竹島ヘリポート 韓国が大規模改修

2010年04月04日 | news
竹島ヘリポート 韓国が大規模改修
2010.4.4 01:15

 日本固有の領土であるにもかかわらず韓国が不法占拠している竹島(韓国名・独島)に韓国が設置したヘリポートの大規模改修計画が進み、周辺に海洋科学基地も計画されていることが3日、分かった。大規模改修は軍事衝突を念頭に置いたものとされ、韓国が「竹島支配」を既成事実化する狙いがあるとみられる。
 改修問題は衆院外務委員会などでも報告されているが、岡田克也外相らは「承知している」と繰り返すにとどまり、対応は明言していない。
 韓国紙の報道などによると、韓国は不法占拠後の1981年に竹島の東島に建設したヘリポートの改修を決定したという。
 すでに今年2月に設計契約を終え、9月に完成予定。改修後のヘリポートは、これまでの2・5倍となる重量25トンの軍用輸送ヘリコプターが離着陸でき、警察1個部隊(約40人)の緊急派遣が可能になる。夜間照明を備え、24時間運用が可能だという。
 報道などでは改修の目的について、政府機関関係者が「突発的な軍事衝突に迅速に対応するため」と発言したと伝えられている。

 さらに9月には、日本の領海内に当たる竹島の北西1キロ地点で、水深40メートルの海底から洋上にまで達する海洋科学基地の建設工事を開始する。科学基地は2013年に竣工(しゅんこう)予定で、すでに国家予算300億ウォン(約25億2500万円)が認められた。韓国紙の報道で政府機関関係者は「(基地は)韓国の排他的経済水域の確保と、竹島の主権強化を深める基盤にする」と意義づけている。
 これらの報道は3月26日の衆院外務委員会でも取り上げられ、武正公一外務副大臣は「承知している。わが国の立場を申し入れている」と答弁した。しかし、工事の進捗(しんちょく)状況や韓国への抗議については、「具体的な内容は控えたい」と繰り返し、明言を避けた。
 竹島をめぐっては、小学校社会の教科書検定で「日本の領土」と記述した教科書が合格し、韓国側が反発。李明博大統領は2日、竹島の実効支配の強化に積極姿勢を示している。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100404/plc1004040116002-n1.htm




竹島「不法占拠」と言わない岡田外相
2010.4.4 01:15

 韓国の不法占拠のもとで次々と既成事実が積み重ねられていく竹島。しかし、政府の反応は今ひとつだ。浮上したヘリポート改修問題や基地建設計画は国会で取り上げられたが、3月26日の衆院外務委員会でも岡田克也外相は最後まで「不法占拠」と口にすることを避け続けた。その模様を再現する。
 竹島のヘリポート改修問題を取り上げた新藤義孝氏(自民)は冒頭、竹島が日本固有の領土であり、現在、韓国に不法占拠されているという基本的な事実関係をただした。
 新藤氏「岡田大臣、竹島問題に関する基本認識はどうなのか」
 岡田氏「竹島の領有権に関するわが国の立場は一貫している。韓国に累次の機会にわが国の立場を申し入れている」
 新藤氏「きちんと答えてください。わが国の立場は変わってないと言っているだけだ。竹島は日本の領土なのか。韓国に不法占拠されていると思っているのか。どうですか」
 岡田氏「当然、竹島は日本の領土です」
 新藤氏「不法占拠はどうなの」
 岡田氏「その竹島を日本が占有していないことは事実であります」
 新藤氏「きちっと言ってください。何でそうすり替えるのか」
 武正公一外務副大臣「竹島はわが国の領土で、現状は実効支配されていると考えています」
 岡田氏「今副大臣が述べた通りです」
 新藤氏「何で自分で言葉に出来ないの? もう一度言ってください」
 岡田氏「さきほど私の言葉で申し上げた」
 新藤氏「竹島は韓国に不法占拠されているかと聞いている。不法占拠されているのか」
 岡田氏「竹島は日本の領土。しかし、今実効支配するには至ってません」
 新藤氏「では韓国の不法占拠を認めないのか」
 岡田氏「何回も答えている。そういう表現を使いたければそういう表現もできると思う」
 新藤氏「だったらあなたの口からそう言ってください」
 岡田氏「どう答えろと指示される立場に私はない。あなたと考えは同じだ」
 新藤「私は不思議で仕方ありません」
 結局、岡田外相は「韓国が不法占拠した」という日本政府の立場を最後まで口にすることなく質疑を終わった。

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100404/edc1004040115000-n1.htm

新藤義孝「いま竹島で何がおきているのか?怒りの外務委員会報告?」
http://www.youtube.com/watch?v=2d-v963O7wM








【小学教科書検定】神話など伝統文化増えるも、自虐史観は残る
2010.3.30 17:07

小4国語教科書の申請段階で「読んでみよう」として出題した漢字の古い書体。検定意見を受け、現在の漢字と比べる内容に変更した

 伝統文化の尊重やわが国と郷土を愛する態度を養うことを教育の目標として明記した教育基本法の改正から、初めての全面改訂となった今回の小学校教科書。各教科で日本の伝統的要素を取り入れようとする姿勢がみられる一方で、6年生で学ぶ日本史では依然として日本を“悪者”として描く自虐史観の記述が残るなど、改善されない課題も残っている。

■「白ウサギ」4社に

 1、2年の国語の全教科書に掲載された神話では、「因幡(いなば)の白ウサギ」が5社中4社に、「ヤマタノオロチ」が2社に登場した。東京書籍は物語の冒頭だけを紹介する形で、前出の2つに加えて「海幸彦と山幸彦」なども掲載している。

 文部科学省によると、現行の小学校国語教科書には全学年とも神話に属する物語は掲載されていない。

 ヤマタノオロチを選んだ学校図書は「活劇調で動きがある話の方が今の子供には親しみやすく、伝統的なものに気持ちが向くのでは」と話す。白ウサギを選んだ教育出版は「ヤマタノオロチは戦いや殺人で、海幸は最後に兄弟げんか。2年生が読むにはどうか…」と「不採用」の理由を説明。白ウサギについては「主人公が動物で、シンプルで親しみやすい」としている。

 音楽で全社に掲載されている「君が代」は、教育出版が5、6年で歌詞の大意を詳しく説明。「日本の繁栄と平和を願う歌」といった簡略な記述をやめ、「細石(さざれいし)が集まりやがて大きな岩となり、その上を苔(こけ)が一面におおうほどの永(なが)きにわたり…」とわかりやすく記している。

 理科でも6年の「月の位置や太陽の位置」で6社中3社が江戸時代の俳人、与謝蕪村の俳句「菜の花や月は東に日は西に」を紹介するなど、素材を伝統文化に求める姿勢が各教科でみられた。

■「侵略」変わらず

 6年社会上の日本史では、日本の戦争は「侵略」と表現し、欧米やロシアの戦争は「勢力をのばす」などとする二重基準に変化はなかった。特に明治維新以降は、「日本が、不平等な条約をおしつけるなどして、朝鮮に勢力を広げようとしていた」(教育出版)など、当時の国際情勢よりも、日本の「征服欲」を強調する記述が目立っている。

 今回の申請本では、イデオロギー性の強い「アジア・太平洋戦争」という用語が小学校では初めて登場した(光村図書と、大阪書籍版を引き継いだ日本文教出版)。しかし、「理解しがたい」などの検定意見が付き、光村は「太平洋戦争」に修正、大阪書籍は「一般には太平洋戦争とよばれています」との説明などを加えて合格した。

 一方、沖縄戦についての記述が増えたため、日本が受けた戦争被害については全体の分量が増えた。光村図書では、東京大空襲や原爆について、従来はなかった「アメリカ軍が」という主語を追加した。

 しかし、「数万人もの人々がなくなりました」(原爆)といった第三者的な表現はそのままで、豊臣秀吉の朝鮮出兵で「多くの人々が殺され」と朝鮮側の被害を強調する記述とは温度差が残った。

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100330/edc1003301708001-n1.htm






クローズアップ2010:教科書検定 愛国心、色濃く 「国境線、竹島の西に」と意見

 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 30日に検定結果が公表された小学校教科書は、「学力向上」の狙いから分量を増やしただけでなく、日本の伝統文化に関する記述を大幅に増やしたのも特徴だ。「愛国心」を掲げた改正教育基本法の理念が色濃く反映された結果と言え、国語の3年で俳句、5年で古文・漢文も登場。社会では地図上の竹島と韓国の間に国境線を入れるよう求める検定意見が初めて付いた。【加藤隆寛、内橋寿明】

 日本の国土について学ぶページで、竹島付近に国境線を入れずに申請した2社の社会科教科書の地図に「理解しがたい」「不正確」との検定意見が付いた。2社は竹島の西側に国境線を記入して修正し、検定に合格した。こうした検定意見が付くのは初めて。

 修正したのは、光村図書出版と教育出版の5年生用教科書。両社はこれまでの教科書で地図に竹島を明記していなかったが、文部科学省が08年に公表した中学の新学習指導要領(12年度全面実施)の社会編解説書で「我が国と韓国の間に竹島をめぐって主張に相違があることなどにも触れる」と明記したことを受け、今回の申請から、地図上の位置と名称が分かるよう記載を変更していた。しかし、朝鮮半島と対馬の間などには国境線を入れたものの、竹島付近には入れていなかった。

 光村図書出版は「(記入は)指摘されるまで全く考えていなかった」とし、意外な検定意見だったとの認識を示した。教育出版は「正確を期すため表現を改めた」と説明した。

 文科省は「竹島と書いてあれば国境線も書いてあるのが通常の日本で発行されている地図の姿だ」と説明。これまで、竹島の名称を記載しながら国境線を入れず検定申請した例はなかったという。

 社会科は他に3社が申請。5年生用の同様のページで、2社は竹島の名称を記載していないが、位置と国境線を記載した。1社は位置、名称、国境線とも記載せず、本文中で「島根県に属する竹島を韓国が不法に占きょしている」と記した。これら3社の地図に意見は付いていない。

 08年の解説書公表時には、韓国が駐日大使の一時帰国を命じるなど両国間の関係が悪化した経緯がある。

 ◇韓国が抗議

 【ソウル西脇真一】韓国の柳明桓(ユミョンファン)外交通商相は30日、外交通商省に重家俊範・駐韓日本大使を呼び、竹島(韓国名・独島)付近の国境線表記などについて抗議した。同省は「未来世代に誤った領土観と歴史観を植え付け、韓日関係の発展に否定的影響を及ぼしかねない」との報道官声明を発表。聯合ニュースは「韓日両国間の外交的緊張が避けられない情勢だ」と伝えた。

 ◇深入りせず前政権の方針を踏襲

 「日本の考え方のもとにあることを正確に記述したということだから、何ら問題はないと思う」。平野博文官房長官は竹島を巡る検定結果について、記者会見でそう語った。「普天間」や「郵政」など懸案山積の中、与党内に賛否両論ある教科書問題には深入りせず、旧政権時の方針を淡々と継いだ印象だ。

 教育基本法は06年12月、当時の安倍晋三首相の強い意向で改正され「郷土愛」の文言が入った。08年3月告示の小学校指導要領総則には「伝統文化の尊重」や「愛国心」が盛り込まれた。今回の検定はそうした流れに沿い、社会科では国旗に関する記述も目立つ。日章旗を掲げた軍艦「咸臨(かんりん)丸」の絵を添えた教育出版(6年下)などだ。

 しかし、民主党内には違和感を持つ勢力も多い。同党は07年、沖縄戦の集団自決における「日本軍強制」の記述復活を求め、政権交代後も高校地理歴史の新指導要領解説書には「竹島」を明記しなかった。現時点で政権内の検定見直し機運は小さいが、連立を組む社民党は反発しており、韓国の出方次第では検定の方向性が変わる可能性も残る。

 ◇伝統文化の記述拡充 小学3・4年で短歌・俳句 印象派やめ「風神雷神図」

 国語では11年度実施の新学習指導要領に基づき、5?6年で古文・漢文の学習と音読が新たに加わり、3?4年では短歌と俳句を学ぶ。これらは一部の小学校教科書で扱われた例はあるが、全教科書に本格導入されるのは初めて。1?2年では「ヤマタノオロチ」「いなばの白うさぎ」などの神話も登場した。

 他にも狂言の音読や国宝▽雅楽器▽宇治拾遺物語‐‐など、伝統文化が次々と登場。図工では西洋の印象派絵画を「風神雷神図」「鳥獣戯画」など日本画に入れ替え、算数では江戸時代の和算の紹介ページが増加。東京書籍の家庭科(5・6年)では伝統的な食事として「ご飯とみそ汁」の記述が4ページから6ページになった。

 古典をはじめとするこうした記述の拡充について、神奈川県内の小学校女性教諭(30)は「子供は結構、(古典に)食いついてくると思う。普段聞き慣れない言葉に触れることを面白がるから」。ある教科書編集者は「昔も今も人は同じようなことを考えていたのだと知れば、中学で古典を学ぶ時に身構えなくて済む」と言う。

 一方、指導歴40年の埼玉県朝霞市立朝霞第十小、三輪民子教諭(62)は「昔の人の思いを知るのは大事なことだが、(古典などの)あえて難しい素材を持ってくるのは疑問。『意味が分からないうちから覚えさせ、愛国心を育てよう』という狙いを感じる」と懸念した。

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 ◇教科書編集の基準となる学習指導要領の変遷

年度   特徴や改定の主なキーワード

1961 基礎学力の充実、道徳の時間新設、科学技術教育の向上

  71 教育内容の一層の向上、時代の進展に対応した教育内容の導入

  80 ゆとりある充実した学校生活の実現、学習負担の適正化

  92 社会変化に自ら対応できる心豊かな人間の育成、生活科の新設

2002 生きる力の育成、教育内容の厳選、総合学習の新設

  11 授業時間の増、指導内容の充実、伝統と文化の尊重

 ※年度は小学校での実施年度

毎日新聞 2010年3月31日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20100331ddm003100105000c.html










医療ツアーいかが 観光庁 中国人富裕層にPR
2010.4.4 22:27

 日本で人間ドックはいかが-。観光庁は今年度から、中国人富裕層らをターゲットに、検診や治療と観光を組み合わせた「医療観光」をPRする取り組みを本格的に始める。
 日本の高度な医療技術による健康診断や治療、日本の温泉や日本食などと観光を複合的にアピールし、鳩山政権が目指す「訪日外国人旅行客3千万人」の達成につなげたい考えだ。
 今年度は主に中国を対象に、日本の医療観光に対する認知度や期待度を調査、マスコミや旅行会社を招き日本の医療現場などを視察してもらう方針。
 既に外国人を受け入れている医療機関の情報を関係者が共有できるようにするほか、海外で外国人の治療のため導入されている「医療用ビザ」制度も調査する意向だ。

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100404/trd1004042234011-n1.htm





70代独居女性、7病院に受け入れ拒否され死亡

 三重県伊賀市の70歳代の女性が3月、自宅で倒れ、救急搬送を要請した県内外の7病院に受け入れを拒否され、約2時間後に到着した津市内の病院で死亡したことがわかった。

 伊賀市消防本部によると、女性は一人暮らし。3月19日午後5時30分頃、近所の人の通報で駆けつけた救急隊員が1階居間で血を吐いて倒れているのを発見。意識があり、消化器から出血していたとみられ、同市内の総合病院に電話で受け入れを依頼したが、断られた。さらに同本部の通信指令室から県内と滋賀県甲賀市の6病院に連絡したが、専門医の不在などで拒まれたという。

 約1時間10分後、津市内の病院が受け入れを了承し、女性宅から約50分かけて搬送したが、すでに心肺停止状態になっており、翌朝、出血性ショックで死亡した。受け入れを拒否した病院のうち5病院が公立。同本部は「搬送の遅れと死亡との因果関係は不明」としている。

(2010年4月3日22時04分??読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100403-OYT1T00793.htm









強制送還中のガーナ人が死亡 東京はアフリカ人のパラダイス
2010年03月27日10時00分 / 提供:ゲンダイネット

●尽くしてくれるオンナもいて…
 成田空港でガーナ国籍の男性が死亡した事件にはビックリさせられた。男性は45歳で、ガーナに強制送還されるためエジプト航空機に搭乗。機内で暴れたため東京入国管理局の職員が制したところ死亡したという。
 法務省のデータによると、日本にいるアフリカ人は1万2039人。ナイジェリア人が一番多くて2598人。次いでガーナ人(1906人)、エジプト人(1869人)の順だ。一方、08年に強制送還されたアフリカ人の最多はガーナ人(84人)で、ウガンダ人(79人)、ナイジェリア人(49人)と続く。
「不法残留者や密航者、偽装結婚が発覚した人、麻薬取締法違反で有罪判決を受けた人たちなどが送還されます」(法務省入国管理局)
 こうしたアフリカ人がハバをきかせているのが夜の盛り場だ。歌舞伎町や六本木などには外国人パブの呼び込みをしている黒人がごまんといる。「彼らにとって日本は天国」とは風俗ジャーナリストの村上行夫氏だ。
「呼び込みのアフリカ人に聞くと、“祖国は差別があるし満足に食べられない。一度日本に住んだら絶対に帰りたくない”と言います。彼らはコワモテの風貌なので、たとえばポーカー賭博の用心棒をやれば月に50万円になる。しかも月額3万円で寮に住める。クラブの客引きだって月に20万円になるから祖国に仕送り可能です。ガーナでは月に200ドル(約1万8000円)あれば一家3人が暮らせます。こうして不法滞在のアフリカ人は増える一方。首都圏には風俗産業にかかわるアフリカ人が500人はいるはずです」
 しかも彼らは日本の女にモテモテだ。
「日本の女性の1割は黒人好きなんです。彼女たちは“シスター系”と呼ばれ、不美人が多いけど黒人にはとことん尽くす。ほとんどの黒人はシスター系に援助してもらっています。あるシスター系女性は“アフリカ人はペニスが硬くて大きいし、1回のセックスが長い。しかも何回もできるから離れられない”と言ってました」(ジャーナリトの赤木太陽氏)
 歌舞伎町ではすでにアフリカ人の連帯組織ができている。中国やロシアに次いでマフィア化するのは間違いない。

(日刊ゲンダイ2010年3月24日掲載)
http://news.livedoor.com/article/detail/4683381/









外国人差別なお根強い=日本に改善求める-国連特別報告者

 日本国内の移民の人権問題を調べるため来日した国連人権理事会のホルヘ・ブスタマンテ特別報告者は31日、都内の国連大学で記者会見し、あくまで「予備的な勧告」と断りつつも「国籍に基づく人種主義、差別意識は日本にいまだ根強い」と指摘、人種差別防止に向けた法整備を求めた。
 また、(1)研修生や技能実習生は権利侵害となるような条件下、奴隷状態に発展している場合さえある(2)外国人女性が家庭内暴力の被害者であっても在留資格更新で夫に頼らなければならない状況がある(3)外国人の子供が日本において不就学の状況にある-などと問題点を列挙した。
 さらに、両親が不法滞在で強制退去を命じられたフィリピン人一家の中学生カルデロン・ノリコさんの例などを念頭に「日本で生まれ10~15年間暮らしていた子供の親が強制退去処分となり親子が離れ離れになった数々の実態を聞いた」と強調。子供の利益を優先し「家族は分離されてはならない」と訴えた。(2010/03/31-18:16)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010033100833




「日本には外国人差別が根強い」、国連特別報告者が法整備要請
2010年04月01日 09:09 発信地:東京

【4月1日 AFP】国連人権理事会(UN Human Rights Council)のホルヘ・ブスタマンテ(Jorge Bustamante)特別報告者(移民人権問題担当)は前月31日、「職場や学校、医療施設、家庭などで、国籍に基づく人種主義や差別意識がいまだ日本には根強く残っている」述べ、日本に滞在する外国人の権利を守る取り組みを強化するよう促した。

 ブスタマンテ氏は閣僚や政府関係者、移民、弁護士、教育関係者、市民社会活動家などへの聞き取り調査を行った後、憲法や法律が外国人居住者を守るために効果的に機能していないと述べ、「日本は人種差別を防止・撲滅するための特別な法整備をすべき」と主張した。

 外国人が研修生や技能実習生として来日するプログラムについて、実態は搾取され、低賃金で長時間働かされているとして、プログラムの中止を訴えた。

 また、不法移民や難民が何年にもわたり収容される場合があることについて、本国送還までの期限を設けるべきと主張した。

 最終報告書は、暫定報告書に対する日本政府の意見を受けた後、10月までに国連人権理事会に提出される。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/politics/2715225/5556513












日本人拉致問題は「ささいなこと」 黄元書記
2010.4.1 09:54

 1997年に北朝鮮から韓国に亡命した黄長●(=火へんに華)元朝鮮労働党書記は31日、日本人拉致問題について、北朝鮮にいたころから「知っていた」と述べたが、自らの関与は否定した。訪問先のワシントンで開かれた講演会の質疑応答で語った。

 黄氏はさらに、日本人拉致問題は「ささいなこと」と述べ、日本が拉致問題に固執するあまり、北朝鮮の人権状況の改善に向けた取り組みが阻害されることになってはならないと主張。「北朝鮮による人権侵害の核心に関心を集中すべきで、相対的に取るに足らないこの問題にはぐらかされてはならない」と述べ、食糧難や政治的抑圧が続く北朝鮮情勢の改善に力を注ぐべきだと語った。

 ただ黄氏は「日本が懸念するのはもっともだ」と述べ、拉致問題に対する日本の立場にも理解を表明した。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/america/100401/amr1004010958002-n1.htm


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