阪神・西村「来季はずっと１軍で…」

　阪神・西村憲投手が18日、来季に向けて、１年間戦う体力づくりをテーマに掲げた。今季は中継ぎで久保田に次ぐ65試合に登板。屋台骨を支えたが、シーズン終盤に疲労から２軍落ちした。しばらくは静養に努める予定。「来年はずっと１軍にいたい。そのために秋はしっかり走り込みます」と秋季練習で徹底的に体をいじめ抜く覚悟だ。

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ロッテ逆転に成功も、ソフトＢが１点差に詰め寄る【速報中】

　（パ・リーグ、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ、ソフトバンク－ロッテ、第５戦、ソフトバンク３勝２敗、１８日、ヤフードーム）日本シリーズ進出へ王手を掛けているソフトバンクは初回に先制したが、後がないロッテは七回表、３本の適時打が飛び出して逆転に成功した。
【写真で見る】小久保の大飛球はわずかに届かず！
　ソフトバンクは初回、２番・本多が四球で出塁。二盗を決めると、小久保の大飛球が左翼フェンスの最上部に当たり、適時二塁打となって先制。投げては先発・大隣が毎回三振を奪う力投をみせ、無失点で２番手・ファルケンボーグにつないだ。ロッテは三回裏、先発・大嶺から小野が登板。さらに３番手で内がマウンドに上がったが、打線の援護が無いまま終盤に入った。

　だが１点を追う七回、先頭の井口が右二塁打で出塁。ファルケンボーグの暴投で無死三塁とし、サブローの左二塁打で同点。さらに代打・福浦が摂津から右前適時打を放ち逆転。里崎もタイムリーを放ち、一挙３点を挙げて３－１と逆転に成功した。ソフトバンクも八回にオーティズのシリーズ初ヒットが適時打となり、２－３と１点差に詰め寄った。


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ルーニーがマンＵ退団へ…英紙報じる

　【チェスター（英国）１８日】イングランド代表ＦＷルーニー（２４）が、所属するマンチェスターＵに対し、契約延長の意思がないことを伝え、退団の意向を明らかにした。１８日付英各紙が一斉に報じた。ファーガソン監督（６８）と完全に決別、１６日のＷブロミッジ戦で先発を外れたことで退団を決意した。

　８月下旬、ルーニーの「泥酔、立ち小便写真」が英大衆紙に掲載されたことがきっかけで、さらに９月に売春婦との浮気スキャンダルが発覚。激怒した同監督は公式戦２試合連続で欠場させたが、公には「右足首の故障」と説明した。しかしルーニーは１２日の代表戦に出場し、右足首について聞かれ「今季、足首を故障したことはない。（なぜ監督が故障と話したのか）知らない」と対応した。

　マンＵ幹部は「あの発言は監督の権威をもろに傷つけた。そういう選手がどうなるかは（同様な問題で退団した）ベッカムに尋ねるといい」と証言。英各紙はＲマドリードのバルダーノ強化部長（５５）が「ルーニーを獲得するのはいいが、問題は誰を削るか」と話し、移籍先の最有力候補と伝え、チェルシー、マンチェスターＣも候補に挙げた。

　

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世界一ＭＣで西岡の計量が“ＳＨＯＷ ＴＩＭＥ”に…２４日 Ｓバンタム級戦

　◆報知新聞社後援プロボクシング「エキサイトマッチスペシャル“ＴＨＩＳ ＩＳ　ＢＯＸＩＮＧ”」　▽ＷＢＣ世界スーパーバンタム級タイトルマッチ（２４日、東京・両国国技館）　世界ＮＯ１リングアナが決戦前日から王者・西岡利晃（３４）＝帝拳＝をもり立てる。指名挑戦者レンドール・ムンロー（３０）＝英国＝とのＶ５戦で、２３日に東京・六本木で行われる公開計量の司会を米国が誇る名物リングアナのジミー・レノンＪｒ．氏が務めることが１８日、分かった。米ラスベガス流に徹した日本初の試みに、西岡は「いい試合で必ず勝ちます」と誓った。対するムンローはこの日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開した。

　「ショータイム」は試合前日から始まる。

　試合を中継するＷＯＷＯＷ関係者によると、レノン氏は今回の試合のリングアナを務めることになっていたが、計量が東京ミッドタウンで公開されることになり、「西岡の応援になるなら…」と急きょ、司会も行うことが決定。米国ではビッグマッチは計量からショーアップするものだが、「日本では初の試みになる」（同局関係者）という。

　マイク・タイソン全盛期の大半の試合でマイクを握ったレノン氏は「ＩＴ’Ｓ　ＳＨＯＷ　ＴＩＭＥ！」の決めゼリフが有名。マイケル・バッファー氏と並ぶ米国の２大アナだ。計量の模様は生中継され、六本木のど真ん中に美声が響くことになるが、同局関係者は「必要以上の通訳はしない。本物の雰囲気を味わってもらいたい」と演出を考えている。

　米国進出を目指す西岡にとって〈１〉公開計量〈２〉生中継〈３〉本場のＭＣ―の３点セットは“予行演習”になるはず。東京・神楽坂の帝拳ジムで１時間半の調整を行った王者は「日本初の催しならうれしい」と目を輝かせた。

　縁起の良さもある。レノン氏には昨年５月のメキシコでのジョニー・ゴンサレスとのＶ２戦から３試合連続でコールをしてもらってきた。「昔からテレビで見ていた人の紹介だからテンションが上がるんですよ」。心強い援軍を得た西岡は決戦前日からスイッチを入れる。

　

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エ軍「松井広報」広岡氏が相撲協会アドバイザーに…ヤ軍で経験したノウハウ生かす

　日本相撲協会は１８日、米大リーグ・松井秀喜外野手（３６）が所属するエンゼルスで球団広報兼環太平洋担当を務める広岡勲氏（４３）に、広報部特別アドバイザーを委嘱したことを発表した。非常勤、無報酬で、任期は１８日から松井がキャンプインする来年２月中旬までとなる。

　広岡氏は２００３年にヤンキースの広報兼環太平洋担当として渡米。今年は松井のエンゼルス移籍に伴い、エ軍広報に就任。松井から絶大な信頼を受け、日米メディアとの懸け橋として活躍してきた。同氏は東京・両国国技館で会見し「ヤンキースと相撲の世界は伝統を大事にするという点で相通ずるものがある。奈良時代から受け継がれたともしびを消してはならない」と話した。

　世界一の伝統を誇るヤ軍のノウハウを生かし、広報改革することを誓った広岡氏は、早速「（広報で）マニュアルを作って対応していきたい」と意欲を見せた。松井からは「困っている人を助けるのなら、いいのではないか」と言われたという。

　知人の紹介で同氏を知ったという放駒理事長（元大関・魁傑）は「元報知新聞ということで情報を発する側、受ける側、両方できる。うちの組織を変えてくれると思う」と委嘱の理由を説明。「ガバナンス（統治）の整備に関する独立委員会」が提言した「広報室長」の一般公募については「公募がなくなったわけではない」とした。

　◆広岡　勲（ひろおか・いさお）１９６６年１２月２９日、東京都生まれ。４３歳。ニューヨーク市立大学大学院修士課程修了。９１年、報知新聞社に入社。２００３年、巨人・松井のメジャー移籍に伴い、ヤンキースの広報兼環太平洋担当に就任し、渡米。今年はエンゼルスの広報に転じ日米メディアと球団のパイプ役として活躍。日本経営倫理学会会員も務める。

　

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