ハンカチで汗をふく

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外国語ボランティアよ。白人白人言うな。

2005年08月22日 20時45分31秒 | 日常のひととき
私以前、なーーーぜかボランティア精神にあふれる珍しい時期がありまして、外国語のボランティアをやっていたことがあります。

主な活動内容においてはほかのブログでいろいろと詳しいことが書いてあるので書きませんが、それとは別に、いろいろ回って話を聞いているうちに共通して気になることがあったので書こうと思います。



それは、「募集パンフレットに必ず存在しない白人がいる。」



ということです。これはどういうことかというと、おそらく「外国語ボランティア」っていうとたいていの人は(特に日本に住んでいると、)


外国人イコール白人イコールアメリカorイギリス


見たいな公式が無意識のうちに定着しているんですね。(志の高い人や国際貢献について関心が高い人はそんなことないと思いますが、たいていの私を含めた普通の人はそういう感じの人が多いのでは。)

だからかもしれませんが、外国語ボランティアというと日本に来て困った白人、またはブラックの人に日本語を教えて、「ボランティアーーー助けますよーー」という精神よりも、代わりに英会話を安く済ませるという姑息な考え(というかありがち)の人が多いらしいです。仕方ないというかなんか自然というか。


そんなわけで、なーーぜか、私がこういった団体の面接兼見学に行くとそこの協会の担当者に必ずといっていいほど言われるのが、


「うちは白人の方はおりません。大体「外国人」というと95パーセントアジア、中国韓国ベトナムフィリピンの方です。だから「英語の勉強」はできません。あくまで彼女たちのおてづだいです。そこのところがわからない人がいきなりいやになって途中でやめたりして困るんですよ。同意できますか?いいなら登録してください。」と。



私は「はあ、さようでございますですか。たいへんですね。でもそんなの大体わかるでしょう」。と思ってサインをして帰ってきました。


しかしその言い方がなんかハナに障るというか、よくよく冷静に考えてみると、

大体が協会側がパンフレットに存在しない白人ばかり載せるからではないかということでした。イメージが大事なんでしょうけど、アジアの人があまり載っていない写真を(つまり実態)掲載しておきながらも「あんたら偽善者ぶって日本語教えた代わりにアメリカ人に英語教えてもらおうなんて甘いわよ」っていうのは筋違いかと。

それなら協会側が最初から白人の写真ばかりパンフレットに使って(これ本当に多いんですよ。興味のある方は集めてみてください。暇なら)募集広告をかけるのはもっとタチが悪くて、気分が悪くなりました。そっちのほうが集客しやすくてイメージで載せてるんでしょ。ということで。


もーーー!!!だからあたしはボランティアってなんか昔から合わないんだよなあ。

ほんとに好きでやってる人もいるからいいたくないけどなんか偽善的なんだよなあ。


もう二度とやりたくないと思ってしまいました。

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