疾り出したZERO-R

かつてHKSがR32GT-Rをベースにこの世に送り出したコンプリートカーを2005年時の技術を駆使して蘇らせました

いろいろあった場所

2007-10-02 00:49:43 | Weblog
最近学生時代の思い出の一つを見てきた。

このブログにはノスタルジックな内容は載せまいと決めていた。
自分の感傷的なことを公開の場で表現するのは難しいと思っているから。
だけど、このところ画像入りの更新をしていないので試しに載せてみることにした。

この画像を撮ったのは9月9日(日)。
実は去年(2006年)の同月にも学生時代の親友と来ている・・・。




この片側2車線の大きく、そしてのんびりとした道はどこに続いているのだろう・・・。

確かに道は広いけど、雑草が生えていてメンテナンスされているようには見えない・・・。






ZERO-R以外の車は見えない。
先を見ても道路以外は田舎の風景。

この道はかつてあるところに行くためだけに作られたのだ・・・。




それは・・・



ここにかつての名残が・・・。

読めるだろうか・・・。






そう、ここ(厳密にはこの少し先)はかつて「ガリバー王国」があったところ・・・。

「ガリバー王国」はオウム真理教のサティアン跡地に作られた遊園地のようなものだった・・・。
その名称から想像できる通り、中心には巨大なガリバーが横たわっていた・・・。
それを囲むようにそれほど大きくないアトラクションがいくつか配置されていた・・・。
アトラクションとして珍しかったのはボブスレーと気球だったように記憶している・・・。

私が当時「ガリバー王国」に遊びに行ったのは友人が働いていたから。
その当時から「ガリバー王国」はもの悲しく寂しげな雰囲気を醸し出していた。
それはたぶん私がそこをサティアン跡地だと知っていたからということもあるだろう・・・。
でもそれだけではなかった。
周囲を見渡せばわかるが、富士山の麓、広大な自然の中に柵で囲まれた遊園地はどれほど面積が大きくてもちっぽけにしか映らない。
そして車でなければ来ることができない不便な場所には人もやってこない。
気球は飛んでもすぐに霧の出る場所では意味がない・・・。
横たわっているガリバーは起きてくる気配がない・・・。
要は「ガリバー王国」そのものに活気がまるでなかったのだ・・・。

そんなこんなで数年で閉園してしまった・・・。
長く持たないであろうことは予想していたけれども、そこで働いていた友人のことがあるのでずっと気になっていた・・・。

その友人は今でも元気にしているんだろうか・・・。


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