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勉強は何のためにー生きる力をつけるため

孫に何のために勉強するのかを考えさせ、勉強が好きになり、おもしろくなるようにしたい。

雀の写真ー雀と遊ぶ

2017-12-31 21:40:11 | 日記

餌を待っているすずめたち。早く餌をくれ・・・と言う顔をしています。

私の餌場です。どうです。こちらを向いている雀可愛いでしょう。

私の餌場に来る雀、多い時は50羽にもなります。えさ代は月1200円位かかっています。

この雀たちの傑作写真が撮れないものかと考えています。

その内youtubに動画を投稿してみたいと思っています。

写真機も新しく買いましたが、まだ単に写すだけで、パソコンにも取り込めません。これからの勉強です。

何か音がすると一斉に飛び立ちます。

その様子を取りたいと思います。

コンパクトカメラでは、羽根の動きの一瞬は撮れません。

 


「やさしく言えるから管理職」――できないのは自らが理解していないから

2016-09-02 15:42:35 | 日記

 

クロネコ遺伝子-生き続ける「小倉昌男イズム」-

記事一覧

「やさしく言えるから管理職」――できないのは自らが理解していないから

2015/02/19

 岡田知也氏

 

 クロネコ遺伝子とは、「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親である小倉昌男氏が愛情を注ぎ育て上げたヤマト運輸の遺伝子であり、小倉氏の人格そのものです。では、その遺伝子とはどのようなものか? 一歩離れたところから、かつて小倉氏から直接受けた言葉やその行動を振り返りながら、強いクロネコ遺伝子の秘密を私なりにまとめたいと思います。

やさしく言えるから管理職

 お客様と第一線で接しているセールスドライバーや管理部門で働く若手社員にとって、会社の方針や上司からの指示は難しく聞こえることがあります。管理職にとっては容易に理解できることでも、一般社員やパートの方にとっては、難解なことというのはあるものです。

 小倉昌男氏は管理職に向けて言いました。

『やさしく言えるから管理職です。聞く側(部下)が難しく感じるということは、理解できないということです。理解してもらわなければ、部下の方は会社が求めている行動が十分にできなくなってしまいます。人は理解していないことはやりたくないし、できないものです。部下を含めた社員がこれでは、組織はまとまりません。だから管理職が必要なのです。管理職の一番の仕事は、きちんと理解してもらえるように伝えることです』

 管理職に求めることを明確に伝えたのです。さらに、

『やさしく言えないというのは、管理職自らが理解していないということだ』

とも言っています。管理職が、自らの上司から自分が言われたことを単に伝えるだけになっていたり、伝える相手(部下)の理解度を考えずにしゃべっていただけではいけない、と教えたのです。

 小倉氏は常々、『会社の管理職は役割だ』と言っていました。社員にはそれぞれの役割がある。管理職の言葉をそのまま伝えても、役割が違う社員には伝わらない。しかし、会社はさまざまな役割を受け持つ社員がいるから成り立っている。必要ない役割はない。必要だから役割があり、それを担当する社員がいる。その大切な社員に、伝えることができなければ、管理職として存在している意味がない。というのが持論でした。


離婚は許さないー神様から頂いた嫁、大切にすべきであるーNO-2

2016-05-09 15:06:55 | 日記

離婚は許さないー神様から頂いた嫁、大切にすべきであるーNO-1の続き

6.○○は恩人、○○も恩人、その他多くの方のお陰で

母の里(○○で君たちを何回か連れて行ったところ)に母子三人が居候になったのですが、その2年前は孫としてかわいがられた所でした。母は農家の手伝い、私も、仕事を言いつけられ、苦しい中にも、こっそり抜け出して、神社の境内で皆が遊ぶのに参加したりしていました、ああ言う遊びも大切だと思いましたが、年々神社で遊ぶ人数が減って来ていました。遊びに出た後はお手伝いをサボったということになり叱られていました。それでもこっそり出かけていました。○○君にも言いつけても直さない所が有る、それは理解できます。その中で私は泳ぎも自転車乗りも身に着け、自転車に乗れるようになったその日に、ミカンを親戚の家に仕入れて行くように言われ、知らない土地に出かけ親戚を探し、ミカンを荷台に載せて、帰る途中でハンドルを取られ、竹置き場に突っ込んで、けがをしたが、起き上がって家まで戻ったと言うこともありました。その傷はまだ残っています。辛い思いでの一つです。

おじいちゃんの財布から10円盗ってアイスキャンデーを買ったことも何度かあります。(父○○はどうしていたのか、満州ではとっくみあいの喧嘩をし、いつも私が止めていました。この父のその後の話は長くなりますが、私は小学2年始の頃離婚し、妹(祥子)は父が育てることになり(父は私に父の所に来ないかと誘いました、私は父の元に行きたかったのです。鬼の祖母、から逃れたかったのですが、日頃から祖母は私に「(父から来ないかと)誘いが有った場合は断るように」と言いつけていました。私も母と妹を残しては行けない、子ども心にそう思ったのです。悲しい決断でした。妹を父の所の連れて行ったのは私でした小学2年生の時だったと思います。妹はいじめられていると言う噂を母は聞いて、小学校卒業後母が引き取りました。○○みたいなことはするな、これが教訓として有りますが、父は私達実子に、それぞれ現金で○○万円と2カ所の土地が残してくれました、それは貝原に取られた多くの財産の残りで実子用に頑張って残したのです。それは父が101歳まで長生きしたお陰で残ったのです。)君の自動車代になったこともありました。

子ども時代の、仲間との遊びは必要だと思います。人と人とのつきあい方を學場なのでしょう。人並みのこと、それがいけないと思われることも経験しておくことも必要でしょう、仲間はずれにならないように留意すべきでしょう。しかし、それにのめり込んではいけません、そこの兼ね合いは難しいところです。

現代はスマホ依存症が広がっていて、学校も企業でもスマホ対策を打ち出しているところもあります。

私もアイパットの将棋、終盤戦の将棋があるのですが、これに30分以上はまり込んで裁判資料の作成が遅れています。やらなければ良いのです。

そう、ここで思いつきました。何をやるのかでの決め方・・・今後の人生で何が一番大切か、それを考えることにすればいいのです。楽しみだけに、美味しい物を食べることに専念してはいけないのです。

「今後の人生で何が一番大切か」これを「重要性の原則」と言いましょう。それを自分にも、子どもにも考えさせることではないでしょうか。子どもの人生では、今後何が重要なのかそれを考えましょう

君の一番大切なものは何ですか。今これを私が考えてこの文書に書いているのです。

少し横道にそれました。終点に何時たどり着くのかが心配です。

話を元に戻します。

 そして、○○のおじさんに嫁(今のおばさん)を迎えると言うことで私が5年生の頃、母は映画館(○○の所有)の前の家(○○の所有)を借りて菓子店・家具店を出し、私は中学生になった時母と同居しました。そこでも新聞配達をしましたがその配達料は母が受け取ったのでしょうか?そこでは、○○には大変お世話になったのです。○○も○○も大恩人なのです。このことは孫に伝えておきたいと思います。私は苦しかったと書きましたが、別の見方をすると苦しさに耐える力を養ったと思っています。その力を○○君も身に着けて欲しいと思います。

若い時の苦労は買ってでもせよ - 故事ことわざ辞典」と言います。

【注釈】, 若い頃の苦労は自分を鍛え、必ず成長に繋がる。苦労を経験せず楽に立ちまわれば、将来自分のためにはならないという意味。 「苦労」は「辛労」「難儀」「辛抱」とも。 」

そのためには○○部は君の空手部同様「生きる力」をつけさせてくれると期待しています。

部活を途中で「止める」と言い出すこともあるのではないかと考えますが、その時は優しく、君の経験談を話し「みんな苦しいのだ、苦しい時が来るものなのだ。会社に入っても、人生でもそう言う時が有るのだ。それを辛抱して乗り越えると苦しさが消えて行くのだよ。あと3か月頑張ってみよう。」と、励ましてください。決して怒鳴ってはいけません。

 

7,君の異常さに気がついたのは、君が○○にいた時

○○君が「じーじ シャー」というような帰省の報告をしたようなのです。そこで君は「何があったのか」と私を詰問してきました。その親を親と思わない言い方、傍若無人な態度にはびっくりしたものです。今も君はそう言う態度と話し方をします。パソコンの質問だって横柄な態度です。「パソコンの修理します」と言うチラシが入っています。経費出せば君に聞かなくてもいいのです。

その君の態度は、教育を受けていない礼儀知らずのやり方です。質問するのも嫌になっています。

親に対して横柄な言い方で、事情をよく分からずに詰問し、「子どもにおかしな事を見せたら困る」と厳しく叱るように注意してきました。私が今まで生きてきて、君のような応答する言い方を聞いたことはありません。目上の人に対してもいつもそう言う話し方をしているのですか、相手の人は不快に思っていると思います。礼儀を身に着けていないと思います。後ろから鉄砲で撃たれますよ。即刻直すべきです。

私は何のことかよく分からずに私は叱られたのです。思い当たることは、○○君に弓を引くのを見せたので、武琉君はその報告を「じーじ シャー」と言ったのではないかと思うのです。

この話ははじめてでしょうか。過去何度も何度も書いて出さずいたのでしょうか。私は、7枚くらいの反論を書き、○○子に見せました。○○子から「これ出さないで、これを出すと帰ってこなくなる。親子の縁が切れる。」と言うので、その意見を聞き入れ、机の中入れて放置することにしました。それは捨てられたかも知れません。

今思い出しても、その文書は出しておくべきだったと思います。それが、その後の君の誤った行動の継続、発言を阻止できなかった大きな要因だったと考えています。私達は辛抱してついてきていますが、他人とは絶縁されますよ。

「何だあいつは、横柄な態度で・・・」そう言う不快感と敵意を与えていると思います。

君は正しいと思っているかもしれませんが、世の中には違う意見もいろいろあることを知るべきです。この手紙、君が信念をもって、指導している教育方法を私も、○○子も、○○さんも、○○君も、多分○○ちゃんも反対しているのです。私は君がどう説明しても君の意見には8割反対です。それを言わずに来て問題が発生しています。世の中の真実が分かっていないものの言うことが正しい訳はありません。自分が正しいのだとは思わずに、多くの歴史を実体験してきた私に、じっくりしゃべらせたらどうです。

この文書はその代わりです。多くの経験が詰まっていますよ。その点○○はじっくり聞きます。だが、音信不通にしたのは、許せない事があったのでしょう。

 

故に、今回のこの文書は○○子には見せません。又、止められたら、○○家は崩壊してしまいます。それ故、この文書の責任は総て私にあり、君はその私を捨てても良いが、お母さんは捨てずに、大切にしてください。おかあさんも「大きな声を出すな、人前で叱るな」と君に言っている筈です。私は君に、○○君への暴力禁止のメールを送ったはずです。守っていますか。違法行為であることを警告した筈です。もし暴力を使ったら、○○君も○○ちゃんも、○○さんも○○で引き取ります。

 

○○君は大人の世界に入りました。これも警告した筈です。今のまま続くと、今後の○○君の考えられる態度は(1)黙ってしまう、(2)家出する、(3)福岡に行く、(4)引きこもって出て来なくなる、(5)刃向ってくる、(6)父親殺人を行う(よくある話です)・・・

今(1)の状態であり、(2)が起きた時点で、家庭崩壊してしまうのではないですか。(3)は大歓迎ですです。もう(2)の寸前まで来ているように感じられます。君の○○家を非難する発言は修復の道はないように見えます。もう家庭は崩壊していると見るべきと思います。

 

8.○○家の○○が違うと言うことは、
(1)その○○の女性と結婚することは、君が決めた話なので、家に連れて来る前でしたら私たちは反対しましたが、君が受け入れた話で、やむを得ず認めましたが、それを承知で結婚したのです。その責任は総て君にあります。今更非難することは許されませんし、私達も非難することは認めません。

(2)君は26万円とボーナス40万*2回、月326,660円(年間392万円)渡していると言うが、そこから、家賃65,000円、○○小遣い30,000円管理費、光熱費、水道費、電話料、衣料費、理髪費…等予算を組んでみたらどうですか、

(3)お客さんが有った時その経費は考えていますか、

(4)君独自で貯金することは少し控えてもいいのではないですか。

家賃の65,000円は貯金と考えてください、今までの分は孫たちの教育貯金で残しています。

(5)金の亡者になって、家庭を滅ぼして良いのでしょうか。何のためのお金ですか。

(6)倉庫の○○㎡の土地残っています。この土地の活用を考えても良いし、その他○○店、住居、○○に二つ、いざとなったら売れば良い、家計費が足りないなら、出せば良いではないですか、金で済むことならば安いと思いますよ。

(7)○○さんの年2-3回のお楽しみ、認めましょう。子を産み育ててくれたのですよ。みんな私達の宝ですよ。良いではないですか、いくらかかっているのです.2万円の3回、私の小遣いで出しますと。この日は母の日と子どもにも応援させましょう。何時か○○子も連れて行って貰いましょう。

(8)もし、○○君と○○ちゃんがいなければ、お金が有っても、何の役にも立ちませんよ。
「銀も金も玉も何せむに優れる宝子にしかめやも」 (山上憶良/)
子どもが二人いるだけで、それだけでいいじゃないですか。その育て係を、他で探すのですか。 

(9).君は十分金は出していると言いますが、では、自分で子育てするとしたら、家政婦を雇うとしたら、どうなるのです。家政婦にいくら出すのですか。少なくとっも15万円は必要でしょう。それを考えると○○さんが家に居てくれるだけで有りがたいと思えるのです。○○さんの小遣いも出すべきです。

我が家は全部奥さんにお任せですよ。

このように、見方考え方を変えると、今、君は幸せ状態に有るのです。

それを不幸のどん底にあるような考え方をしています、

君は自分の趣味についてはどんどん金を使っているように見えます。本当に必要なものに金は使うべきではないでしょうか。

(10)金を貯めて家庭崩壊させるより、必要なところに金を使って家庭崩壊を防ぐべきです。金が足りなければ応援しますよ。

(11)私は今、奥さん第一、家庭第一に考え、何でも○○子に話しています。

お金もほぼ自由です。お任せしていることは君たちも見て分かっていると思います。 

(12)将来は、○○マンションは貸して多分15万円以上で貸せるのではないですか、○○で生活し、倉庫を生かし、起業することも考えられます。

 

9.○○君への言葉に暴力を使っていませんか。

君は○○君をどうにかしたいと努力をしたことは認めます。しかし、やり方が正しかったとは言えません。暴力。暴言を使っても、どうにもならなかったことは認めるべきです。その手法が良くないことは、君は今までのことで体験済みなのではないでしょうか。もう、別の方法を考えるべきです。

今までの君の手法と今後の君が打つ手法では○○君は変わらないことが明確です。実験してその結果が変わらなかった実証済みと考えるべきです。故に○○を君の命令調の手法で育てることは今日限り諦めてください。

どうにもならないことを認識すべきです。暴力は禁じたはずです、もし、暴力を使ったら○○君は○○で引き取り預かります。

想像してみてください。有ってはならないことですが、君がもし死んだら、今の状態がそのまま残るのです。その上給料も年金もなくなるのです。その時が来ないように祈っていますが、しかし、生きていると家族におかしなとこが有ったら、君は助けることができるのです。それだけでいいじゃないですか。それを、「生きているだけで丸儲け」というのです、それは、君が生きていることにも、家族が生きていることにも、言えるのです。君は死んだつもりで武琉君に、家族に、亜希さんに優しく向かい合ってください。

ただし、教育の方法をどうするのかは考えるべきです。勉強しろと怒鳴るのではなく、勉強の方法を、仕方を身につけさせる、と言う手法を考えるべきです。

これはテストの花道の考え方と思います。勉強には合理的な方法があるのです。その技術を身につけたら、何処ででも生きて行けると思います。何度も繰り返して身につけるのです。
老後は伴侶一番大切ですよ。少なくとも私たち夫婦みたいになってください。

君の喜寿の祝いに、私たちが撮って貰った写真のような、亜希さんと二人並んだ記念写真を、○○君に撮って貰う事を目指してください。

離婚は許さないー神様から頂いた嫁、大切にすべきであるーNO-3 に続く

 


離婚は許さないー神様から頂いた嫁、大切にすべきであるーNO-1

2016-05-08 16:43:11 | 日記

我が息子へ             平成28年5月5日 送信

 以下書くことは遺言状と思って書いています。

本当は、今、弁護士との対応で忙しいので、この問題に取り組むべきではないと思いますが、しかし、一家の重大事、金の問題では無いので先に取り組みます。

 従って文言は推敲できませんので、箇条書き、殴り書き、メモ書きで間違いもある事を申し添えておきます。どんな反論も受けません。誤解を与えた方が悪いと考えます。

 1.君は怒りすぎである、話が長くくどい、しかも品がない、泣きそうな声でしゃべります。簡潔に話すことを心がけるべきです。

(1)君は君なりの行動規範を持っていて、法令遵守をしているようですが、君は法やマナーの監視員ではない。大目に見る心の余裕を養うべきである。
それに、君は狭い知識・経験の中から結論を出していると思います。考え方は多種多様にあるのです。

(2)私たちは君と回転寿司等に行くのは嫌だと話し合っています。寿司の取り方やマナーでいちいち言われては美味しくも、おもしろくも、楽しくも有りません。

君が言っていることは正しいでしょうが、でもそこまで厳しくやるものでしょうか。こう言う私たちの気持ち嫌気が、現在君の回りに満ちていると思います。君はルールにうるさいが、私たちは、回転寿司や外食は

めったに行きません。分からない機械の仕組み・・・それが世の中に多くなっていますが、その機械いちいち使いこなす力はありません。家で、ごはんと煮魚、みそ汁、サラダで十分です。琉那ちゃんが(外食)「三連ちゃんだ」なんていう状況は可笑しいでしょう。家庭食を大切にすべきです。

 家で近代器具を使いこなさなければ生きて行けないというものでもありません。私にはパソコン1台で十分です。

(3)要件は一言ですますべきです。

 

2.総てを仏の心で、大きな目、長い目で見ること

君の回りで、君と異なる少しおかしな事があっても、いいではないですか、君が口出し注意する方が場の雰囲気がおかしくなります。君の職場で君がいなくても、否、ひょっとするといない方が、皆がほっとしているのではないかと心配しています。

細部に目くじら立てずに、仏の心で、大きな目、長い目で見てください。

それから、物の言い方が悪いのは、命令調なのは、空手と言う体育会系のためなのか、それとも●●●と言う軍隊調のためでしょうか。それを一般社会や家庭で使うのは止めるべきです。

武琉君に向かって「アイスクリーム要るのか要らないのか!」と怒鳴って言う聞き方は正しいでしょうか。「アイス、どうする?」ぐらいで優しく聞いたらどうですか。

●●●を離れたら社会人になるのです、優しいお父さんで有るべきです。君は優しい時もあります。子どもに品物を買い与えせまるで貢ぎ物をしていいお父さんを演じているが、それによって子ども達は堕落して、放漫になったところで、厳しく来るので、遊び癖をつけて勉強せよと言っても出来るものではない。

君の回りの家族は私達をはじめみんなびくびくしていますよ。

何時から君はそんなに偉くなったのですか。社会や家庭で威張り、どなり、命令してはいけません。職場でもそうだと思います。

社会人で扱いにくい人は、官僚、先生、警察官、●●●隊・・・と言われているそうです。君が将来、退職し後、民間人になった時、或いは民間人と接するときは、注意して、この私の指摘を思い出し、牙を隠し、牙を抜くように留意することにしてください。

3.君はお父さんも怒っていたと言った

私が、君に、●●●君を叱りすぎだと言った時、君は「お父さんも叱っていた。」と言いましたね。それは、反面教師にしないで①見習ったのですか、②反面教師にすべきではないでしょうか、君が〇〇君を叱る時、

私は、君は●●●君と似ていたという思いで見ています。今の君まで育ってくれて、孫を育ててくれてとてもうれしく思っていますが、そこにはその子供を立派な社会人に育てる義務が有るのです。社会に役立ち給料

をもらえる人間にどう育てるのか、仕事が頼める人間になることが大切です。(成田の出迎え、入学式で直すべきことはいずれかの機会に)

そして、子どもの教育について、私のおばあさんが怒りん坊だったことを思い出だしました。それが母から私、私から君につながっているのでしょうか。(君は妻の里に似ていると思ったのですが・・・)そういう傾向

があるとはどこかで読んでいましたが、まさか、我が家系にあったとは・・・これを書いていて発見しびっくりしました。君は私の言動が嫌だったのに何故私のまねをして同じようなことをしているのですか。そうならな

いように子供の身になって考え工夫すべきではないですか。例えば、問題がある場合どの様に解決策を考えるのかと言う事ですが、君の方法は、「命令する」やり方です。それが旨く行かなかった場合。暴言暴

に進むのですか.解決方法はもっと別の方法もあるのではないでしょうか。それを提案しても分からない人には分からない、と思っていますが、原因分析等から始めるべきです。

君が「お父さんも怒っていた」ということを聞いたとき、おかしいと思いました、だから君も見習って叱っているのですか、その怒られた時の君の心境を思い出すべきではありませんか。君は今、気が病んでいます、それを病気というのです。

それを認識すべきです。先ず、その認識が無いと、君の子育ては改善できません。

4.私の小学生時代

私たち母子(母、私、妹)は、終戦後、満州から引き揚げて、昭和21年、小学1年生の9月頃でした。夜中に駅について、m渡のおじさんの家に泊まって、翌日、稲穂がたわわに稔っている中を、その後に、私の「奴隷のような生活」が待っているとも知らずに、母の里に行ったのです。

そこから私達は歓迎されざる出戻りの娘の居候となり、●●ちゃんと同じ年に私の苦しい生活、お手伝いの連続で、夜中でも馬が餌を要求したら、起きて餌をやらなくてはならなかったのです、おばあさんが怒りん

坊で、今の君と似ています。その血を引いた母も怒りんぼで、その血は私に来て、〇〇君と君にも遺伝したのでしょうか。手伝えるものは何でもこなし、学校は何度もや休まされ、勉強は遅れ、成績を上げると言うことは大変でした。

子どもながら家出をすることや死ぬ事は考えましたが、母を残しては去れない、死ねないと思って辛抱しました。今武琉君がその状態に有るのではないかと危惧しています。

母は満州にいる時から、戦後の混乱期も、何か事があると死にたい、死にたいと言っていました。妹の祥子も満州人に預けると何度も言っていました。残留孤児になるところでした。その都度母に反対し「僕はまだ死にたくは無い」と説得し、日本を目指したのです。

中国大陸を徒歩で何百キロも歩き、銃で撃たれたこともあります。山を越え、大きな川を渡り・・・私は、母を助け、妹は若い男性がバッグに上に載せて運んでくれました。私は、母も妹も守らなければならなかったのです。そして船に乗り日本についたのです。

3年生のころ新聞配達もする様になり、田植え、菜種、麦の収穫、稲の収穫期は等は3日間ぐらい学校を休まされ、それで勉強をついて行くのは、凡人には無理でした、学校に行くと知らないことが次々出て来るのです。

悔しくて悔しくて仕方ありませんでした。誕生祝や行楽に出かけることは一切ありませんでした。学芸会で、1年の終わりに「はなさか爺さん」のおじいさん、2年生では、「良寛さん」を演じましたが、誰も見に来ませ

んでした。練習で家に帰るのが遅くなって叱られていました。良寛さんは踊りですが、振り付けが良かったのが、役場で再演しました。その時分の私は、丸顔で、笑顔にあふれ、可愛い子でした。

今でも私の小学生時代を知っている、里のおばさんは仕事ばっかり、怒られてばっかりいる私を知っているので「大変だったねー」と当時のことを言います。

里では暇があったら草履を作らせられたり、馬をつれて道の草を食べさせたり、何か仕事をさせられ、遊ぶ間が無かったのです・・・おばあさんは怖かった、狂人で悪魔だと思っていました。

おばあさんが出かけて家にいなかった時はそれはそれはうれしかったものです。あの家から何時も何時も逃げ出したかったのです。今、君はそのおばあさんの再来かと思われる言動をしているのではないでしょうか。そして武琉君は私の立場にいるのではありませんか。

とにかく農奴のように使われ、その私の行状を見て、地区の方々が学校に。「何か賞をあげられないか」と相談したのです、そこで学校は異例の一つの賞・「善行賞」というものを創設し、小学校の卒業式で3人ほ

ど表彰したのです。その当時何のことかわからず、値打も知りませんでした。それは、今考えると児童虐待の証だったと思っています。名誉なことではありません。

学校でいろんな学ぶことの抜け落ちがあって、特に数学は階段のいくつもが抜けて、階段を上がることは出来ませんでしたが、国語だけは母が教えてくれていたお陰で、休んでもついて行けたのです。私にとって学校に行くことはこの上ない楽しみの一つでした。そして、君たちには1日も学校を休むことがないように願ったのです。

そして、国語・算数の大切さ、学校を休む弊害を強く思う人間になっています。

 

5.どう言う人間かが、血筋と教育で決まっていくようです。

自分と同じように努力して欲しいと思うのでしょうか。

ここで、もう一つ幼い頃に戻ります。父は警察官で、〇〇で日本人は威張っていて裕福でした。父は穏やかで叱られた覚えはありませんが、そのころは●●君と同じようにかわいがられてお坊ちゃまでした。

その状況が続くと、苦労知らずの出来損ないになっていたことでしょう。その状態にあるのが〇〇君です。可愛い子には旅(経験と苦労)をさせよと言われます。私の里時代は買っても買うことのできない無い逆境

の中にあったのですが今思えば逆境に耐える力を養えていたようで、職場でも苦しいさの連続でしたが、それを何とか乗り切れたのは子どもの時の苦労があったからだと思っています。〇〇の力を得て定年まで来られて、今も〇〇の力を得て、老後を乗り越えつつあります。

子どもには苦に耐える力をどう育てるのか、〇〇君はその苦を乗り切れないので何度もふてくされ当たり散らしているところを見ています。わがままで辛抱が出来ません。それは何でも買い与える中からはでは無いと思います。

どう言う苦労をさせましたか。

子どもの教育には母親の役割が大切ですが、〇〇さんはそう言う教育を受けていないので、教育することを知らないのではないでしょうか。

あの宗派は輸血禁止、競うこと禁止では無かったですか、そこから「ふざける」ばかりのみの人間になっていませんか。ふざけても良いが学校に行くことの意義、勉強する事の意義を教えるべきです。

学校の勉強は大切に、出来るだけお手伝いをする。そう言う思いが私にはあります。


NO-2に続く


韓国「神の意思」発言の首相候補、慰安婦問題でも「謝罪を受ける必要はない」

2014-07-01 07:04:55 | 日記

韓国「神の意思」発言の首相候補、慰安婦問題でも「謝罪を受ける必要はない」

2014.6.12 16:17 「慰安婦」問題

 韓国の次期首相候補に指名された韓国紙、中央日報顧問の文昌克氏が、日本による朝鮮半島の植民地支配と南北分断を「神の意思だ」と話していたことが発覚し大騒ぎになっている問題で、慰安婦問題について文氏が「(同問題は)深く考えなくても、われわれは良い暮らしができるので、謝罪を受ける必要はない」と発言していたことも12日、わかった。同氏の日本への“親近感”が問題視される事態になっている。

 文氏は過去に教会での講演で「怠け者で自立心が足りず他人の世話になることがわが民族のDNA」とも発言。首相就任には国会の公聴会を経る必要があるが世論は急速に悪化、就任できるか不透明な状況になりつつある。野党は「(日本が植民地支配のために設置した)朝鮮総督府の官憲か」などと非難している。

 韓国では旅客船沈没事故の責任を取り鄭●(=火へんに共)原首相が辞意を表明。朴氏は5月下旬、後任候補に安大煕元最高裁判事を指名したが、安氏は高額の弁護士報酬を受け取っていたことが批判され辞退、文氏が指名された。(共同)

1.韓国紙、中央日報顧問の文昌克氏の発言は正しい。

 (1)「日本による朝鮮半島の植民地支配」は神の意志

 (2)慰安婦問題について「深く考えなくても、われわれは良い暮らしができるので、謝罪を受ける必要はない」

 (3)韓国人は「怠け者で自立心が足りず他人の世話になることがわが民族のDNA」

2.韓国人はこう言う反省を経て改革することが国際人になる要諦であるが、」その反省すべきところを「朝鮮総督府の官憲か」などと非難している。これでは韓国は世界から嫌われる国にますます進むだけだ。

3.韓国では旅客船沈没事故の責任を取り鄭首相が辞意を表明。朴氏は5月下旬、後任候補に安大煕元最高裁判事を指名したが、安氏は高額の弁護士報酬を受け取っていたことが批判され辞退、文氏が指名されたが、この文氏は正論派だったが韓国では正論は邪論とされ、それが韓国を邪国にしているのです。


孫をどう教育するのかー森田勇造『逞しく生きようー日本人としての自己認識』を読んで参考にしたい

2014-04-12 22:08:55 | 日記

孫がおかしい。

1.勉強はしない。

2.燭台を忘れるのでは無い。宿題出ていることを耳に入れていないので無い者として、宿題をしていかない。結果的に燭台を忘れた事になっているが、もっと悪質である。

3.塾に行っても、遅刻して、居残りさせられる。

4.約束は守らない。

5.おばあちゃんが出かけてくるのを駅に出迎えるように言いつけられたが、途中で友達と遊んで、出迎えをしなかった。

6.自室を持ち、机も持っているが、ダイニングでテレビをつけたまま勉強する気配を見せるが勉強に身が入っていない。

7.自室は散らかっている。両親がうるさく言っても効果が無いという。

8.食事は正常な食事をしない、しないから母親は作らないのだという。コーンフレーク、ラーメン、うどん、ぱん、スナック食で食事と言える食事をして、まともに朝食も作ってもらえない。それは作っても食べないからだという。

9.ふざけるのが好きだと言ってふざけ回って、水泳教室のも通わせたが遊んでばかり。

10.学校では問題児とされ、最前列に座らせられている。

11.4年生で日記を書かせたら、書けない。書いても時は乱れ、漢字は無い。

・・・・・

母親は打つ手が無いと諦めている感じ。

じいちゃんばあちゃんで何とかしなければ・・・

新聞の本の紹介で「生きる力」を育てる教育を説く 新刊」『逞しく生きようーー日本人としての自己認識』と言う記事があった。

インターネットで調べました

◆書評 : 森田勇造『逞しく生きようーー日本人としての自己認識』(原書房)

2013-11-01 12:14:56
テーマ:

◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ■ BOOKREVIEW 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 青少年教育の王道をとく熱血と情念の基本は精神と体力の逞しさにあり
    日本人はなぜ少子化、離婚率向上というおかしな社会をつくったのか

 森田勇造『逞しく生きようーー日本人としての自己認識』(原書房)

 単純明快、一直線の人生論かと思いきや、本書は一個の文明論である。文化を如何に再建するのかという青少年教育論である。
 

著者の森田氏といえば、青年の教育、とりわけ野外教育に重心をおく財団の理事長であり、同時に冒険家の顔をもっていて世界145ヶ国を訪問し、カルチャーショックから、多様的に文化を吸収し、過去にも稲作の源流を訪ねるなど夥しい旅行記を著してきた著述家としての顔もある。
 

森田氏は現場に密着してのフィールドワークの体験から世界各地で実感した強い印象を言葉にした

曰く
 「
古代からの地域社会における青年教育の一番の狙いは、生活の知恵である生活文化をつたえて社会の後継者を育成することであった」。
 


ところが「戦後の日本では、アメリカ支配の文化革命による伝統文化否定の風潮によって、物事をあまり知らない未熟な子供を主役に、知識偏重教育をしてきたので、自分たちの歴史の重みを知らない」(中略)


「日本は離婚率や未婚率が高く、少子化や孤立化が社会問題となっているが、その原因の一つは、少年期に集団活動をしなかったために社会化が十分に促されることなく、社会意識が欠落しているからだ
 と突き詰めてゆく。
 


そもそも日本人の根底には「先祖代々知り合った定住社会で、仲間や社会世間に対する信頼心から皆同じような、絆の強い同類意識によって社会を営む智恵や商いの習慣が生まれ、お互いに信頼を大切にする風俗、習慣や価値観によるものであった。


だから一人一人の個性や自己主張よりも共通性、協調性のつよい生き方、考え方を持っている人が多く、虚飾的で嘘偽りを付く人を嫌った」のではないか。
 


それがアメリカ的風俗の乱入によって、戦後日本人が失った。
 如何にこうした困窮文明を克服し、日本の独特な伝統を回復するか。稲作研究家としての森田氏は最後に大嘗祭の意義を説かれており、対策の根本に青少年教育による立て直しが急務とされるところは独創的でもあるが、正論である。」

以上転記終わり。

1.私は何のために勉強するのかについて「生きる力」をつけるためと考えている。

2.孫は今のままでは社会にでてもこのままでは会社で働く力は持てない。生きる力をつける事が大切だと手紙を書いているが読んでいないらしい。

3.讀賣新聞に子供用の記事で「おとなはどうして働くのか」と言う記事があり孫に渡したが、孫は「注意を受けているときは「ふんふんふん」と軽く答え、耳に入れていないよおばあちゃんの報告である。

4.会社で働ける人間造りをどうするかを考えなくてはならない。

この本を読んでみて参考にしたい。


鬼嫁の記事がありましたー人ごとでは無いーそれが悲しいー鬼嫁対策を考える資料とします

2014-04-09 06:31:32 | 日記

 

2014年04月05日08:55

娘が朝はふりかけご飯、昼は食パンしか食べてないことが発覚。自称「家事完璧」のヒス嫁を問い詰めたら・・

専業なのにほとんど家事しないで怠けても傷つけても夫は怒らない。どうせ許してくれるしなーって甘えてしまう

 

778: 763 2013/06/26(水) 14:46:23.32
自称、家事は完璧な専業ヒス嫁。が、365日朝は俺が作り弁当も俺。
2歳の娘は、俺が居ないと禄に食事もままならなかった。
娘にご飯だけ預け、自分はさっさと自分の食器の洗い物をして、
洗顔に洗濯→顔面工事。
娘が食べようが食べまいが時間で食事は下げる。

お昼寝中に夜飯を作って、14時に徒歩10分の実家に車で帰宅して
母親に娘を預けて買い物
お風呂をもらって18時過ぎに悠々帰宅。
夜ご飯は19時には食べ始めて片付け、20時過ぎに俺が帰宅すると
寝かしつけついでに携帯ポチポチで顔も出さない。
休日は11時まで寝てるので俺は普通に起きた娘と散歩序に買い出し。
昼は食べずに夜は9割外食。

天気が良くても実家に帰りたいから、浴室乾燥機フル稼働。
日中いなさ過ぎて、換気もままならず窓回りと押し入れが結露でカビだらけ
娘が余りに食べないから献立聞いたら、
朝のふりかけご飯のみ昼のカップラーメンか食パンが発覚したのが作年末。
 
同時期に、「生理前で腹が痛いのに気遣ってくれない!」と大ヒス発生
因みに、昨年中に娘が風邪を引いて休日診療に連れて行って
俺が風邪を貰って熱を出した時と急性胃腸炎で2度ほど寝込んでいるが
「子育て忙しいから実家に帰れ、
忙しすぎて面倒なんか見られない」と言ってのけ、
俺が実家に帰ると自分も実家で寝て過ごした様子。

生理前後些細な事でヒスを起こす。
「(娘の)お出掛けの支度を私ばっかりやらせて!!」
往復路一切無言、60km離れたアウトレットでも独りで買い物をした挙句、
外食で娘への食べさせ方が悪いと、
再ヒスを起こして娘を無理に俺から引き離そうとして
テーブルに派手にぶつけて号泣させたり

クリスマスにサプライズで子供可能なレストランを予約していたのに、
サンタさんとの記念撮影のイベントに向かう道すがら、
娘が「パンが食べたい」と言ったから、
レストランの予約の時間まで余裕があるからと、パンを食べさせただけで、
「クリスマスにパンか!!」と、猛烈にヒスを起こして
さっさと車に帰って予定をすべてぶち壊す。

毎日帰っているのに連休になると兎に角、
実家、実家でGW・盆暮れは別居状態
同一市内にある俺の実家には年に数度顔を見せる程度で、
両親が気を使って食事に誘っただけで前日から臭い顔。
基本的に「自分の家族以外はみーんなきらーい!」
 
で、積もり積もったものが爆発して大喧嘩。
「働くのは嫌!、部屋が足りない!」
(3人家族で3DK(8、8、8畳)/6万(県庁所在地だけど田舎で安い)
/RC重量鉄骨、築13年賃貸マンション)

「基本的に男なんて屑」(義父が事業失敗して嫁実家では居ない物扱い)
「私の実家じゃお前は子供っぽいって皆馬鹿にしてる」
「緩い仕事して金を持ってきてるんだから、
賞与も全部寄越せ」等と罵詈雑言。
(家計管理は俺、年収480万で
嫁に食費+嫁の携帯、保険代+小遣いで10万渡して、
俺は小遣いとして2万貰っているが週末の食事代、
お出掛け費用で自由になる金は手元にはない、
嫁には内緒で賞与全額年120万と毎月9万貯金に回している)

終いに「殴れ、離婚してやる!」と物を投げつけてきたのでThe End

今38歳だが、結婚する前に貯めた貯金で、
娘の進学+結婚費用とマンション購入費用は間に合うから
万が一の時の金と老後の貯金を.....と
趣味を全部捨てて家族にささげたのが馬鹿らしくなった。
来年出るNSXでも買って人生楽しむわ。
 
以上、>>763でござる

弁護士と相談して、慰謝料はなし、養育費も平均並みに抑えました
結婚直前に預貯金をすべて引出し実家に預け、
別銀行に口座を新設して夫婦生活をスタートしていたのが幸いしました。
板から卒業しますが、スレの住人幸多からんことを
 
>>784
俺の両親は現状入退院を繰り返しており、
嫁に浮気や娘への虐待が無いなら裁判掛けても
中々娘を引き取るのは困難でして、
現状、女系家族な嫁実家では娘はとても可愛がられており
「ヒスを起こすのはお前のせい、大好き家族の中だとヒスったことなど無い」
らしいので弁護士と相談して、
協議離婚書を作成し面接回数を多め(月3回)に設定して
あくまで娘の事は注視していくつもりです。

俺は実家を継ぐので、預貯金と今の稼ぎで衣食住は困りませんから、
娘の進学資金と結婚費用は残しており時期が来たら支援します。
それと俺の生命保険と実家の土地建物
(168坪、建坪/72坪/築9年8LDK)は娘に残りますので
それら関しても相談してます。
(嫁が他界後に譲渡する内容にしたかったのですがねぇ...)

「ハーバード リーダーシップ白熱教室」 ーケネディースクール(行政大学院)のハイフェッツ教授

2013-11-09 06:36:14 | 日記
 
 
Ⅰ回目を見たくてインターネット検査し、たどり着いたのが下記のブログです。
このブログ名「「アタマの引き出し」は生きるチカラだ!」ガキに入りました。
私は、「勉強は学ぶ力をつけることだ」と勉強の目的を定義して、孫に手紙を書こうと思っていますが、進んで這いません。
しかし、学習指導要綱に「生きる力」をつけることと書いてあるので、教育関係者言っていることで、私の発見では無いことにがっかりしたりしたり、俺は正しいと考えたり・・・

学習指導要領生きる力:文部科学省

新しい学習指導要領は、子どもたちの現状をふまえ、「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。 これからの教育は、「ゆとり」でも、「詰め込み」でもありません。 次代を担う子どもたちが、 ...」
 
 
  
「アタマの引き出し」は「雑学」ときわめて近い・・日本マクドナルド創業者・藤田田(ふじた・でん)に学ぶものとは?
 
◆「アタマの引き出し」つくりは "掛け算" だ : 「引き出し」 = Σ 「仕事」 × 「遊び」
◆酒は飲んでも飲まれるな! 本は読んでも読まれるな!◆ 
◆一に体験、二に読書、その体験を書いてみる、しゃべってみる!◆
◆「好きこそものの上手なれ!」◆

<旅先や出張先で本を読む。人を読む、モノを読む、自然を読む>
 
 
トについてのブログ
●「内向きバンザイ!」-「この国」日本こそ、もっとよく知ろう!●

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■■ 「成田山新勝寺 断食参籠(さんろう)修行(三泊四日)体験記 」全7回 ■■ 
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「個人」と「組織」のよい関係が元気をつくる!

猫の写真も我が家の猫に似ています。この方のブログをコピペしてノート代わりにします。講義録は会話ですのでノートはありませんよねー。私、聞いていてもよく分からないのです。

「2013年11月2日土曜日

「ハーバード リーダーシップ白熱教室」 (NHK・Eテレ)でリーダーシップの真髄に開眼せよ!-ケネディースクール(行政大学院)のハイフェッツ教授の真剣授業

 


「ハーバード リーダーシップ白熱教室」 (NHK・Eテレ)がすばらしい! 

第1回放送が2013年11月1日(金)から始まりましたが、この授業は全6回をTVにかぶりつきで「参加」したいという気持ちにさせられます。それだけ内容の充実した1時間なのです。

ダイアローグ(=対話)をベースにしたワークショップ型の授業であり、授業をリードするハイフェッツ教授はリーダーシップ研究30年(!)というキャリアの持ち主。しかも授業に参加している学生は社会人であり多士済々

いずれもリーダーシップ経験をもった人たちが世界各国から集まっている学生なので、ワークショプで展開されるのは、まさに教師と学生たちのあいだの真剣勝負の世界。

これが大学学部の授業と専門大学院の授業の違いなのです。

専門大学院はプロフェッショナルスクール(professional school)のこと。アメリカではロースクール(法科大学院)、ビジネススクール(経営大学院、いわゆるMBA)、メディカルスクール(医科大学院)、それにディヴィニティスクール(神学大学院)などがあります。

いずれも社会で活躍するプロフェッショナルを育成するのが目的ですが、アメリカでは学部でリベラルアーツ(・・いわゆる教養教育)をしっかり行ったうえで、社会にでて問題意識をもった人が専門能力を身につけるために専門大学院でみっちり鍛えられるというという仕組みが確立しています。

学部生をアンダー・グラジュエイト(undergraduate)というのは、大学院生(graduate)を基準にした言い方です。専門教育は大学院が中心となるからです。

今回の「白熱授業」の舞台であるハーバード大学ケネディスクールは行政大学院です。取得できる学位は Master of Public Administration(公共管理学修士)。ビジネススクールは Master of Business Administration(ビジネス管理学修士)。P と B の違いです。

行政大学院は公共政策分野で活躍するプロフェッショナルを養成するのが目的で設置された大学院で、ケネディスクールの名称は言うまでもなくケネディ大統領から来ています。世界各国から政治家や外交官が集まって研鑽を積んでいます。

今回のワークショップでも、アジア各国の地方政治家や「国境なき医師団」で働いている医師、アメリカ海軍軍人など、さまざまなバックグラウンドをもった一家言をもつ学生が集まっていますが、こうしたダイバーシティ(=多様性)をもった人たちが集まって対話を重ねることに意味があるのです。

それが現実の社会だからです。アメリカ海軍軍人の発言にみられたような同質性の高い組織に属していたのではけっして得られないことを、参加者どうしで学びあうことができるのです。「学び」にとって、こうした多様性のある環境は最高といっていいでしょう。

とはいえ、多様性のある集団に対してワークショップ型の授業を行うというのはじつに難しい。教師の力量が問われるのはまさにこういうタイプの授業なのです。教師自身にすぐれたリーダーシップ能力がないと、多様性のある人間集団を導いていくことはできません

その意味では、この授業そのものがリーダーシップの実践である。そういった観点で「参加」しながら視聴すべき番組であるといっていいでしょう。リーダーシップは知識(ナレッジ)ではなく、実践(プラクティス)においてこそ意味をもつのです。




では「番組概要」をNHK・Eテレのサイトから引用しておきましょう。

リーダーシップの必要性、リーダーの不在がいわれて久しい。しかし、そもそもリーダーシップとは何なのだろうか?
ハイフェッツ教授はまず権威とリーダーシップは別物であると言う。
私たちが暮らす現代社会は、複雑に入り組んでおり、権威の存在なしには機能することは不可能である。しかし、ときには人は難題に立ち向かうために、権限を越えてリーダーシップを発揮する必要がある。権限の制約を乗り越えて人々を動かし、協力する必要があるのだ
世界が多くの難問を抱えている今だからこそリーダーシップとは何なのか、あらためて問い直すことから番組はスタートする。(*太字ゴチックは引用者=わたし)
 

授業は全6回連続。授業のタイトルは現時点では以下のようになっています。

第1回 リーダーシップとは何だ?(2013年11月1日)
第2回 リーダーシップは素質ではない!(2013年11月8日)
第3回 大統領はなぜ失敗したのか (2013年11月15日)
●第4回 1%の変革が世界を変える(仮)(2013年11月22日)
●第5回 タイトル未定(2013年11月29日)
●第6回 タイトル未定(2013年12月6日)


白熱教室もオックスフォードのつぎはケンブリッジかな(?)と思ってたらふたたびハーバードに戻りったわけですね。

とはいえ、よくよく考えてみたら、ハーバード大学はマサチューセッツ州ケンブリッジ(Cambridge, MA)にあるので、オックスフォードの次はケンブリッジという想定は間違えではなかったわけか・・。

それはさておき、ビジネス世界に限定されない、真のリーダーシップを「参加」型で学べる授業です。

最後まで欠席することなく視聴してほしいものです。リーダーシプは当事者意識をもって自分の問題として受け止めることが大事なのです。」
以上転記終わり。
 

次回放送予定

リーダーシップ白熱教室
第3回 大統領はなぜ失敗したのか

2013年11月15日(金)Eテレ
午後11時~午後11時54分

なぜ、リーダーシップの多くが失敗するのか?それは問題の性質を見誤るからだ。
対処すべき問題の内容は2種類に分けられる。解決策がすでにある「技術的な問題」と、まだ誰も解決策を知らない「適応が必要な問題」。すべての問題はこの組合せだ。
リーダーシップが発揮されなければ解決出来ないのがこの「適応が必要な問題」で、それは人々の文化や慣習に深く根ざしており、人々そのものがその問題の一部なのだ。


男の子に「生き抜く力」をどう身につけさせるか?ー『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』

2012-08-14 21:40:17 | 日記
カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方
【最終回】 2012年8月3日
久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]

【最終回】
男の子に「生き抜く力」をどう身につけさせるか?

核家族化が進む今日、子育てに悩むお母さんが急増している。
特に苦労するのが「男の子」。お母さんにとって女の子は、かつて自分が通ってきた道で理解しやすい面があるが、男の子の場合、未経験のことが多く、男の子の突飛な行動に日々悩むことが多いという。
このたび、『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』を刊行し、自らも2人の息子さんを育てた「脳科学おばあちゃん」久保田カヨ子氏(80)に、男の子を育てるにはどうすればいいのか、そのコツを伝授していただく3回連載企画。
最終回は、これからの時代のキーワード「生き抜く力をどう身につけるか」を語ってもらった。

男並みの帝王学を学んだ私

久保田カヨ子(くぼた・かよこ)
1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた独自の久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。 著書に、『カヨ子ばあちゃん73の言葉』(ダイヤモンド社)など。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。全国からの講演依頼もあとをたたない。

私は、4人姉妹の長女として生まれました。
そのため、姉妹のリーダーとしてはもとより、商家の跡取りとして、男並みの特別な教育を受けて育ちました。

そう、昔は男の子に対しては、特別な教育を施したものです。
それは、男の子だからこそ、というものでした。

たとえば、外でけんかをして、泣かされて帰ってきようものなら、昔の親はこう言ったものです。
「それで泣かされたまま帰ってきたのか! いまからもう一度、相手のところに行って、泣かせてこい!」

野蛮だと思いますか?
でも、それでいいのです。

前回、前々回でも書きましたが、男の子はどうしても甘えがちになりますから、厳しく育てる(接する)ことも、時には必要なのです。

特に3~4歳くらいまでは、子どもとの触れ合いを大切にして、たっぷりと手をかけてやれば、やがては親に甘えない自立した子どもになるのです。

また、男の子は、女の子と脳のつくりが異なります。
だからといって、男女差別をするというわけではありません
もともと別の生き物だという前提で、接する必要があるのです
そうすれば、男の子の育て方がわからないという理由で悩むこともなくなります。

男の子と女の子の違いは、いろいろなところに見られます。
たとえば、女の子は人前に出ると、一人前に愛想を振りまこうとします。
自然に、自分をよく見せようという意識が根づいているのでしょう
砂場でおもちゃ遊びをしていて、他の子が「貸して」と言ってきたとき、女の子はすぐに聞き分けます。

もし、どうしても貸したくないというときには、「人に貸したくないのなら、自分も借りてはいけないよ」と言えば、大概、言うことを聞いてくれます。

でも、男の子は違います。人前で愛想を振りまくようなことは、まずしませんし、砂場ではオモチャの取り合いをします。

皆で仲よくするようなことはせず、基本的に誰ともつるみません。
それが男の子です。

お母さんは子どもの「通訳者」になってはいけない!

 また、女の子に比べて、男の子は言葉を覚えるのが遅いケースが往々にしてあります。
これは、男の子を持つお母さんにとって、大きな悩みでしょう。
このまま言葉を話せなくなるのではないか、そういう心配をしている方は大勢いらっしゃいます。

でも、このようなときに、つい子どもの言っていることを通訳してしまうお母さんがいます。

これは、ぜひともやめてください。

母親が通訳をしてしまうと、子どもは自分の力で相手になにかを伝えようという努力を、その時点でやめてしまいます。

これでは、いつまで経っても自分の言葉で話すことができない子どもに育ってしまいます。
多少変な言葉だとしても、とにかく好きなように話させることが大切です。

単語でなく、「文」で話させる

それとともに、母親が子どもに語りかけるときには、単語で話さないようにします

「イチゴ」「玉子」ではなく、「このイチゴは大きいから、切って食べようね」とか、「この玉子を使ってサンドイッチをつくろうか」というように、きちっと単語をつなげて、文章にして子どもに語りかけるようにするのです。

あるいは、赤ちゃん言葉を使わないようにするということも、子どもの言語能力を高めるのに効果的です

犬を「ワンワン」、自動車を「ブーブ」と言う親をよく見かけますが、それではいつまで経っても赤ちゃん言葉から抜け出すことができません。
そうではなく、最初から赤ちゃん言葉を使って語りかけることはせずに、きちっと大人の間でコミュニケーションを取っているときのように、「犬」や「自動車(クルマ)」と会話をしてください
子どもの幼児語は4~5歳まで認め、親は文法に沿った言葉と発音(方言は方言でいい)を正しく話します。
このように、子どもには好きなように話をさせること、自分が子どもに語りかけるときには、きちっとした意味のある文章で話すこと、決して赤ちゃん言葉を使わないこと、という3点に留意してコミュニケーションを取れば、言葉の発育が遅い男の子でも、やがて、きちっとした会話をするようになるはずです。

親から子どもへの言葉がけは、子どもが成長していくうえでとても大切なことなのです

言葉がけひとつで、子どもが「自信」をつけたエピソード

 言葉がけについては、以前、とても印象的なことがありました。
お父さんが外国人の幼稚園児だったのですが、髪の毛が日本の子どもとは違って、チリチリに盛り上がっていました。
この年頃の子どもは、見た目の違いで明らかに差別をしてきます。
おそらくその子も、幼稚園で相当からかわれたのでしょう。
泣きながら私に、「幼稚園に行きたくない」と訴えてくるのです。

私は、その子にこう言ってあげました。

「なんで~、かわいいじゃない。いまの芸能人を見てごらん。あなたみたいな髪の毛をした子が大勢いるから。みんな、わざわざあのような髪型にしているんだけれど、あなたはもともとそういう髪型なんだから、トクしてるじゃない」

その後、次のようにもつけ加えました。

「もし、その髪型をからかってくる子どもがいたら、『私の頭から火が出てこんな髪型になっているんだから、あまりからかうと、そのうち頭から火が出るぞ~』と言って脅かしてやりなさい」

1年後、またその子に会いました。
とても元気でした。
幼稚園にも楽しく通っています。
からかってきた子どもたちになんて言ったのか、と聞いてみたら、
「頭から煙が出て、爆発するぞ~」
と言ったのだそうです。

そのひと言で、他の子たちは2度とその子のことをからかうようなことはしなくなったそうです。

本当に、ちょっとしたことではあるのですが、こうしてその子は自信を持つようになりました

これからのキーワードは「生き抜く力」

言葉の力は、人が生き抜いていくうえでとても大切です。
そのことを、この子は小さいながらも学んだのではないでしょうか。

これからの時代、「生き抜く力」がとても大事です。
世の中はどんどんグローバル化が進み、競争が激しくなってきています。

就職するにしても、非常に厳しい時代がやってきました。
かつての高度経済成長期のように、日本国内には常に就職口があり、誰もが安定した生活を送ることができるという時代は、もうとっくに過去のものです。

今後は、就職先を海外に求めなければならない時代がくるかもしれません。

そのようなとき、単に学校の成績がいいというだけでは、とても通用しません。
どんな状況下であっても、生き抜いていくことのできる、強い子どもを育てる必要があります。

幼児教育に熱心な親もいますが、ほかにも大事なことはたくさんあります。

勉強は、後からでもなんとかなる。それよりも、子どもが自分の力で生き抜いていく力を身につけさせましょう。

そのためには、子どもへの言葉がけをきちっと行い、言葉の力を身につけさせること。
それができれば、育てるのが難しいと言われる男の子も、すくすく育っていくはずです。


【第2回】「イクメン」を自慢しとったらアカン!ー男の子を育てるときに、お父さんにしかできないこと

2012-08-14 21:12:21 | 日記
【第2回】 2012年8月1日
「イクメン」を自慢しとったらアカン!
久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]核家族化が進む今日、子育てに悩むお母さんが急増している。
特に苦労するのが「男の子」。お母さんにとって女の子は、かつて自分が通ってきた道で理解しやすい面があるが、男の子の場合、未経験のことが多く、男の子の突飛な行動に日々悩むことが多いという。
このたび、『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』を刊行し、自らも2人の息子さんを育てた「脳科学おばあちゃん」久保田カヨ子氏(80)に、男の子を育てるにはどうすればいいのか、そのコツを伝授していただく3回連載企画。
第2回は、男の子を育てるときに、お父さんにしかできないことを語ってもらった。

「イクメン」に対する私の考え方

久保田カヨ子(くぼた・かよこ)
1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた独自の久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。 著書に、『カヨ子ばあちゃん73の言葉』(ダイヤモンド社)など。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。全国からの講演依頼もあとをたたない。

最近、「イクメン」という言葉が流行っています。
積極的に育児に関わるお父さんのことですが、なぜここにきて「イクメン」が脚光を浴びるようになったのでしょうか。

これも、戦後の環境変化による部分が非常に大きいと私は思います。
日本が高度経済成長を遂げていくなか、サラリーマンがどんどんお金を稼ぐようになりました。
お父さんはがんばって外で働き、お母さんは専業主婦として子育てにまい進する毎日。仕事に没頭するお父さんの給料も手渡しから銀行振込になり、その影は徐々に薄くなって、「亭主は達者で留守がいい」という言葉まで出てくるようになりました。

しかし、やがて専業主婦が、家計を支えるためにアルバイトや仕事を持つようになり、特に都市圏では共稼ぎへと移行する夫婦が増えてきました。
そうなると、代々家々に伝承されてきた子育て法はどこかへ消えてしまい、高学歴・高齢出産の主婦も増え始め、育児が煩わしさを伴う義務めいたものと感じるようになって、少しずつ主婦の不満が蓄積していきました。「どうして、私ばかりが育児をしなければならないの? 男女同権でしょ」というわけです。

男女同権。これは戦後、アメリカから入ってきた価値観の一つです。
もちろん、それを否定するつもりはありませんが、戦後に女性が得た権利というものは、戦って得たものではなく、どちらかと言えば与えられたものといってもいいでしょう
もちろん、不当に女性が貶(おとし)められるようなことは、あってはなりませんが、ことさらに女性の権利を主張するばかりで、責任や義務ということの教育は根の浅いモノになってしまいました
こうして、「男女同権なんだから、あなたも育児に参加してよ」というお母さんが、どんどん増えていったのです。

手間を惜しんでは、子は育ちません。ところが、楽な育児へとこびる商売人に乗せられ、子育てに関わる出費は増大の一途です。さらに母親ひとりではとても応じ切れない問題(子どもの心身の問題や自身の心の問題など)が起こり、父親の育児参加が社会的にも求められてきました。これが「イクメン」登場の背景です。

子育てほど面白いもんはない!

私は2人の息子を育て上げました。
学生結婚で、夫は当時、研究者の卵として、日々、勉強、勉強でしたから、子育てを考える余裕はどこにもありません。
当然、夫から「この子をこういうふうに育てたい」という希望も出てきませんでした。 しかも、家を留守にしがちで、結局、子育て全般は私が担うことになったのです。
おそらくいまの時代、夫のような人間は、「育児放棄」とみなされてしまうでしょう。
でも、私は「あなたばかり外に出てズルイ。早く仕事から帰ってきて、子どもをお風呂に入れてください」などと言ったことは一度もありません。

それよりもむしろ「してやったり」という気持ちのほうが強かったことを、ここで白状したいと思います。

男性と女性では、子育てに対する感情がまったく異なります。
なぜだかわかりますか?
女性にとって自分の産んだ子どもは、紛れもなく自分の子どもです。
でも、男性にとっては、厳密に言えば、本当に自分の子どもかどうかは、わからないのです。
なにしろ、女性は自分のおなかを痛めて、子どもを産むのですから。
女性は、そういう存在である子どもを、自分の思うままに育てることができます。

これに勝る喜びが、ほかにあるでしょうか。

十月(とつき)十日(とおか)、お腹に抱きかかえ、やっと産まれた我が子の“仕上げ”に、しっかり関与したい女性は、もう少なくなったのでしょうか。

私は、自分の夫に言いました。

「もし、子どもが20歳になったとき、『こんな子に育つことを望んでいなかった』などと言ったら、たちどころに離婚だ」と。

もちろん、いまも夫とは夫婦関係が続いていますから、夫はひと言もそのようなことは言わなかったのですが、そのようにキツイ言葉を口にしながらも、実は「してやったり」と、自分自身は、ほくそ笑んでいました。

最近は離婚も増えているので、なかには子どもを抱えたまま離婚することになり、仕事と子育ての両立に悩んでいるお母さんもいらっしゃるでしょう

経済的には大変なことだと思いますが、そんなときは、「これで自分の好きなように、わが子を育てることができるんだ」と思ってください。

少しの時間だけでも、父親と子どもの交流を

そう考えると、確かに子育ては女性のものですけど、仕事で毎晩遅く帰宅するお父さんにも、子どもとのコミュニケーションを図れる時間を、1日のうちに少しでもいいから、持たせてあげるようにしてください。

「8時には子どもを寝かせるから、(子どもを)お風呂に入れたければ、それまでに帰ってきてね」
と言っておいても、夫は仕事に追われ、自宅に着いたのが8時20分すぎ。

「もう、20分もすぎてるわよ。やっと寝静まったんだから、起こさないようにして!」

これで本当に、夫婦の子育てと言えるのでしょうか。
学校に通い始めたら、寝坊はいけませんから、早めに寝るのは大事ですが、未就学児であれば、そうかたいことを言わなくてもいいでしょう。

それよりも、子どもにとっては「お父さんと触れ合うことができた」ということのほうが、はるかに大事です。

お父さんにしかできない重大なこと

ところで、この記事を読まれる方は、お母さんだけでなくお父さんも多いでしょう。

そこで言っておきたいのですが、「育児は女性のもの」ということで片づけてしまっては、「じゃあ、父親には存在意義がないのか」ということにもなりかねません。

「イクメン」の風潮にはあまり賛成ではありませんが、男性には男性なりの、子どもとのつき合い方があります。

それは、親が持つ価値観を、子どもに刷り込んでいくということです。

戦後、日本では核家族化が進みました。
それによって、代々、家として守ってきた伝承が、途絶えてしまいました。

「子は親の背中を見て育つ。だから、黙っていても、子どもは自分からなにかを学び取るはずだ」
というお父さんがいます。
期待を打ち砕いてしまうようで申し訳ありませんが、そのようなことはありません。特に父親がサラリーマンともなるとなおさらです。
自宅に作業場がある職人さんなら、まだ自分の働いている姿を子どもに見せることで、なにかを伝えることはできると思いますが、家から1時間以上もかけて通勤しているサラリーマンは、自分の働いている姿を子どもに見せることはできません。

自分が好きで得意なことを、子どもと一緒にする

だからこそ、別の方法で、子どもに自分が伝えたい価値観を、きちっと伝えていく必要があります。
具体的にどうすればいいのか。
まず、自分の好きなことを思い浮かべてください。
野球ですか? それともサッカー? 釣りという人もいると思います。
要は、自分が好きで得意なことを、子どもと一緒にするのです。

当然、父親としては自分の得意なことをするわけですから、最初のうちは、子どもよりもはるかに上手にできるはずですし、うんちくを語ることもできます。

なによりも、自分の好きなことをするわけですから、子どもにお父さんのイキイキした姿を見せることができます。

こうしたことから、子どもはお父さんに対して、尊敬の念を抱くようになります。
こうしたコミュニケーションを取るなかで、うまく人生の教訓のようなことを徐々に伝えていくのです。

そうすれば、それが子どもにとっては親から受け継いだ価値観となり、それをさらに自分の子どもにも伝えていく努力をするようになるでしょう。

最近は、さまざまな教育メソッドが充実していますから、成績のいい子どもをつくることはできます。
しかし、親の価値観を子どもに伝えるというのは、塾に通ってできるものではありません。
それは、親がしっかりと子どもに伝えていく必要があります。
そして、そこにお父さんの活躍の場があるのです。

いよいよ次回が最終回! お楽しみに!
<最終回>8月3日(金)⇒男の子に「生き抜く力」をどう身につけさせるか?

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【第1回】なぜ、男の子を甘やかせてはいけないのか?ーカヨ子ばあちゃんの男の子の育て方

2012-08-14 20:28:09 | 日記
カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方
【第1回】 2012年7月30日
 
久保田カヨ子 [脳科学おばあちゃん]
 
 

【第1回】
なぜ、男の子を甘やかせてはいけないのか?

核家族化が進む今日、子育てに悩むお母さんが急増している。
特に苦労するのが「男の子」。お母さんにとって女の子は、かつて自分が通ってきた道で理解しやすい面があるが、男の子の場合、未経験のことが多く、男の子の突飛な行動に日々悩むことが多いという。
家族のなかに弟がいて、弟の面倒を見た経験があればなんとかなりそうだが、最近は少子化によって、その経験を持つお母さんたちも減っている。
このたび、『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』を刊行し、自らも2人の息子さんを育てた「脳科学おばあちゃん」久保田カヨ子氏(80)に、男の子を育てるにはどうすればいいのか、そのコツを伝授していただく3回連載企画。
第1回は、お母さんの過保護が男の子にもたらす影響をストレートに語ってもらった。

道具と環境の変化が、
親と子のコミュニケーション不全を起こしている!

久保田カヨ子(くぼた・かよこ)
1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた独自の久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。 著書に、『カヨ子ばあちゃん73の言葉』(ダイヤモンド社)など。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。全国からの講演依頼もあとをたたない。

子どもを育てるということの大変さは、いまも昔も変わりません。

ただ、大きく変わったものがあります。それは道具と環境です。

 まず道具。子どもが使うコップの材質で考えてみます。
昔は、大人が使っているものと同じ陶器製やガラス製でした。
子どもの手にちょうどよい大きさの細くて深い陶器製の湯呑みや、ガラス製のコップは、高価なモノも安価なモノも、ちゃぶ台よりはるかに高くなったテーブルから落とすと割れてしまいました。
すべての母親が、「静かに、そーっと置くのよ」とその使い方を教えていたのは、何十年も昔のことになってしまったのです。
やがて、落としても割れないプラスチック製コップが出てきて、子どもの陶器製コップやガラス製コップの扱いは、みるみる下手になっていきました。
でも、よく考えてみてください。
落として割れるのが危ないというのであれば落とさない使い方をきちっと教えればいいのです。

オムツもそうです。昔は紙オムツなんてありませんでしたから、母親は大変な苦労をしたものです。
たとえば、外出先でのオムツ替え。いまは紙オムツなので、くるくるっと丸めて持ち帰るか、トイレのごみ箱にポイっと捨てておしまい。しかも、吸収力に優れた素材を使っていますから、赤ちゃんのおしっこやうんちがオムツの外に出てしまうということも、ほとんどありません。

でも、布オムツを使っていた昔は、そうはいきません。
紙オムツのように手軽に片づけられないため、オムツ替えの大変さから逃れたい母親は、オムツが少しでも早く取れるように、トイレトレーニングを早くから一所懸命に行いました。

陶器製やガラス製コップの扱いも、トイレトレーニングも、親が子に“やらなくてはならないこと”として教えるとき、子は真剣に協力してくれたものです。ここには、親と子の大事なコミュニケーションが成り立っていました。

本当に必要なコミュニケーションを取らずに、甘やかし、干渉しすぎる母親たち

でも、最近は紙オムツですから、「おしっこは大丈夫?」と声をかけるお母さんが、とても少なくなってきたことを実感します。
このようなところから、親と子のコミュニケーション不全が始まるのです。
子どもを育てていく過程では、どんな小さなことでも、頻繁にコミュニケーションを取り合うことが大切なのです。

冒頭の陶器製やガラス製コップの使い方も、コップを落とさずに使う方法を教えることが、子どもとのコミュニケーションにつながるのです。
このように、子育ての道具立てが変わってきたことによって、子育てに対してずぼらな親が増えてきました。

また、環境の変化も、子育てに対して無視できない影響を及ぼしています。
昔は4、5人生んで育てるのがあたりまえ。でも、いまは少子化の時代ですから、1~2人が普通になってきています。
手をかける子どもの数が少なくなると、どうしても過干渉になりがちですそのうえ、甘やかせた育て方をしてしまいます。

本当に必要なコミュニケーションを取らずに、過干渉となって甘やかしてしまうこれでは、まともな大人になどなれるはずがありません。

ここ数年で、男の子の育て方に悩むお母さんからの相談が急増!

それでも、まだ女の子であれば、母親もわかり合える部分がありますが、これが男の子になると、育て方がどうもよくわからない。
実際、ここ数年で、男の子の育て方に悩むお母さんからの相談が急増しています
育て方がわからないから、つい甘やかせてしまう
たとえば、断乳をするべき時期というものがあるのですが、それができない母親のなんと多いことか!
基本的に、男の子はお母さんが大好きです。
これは、「性」の違いからくるものが大きいのですが、お母さんとしては、自分のおっぱいにしがみついてくるわが子が、かわいくて仕方がない。
特に男の子は、女の子に比べて、強い乳房願望がありますから、いつまでもおっぱいを吸い続けようとします。

そのうえ、最近は夫婦共働き家庭が増えていますから、フルタイムで働いているお母さんもめずらしくありません。
昼間、仕事でなかなか子どもの相手をすることができないという申し訳ない気持ちから、必要以上に甘やかせてしまいます
断乳も、男の子のほうがやめにくいのです。たとえおっぱいの出が悪くても、しがみつき吸いついてくると、なかなかそれをやめさせることができない。
結局、子どもが乳離れできないのではなく、母親のほうが断乳できないのです。その理由は、「子どもがかわいそうだから」。

もっと言うと、男の子の断乳時期が遅れるのに、父親の気持ちが反映する例もあります。自分が早いうちに断乳を強いられて寂しい思いをした。だから、自分の子どもにはそのような思いをさせたくない。そういった理由で、自分の妻に「まだ断乳させなくても、いいんじゃないか」とお願いしたりするというのです。

これでは、いつまで経っても男の子の断乳時期が遅れてしまいます。
そして、ますます甘えた男の子が増えていきます。
これは、正直言って日本の危機ではないでしょうか。

男の取り柄とは、新しいものをつくり出すこと

私は時々、「男の取り柄はなにか」ということを真剣に考えてみるのですが、その答えの一つは、おそらく「新しいものをつくり出す」ことだと思います。
でも、親の甘やかし方がひどくなると、新しいものをつくり出す能力さえも、奪ってしまう恐れがあります

たとえば、さまざまな色のブロックを使って、自由になにかをつくらせるとしましょう。
子どもは勝手に、自分の感性でなにかを組み立てようとします。
でも、これは往々にして男の子を持つお母さんに多いのですが、子どもが一所懸命になにかをつくろうとしているのに、そこで黙って見ていられない親が結構いるのです。

「○○ちゃん、ここはこの色を使ったほうがいいわよ」
「ここは、こうしたほうが、カッコいいよね」

お母さんとしては、子どもの理解力を早めようとして、手助けをしているつもりなのでしょうが、これが本当によくないのです。

親の言いなりは「創造力の欠如」につながる

想像力のある子は、自分のイメージでいろいろなものをつくり上げます。
親は、それを黙って見ていればいいのです。
自分の力でなにかを生み出そうとしているときに、お母さんが口や手を出してしまうと、子どもの想像力や興味、ヤル気は、その時点でしぼんでしまいます。親の言いなりになってしまうことは、「創造力の欠如」につながります。

新しいものをつくり出すのが取り柄の男の子が、お母さんの過干渉と甘やかしで、その取り柄すら奪われようとしている。これでは大人になって、なんの取り柄もない男ばかりが、世の中にあふれかえってしまいます。

私が見ている育児教室でも、お母さんがいなければ、いろいろ優秀にできる子どもなのに、お母さんの姿が目に入った途端、なにもしなくなる子どもがいます。

それもやはり男の子に多いケースですが、やはりお母さんに対する甘えが非常に強いからです。
最近、とても頭がいいのに、なかなか実社会に出ていけないひきこもりの子どもが増えていますが、まさにそれを想起させます。
実は、子どもがしかるべき年齢に達したところで、きちっと独立できるようにするためには、3歳までに最初の親離れができるかどうかにかかっているのです。
そのためには、とにかく子どもを甘やかせないこと。断乳も、その時期がきたらきちっと行うこと。
そして、子どもがやることに対して、いちいち口や手を出さないこと。
時には、「お母さんもやりたいから、教えて」と仲間に入れてもらうのもいいでしょう。
特に、男の子を持つお母さんは、これらの点に留意することが大切です。

 以降の連載は下記のとおりです。お楽しみに!

<第2回>8月1日(水)⇒「イクメン」を自慢しとったらアカン!
<最終回>8月3日(金)⇒男の子に「生き抜く力」をどう身につけさせるか?

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久保田カヨ子(くぼた・かよこ)
1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた独自の久保田式育児法〈クボタメソッド〉を確立。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。2008年、株式会社『脳研工房』を立ち上げ、現在代表取締役。 著書に、10万部を突破した『カヨコばあちゃん73の言葉』(ダイヤモンド社)、競氏との共著書に、『脳科学おばあちゃん久保田カヨ子先生の誕生から歩くまで 0~1才 脳を育むふれあい育児』(主婦の友社)などがある。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。全国からの講演依頼もあとをたたない。
【脳研工房ホームページ】 http://www.umanma.co.jp/
 
 

『男の子の“やる気”を引き出す魔法のスイッチ』

2012-08-14 15:46:06 | 日記

男の子のやる気

親がほんのちょっと変わるだけで、男の子はぐんぐん伸びる!
やる気、チャレンジ精神、コミュニケーション力、将来の力になる基礎的学力、そして、やさしさとたくましさ……。一般に女の子より成長が遅いとみられがちな男の子ですが、その「成長の特性」を知ることで、自分の力でぐんぐん成長しながら、よいところを開花させ、自立できる子に育ちます。
男子教育のエキスパートである著者が、男の子の育て方に不安を感じている親(とくに母親)の悩みに寄り添いながら、無理なく楽しみながら実践できる毎日の「ちょっとした子育て習慣」、また「家庭学習」や「生活習慣」の身につけさせ方など、“具体的なヒント"でアドバイス!

『男の子のやる気を引き出す魔法のスイッチ』

 

3 Introduction 親がハッピーなら子どももハッピー

なんてすばらしい仕事なのでしょう。

 子どもが生まれたとき、あなたはそんな仕事を神様から任されたのです。

 さて、もう一つの目的は、親(教育者)の側にあると私は考えています。

 つまり、二つ目は、親(教育者)が子育て(教育)という仕事を通して成長し幸せになること。

 私たちは人間として幸せになるためにこの世に生まれてきました

 そして、子どもを育てるというすばらしい仕事を通して、人間的に成長し、より幸せな人生を歩んでいくことのできる機会をあたえられているのです。

 この二つの目的は、表裏一体のようなところがあります。

 子育てを通して親が成長すれば、子どももより成長するからです。

 たとえば、この本を読んで何かのヒントに取り組む人は、きっと自分の親としての成長を感じるようになるはずです。

 そしてそれは、きっと子どもにもよい影響をあたえます。

 またふつう、子どもが喜んでいれば、親もうれしいものですね。

 同じように、親が笑顔であれば、子どもも笑顔でハッピーになります。

4

 逆に親が不機嫌であれば、子どもは不安定で満たされない心の状態になります。

子は親の鏡﹂とはよく言ったもので、子どもの内面は親に似てくるのです。

親がちょっと変わるだけで子どもはみるみる変わる

 子育てはすばらしい仕事ですが、やはり疲れますよね。

 とくに男の子をもつお母さんは、子育てに疲れている人が多いようです。

男の子って、言うことを聞かない、もう、たいへん﹂という声をよく耳にします。

 私が知っているあるお母さんは、怒らない子育てがよいとわかっているものの、ついつい現実のわが子にイライラして叱りつけ、毎日ストレスがたまり気味でした。

 子どものかわいい寝顔を見ながら﹁明日から、いいお母さんになるからね﹂と決心しつつも、翌日になるとまたガミガミ言ってしまう。

 日々その繰り返しで、そんな自分が嫌になり、すごく悩んでいたそうです。

 けれど、そのお母さんもあるときから、子育てに対する考え方をちょっとポジティブに変えただけで、次第に子育てが楽しくなってきたのです。

 ちょっと意識を変え、考え方を変えるだけで、子育てはラクになり、楽しくなります。

 そして、お母さんがそんなふうにちょっと変われば、男の子は変わってきます。

 プレッシャーなしに親の言うことが聞けるようになり、自主性が育っていきます。

 

5 Introduction 親がハッピーなら子どももハッピー

男の子には男の子にあった子育てが効果的

 私は私立小中一貫の男子校で教えていた

23

年間、どうすれば男の子を伸ばすことができるか、仲間とともに、日々、悩みながら、いろいろなことを実践してきました。

 そうして、先輩・同僚の教師や親御さんたち、子どもたちから、じつに多くのことを教えていただきました。

 それを一言でまとめると、男の子を伸ばすには男の子にふさわしいやり方があるということです

 もちろん個人差はありますが、一般に男の子と女の子は興味・関心、成長のスピード、能力の得意分野、行動や学習態度、脳のはたらきなど、あらゆる違いがあります。

 ですから、しつけ、生活習慣、学習習慣など、目標とすることは同じであっても、男の子と女の子では、まず同じようにはいきません。

 その子にあったやり方であることはもちろんのこと、男の子にあったやり方でアプローチしたほうがより効果的なのです。

 この本では、私がこれまで多くの方から教えていただいた、また、実際に実践して大きな成果が得られた男の子の育て方の基礎となる考え方や、やる気を引き出す魔法のようなスイッチをハッピーヒントとして、つぎのように5章に分けて紹介していきます。

6

 第1章 親の意識がほんの少し変わるだけで男の子はぐんぐん伸びる

 第2章 男の子のやる気やチャレンジ精神を伸ばす

 第3章 男の子のコミュニケーション力を伸ばす

 第4章 将来の力になる基礎的学力を伸ばす

 第5章 男の子のたくましさとやさしさを伸ばす

 家庭でできるたいせつなことは、親が勉強そのものを教えるというより、将来、子どもが自分自身で人生を切り拓き、幸せになるためのしつけや生活習慣づくりです。

 やろうと思えば、いますぐにでもできることばかりです。

 でも、早く早くと急ぐ必要はありません。

 また、すべてを実践する必要もありません。

 お子さんにとってこれはいいなと思うものを一つずつ、親子で楽しみながら取り組んでいただければと思います。

 急がずに、少しずつ、笑顔で、スイッチオン!

 子育てを楽しみ、親子ともども幸せな毎日を送っていただければと願っています。

Introduction ︱︱親がハッピーなら子どももハッピー   

2 男の子がわかれば子育てはラクになる

 

 

 

12

現実の男の子ってこんなもの

!?

   

16

男の子って、めんどくさがりやだけど、好奇心旺盛

!?

   

20

しつけはニコニコ「太陽ママ」が基本   

24

結果を急がず長い目で   

28

前向きな心、肯定的な心、感謝の心で   

32

COLUMN ① ……男の子と女の子のさまざまな違い   

36

C O N T E N T S

親の意識がほんの少し変わるだけで

男の子はぐんぐん伸びる

1

親の言葉が前向きだと男の子は前向きになれる   

38

親に肯定されると子どもはやる気満々に!   

42

夢があるからがんばれる   

46

具体的な目標があると具体的な行動ができる   

50

子どもがぐんぐん伸びる「上手なほめ方」5原則   

54

勉強を「おもしろい」「楽しい」と思わせると、やる気が育つ   

58

勉強がゲームやクイズだと男の子は燃える   62

動き出せば、やる気がでてくる   

66

COLUMN ② ……男の子をやる気にする言葉かけ   

70

話を聞かない男の子もちょっとしたコツで聞くようになる   

72

親の言葉かけ次第で男の子は伸びる   

76

男の子のやる気やチャレンジ精神を伸ばす

男の子のコミュニケーション力を伸ばす

3章第2

家庭学習の習慣をつけるリビングでの勉強   98

リビングに辞典や地図帳を置いておくと子どもは賢くなる   

102

「読み聞かせ」が聞く力、読む力、集中力などをぐんと伸ばす   

106

読書をすると学力的にも人間的にも成長していく   

110

子どもはむずかしい漢字でも本当は好き   

114

国語辞典はひらがなが読めれば今日から使える   

118

子どもは俳句も好き   

122

親子日記、手紙で文章力がぐんぐん伸びる   

126

COLUMN ④ ……男の子が楽しめて大人も感動する絵本   

130

親は男の子の会話力を伸ばす最高の先生   

80

親以外の人にも伝わらなければ、子どもの願いはかなわない   

84

親の伝え方が子どものコミュニケーション力を左右する   

88

クイズの出し合いが会話と思考のトレーニングになる   

92

COLUMN ③ ……男の子の「コミュニケーション力」をみるチェックポイント   

96

将来の力になる基礎的学力を伸ばす

4

おわりに︱︱男の子はお母さんが大好き   

166

お手伝いをさせるとしっかりした子になる   

132

自然の中で遊ぶとたくましくなる   

136

ガマンをすることで忍耐力や克己心が育つ   

140

子どもどうしのケンカは成長のきっかけになる   

144

「英雄的瞬間」を戦うと心が強くなる   148

運動や遊びを通していっそうたくましくなる   

152

男の子はしっかりした男性と接してたくましく成長する   

156

親の愛によって子どもの生きる力は育つ   

160

COLUMN ⑤ ……男の子の子育てmini

QA   

165

男の子のたくましさとやさしさを伸ばす

5

12

男の子って宇宙人?

 男の子って不思議な存在ですね。とくに、母親にとってはそうでしょう。

 わが子でありながら、自分とは違うところがいくつもあります。

 たとえば、遊んで服が汚れても気にしない。その汚れた服をずっと着ていても気にしない。

脱いだらそこらにほうりっぱなし。雨が降っても傘をささない。水たまりの中に平気で入っていく。危ないのに高いところに登りたがる︙︙。

 女性であるお母さんにとっては、ちょっと受け入れがたいことですよね。

「ちょっと、何やってるの?」「どうしてこんなことばかりするの!?」と言いたくもなります。

「もう、ちゃんとしなさい!」と叱られると、男の子は、そのときは親の言うとおりにするかもしれません。

男の子がわかれば

子育てはラクになる

13 第1章 親の意識がほんの少し変わるだけで男の子はぐんぐん伸びる

 でも、ほとんどの場合、またしばらくすると同じことをするでしょう。

 わかっていてもそうしてしまうのです。それが男の子です。

「なんでやらないの?」

「なんでちゃんとできないの?」

 これまで何度言われてきたことでしょう。

 でも、男の子に「なんで」と聞いてもあまり意味がありません。

 別に深い考えがあるわけではなく、本人もうまく説明できないでしょう。

 ふざけているわけでもなく、ましてや親を困らせようとしているのでもなく、言ってみればやる気になれないからです。

 女の子なら、「ちゃんとしないと恥ずかしいから」とか「やらないと怒られるから」と意識します。でも、男の子はそこまで気がまわりません。

 それに、怒られるとわかっていても、やりたくないものはやらないですませたいというのが平均的な男の子です。

 そこが、女性であるお母さんには理解しづらいところでしょう。

「お母さんの言うとおりにしなきゃな」と思っても、お母さんとは意識が違います。言ってみれば、ちょっと「めんどくさい」のです。

 男の子は、「めんどくさい」のが苦手です。

14

 お母さんにとって楽しみなこと、たとえば、買い物、洋服選び、おしゃべりなどは、平均的な男の子にとっては「めんどくさい」のです。

 そんな男の子ですから、お母さんにとっては不思議な生き物。そして、なんともかわいいけれど、悩みの種にもなりうるのです

 教育熱心なお母さんなら、そういう男の子の不可解な言動に、ある時期は悩まされるものです。悩むほどでなくても、「ああ」「もう!」「何やってるの!」

 と、毎日同じ言葉を何度も繰り返すことになります。

 そんなため息まじりの言葉が、女の子を育てるときよりも、何倍も多いはずです。

 それでも、男の子はたいてい聞きません。わかっているけれど、やらない。

 お母さんにとって当たり前だと思っていることが、男の子にとっては当たり前ではないのですね。

 そのギャップがお母さんをイライラさせ、ストレスを生み出してしまうのですね。

「ぜんぜん言うことを聞かない」「子育てがうまくいかない」と悩む人のほとんどは、男の子のお母さんです。

 

15 第1章 親の意識がほんの少し変わるだけで男の子はぐんぐん伸びる

男の子の子育ては楽しい!

 でも、お母さん、だいじょうぶです!

 息子さんがダメなのでも、お母さんの育て方が間違っているわけでもありません。

 これまでの経験でおわかりのように、わが息子でありながら、お母さんにとっては「なんでそんなことするの?」というようなことばかりするのが男の子というものなのです。

 そんな男の子を育てていくのは、「たいへん」なことでしょうか?

 いえいえ、もちろんたいへんなことはあるでしょうが、けっこう楽しいこともたくさんあり

ますよ。

 親の意識がほんの少し変わるだけで、男の子の子育ては変わってきます。

 まずは、「そうか、男の子ってこんなものか」と理解するだけで、子育てがラクになります。

男の子の子育ては悩んであたりまえ。

62

「うちの子、ゲームばかりしている」

「何かに熱中していると、話しかけても聞こえていない」

 こういった声は、男の子をもつ親に多くあります。

 男の子は、一つのことに集中できる傾向があり、興味を抱いたことに没頭してしまう脳をもっています。勉強は気分がのるとやるのですが、のらなければ、まず手もつけません。

 宿題よりも遊ぶほうが当然楽しいので、たいていあと回し、というのが平均的な男の子です。

 このような男の子をやる気にさせるには、どうすればよいのでしょうか。

好きなことでやる気を引き出す

勉強がゲームやクイズだと男の子は燃える

 

63 第2章 男の子のやる気やチャレンジ精神を伸ばす

 男の子の場合、勉強はやらなければならないことであるのはもちろんですが、むしろ勉強はおもしろいものだと思わせることです。

 どんな勉強でも、興味をもたせることがたいせつなのです

 たとえば、車の好きな子なら、算数の文章題には、車の数を計算させる問題をつくって解かせたり、つくらせたりすると、興味をもって取り組めます。

 サッカーの好きな子なら、ワールドカップに出てくる国を話題にします。

 サッカーの強いスペイン、ドイツ、イタリア、ブラジルなどは、地図の上ではどこにあって、どんな国かを調べると、しぜんと地理の勉強ができます。

 昆虫の好きな子なら、いっしょに昆虫採集をしたり、昆虫のことを調べさせたりするのです。

 すると理科が好きになり、図鑑を読むことで、読書習慣もつきます。

 興味をもち、「おもしろい!」と感じるようになれば、男の子はのめり込みます

 そして、どんどん自分から、遊び感覚で、勉強をしていくようになります。

男の子の勉強には遊び要素を取り入れる

 また、勉強をゲーム化すると男の子は燃えます。

 女の子はグループで協力し、教え合いながら学習するのが好きで得意です。

64

 しかし、男の子は協力よりも競争によって意欲が高まります

「さて、どの班が一番かな?」

「誰が早いかな?」

 そんなふうに意識させるだけで、男の子の集中度は全然ちがいます。

 男の子は、ふつうに練習やおさらいの勉強をするよりも、ゲーム化したほうが

10

倍盛り上が

ります。

 たとえば、漢字のしりとりゲーム。

 このゲームのルールはカンタン。つぎのような説明でじゅうぶんです。

「漢字を使って熟語のしりとりをしていくゲームです。最初、中井という漢字をノートに書いて、つぎは井が頭につく熟語を見つけて、どんどん書いていきましょう。

 たとえば、中井→井戸→戸口→口紅……というようにね。

 さて、5分でいくつできるかな。国語辞典を使ってもいいですよ。

 では、えんぴつを持って。ようい、はじめ!」

 こんなカンタンなゲームに、男の子たちはむちゃくちゃ真剣に取り組むのです。

 一番たくさん書けた子は、それはもう大得意。

 他の子はくやしがって、「先生、もう1回やりましょう!」と言い出すほどです。

 2回目以降は、自分との競争もできるのがよいところです。

65 第2章 男の子のやる気やチャレンジ精神を伸ばす

「1回目の自分よりも、たくさん書けた人?」と聞くと、多くの子の手があがります。

 1回目より進歩したことがわかれば、それなりに達成感を感じることができます。

 あまり書けなかった子はくやしがって、その後、ふだんの漢字の練習を真面目に取り組むようになります。

 また、クイズも大好きです。

「では、クイズを出します。山のつく県名は、いくつあるでしょう?」

 問題を出すと、地図帳をめくりながら必死で探し出します。

 こんなふうに勉強にゲームや遊びを取り入れると、燃えてくるのが男の子です。

ゲーム感覚で勉強に夢中にさせる。

88

 子どもが単語ばかりで伝達しようとする背景には、親のマネをしている場合があります。

 ですから、親も省略せずに伝えるということを意識するとよいです。

 ところが、やや感情的になっているときは、誰でも投げつけるような厳しい言葉の言い方になりがちです。それでは子どもは受けとめられません。

言い方を少し変えるだけでよい

 以前、レストランで食事をしているときに、となりの親子の会話が聞こえてきたのですが、若いお母さんが4歳くらいの男の子に矢継ぎ早にこう言っていました。

「ほら、お箸! ひじ! ちゃんとしなさい」

親の伝え方が子どものコミュニケーション力を左右する

 

89 第3章 男の子のコミュニケーション力を伸ばす

 その子は、そう言われて、お箸を動かしたり、ひじを見たりするのですが、すぐには改まりません。

 その子を見て、私はこの年齢なら仕方ないなと思ったのですが、当のお母さんは、「もう、ちゃんとしないと、今度から連れてこないからね」

 そう言って、かなりご立腹なようすなのです。

 子どもは、いまにも泣き出しそうでした。

 それを見ていたお父さんが、割って入り、穏やかな声でこう言いました。

「○○ちゃん、お箸をこういうふうに持ちなさい」

 すると、その子はお父さんのマネをして箸を持ちかえました。

じゃあ、今度はひじをつかないで食べなさい

 すると、その子はひじをテーブルから上げました。

「よし、それでいいよ」

 お父さんはにっこり。

 子どもはお母さんの顔を見て、「これでいいの?」という表情でした。

 お母さんは、「○○ちゃんは、パパの言いつけはよく聞くわね。ママの言うこともちゃんと

聞いてね」と言っていました。

 私は、このお母さん、ちょっと勘違いをしているなあと思ったものです。

90

 読者の皆さんは、もうおわかりでしょう。

 この子がお母さんの言うことを聞けなかったのは、お母さんの言葉の使い方にあります。

 お父さんは、言葉を省略せずに伝えていました。

 しかも、穏やかに、動作も交えて。

 ですから、子どもは受け入れることができたのです。

 さらに、お父さんは「よし、それでいいよ」と笑顔で認めてあげていました。

 このようなことをお母さんもしていたら、同じように子どもは反応していたと思うのです。

子どもがキャッチできる言葉にする

 ある親は怒っているとき、「どうしてそんなことするの?」「ちゃんとしなきゃダメでしょ」

「どこ行くの?」とやや感情的になって叱りつけます。

 しかし、子どもは、どうやら怒られているのはわかるけれど、どう行動すればよいのか、よくわかりません。

 子どもに指示をする場合は、具体的にどうすればよいのか、子ども自身がわかるように言ったほうがよいのです。

91 第3章 男の子のコミュニケーション力を伸ばす

  「どうしてそんなことするの

!?

」↓「生き物をいじめたらダメよ」

   「ちゃんとしなきゃダメでしょ!」↓「椅子にすわっておこうね」

   「どこ行くの

!?

」↓「戻っておいで」

 穏やかに具体的に言えば、子どもは受け入れやすいのです。

 教師が授業をするときもそうですが、あいまいな言葉では、子どもはどうしてよいかわからず、あるいは思い思いに解釈して、混乱します。

 しかし、的確な指示があたえられれば、たいていはその通り動くものなのです。

 子どもをしつけるとき、言葉を省略せずに具体的に伝えることを意識しましょう。

 そういう言い方を親がしていると、子どもも人に自分のメッセージを伝えるとき、相手がわかるように配慮して言葉を選ぶ能力を身につけていくようになります。

子どもへの指示は省略せずに具体的に伝える。

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 漢字に強くなれば、内容豊かな言葉をたくさん覚え、味わうことができます。

 そうすれば読む力もついて、読書が楽しくなり、国語力はぐんぐんついていきます。

 漢字はむずかしいから、子どもは嫌がるかというと、そうでもありません。

 子どもは漢字が好きです。

 男の子は、何度も同じ漢字を練習するのはめんどくさがっても、新しい漢字を勉強することには意欲的です。

 とくに、読むのは好きです。

 漢字指導において第一人者である教育学博士の石井勲先生は、長年の研究の結果、つぎのようなことを主張されています。

子どもはむずかしい漢字でも本当は好き

 

115 第4章 将来の力になる基礎的学力を伸ばす

 ①低学年の子どもほど、ひらがなより漢字のほうが読むのはやさしい。

 ②漢字の読み書きを同時に学習するより、まず読めるようにしたほうがよい。

 これには、私も賛成です。

 ところが、現在の学校の国語教育では、まずひらがなから、そしてだいたい画数の少ない漢字から読みと書きを順に習わせることになっています。

 また、その学年で教える配当数(1年生なら80字)も決められています。

 しかし、実際に教えてみると、小学1年生でも、小学6年生の配当漢字を難なく読めるようになるのです。

 いやむしろ、幼い子どもたちは漢字を絵や図のようにイメージでき、興味をもってどんどん覚えていくことができます。

小学1年生はすぐに漢字を読めるようになる

 私は小学1年生の担任のとき、入学式の日から子どもたちに漢字を教えました。

「学校」「一年生」の読み方を尋ねると、すでに読める子どもが多かったものです。

「四月八日」「月曜日」などは、教えてあげればすぐに読めるようになります。

 昔話を語りながら、登場してくる「熊」「お団子」「川」などの漢字のカードを見せていく

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と、話が終わったときは全部読めるようになっています。

 日常的にも、子どもたちへの連絡として、黒板にわざと漢字を使って書きました。

 おはようございます。

 朝の会に先生が来るまで、

 教室の机の中を整理して、

 読書をしましょう。

 すると、みんな、これを読んで、読書をしながら待っていてくれます。

「教室」「机」「整理」「読書」も2年生以上で習う漢字ですが、子どもたちは日常的によく耳にしますし、目にします。

 そういう漢字は、その配当学年まで待たずに、ふつうに使っていれば、子どもたちもしぜんに読めるようになります。

親子で漢字学習を楽しむ

 家庭でも、子どもに漢字を教えることができます。

117 第4章 将来の力になる基礎的学力を伸ばす__