ミステリーシネマ神戸・道悪の鬼支店

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深夜ラジオファン、多くはシニア層

2005年05月09日 | 主題歌・CM・ラジオ
50代以降の不眠症は深刻だ。そんな時間に起きていて体にいいわけがない。
10時代あたりに中年向きの番組をできないものか。
またラジオ深夜便は中年でもださい人向きだ。「オールナイトニッポン・エバーグリーン」は聞いたことがないが、曲目を見る限り、団塊の世代向き。ジャズやラテンなどハイカラな60代は無視されているような気がする。
この人たちの唯一の楽しみだったNHKFM「ミュージック・スクエア」もヤングアダルト向けに構成を変えてしまった。
中高年の気持ちをつかみたいのであれば、こういうニッチを探すことだ。若い人間にはわからない。年をとったディレクターに番組を一つ任せて欲しい。

 
ラジオの深夜放送を聴いている人の多くが50、60代のシニア層になっている。特に午前3時から5時台は、聴取者の約6割を占める。かつては若者やトラック運転手らが中心だったが、高齢化で様変わりした。ラジオ局は「眠れない夜にやすらぎを求めている」「深夜放送の洗礼を受けた人たちが戻ってきた」と言う。

 ビデオリサーチが今年2月、12~69歳を対象に調べた午前0時から3時までのラジオ聴取率は2.2%(首都圏)で、聴取者の50、60代の割合は42%。聴取率が1.4%(同)となる午前3時から5時では50、60代の割合は66%にはねあがる。

 首都圏での午前3時から5時の年代別の割合をみると、10代は1%しかない。以下、20代が13%、30代が6%、40代が13%なのに、50代は23%、60代は43%だ。

 シニア層が深夜にラジオを聴くきっかけになったといわれるのが、NHKが90年に始めた「ラジオ深夜便」。最初からシニア向けを意識し、「ゆっくり話す」「静かな音楽をかける」などの方針を徹底した。NHK放送文化研究所の調査では、ひと晩にこの番組を5分以上聴いている人は220万人になるという。

 同番組の成功に刺激されて、ニッポン放送が03年9月から午前3時台に始めたのが「オールナイトニッポン・エバーグリーン」。70年代前半の深夜放送ブームのころに、「アンコーさん」の通称で人気だった斎藤安弘アナウンサー(64)を起用した。「NHKにないものを」と、シニア層が青春時代に聴いたポップスやロックなど音楽中心の編成にしている。昔は投稿の多くがはがきだったが、いまは9割がメールという。

 トラック運転手を主な聴取者に、文化放送が68年から続ける「走れ歌謡曲」(午前3時から)では、シニア層も意識して懐メロを含む選曲を心がけているという。


http://www.asahi.com/culture/update/0509/010.html?t

オールナイト・ニッポン・エバーグリーン

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