たまに通る道沿いに外に繋がれて飼われているワンちゃんがいた。
ティだけの時から、その子を通りすがりに見てきたのだけど。
その子も歳をとってきたのが、見てわかるようになってきた。
昨年の夏前頃かな⁉︎
初めて家の前で飼い主さんと遭遇して、お歳を聞いてみたら15歳でした。
でもその時は足腰はまだまだしっかりしていて犬小屋の前の段差もぴょこんとまたげていたよ。
それからは、ますますこの子のことが気になり、通る度に、今日は元気かな⁉︎と
密かに見守ってきた。
昨年、秋頃からは犬小屋に入って寝ていることが多くなった。
時には、お外でひとりで寂しいのか⁉︎
小屋の中で鳴いている時もあった。
そんな姿を見てしまった時は、とても切なかったな。
そして昨年最後にそこを通ったのは、いつだったのだろう⁉︎
年末年始は風邪を引いてしまい外へ行けなかったし、その後はしばらくは実家にいたので1ヶ月以上、会っていなかったかもしれない。
久々に元気にしてるかなぁ~?とその子のいる通りへ。
いつもは進行方向から小屋の中が見えるのに、向きが変わっていて見えない。
鎖も見えないからお散歩かな⁉︎
ティ&サタローも、ここを通る時はその子を見てから帰るのが当たり前になっていたので、いつもの調子で早く早くー!とリードを引っ張り、小屋に向かっていったよ。
でもそこにいたのは、一輪のお花...
その瞬間、私のすべてが止まってしまった。
お空へ旅立ってしまったってこと⁉︎
しばらく理解出来ずに呆然としていた私だったけど、気がついたら涙が、あとから、あとから、溢れ出てきて、その場で泣き崩れてしまった。
それまで楽しそうにしていたティ&サタローも、そんな私にびっくりしてオロオロしていたね。
ごめんね。
でも、もう少しだけこの子のために泣かせてね。
そしてこの子にお別れを。
会いに来るのが遅くなってしまいごめんね。
名前はわからない君だったけど、大好きだったよ!
そしてティ&サタローとも、お顔をお互いに見るだけの挨拶だけだったけど、いつも静かに応じてくれてありがとう!
またいつかどこかで会いましょう。
犬小屋の中に一輪の花。
私には、あまりにも悲し過ぎる光景でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/5a/9af5bf0794e09cc3cbc7ecbdb19cb27d.jpg)