水切りバケツ。食べ残しだけ集める別のバケツ。生ごみ処理剤を生ごみに混ぜて臭気をなくす。
・各ステーションに分別サポーターを配置。
・ブースから出されるダンボールは最終ステーションでのみ回収する
・最終ステーションには「かごテナー」を配置し、各ステーションから排出される袋入りの資源を種別に収納する。
○次年度以降も担当者が分別に必要な手配ができるように物品納入業者への発注方法、協力団体の連携確認、焼却ごみ処理業者との契約方法などをあらかじめ確認後、提案した。

<検討したこと(コミュニティー協会側)>
★飲み残し、食べ残しの水分を処理する「排水口」の確認
★ごみステーションと最終ステーションの設置場所

<検討したこと(当会)>
★ボランティアの募集(大阪市ボランティア情報センターに相談)
★ボランティアスタッフへの保険(大阪市ボランティア情報センターに相談)

8月25日・・・・最終案の確認。
・準備物品品目と数量
・進行案
・サポーター人数
・サポーターへの保険 →会場内のボランティア保険。他の団体と同じ。
・サポーターへの熱中症対策 →ステーションにパラソル

「ごみ減量の現場で学ぶ」2010年度の活動計画

2010-10-02 22:57:47 | 2010 区民祭ごみ分別
”地球をクールに!2010”のテーマは「ごみ減量の現場で学ぶ」です。
「東洋ゴムグループ環境保護基金」の助成を得て進めています。

2010年の主な活動は次の三つです。
◆大阪市内の区民祭でごみの分別を行う。
◆資源化先進の地、鹿児島県志布志市の現地見学
◆体験したことを伝える報告会の開催

活動の主メンバーはOPEN「地球をクールに!」事業担当、OPEN加盟団体の「ごみゼロネット大阪」、「Rびんプロジェクト」です。

◆それぞれの団体のネットワークを活かした協力体制が組まれています。

 OPEN--NPOごみゼロネット大阪--NPOシティズンホームライフ協会
                       --實守紙業株式会社
     --Rびんプロジェクト
     --大阪府下、市民環境会議
 
<4月~9月の活動>

4月~8月
○区民祭での分別の提案(3区に声がけし、天王寺区・中央区での実施が決定)
○志布志市「市民環境課」の見学ルートの相談
○各区における分別システムの構築

9月5日~8日 
○志布志市見学ツアー実施

9月12日(日)
○天王寺区民祭での資源分別

10月17日(日)
○中央区民祭での資源分別(予定)





志布志と大阪は海で結ばれています

2010-10-02 22:22:10 | 2010 志布志ツアー
9月8日の午後、志布志港の様子。台風一過。良い天気になりました。


夕方、日本海側を北上する台風と本州を挟んでフェリーで移動。
雨降る大阪に戻ってきました。



★百合子さんの「女のしんぶん大阪」寄稿から・・・・
「志布志市は、大阪からフェリーで寝ていけるところで楽ちん旅行ができます。温泉があり海の幸山の幸、焼酎があり、人の人情があり(宿泊したホテルの支配人が水槽にアカウミガメ、アオウミガメの赤ちゃんを育てていました。前の砂浜が産卵場で波に乗り遅れたようです。もう少し大きくなれば旅立つのですね)で、目からうろこ、かつ元気パワーを貰い、さらに心も胃袋もはち切れそうなツアーでした。」

☆「志布志ツアー」レポートは今回で終了です。
(文責:大阪府民環境会議 事務局長 原田智代) 

20ケ国以上の国に「焼却しない資源循環」の技術指導

2010-10-02 22:08:33 | 2010 志布志ツアー
★百合子さんの寄稿文から・・・・
 この市への見学は、日本各地からだけでなく、海外からも。
この日(9月8日)はフィジー国の方と合流。
 すでに20ケ国以上のと焼却しない資源循環の技術指導をしているとのことでした。


フィジー国の方たちと一緒に焼酎「若潮」の蔵づくりの施設を見学しました




志布志の”ええとこ”田舎料理バイキング

2010-10-02 21:35:29 | 2010 志布志ツアー
 青空1丁目というところに「笑和食堂」があります。
 健康料理バイキングのお店です。
 市役所の方から、「8日のお昼は田舎料理バイキングだよ」と連絡があった時から地元のご飯が食べられるんだと、とても楽しみでした。

店内写真(食べログサイトより)
http://r.tabelog.com/kagoshima/A4604/A460402/46001314/


みんな思い思いにヘルシー料理をチョイスしました。
旬の食材をつかったお料理でした。
○だご汁(写真手前)・里芋の味噌和え・ゴーヤの漬物・かき揚げ・・・・・スイーツを入れて63品目でした。
 いもがらの天ぷら、煮しめなど地元の味が楽しめました。

志布志の”ええとこ”3 「すてきな市の職員さんたち」

2010-10-02 21:03:44 | 2010 志布志ツアー
 シャッターチャンスのあったステキな職員さんお二人を紹介します。

○初日に市役所で環境政策について説明してくださった山口さん


 山口さんと愛車(地域活動に必要だから軽トラックなんだそうです。)

紹介は百合子さんの寄稿文から・・・・
★「市職員の方は、地域の役員や、PTAの活動もされていて、お前が言うから信頼するという関係まで出来たようです。自前のマイカーは、軽トラックで地域活動に私たちの案内にも大活躍していました。こんな努力があって、ごみが80%減量され、処分場も30年以上は持つ所まで行ったのです。」 

○史跡をご案内くださった岩下さん


 志布志市は歴史のある地で、最初に樹齢1300年のクスノキを見せてもらいました。
1300年前といえば、ちょうど平城京ができた時ですね。遷都1300年祭が奈良で行われていますものね。

りっぱな御神木です。

 クスノキがあるのは山宮神社です。



宝満寺(跡)にも行きました。コケむした石段。「すべらないように注意して!」と岩下さん。

志布志の”ええとこ”2 大黒リゾートホテル”ウミガメの子どもたち”

2010-10-02 20:32:06 | 2010 志布志ツアー
 帰阪してから、志布志湾大黒リゾートホテルで目にした小亀たちのことが気になり、Webで調べると、大黒ホテル(総支配人)さんが保護をされているのだと知りました。
 
 従いまして、保護活動のことについては不案内ですのでここでは触れず、ホテルで見たものを紹介します。

 総支配人の池之上さんにお願いして、子亀たちとその側に立てられていた説明板の写真を送っていただきました。
 メールで欲しい写真3点の送信をお願いしたところ、撮影してくださいました。
 説明板に小亀たちのことが書かれていますので、読んでいただきたいです。



画像に名前をつけて保存します→画像を拡大して読んでくださいね。



★百合子のひとこと・・・・「志布志市には人の人情があり・・・宿泊したホテルの支配人が水槽にアカウミガメ、アオウミガメの赤ちゃんを育てていました。前の砂浜が産卵場で波に乗り遅れたようです。もう少し大きくなれば旅立つのですね」


志布志の”ええとこ”1-ハリケーンキングとは??-

2010-10-02 14:12:37 | 2010 志布志ツアー
 ごみ処理関連施設の見学を終え、地元の自慢どころを巡りました。
 このコラムでは、参加者のお一人、山口百合子さんが「女のしんぶん大阪」(2010.9.25号)に寄稿されたレポート(★印)を織り込みながらお伝えします。

<和香園>
 出荷量全国一を誇るお茶屋さん「和香園」。
 量だけではなくお味も、安全面もピカイチです。

 ”ハリケーンキング”という奇抜な技術で、農薬使用を減らしておられます。

★百合子さん曰く・・・・「台風の置き土産、強風で害虫を飛ばす技術開発」・・・・と。★

一目瞭然!

 腰高の機械。茶の木をまたいで茶畑を移動していきます。内側から茶葉に強風とシャワーを噴射して害虫のダニを吹き飛ばすそうです。
 説明してくださっているのは、代表取締役の堀口さんです。

 また、焼酎工場からでた粕を堆肥にして肥料として有効活用されています。
 地元のもの、風土を生かす工夫に心打たれました。
 もっと率直に述べると、「九州の端っこの地域で自然共生型のユニークな技術が開発され、根付きつつあることに、衝撃を受けました。まさに持続可能性やん!!」。

 全国のそれぞれの地域がいろんなチャレンジをしているだろうし、日本のこれからはまだまだ捨てたものじゃないかも?

 時間は前後しますが、清掃センターから和香園に着いた私たちは、改築された蔵に案内され、冷たい抹茶をごちそうになりました。まったりして、香りも良く、何杯もお代わりしてリフレッシュできました。


 舞台もしつらえてありました。建物、のれんや商品パッケージのデザインがすばらしく居心地のよい空間でした。
 工場もしゃれたデザインの建物です。デザインについて尋ねると、地元のデザイナーさんに仕事をしてもらっていると堀口さんが話されていました。人の力ってすごいですね。大都市のビジネス感覚とは全然違う人のつながりや地域への愛着をとても強く感じました。


お店の方と一緒に記念写真。
 

一般廃棄物最終処分場(清掃センター)2

2010-09-30 08:04:14 | 2010 志布志ツアー
 清掃センターに運ばれた埋立ごみは小さく破裁され、圧縮されて量が減らされます。
 

 施設内部から入口方面を臨んだ景色です。まだまだ埋立地として力を発揮できそうです。
 
 ☆☆最終処分場に来て、資源分別によるごみ減量の成果をあらためて実感しました☆☆


 


一般廃棄物最終処分場(清掃センター)1

2010-09-29 08:02:14 | 2010 志布志ツアー
9月7日(火)午前

写真は「志布志市環境基本計画第3章」から転載。

この埋め立て地は、平成2年、大崎町、志布志町、有明町が共同で新設。
埋立量72万立方メートル。
全てのごみを埋め立て続けると平成16年で埋立地が満杯になるので対策が必要であった。
焼却場をつくらず、ごみの資源化によって、減量を図る政策がとられ、この先30年~50年の施設の延命化が図られた。


以前のままでは、ここもごみで埋まっていたはずです。
◆2日間、岩切バスで各施設を巡りました◆

責任者の崎山さんが説明してくださいました。

つづく