ミステリーシネマ神戸・道悪の鬼支店

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鈴木ヒロミツさん+カバーポップス

2007年03月14日 | 昭和歌謡・ポップス(和)
子供の頃、グループサウンズは、あまり好きではなかった。
好きだったのは、各人のキャラが子供の目にもはっきりしていた、スパイダーズぐらいのものか。

その中でモップスは特殊な存在であった。
最初は嫌いだったのだが、他のGSと何かが違うと子供心に感じはじめていた。
そのうちに癖になっていたな。

鈴木ヒロミツは歌のうまい人だったし、役者としても、味があった。
ホリプロみたいな大きい会社にいたから、つまらない仕事をしないで済んだのだが、ファンとしては、もっとブルースな歌声を聴かせてもらいたかった。



モップス時代

朝まで待てない 1968 作詞 阿久悠・作曲 村井邦彦

月光仮面 1971 作詞 川内康範・作曲 星勝

たどり着いたらいつも雨降り 1972 作詞・作曲 吉田拓郎


気楽に行こう 1973 作詞・作曲 マイク真木
マイク真木の自作自演が有名だが、彼がCFに出演し、歌も歌っていた。

鈴木ヒロミツさんが死去



モップス 2001 Millennium+1 BEST



話は少し変わるが、ちあきなおみの歌唱で
朝日のあたる家
訳詞は浅川マキ。
不思議な一曲だ。

ついでながら
それぞれのテーブル
これはシャンソンのカバーだ。


思い出のメロディー(3)

2006年09月25日 | 昭和歌謡・ポップス(和)
すっかりさぼってしまいました。

後半に関しては、とくに言うべき事はありません。

前半の見せ場について。

それは加山雄三と星由里子のデュエット!

加山がワイルドワンズをバックに「君といつまでも」を歌っているときに、映画「エレキの若大将」を思い出させるような、あの星由里子の歌声が帰ってきた。

決して上手ではないが、自分だけの宝物の箱を40年ぶりに開けたようだった。
あれを聞けただけで、「ぼかあ幸せだなあ」。



あと、レ・ガールズの金井克子と奈美悦子はいまだに仲が悪そう。
「ミニミニガール」の振り付けの最後で、金井が手を広げて、奈美の顔隠すようにしたときにそう感じた。
番組最後に全員で歌う場面では金井と由美かおるだけが現れ、奈美の姿はなかったようだ。

以上。

第38回思い出のメロディー(2)

2006年08月14日 | 昭和歌謡・ポップス(和)
スタートは秋吉のデビュー当時の写真。
そして「若いってすばらしい」(宮川泰作品)を出演者全員で合唱した。
何故かその紹介で秋吉は吹き出している。
(オリジナルは、槇みちるとフォーメイツの歌。)

最初に登場は、今年復活した森昌子。
デビュー曲「せんせい」である。
トップバッターで音程が不安定だ。
いや、もともと彼女は復帰後の音程がなかなか安定しない。
結婚生活のブランクに苦しんでいる。
年齢的なパワー不足もある。
気に入らないのは、サビの「それはせんせい」で歌い方を昔のレコードと変えていること。何故か乗れないのだ。

次は、リリーズ
「好きよキャプテン」
真由美ちゃんは相変わらず綺麗である。他の番組で聞いたときより、声が少し低く感じた。
奈緒美ちゃんは前回声が出ていなかったが、だいぶん出てきた。奈緒美ちゃんは子供を三人抱えてるママさんだから、練習時間がとれないだろうが、それでもNHKの番組に力がはいってるんだなと思った。
ハーモニーは無難にこなしていた。

「お座敷小唄」を坂本冬美とマヒナスターズでお送りする。
冬美ちゃんはもちろん問題なし。和田弘さんが死んだけれど、松平を中心にやってるんだろうか。スチールギターで見せ場を作った人は誰だっけ。

太田裕美「九月の雨」
もともとこの歌は舌足らずな彼女にとって、少し窮屈な熱唱型の歌だ。
それをうまく誤魔化してバラード的な「九月の雨」を歌っていた。

堀内孝雄と桂銀淑「都会の天使たち」
桂銀淑は契約関係の裁判が終ったため、再び表舞台に出てきた。
あれだけすらっとして美しかったのに、やや太った。
声量が落ちたようだが、ハスキーだから分かりにくい。この声は、慣れたら戻ると思う。そしてますます美しくなって欲しい。
これで、ユンソナの居場所は少なくなりそうだ。

今日はここまで。

第38回思い出のメロディー

2006年08月12日 | 昭和歌謡・ポップス(和)
昨年の失敗にも懲りず、今年もNHKはやってくれた。
とんだ秋吉久美子の司会起用である。
おかげで歌手も音を外しまくり。

後半の女声フォーク特集のコーナーで井筒監督が言った言葉「三無主義」、その代表ともいえる秋吉を抜擢した。
NHKも考えたのであろうが、そんな事でうまくいくはずがない。
最初から流れをぶち壊してしまった。

それだけでも酷いのに、番組自体もはなはだ準備不足だったと思う。
一時期は夏の紅白ともいえる好番組だったのに、こんなところにもNHK不祥事の影響が出ているのか?
とくに堀尾アナはいたるところで噛んでいた。



前半の舞台で印象に残ったのは「由美かおる」である。
「いたずらっぽい目」で上手とは言えないピアノを披露し、金井克子が「他人の関係」を歌っているときは、振付を間違えて、大いに目立っていた。
そもそも彼女を司会に据えれば良かったのだ。
お銀さんなら、おじいちゃん、おばあちゃん世代の共感を得たはずだ。

番組としては後半、音程の安定した歌手が続き、最後は何とかまとまった感じ。
いつもなら布施明が出てくるような最後の盛り上げどころで、今年は天童よしみが出てきた。
貫録十分で、なかなか様になっていた。



テーマは「レ・ガールズ」「加山雄三と星由里子のデュエット」「復活フォーリーブズ」「故川田正子特集」「70年代女声フォークソング」「故宮川泰特集」などである。

川田正子以外はだいたい一つの時代に収束する。
団塊の世代より少し後の時代である。
秋吉久美子は昭和29年生まれだから、だいたい彼女の生きた時代といえるか。

しかしそれだけではない。秋吉と同じ学年の重要人物がいる。
次期総理・安倍晋三である。
したがって次の(言語不明瞭意味不明な)首相へのNHKのゴマスリのような気もする。


明日から少しずつ内容を吟味したい。


思い出のメロディ

2005年08月17日 | 昭和歌謡・ポップス(和)
今年は実につまらなかった。
船越栄一郎は司会を無難にこなしていたが、黒崎アナが少し地味。
また前日に衛星放送でポップス編(BS永遠の音楽「青春のポピュラーソング大全集」。)を別にやっていたため、番組に厚みが無くなった。(BSで「花咲く丘に涙して」のウィルマ・ゴイクを引っ張り出したのは、さすがNHKだ。)
対象の年齢層が低めになったこともある。

昨年の盛り上がりはどこに行ったのか?
選挙のせいで政治色や反戦色を薄めたのか?
80年代(バブル期)歌謡では、昨年までの「思い出のメロディ」を楽しみにしていた視聴者は盛り上がらないと思う。

ただ、古都清乃「和歌山ブルース」と、タカラジェンヌのコーナーだけは少し興奮した。榛名由梨・安奈 淳の「愛あればこそ」はよかった。


堺正章・井上順の時代を飾ったあの名曲たち2

2005年06月08日 | 昭和歌謡・ポップス(和)
歌って笑って生放送!2である。フジテレビ系、サッカーW杯予選の裏番組で、一挙3時間である。ゴールデンタイムだが、予算は十分に切りつめている。企画書もペラペラだろう。俺以外の一体誰が見ているのだろうか。
パート1ではのっけから水前寺清子が「ありがとう」のテーマを歌ってくれて、若い懐メロマニアのかゆいところを手が届く番組だった。サッカーは勝つと思うので、思い切ってこちらを見る。今日はメンバー的にナベプロの同窓会の感があった。
マチャアキと順、司会二人のトークは相変わらず好調だ。楽しいがワンパターンなので省略(笑)

***

中尾ミエ
漣健児追悼版「可愛いベイビー」
風船をたくさん並べるという、金のかかっていない昔のようなセットである。(なお、トップバッターであった、彼女は眠くなったのか途中で帰ってしまった。いや、帰りたいがためにトップを選んだのか。)

園まり
「逢いたくて逢いたくて」
無難な出来である。三人娘復活で歌唱力が少し戻ったな。でも凄い胸だった。
中尾ミエにつきあって、二番バッターだったが、彼女は番組最後までいた。

***

九重佑三子
{初代)「コメットさん」
横山光輝追悼版かな。テレビでこの歌を聴くのは初めてだ。金ぴか衣装に白いフレアのミニスカート、ついでにバトンを持っているのは驚いた。寸法は直しただろうが、当時そのままのスタイルで、どぎつい。これを見ただけでも甲斐があったというもの。夢に出てきそうだ。
現役なのに、声が出ていなかった。というか、この年で若い頃の音域の広い曲は無理だろう。

岡崎友紀
「おくさまは18才」「なんたって18才」メドレー。
目尻の小じわはすさまじいが、スタイルはさすがに良い。昔のビデオも出てきたが、ショートカットが可愛らしい。桜田淳子、広末涼子と続くアイドルの王道である。
バラエティはめったに出ない、ゲスト石立鉄男が出てきたが、白髪の上、うっすらはげていた。後頭部からカメラで写すのは違法行為だろう。顔はまっ赤だ。照れ隠しに酒を飲んでいたのかな?サッカーがそろそろ始まるため、この瞬間だけ、ゲストにしっかり予算をかけている。
歌はやはり無理があった。生放送のプレッシャーで潰されていた。それでも「なんたって」の方がマシだ。

桜木健一{櫻木)
「柔道一直線」「コンクリートジャングル」メドレー。
ゲスト吉沢京子は、目尻のしわが多かったし化粧にムラもあったが、いまだに美人だった。「柔道一直線」のヒロインだ。あのころもきれいだった。我々世代の吉永小百合である。
櫻木は日ごろから営業で歌っているんだろう。力は落ちてなかった。少し緩んだ空気を締めてくれた。「コンクリート」は自ら主演した「刑事くん」の主題歌。でも「刑事くん」なんて、今の若い者は知らないな。

***

平田隆夫とセルスターズ
「ハチのムサシは死んだのさ」
ボーカル女性二人(眼鏡をかけたみみんあいと、痩せた村部レミ)はオリジナルメンバーに戻している。それにしてもあの頃キーボードとギター(ベース)を入れても、四人しかいなかったっけ。もっとドラムやパーカッションがいたような気がしたが。
女性二人のツインボーカルって、あの頃は珍しかったけどなあ。歌を聴いていると、近所のカラオケスナックかと思った。今では子育てを終えて、ヘルパーのパートに出ている仲良しおばさんが派手なかけ声で楽しんでいる図だった。

***

藤正樹
「忍ぶ雨」
いつもの藤色の学生服で颯爽と登場。最近作ったそうだ。営業用ユニフォームだな。声の方は、落ちてない。

三善英史
「雨」
太っているのは、体が悪いんだろうか。大好きな歌なんだがなあ。それでも一時期より、声は良くなっている。
歌い終わったときの、何とも言えないむっとした表情が印象的。こんな仕事を受けることなかったのに。次の機会には他の曲を歌わせてあげて。

***

石川ひとみ
「まちぶせ」
好きだったなあ、プリンセスプリンプリン。結婚するという話が出た途端に、B型肝炎になって、時間をかけて治して、結婚して、NHKのうたのおねえさんで大復活した。
しわは目立つが、歌の方は昔よりうまくなった。

松本ちえこ
「恋人試験」
昔と変らなかった。顔も、歌の下手なところも。でもスマートだ。

リリーズ
「好きよキャプテン」
昔よりはるかに美人ではないか!スレンダーだし。しかし声はずいぶん低くなった。まあ、これは仕方がない。年をとっても妹・真由美ちゃんの方が好きだな。お姉ちゃんは子供が3人もいるそうだ。
いやあ、年齢的にも俺とあまり変らないではないか。それにしても妹は美人過ぎるぞ。心配になってきた。幸せなんだろうか?姉のように、子育てで苦労して、ぼろぼろになっても、幸せなら結構なんだが。
彼女たちがアシスタントで出てきた「ズバリ!当てましょう」を覚えている。司会は泉大助。(泉大八ではない。)

***

かまやつひろし、井上尭之
「我が良き友よ」
お二人とも相変わらずお元気である。

***

あべ静江
「みずいろの手紙」
昔は美人だった。伊東美咲より凄かった。
今もきれいだが、いささか貫録が出てきた。
歌唱力は意外に落ちていない。

あいざき進也
「気になる17才」
いよいよスクールメイツが出てきた。
歌唱力・スタイルは完全に現役。今のイケメン顔とはすこし違うが、十分女の子をキャーキャー言わせるものがある。
しかし当時の17歳も今では48歳。誰も気にしてくれない。
この歌は明治ハイミルクチョコのコマソンである。

太田裕美
「木綿のハンカチーフ」
顔はふっくらしたが、舌足らずの点は変っていない。コンサート活動を続けているので、歌唱力は落ちていない。

城みちる
「イルカにのった少年」
こっちも現役だ。あいざきが現役で頑張っているのはわかるが、城もジョイントでやっているのだろうか。彼は今では三枚目風だ。広島の電気屋をやめて正解だったのかな。

アグネス・チャン
「ひなげしの花」「草原の輝き」「ポケットいっぱいの秘密」メドレー
さすがに多少声は低くなった。一時期、胸を強調したファッションだったが、今日は大人しい。ユニセフ大使だから、教育上の配慮があるのか。今日は絞り出すように、歌っているのが印象的だ。
いろいろなジャンルに手を出しているけれど、この人には演歌なんか歌ってほしくない。

***

中条きよし
「うそ」
ノーネクタイで登場。この人はいつも変らない。でも松平健とは大きな差がつけられた。
染めているが、頭に白いものが混ざっている。

***

敏いとうとハッピーアンドブルー
「星降る街角」
知らなかった。敏いとうは青山学院出身だそうだ。
ボーカルは森本さんではなかった。どう見てもホスト風の、若いのが三人も入っていた。一人リズムが合っていない。ホストをやった方が稼げるだろうに。
しかしアップテンポのこの曲は時代を超えているな。

***

ロスインディオスとシルビア
「別れても好きな人」
リーダーはずいぶん眼が悪いのだな。パートナー桑江知子は今日はお休み、あるいは首か。新しい女の子を募集中と言っていた。
シルビアが久々に登場だ。一時期仕事を離れていたのではないかと思ったが、いまは現役で歌ってるようだった。歌唱力は戻っている。

***

小林幸子
「おもいで酒」
どうしてこんな番組に出ているの?と言うぐらいバリバリの現役である。しかしNHKに媚びを振っているように思われて仲間内では評判は悪そう。
この歌も好きだった。俺は高校一年で演歌を口ずさむ、嫌なガキだった。彼女の苦労を知っていたから、苦節十八年で小林幸子が脚光を浴びて本当に嬉しかったのだ。
でもあれから26年も第一線で活躍している。そこまで頑張らなくていいのに。

***

本郷直樹
「燃える恋人」
和製プレスリーの登場だ。脳梗塞で足は不自由だ。左手も若干マヒが残っている。でもここまでよく戻ったなあ。リハビリ頑張ったんだろうね。歌唱力は変っていない。俺は病気になって、歌が下手になったのに・・・

***

黛じゅん
「天使の誘惑」
ピンクの超ミニ。うーん、いったいここは何処なんだ。介護老人向けクラブかパブか?
実はこの人のショートカットは苦手だったのだ。顔が大きいと思う。
歌唱力は一時期下手になったことを思うと、だいぶん戻ってきた。もともと上手くもなかったが、下手でもなかった。

じゅんとネネ
「愛するってこわい」
それぞれ現役で歌っていて、再結成した二人だが、先頃じゅんのご主人がなくなったそうだ。そんなことを全く感じさせない熱唱だった。どんなときも笑顔を絶やさないで歌えるのは、まさにプロである。

辺見まり
「経験」
「やめて~」か、「やめた~」どちらに聞こえるか?と司会の堺正章が尋ねていた。俺は昔から、「やめた~」に聞こえる。

日吉みみ
「男と女のお話」
いまだに営業で昔の原調で歌っているそうだ。でも昔より声の伸びはなくなったと思う。
ルックス的には夏木マリよりも怪しいおばさんになった。このルックスのまま宮崎駿アニメの「○○ばばあ」とかで出てきそうだ。

山本リンダ
「こまっちゃうナ」「狂わせたいの」
信じられない。この選曲はとても嬉しい。レコード会社が別だったから、なかなか同時に聞くことはなかったのだ。ミノルフォン時代の「こまっちゃうナ」とキャニオン時代の「狂わせたいの」である。感動してしまった。今日も創価学会のおばあちゃんたちは踊り狂ってるだろう。ナンミョーホーレゲーキョー。

***

大信田礼子
「同棲時代」
久しぶりに聞いた。かなり上がっている。しかし、もともとうまいわけではないから、よく頑張った方だろう。

渚ゆう子
「京都の恋」
この人を見ると、当時通っていた近所の散髪屋の女将を思い出す。感じが似ているのだ。あの人はその後、主人に先立たれて苦労した。
歌唱力は問題なかった。一時期、多少落ちていたのだが、心配ないようだ。

小川知子
「初恋の人」
この人は相変わらず美人だ。スタイルも良い。でも歌の出だしは悲惨だった。

中村晃子
「虹色の湖」
和製BB。芸風はちっとも変わらない。今でも「可愛い魔女ジニー」の吹き替えが出来よう。
これは、あらゆる歌の中で最も好きな歌。しかし歌唱力の点では、いささか年を取った。

欧陽菲菲
「雨のエアポート」「恋の追跡」メドレー
いまどっちに住んでいるんだろう?相変わらず日本語が上達していないから、台湾に帰っているのか?
スタイルも歌唱力も完璧。声量がちと少なくなったかな。しかし最後は最高のノリでエンディングを迎えた。

*****

30代後半から40歳代がターゲットか。プロデューサーやディレクターは何も考えていない番組だった。タレントに丸投げである。伝統的なフジテレビの音楽番組だった。俺でもこんな番組ぐらいできるぞ、と言う人もいるだろう。しかしタレントを信頼して丸投げ出来るのも、プロデューサーの仕事である。
唯一頭を凝らしたのが、サッカー開始時点での、九重佑三子から桜木健一のシーケンスだろう。あとは、ハーフタイムでスクールメイツを多用したぐらいか。

おそらく、えぐいという若い人もいるだろう。しかし本厄の私から見ると、彼らの栄光と挫折、歓びと哀しみを感じることができて、貴重な番組であった。これからも強力・巨大な裏番組を吹っ飛ばし続けて欲しい。

今日の殊勲者・・・

MVP 山本リンダ
ルックス賞 リリーズ
カムバック賞 本郷直樹
熱演賞 じゅんとネネ
努力賞 アグネス・チャン







あの素晴らしいフォークをもう一度・紙ふうせんのギター弾き語り入門

2005年05月04日 | 昭和歌謡・ポップス(和)
NHK教育テレビの趣味悠々の一つだが、強烈なタイトルである(笑)講師は紙ふうせんの二人。関西では活躍しているが、東京の番組にこういう形で出てくるとは思わなかった。今まで知らなかったが、もっとCMをすれば、みんな見るのに。
第四回を放送していた。課題曲は赤い鳥が歌った「翼をください」の二回目だった。

番組前半のテーマはコードストロークである。FM7のメジャーコードだとか、サステインやベースだとか盛り沢山だ。生徒は一見ご夫婦だが、実は関係ない中年男女一組である。NHK趣味悠々によく見られるパターンである。フォーク世代、団塊の世代をターゲットにしているようだ。
後半はギターの初心者に歌を歌わせている。弾き語りだから当然だが、女性の生徒は悲しいかな、手が気になったのか歌にならなかった。もう少しコードを楽にして負担を減らしてやった方が良いのではないか。もう指の筋肉も固くなっているのだ。
次回はアルペジオ(課題曲はシューベルツ「風」)である。最後はスリーフィンガー(「あの素晴らしい愛をもう一度」)である。誰もがそこでつまって挫折したところではないか(笑)

団塊の世代的には元「赤い鳥」に所属していて、フォーク最盛期を知る紙ふうせんの夫婦に教えてもらうのは懐かしいだろうが、講師、進行係としては向いていないのではないかと思った。お二人はいい人なのだが、大阪弁まる出しで司会キャラとは違うようだ。ダカーポの方が適任だと思った。紙ふうせんにはこの回のゲストで出てもらえばよかったのに、NHKの予算がないのだろうな。




あの素晴らしいフォークをもう一度

第36回思い出のメロディー 8/7

2004年08月07日 | 昭和歌謡・ポップス(和)
年一回の年齢を感じさせる番組だ。松坂慶子ははボリュームあるなあ。「なんたって18歳」はどこへ行ったのだ。

初代コロムビアローズ 東京のバスガール 1957
老けたなあ。丹阿弥谷津子に似てたんだが。そしてこの人、見た目は若かったはずだ。それにしてもずいぶん色っぽい歌唱だ(笑)

岡本敦郎 高原列車は行く 1954
昭和20年代型歌唱。この人は見た目は変わらない。でも声域が狭く低くなったな。

大津美子 ここに幸あり 1956
この人も絶唱型だが、前にテレビ東京で見たときより声域が狭くなった。いくつになったのかな?

松山恵子 だから言ったじゃないの 1958
歌うフランス人形。このおばさんは絶対に変わらない。いまだに営業で走り回っているのだろう。広いフレアのスカートも芸にしている。

山田太郎 新聞少年 1965
芸能プロ社長もスタイルが変わらないな。髪の毛は上がり気味だが。歌はうまくなったんじゃないか?毎晩カラオケやレッスンも受けているのだろう。

菅原洋一 今日でお別れ 1970
シャンソンだからこの人は歌唱力は落ちないと思っていたが、年には勝てなかった。声量が落ちた。音程もやや不安定。

水前寺清子 365歩のマーチ 1968
演歌と比べて、年を誤魔化しやすい歌だ(笑)でも化粧は濃い。

ウェスタンカーニバルメドレー
平尾昌晃 監獄ロック(1957)
髪の毛が淋しい。

ささきいさお 尾藤イサオ 飯田久彦  ハウンド・ドッグ(1956)
久しぶりに佐々木功が歌っている。大河に出てたからな。

尾藤イサオ 悲しき願い(1965)
うまいなあ。格好いい。

ささきいさお ロッカ・フラ・ベイビー(1961)
プレスリーの歌って、誰が歌ってもうまく聞こえるな。

飯田久彦 ルイジアナ・ママ(1961)
ハウンド・ドッグを聞いてレコード会社社長の歌に不安に感じたが、さすが持ち歌はうまかった。  

平尾昌晃 ささきいさお 尾藤イサオ 飯田久彦 恋の片道切符(1958)
ニール・セダカは俺の方がうまいぞ(笑)。

氷川きよし 平尾昌晃 ささきいさお 尾藤イサオ 飯田久彦 G.I.ブルース(1960)  
氷川きよしは大先輩を前にして気合いが入っていた。ちょっと噛んでたけど。  

氷川きよし 平尾昌晃 ささきいさお 尾藤イサオ 飯田久彦 ダイアナ(1957)
芸歴を全員足したら200年近いんじゃないか。ポップス系は安心して見ていられる。    
   
青山和子 愛と死を見つめて(1964)
営業でまだまだ稼いでいるのだな。40年歌っているのに、歌はうまかった。

新川二郎 東京の灯よいつまでも(1964)
この人もしっかり営業で稼いでいる。バブル全盛期のような凄い辛子色のスーツだ。

ペギー葉山 学生時代(1964)
ジャズ屋のこの人が歌が下手にならないのは不思議だ。一時期落ちたかと思ったがうまくなっている。胸元もあらわにして(笑)

森光子登場

天童よしみ 湖畔の宿 1940
人選ミスだろう。高峰三枝子が草葉の陰で怒ってるぞ。こんなにうまく歌う必要はないのだ。こぶしを付ける必要もない。

日本四季の歌
NHK東京児童合唱団  春が来た
男の子が僅かながら、いるな。

菅原洋一 東儀秀樹(篳篥) 朧月夜

夏川りみ 海+夏は来ぬ
今日聞いた中では一番高い音だ。ソプラノは聞いていてほっとする。

NHK東京児童合唱団 村祭
 
ペギー葉山 冬景色

東儀秀樹(篳篥)菅原洋一 夏川りみ ペギー葉山 故郷  
 

雪村いずみ 一本の鉛筆 1974
広島音楽祭で美空ひばりが歌った歌。雪村いずみも必死で、高音を出していた。鬼気迫るミュージカルのような歌唱法だ。

二葉百合子 岸壁の母 1972
この年になっても浪曲系の人は地声があるから、いつまでも凄い声が出る。

田端義夫 かえり船 1946
使い込んだギターだな。この曲のせいでバタヤンは演歌歌手だと思ってる人が多いのではないか?

10分間の休み(ニュース)

山本リンダ ねらいうち 1973
休み明けはお約束のド派手な登場。創価学会のお出ましだ。ダンスも歌唱力は落ちていない。

尾崎紀世彦 また会う日まで 1970
「にっぽんの歌」のときと同様に元気そうだ。絶唱力は落ちてない。

安西マリア 涙の太陽 1973
度肝を抜く新アレンジだ。ずいぶん歌唱力も安定してきた。ただダンスは・・・(笑)

スパーク三人娘登場
中尾ミエ かわいいベイビー 1962
樹木希林かと思った。髪の毛を妙な色に染めている。歌は相変わらずうまい。

園まり 逢いたくて逢いたくて 1965
ますます太ったなあ。今も中尾ミエと仲は悪そうだ。声はあぶなかったけど何とか出ていた。

伊東ゆかり 小指の思い出 1967
三人娘で一番若いが、それだけでなく一番美人だ。中尾ミエに直前にアドリブかまされて、平常心を失い、音程を外していた。

中尾ミエ 園まり 伊東ゆかり VACATION
三人コーラス、さすがに息が合っている。

綾小路きみまろ登場
杉田かおる 鳥の歌 1981
再レコード化したが、さすがに一番はとちった。二番は良かった。でも100キロマラソンの前なのに、こんなところ出てきて大丈夫か?

天地真理 恋する夏の日 1973
声は全く出ず、コーラスを被せて誤魔化していた。顔色が悪そうだ。朱里エイコのことがあったから、少し不安。

島倉千代子 りんどう峠 1955
古賀メロディー。この人は病気を何度もしてるのに、歌は落ちない。

朝丘雪路 雨がやんだら 1970
好きな曲だ。この人も元ジャズ屋だけど歌唱力は落ちない。レッスンを続けてるのだろうか?

渚ゆう子 京都慕情 1970
貫禄が出て、声量は落ちた。現役を離れているのだろう。

日吉ミミ 男と女のお話 1970
久しぶりに聞いたが、顔は変わらない。この人も声量が落ちた。

伊東四朗登場

氷川きよし 星屑の街 
伊東四朗にこの歌は、歌い上げないで、しっとり歌ってくれと言われたのに、やっぱり氷川節じゃないか(笑)

レッツゴーヤング同窓会
石野真子 石川ひとみ 榊原郁恵 太川陽介 平尾昌晃 レッツゴーヤング主題歌

太川陽介 ルイルイ 1977
渋谷哲平を見ると、柏原崇兄弟を思い出す。太川陽介と関係ないが。

石川ひとみ まちぶせ 1981
大病してから、何度か聞いているが、うまくなった。もしかしたら現役当時よりうまいんじゃないか?

石野真子 ジュリーがライバル 1979
朝のテレビ小説に出演中。ワンピースの衣装を一つしか持ってこなかったのか?あのジュリーがライバルのときの帽子と衣装を見たかったな。いくつになっても着れると思うけどな。歌は現役のときより上手になってた。

嶋大輔 男の勲章 1982
変わってない。リーゼントは彼の芸風の内だな。歌ってる本人が感動しているよ。

榊原郁恵 夏のお嬢さん 1978
子供たちを前に熱唱だ。彼女も声が若い。レッツゴーヤング世代はミュージカルとか出てるから、歌唱力が落ちないんだろう。

大野克夫バンド  太陽にほえろ!メインテーマ 名探偵コナンのテーマ 傷だらけの天使 
もとスパイダーズの一員。日テレ専属なのに、NHKで初の生ライブだ。

鈴木ヒロミツ でも何かが違う 1974
「夜明けの刑事」から。良い声、持ってるんだから、ドラマばかりやってないで、モップス再結成してよ。

編曲家木田高介特集
りりい 私は泣いています 1974
木田高介のアレンジでヒットしたそうだ。でも年をとって、りりいもバタ臭さが抜けてきた。日本のおばさんだ。

ダカーポ 結婚するってほんとうですか 1974
この歌も木田のアレンジ。イントロが秀逸だ。声の方はソロの部分で少し不安定。でもデュエットになると急に声が安定する。とくにファルセットが伸びる。夫婦だなあ。

五輪真弓 恋人よ 1980
木田は五輪真弓の恋人だったのか。木田が交通事故で急死したときに出来た歌がこの歌。これじゃ、愛の賛歌じゃないか。この人は歌唱力は落ちない。

五木寛之登場
冠二郎 旅の終わりに 1977
バリバリの現役である。

山崎ハコ 織江の歌 1981
珍しい。いったいいくつになったのだ。オールナイトニッポンは何年前だっけ?この歌は「青春の門」の織江の歌。

松坂慶子 愛の水中花 1979
気合いが入っていた。


森進一 襟裳岬 1974
目の周りの化粧を落としているせいか、物まね師と見分けがつかなくなった(笑)

布施明 シクラメンのかおり 1975
NHKにもっとも強いのが布施明だ。日本の宝だと思っているのだろう。

石川さゆり 津軽海峡冬景色 1977
若い頃のこぶし回しではないが、一時期より気合いは戻ってきた。

全員 上を向いて歩こう 1961
中尾ミエの声だけ聞こえる(笑)

一部、聞きづらい人もいたが、さすがNHKホールだ。みんな気合いを入れて歌ってくれた。
個人的的に表彰するとしたら・・・
MVP 五輪真弓
優秀アイドル歌手 榊原郁恵
優秀ニューミュージック歌手 山崎ハコ
カムバック賞 山田太郎


夏祭り!にっぽんの歌(テレビ東京 7/2)

2004年07月02日 | 昭和歌謡・ポップス(和)
生放送の司会は玉置宏。滑舌がさすがに悪いが、まだ現役であることを喜びたい。
「ビキニスタイルのお嬢さん」 田代みどり
最近よく出てくるが、相変わらず短髪のオバタリアンだ。
「涙の太陽」 安西マリア
意外と足が短かったんだな。歌は復帰直後のひどさから比較するとだいぶんマシになった。この手のコンサートが増えたからな。
「きみ可愛いね」 伊藤 咲子
彼女もうまくなった。レッスンしてるな。
「天使の誘惑」 黛 ジュン
相変わらず下手だなあ。しょっちゅう、こういう番組には顔を出すのに。

「嫁に来ないか」 新沼 謙治
この人は変わらない。いや訛りが消えたな。
「津軽の花」 原田 悠里
「函館本線」 山川  豊

「メモリーグラス」 堀江  淳
何と生きていたのか。茶髪で声も現役だったぞ。どこで歌ってるのかな?
「白いブランコ」 ビリー・バンバン
相変わらずだが、年を取った。ギター持ってる方の息が苦しそう。
「ボヘミアン」 葛城 ユキ
ハスキーボイスは現役だ。顔は昔と変わらない。昔から老けていたな。ただ動きがおばさんになった。

「さざんかの宿」 大川 栄策
演歌の人は本当に変わらない。地声がしっかりしている。
「花街の母」 金田たつえ
この人も毎日営業で稼いでいるな。歌は今までの中では一番凄い。民謡系だな。でも昔より若くなったのではないかな?
「赤提灯の女」 牧村三枝子
病気から復帰後、初めてテレビで見た。顔は丸くなった。病後のムーンフェイスが出ている。でも歌は昔のままと言っても良いだろう。歌い終わったときのほっとした顔が印象的だった。

「暑中お見舞い申し上げます」川中美幸・坂本冬美・香西かおり・長山洋子
長山洋子って他の三人に嫌われているな。事務所が大きいから仕方ないな。
「浪花いろは節」 関ジャニ8
「トンコ節」 石川さゆり
相変わらず地味だな。事件の後は妙に力が入ってない。
「林檎殺人事件」 瀬川瑛子・氷川きよし
瀬川は相変わらずでかい。他の女性歌手とサイズが違う。しかもハイヒールまで履いている。
「佐賀県」 はなわ
ベースの電源が切れて、赤っ恥。早くもにっぽんの歌に出てきた。来年はこの世界から引退してるかな。
「二人でお酒を」 八代 亜紀
一時期太りすぎて下手になったが、それから戻らない。
「大阪ラプソディー」 八代亜紀・石川さゆり
「五万節」 山本譲二・山川豊・氷川きよし・中山秀征

「愛するってこわい」 じゅんとネネ
ジュンは変わってない。一方ねねは化粧っけがなく、おばさんだ。当時のつけまつげは今日はなかった。
でもねねの方が歌手としてが現役だ。ジュンはお店をやってるのかな。
「3年目の浮気」 ヒロシ&キーボー
キーボーが痩せていた。ポッチャリとした魅力だったがその面影はない。ヒロシは今もカラオケの石亭のオーナーだろうか。
「麦畑」 オヨネ-ズ
年間365日営業だ。二人の振り付けもぴったり合っている。
「あずさ2号」 狩人
兄貴がとちった。楽屋に戻ってまた喧嘩か。

「みだれ髪」 西川 峰子
美空ひばりの歌を歌った。高音のファルセットは通っていたが、低音が酷かった。
「達者でナ」 小金沢昇司
「南国土佐を後にして」 水森かおり
ジャズシンガーのペギー葉山が歌ってこそ意味がある曲だ。水森は力不足。
「柿の木坂の家」 五木ひろし
さすが、何を歌っても五木節だ。

「下町の太陽」 倍賞千恵子
髪の毛に白いものが混じる。年を取ってセルマ・リッターに似てきたと言うと喜ぶだろうか?(原千佐子にも似てきた(笑))
肺活量が少なくなったが、声は昔の儘だ。実に綺麗な声だ。
「さよならはダンスの後に」
振り付けを付けながら、歌ってる。悪のりしてると思う(笑)SKD出身だけある。
「赤い靴」
コンサート活動も始めるそうだ。新しい亭主が音楽家だから、夫婦で稼ぐんだろう。童謡歌手としてのキャリアもあるし、レパートリーは異常に広い。
「月の砂漠」
「童謡の謎」の作者と組んでる。この本、当たり前のことばかり書いてると評判が悪いんだが。

「飛んでイスタンブール」 庄野 真代
歌は一時期下手になったが、今日聞くと以前よりうまくなっていた。営業やってるんだろうな。顔はすっぴんに近い。しかしこの人はその方が美人だと思う。ジーンズで決めて、スタイルも良かった。
でも寂しそうに歌うな。この歌はやけになって歌う方が良いと思うが、それが気になった。
「メリー・ジェーン」 つのだ☆ひろ
相変わらず訛った「ジャパリッシュ」だ。ジョー山中もそうだが、この時代の人って、どんなにリズム感が良くても英語は下手だな。
「マイ・ラグジュアリー・ナイト」 しばたはつみ
うーん何とも言えない顔だ。弘田三枝子や牧村旬子になる前に気づいて。歌はスローな曲だが、音程がちょっと不安定だった。
「また逢う日まで」 尾崎紀世彦
年を取ったが、歌唱力は健在だ。一時期足を悪くしていたと思うが、今は良くなった。酒を控えたようだな。

「火の国の女」 坂本 冬美
「おんなの出船」 松原のぶえ
「あなたにあげる」 西川 峰子
年を取った。子どもっぽく可愛らしい声が魅力だったが、今ではちょっとイメージが変わったなあ。
「長崎の夜はむらさき」 瀬川 瑛子
この人は現役。やっぱりハイヒール履いてる。こんだけ背が高いのに。

「みちのくひとり旅」 山本 譲二
どこで焼いているんだろう。農民みたいに真っ黒だ。
「たてがみ」 長山 洋子
「雨酒場」 香西かおり
「ふたり酒」 川中 美幸
よっ、大統領!

「津軽海峡・冬景色」 石川さゆり
一時期軽く粘りのない津軽海峡ばっかり歌っていたが、今回はやや力を入れて歌ってくれたかなと思った。
「なみだ恋」 八代 亜紀
相変わらず声が物足りない。
「山河」 五木ひろし

「東京五輪音頭」 全員