鳩山元総務相「国滅ぶ。社会党が天下取ったのと同じ」
2009.11.2 19:45
自民党の鳩山邦夫元総務相は2日、都内で講演し、鳩山由紀夫政権について「国を滅ぶ道に導きかねない極めて軟弱な政権。かつての社会党が政権を取ったのとまったく同じで、『弱くて優しい国家』をつくろうとしている」と批判した。また、鳩山政権は夫婦別姓や取り調べ可視化、外国人地方参政権付与、教員免許更新制見直しなどに取り組むとの見方を示したうえで、これらに反対していく考えを表明した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091102/stt0911021947007-n1.htm
「民主党は動かせる」北朝鮮、朝鮮総連に民主党攻略指令 ー「民主党の支援組織の労組に影響力を使え」
【北朝鮮】日本民主党の勝利を受けて・・・謝罪を要請
朝鮮総連が東京で「海外同胞大会」開催~鳩山政権が甘くみられている証拠
財政、異常事態=国債発行、税収上回る
日本の財政悪化が危機的水準に落ち込むことが確実になっている。2日発表の2009年度上半期税収は前年同期比2割を超えるマイナス。年間でも、歳入を補う新規国債発行が税収を大幅に上回り、過去最大の50兆円に達するのが避けられない情勢だ。国債発行額が税収を上回るのは戦後の混乱期だった1946年以来の事態。10年度も景気の急回復が見込めない中、鳩山由紀夫首相は国債発行を麻生政権が計画した額よりも抑制する目標を示しているが、達成は至難の業だ。
10年度税収は税制が現状のままでも40兆円前後にとどまる見通し。衆院選マニフェストで掲げたガソリン税の暫定税率を撤廃すれば約1.7兆円分の穴が開く。国債発行額が2年連続で税収を上回る「異常事態」となる見通しだ。
また10年度予算に関しては、鳩山首相が各閣僚に「査定大臣」として概算要求を圧縮するよう指示したにもかかわらず、過去最大の95兆円規模に膨張。首相は「92兆円以下」に削り込みたい考えだが、予算の無駄洗い出しを担う行政刷新会議は、実働部隊となる「事業仕分けチーム」の人選をめぐる混乱もあり、作業の遅れが懸念されている。
鳩山首相は2日の衆院予算委員会で来年度の国債発行について「極力抑えなければいけない。(今年度発行計画の)44兆円を超えないよう努力をする」と強調した。しかし、債券市場では国債増発懸念から長期金利にじわじわと上昇圧力が掛かり始めた。中長期的な財政再建の目標も示されておらず、「海図なき航海」(藤井裕久財務相)に突き進む可能性が出ている。(2009/11/02-23:03)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009110201007
突出、日本の財政悪化…IMF見通し
【ワシントン=岡田章裕】国際通貨基金(IMF)は3日、日米欧や中国、インドなど世界20か国・地域(G20)の債務残高見通しを公表した。
日本については、金融危機対応の景気対策に加え、社会保障費の伸びなど「財政出動圧力が特に強い」と指摘し、2014年には国内総生産(GDP)の約2・5倍に拡大するとした。G20全体は約0・9倍、G20内の先進国は約1・2倍で、日本の財政悪化が世界で突出していることを裏付けた。
IMFが7月に公表した見通しの第1弾と比べると、日本の債務残高の対GDP比%は6・4ポイント上昇し、上昇幅はG20内で最大だった。
IMFは、金融危機対応による国債増発などで長期金利が2%押し上げられると試算。危機対応の政策を平時に戻す「出口戦略」を「すぐに策定すべきだ」と警告している。
(2009年11月4日01時46分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091104-OYT1T00012.htm
【政治】「母子加算復活よりワーキングプアこそ早急に支援すべきだ」 厚労省に意見・苦情2200件超 1週間集計
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1257185958/-100
厚労省、意見・苦情2200件超 1週間集計、社保庁が最多426件
厚生労働省は2日、同省の政策について国民から寄せられた意見や苦情が先月29日までの1週間で2247件に達したと発表した。長妻昭厚生労働相が「企業であればお客様の声というのは『宝の声』と考え、改善のために活用する」と指摘したことを受け、初めて集計した。“苦情”の中では「政策・制度の立案への提言」が928件で最も多かった。今後、毎週発表する予定という。
苦情・意見はメールが1533件で最多、以下電話(648件)、手紙(35件)、来訪(23件)、ファクス(8件)の順。内容では他に、職員らの対応への苦情を含む「制度の実施に関する提案」が539件、職員らの「法令順守違反に関する内容」が21件だった。
分野別では「職員の対応が悪い」など社会保険庁が426件で最も多く、生活保護を担当する社会・援護局には「母子加算復活より(働いても自活できない)ワーキングプアこそ早急に支援すべきだ」などとする382件が寄せられた。(01:08)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091102AT1G0202S02112009.html
民主党都連、マニフェスト批判の都議に離党勧告
2009.10.28 20:07
民主党東京都連は28日、常任幹事会を開き、衆院選マニフェストを「(耐震)偽装マンションのパンフレット」などと痛烈に批判してきた同党都議の土屋敬之副団長に対し、離党勧告することを決めた。
土屋氏は、永住外国人地方参政権付与や選択的夫婦別姓制度などを政策集に明記しながらマニフェストに盛り込まなかったことを「国民の目を欺くものだ」などと批判してきた。
離党勧告について、土屋氏は「聴聞を受けておらず、処分の手続きに問題がある。批判があってこそ政党は育つものだ。法的措置も含め徹底的に戦う」としている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091028/stt0910282007009-n1.htm
民主マニフェスト“身内”から批判
外国人参政権法案の提出見送り=公明
公明党は30日、永住外国人に地方参政権を付与する法案の今国会への提出を見送る方針を固めた。政府・民主党内に次期通常国会への提出を模索する動きがあることから、状況を見極めるのが得策と判断した。
これに関連し、井上義久幹事長は同日の記者会見で「民主党内に、政府に提出するよう求める話もあるので、その動きを見定めたい」と述べた。
公明党は永住外国人への地方参政権付与を一貫して主張。民主党の小沢一郎幹事長が9月に韓国の韓日議連幹部へ前向きな考えを伝えたこともあり、山口那津男代表が今国会へ提出する考えを示していた。(2009/10/30-16:27)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200910/2009103000763
集団的自衛権の行使めぐり首相と小沢氏が責任のなすり合い
2009.11.2 23:45
集団的自衛権の憲法解釈をめぐり、鳩山由紀夫首相と民主党の小沢一郎幹事長が2日、責任のなすり合いを演じた。
首相は衆院予算委で集団的自衛権の解釈について「変えるつもりはない」と答弁。これを受け、自民党の大島理森幹事長は、小沢氏がかつて内閣法制局の解釈にかかわらず、内閣が解釈変更すると決めれば、集団的自衛権の行使は認められるとの考えを披瀝(ひれき)していたことを念頭に「小沢氏は違うことを述べてきたが、政府と民主党が違うこともあり得るのか」と指摘した。
首相は「党は党としての判断がある。党に聞いていただければ」とかわしたが、小沢氏は2日夕の記者会見で「僕は政策論はやらない。最初から言っているでしょ。政府に聞いてほしい。私は党務の方ですから、そういうたぐいのことに発言する立場ではない」と一蹴(いっしゅう)。集団的自衛権をめぐる政権のスタンスはますます定まらなくなった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091102/plc0911022346014-n1.htm
「小沢君が言えば5+5=15」渡部氏、権限集中に皮肉
2009年11月4日19時5分
「与党になったと張り切ったはいいが、忙しいのは大臣、副大臣、政務官。それ以外はみんな暇で」。民主党の渡部恒三・前最高顧問(77)は4日に福岡市で講演し、今の党内の様子を紹介。「小沢一郎君が右と言えば右、左と言えば左。5足す5は15と言えば『はい』と言っていればいい」と語り、小沢幹事長への権限集中を皮肉った。
党所属議員を地元回りに専念させ、陳情の政府への取り次ぎを党本部が仕切る仕組みにも不満を示した。「陳情は(党)幹事長室一本。議員はうちに帰って毎日戸別訪問しているのかな。私は体力もないし、困ったな」(高橋福子)
http://www.asahi.com/politics/update/1104/TKY200911040282.html
予算委前に勉強会=自民の質問通告拒否に困惑-鳩山首相
鳩山由紀夫首相は1日午後、公邸で約4時間半、平野博文官房長官、松野頼久、松井孝治両官房副長官らと2日から始まる衆院予算委員会に備え勉強会を行った。自民党が詳細な質問通告を拒否していることから、勉強会では既に終えた本会議での代表質問の内容を分析したり、想定問答の検討を進めたりした。
自民党側が示した質問項目は「マニフェストについて」「日米安保について」などと概要を記しているのみで、首相周辺は「実際、予算委で何を聞いてくるか分からない」と困惑している。1日夕は松野副長官が質問者である同党の後藤田正純衆院議員の事務所を訪れ、「質問取り」に動いたが、成果はあまり得られなかったようだ。
勉強会後、平野長官は首相官邸で記者団に「具体的な(質問)項目を出してもらった方が中身のある国会議論になるんじゃないか」と述べ、同党の対応に不満を示した。(2009/11/01-23:13)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110100188
衆院予算委:自民、質問通告拒否 2日から本格論戦
国会は2日からの衆院予算委員会で、与野党の本格論戦に入る。自民党は大島理森幹事長らが、鳩山由紀夫首相の献金偽装問題や民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)実現に必要な16.8兆円の財源の裏付けを徹底追及する構えだ。衆参代表質問での首相答弁は、公約実現への意気込みをアピールする一方で、具体論の先送りも目立った。首相が野党の質問をどうしのぐのか、今国会は最大の山場を迎える。
衆院予算委は2、4、5日の3日間。自民党は初日に照準を合わせ、質問者に大島氏のほか、町村信孝元官房長官、加藤紘一元幹事長ら論客をそろえた。大島氏が総論、町村氏が外交・安保、加藤氏らは財政・金融と、担当を振り分けた。
自民党の林芳正参院政審会長は31日の民放テレビで、「年末年始が大変という声が大きい」と語り、景気対策を取り上げる意向を示唆したものの、同党は「政治主導」を掲げる鳩山政権の姿勢を逆手にとり、詳細な質問通告を拒否。「どんな質問も各閣僚に答えてもらう」と政権を揺さぶっている。【坂口裕彦】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091101k0000e010023000c.html
谷垣氏への挑発答弁を陳謝=鳩山首相、加藤氏の忠告受け-予算委
「皆さん方、特に谷垣総裁に大変な不信感を与えたことを遺憾に思っている」。鳩山由紀夫首相が2日の衆院予算委員会で、自民党の加藤紘一元幹事長から、先の衆院本会議での同党の谷垣禎一総裁の質問に対する答弁をたしなめられ、こう陳謝する場面があった。
首相は先月28日の衆院代表質問で、谷垣氏から「経済成長戦略が欠けている」と批判されたのに対し、「あなた方に言われたくない。こんな財政にしたのは誰なのか」と挑発的答弁で応酬した。この発言について、加藤氏が「総理の言うせりふではない」とベテラン議員として忠告すると、首相も神妙な様子で事実上の撤回に応じた。 (2009/11/03-00:45)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110300007
鳩山首相、謝りまくり…質問されるの慣れてない
衆院予算委員会が2日開かれ、鳩山由紀夫首相(62)と全閣僚が出席し、政権交代後初の与野党の本格論戦がスタートした。野党側から事前に詳細な質問が通告されなかったため、答弁も手探りの状態。ベテラン議員を並べた自民党からは、政権発足以降の閣内のゴタゴタぶりや閣僚の発言を再三突かれたが、鳩山首相は「遺憾」などと釈明。この日、自身の7000万円申告漏れも発覚したこともあり、低姿勢に徹して乗り切った。
国会で野党と初対決した鳩山首相は、ひたすら腰を低くした。
自民党のトップバッター・大島理森幹事長からは先月31日に、菅直人国家戦略相が会合で「霞が関なんて成績が良かっただけで大ばか」と官僚批判を展開した点を突っ込まれた。大島氏が「(首相の政治哲学の)友愛を内閣で勉強した方がいい」と皮肉ると、首相は「言葉が過ぎる時もある。役人は優秀で、決してばかとは思っていない」と菅氏の尻ぬぐいに徹した。
2番手の町村信孝元官房長官は、沖縄県の普天間基地移設問題をめぐる閣僚間の意見の相違を指摘。「言葉が軽い。一昔前なら内閣総辞職ものだ」と切り捨てた。
首相は「努力しているから、いろんな意見が出てくる」と言い訳を重ねた。移設の結論をいつ出すかを執拗(しつよう)に質問されたが、「『いつまでやれ』みたいな話に、答えられるわけがない」とあいまいな答えに終始した。
加藤紘一元幹事長は、先月28日に衆院での自民党の谷垣禎一総裁の代表質問に、首相が「政権にビジョンがないと、あなた方に言われたくない」と逆切れしたことを批判。「総理の言葉ではない。野党ぼけではないか」と首相としての品格を問いただした。
首相は「皆さんに迷惑をかけたのは遺憾。つい、反射的に出た言葉です」と素直に頭を下げ、陳謝。経験豊富な自民党ベテラン議員にネチネチチクチクと責められたが、低姿勢を貫いた。
この日の委員会では、自民党側は事前に詳細な質問内容を通告せず、個条書きの簡単なものを出しただけ。これまで「質問取り」は官僚が行ってきたが、民主党の「脱官僚依存」を逆手に取った自民党の揺さぶりに、急に答弁を求められた大臣の中には「突然の指名なのでちょっと…」と戸惑いながら書類に目を落とす一幕もあった。加藤氏は「細かい質問はしていない。政治家が責任を持って話せる範囲のはず」と手応えを得た様子。
もっとも、官邸側が警戒した“故人献金”問題の爆弾は、大島氏が1度質問しただけ。「経験の差」を見せつける自民サイドの狙いは不発に終わった。若手議員は「与党時代に防御ばかりだったので慣れていない。全然、言葉を引き出せてない」と不満をあらわにした。
終了後、首相は「初めてで最初は緊張した。先輩議員が質問に立たれ、意見を拝聴して良い勉強になった」と謙虚さを忘れなかった。
4日の予算委員会では、自民党きっての論客・石破茂政調会長が質問に立つ。「石破氏にかける」と自民党幹部は“真打ち登場”に期待するだけに、注目の論戦となりそうだ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091103-OHT1T00031.htm
民主党が新人を大動員、「応援団」ヤジかき消す
衆院第一委員室の議員用傍聴席を“占拠”したのは民主党の新人議員たちだった。
2日に始まった衆院予算委員会での論戦に、政府側の応援団よろしく、党国会対策委員会の指示で動員されたのだ。
議員傍聴席は与野党双方の委員席の後方に約10席ずつ、計約20席分ほど用意され、従来は与野党それぞれが分け合う暗黙の了解があった。それが、この日はそのほとんどを民主党新人が確保。自民党側は「傍聴できない」と抗議したが、明確な決まりがあるわけでなく、押し切られた。新人たちは首相や閣僚の答弁の度に拍手や歓声を送り、野党側のヤジをかき消した。
先の衆院本会議での代表質問でも同様の光景が見られたため、質問に立った自民党の加藤紘一・元幹事長は「代表質問の時から後ろで機関銃のような拍手。あれ以来、民主党の議員の顔が見えなくなった」と、この演出を酷評。もっとも、動員された側からも「こんなことで呼び出されるなんて……」とぼやき声が漏れていた。
(2009年11月3日13時08分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091103-OYT1T00469.htm
2009.11.2 19:45
自民党の鳩山邦夫元総務相は2日、都内で講演し、鳩山由紀夫政権について「国を滅ぶ道に導きかねない極めて軟弱な政権。かつての社会党が政権を取ったのとまったく同じで、『弱くて優しい国家』をつくろうとしている」と批判した。また、鳩山政権は夫婦別姓や取り調べ可視化、外国人地方参政権付与、教員免許更新制見直しなどに取り組むとの見方を示したうえで、これらに反対していく考えを表明した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091102/stt0911021947007-n1.htm
「民主党は動かせる」北朝鮮、朝鮮総連に民主党攻略指令 ー「民主党の支援組織の労組に影響力を使え」
【北朝鮮】日本民主党の勝利を受けて・・・謝罪を要請
朝鮮総連が東京で「海外同胞大会」開催~鳩山政権が甘くみられている証拠
財政、異常事態=国債発行、税収上回る
日本の財政悪化が危機的水準に落ち込むことが確実になっている。2日発表の2009年度上半期税収は前年同期比2割を超えるマイナス。年間でも、歳入を補う新規国債発行が税収を大幅に上回り、過去最大の50兆円に達するのが避けられない情勢だ。国債発行額が税収を上回るのは戦後の混乱期だった1946年以来の事態。10年度も景気の急回復が見込めない中、鳩山由紀夫首相は国債発行を麻生政権が計画した額よりも抑制する目標を示しているが、達成は至難の業だ。
10年度税収は税制が現状のままでも40兆円前後にとどまる見通し。衆院選マニフェストで掲げたガソリン税の暫定税率を撤廃すれば約1.7兆円分の穴が開く。国債発行額が2年連続で税収を上回る「異常事態」となる見通しだ。
また10年度予算に関しては、鳩山首相が各閣僚に「査定大臣」として概算要求を圧縮するよう指示したにもかかわらず、過去最大の95兆円規模に膨張。首相は「92兆円以下」に削り込みたい考えだが、予算の無駄洗い出しを担う行政刷新会議は、実働部隊となる「事業仕分けチーム」の人選をめぐる混乱もあり、作業の遅れが懸念されている。
鳩山首相は2日の衆院予算委員会で来年度の国債発行について「極力抑えなければいけない。(今年度発行計画の)44兆円を超えないよう努力をする」と強調した。しかし、債券市場では国債増発懸念から長期金利にじわじわと上昇圧力が掛かり始めた。中長期的な財政再建の目標も示されておらず、「海図なき航海」(藤井裕久財務相)に突き進む可能性が出ている。(2009/11/02-23:03)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009110201007
突出、日本の財政悪化…IMF見通し
【ワシントン=岡田章裕】国際通貨基金(IMF)は3日、日米欧や中国、インドなど世界20か国・地域(G20)の債務残高見通しを公表した。
日本については、金融危機対応の景気対策に加え、社会保障費の伸びなど「財政出動圧力が特に強い」と指摘し、2014年には国内総生産(GDP)の約2・5倍に拡大するとした。G20全体は約0・9倍、G20内の先進国は約1・2倍で、日本の財政悪化が世界で突出していることを裏付けた。
IMFが7月に公表した見通しの第1弾と比べると、日本の債務残高の対GDP比%は6・4ポイント上昇し、上昇幅はG20内で最大だった。
IMFは、金融危機対応による国債増発などで長期金利が2%押し上げられると試算。危機対応の政策を平時に戻す「出口戦略」を「すぐに策定すべきだ」と警告している。
(2009年11月4日01時46分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091104-OYT1T00012.htm
【政治】「母子加算復活よりワーキングプアこそ早急に支援すべきだ」 厚労省に意見・苦情2200件超 1週間集計
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1257185958/-100
厚労省、意見・苦情2200件超 1週間集計、社保庁が最多426件
厚生労働省は2日、同省の政策について国民から寄せられた意見や苦情が先月29日までの1週間で2247件に達したと発表した。長妻昭厚生労働相が「企業であればお客様の声というのは『宝の声』と考え、改善のために活用する」と指摘したことを受け、初めて集計した。“苦情”の中では「政策・制度の立案への提言」が928件で最も多かった。今後、毎週発表する予定という。
苦情・意見はメールが1533件で最多、以下電話(648件)、手紙(35件)、来訪(23件)、ファクス(8件)の順。内容では他に、職員らの対応への苦情を含む「制度の実施に関する提案」が539件、職員らの「法令順守違反に関する内容」が21件だった。
分野別では「職員の対応が悪い」など社会保険庁が426件で最も多く、生活保護を担当する社会・援護局には「母子加算復活より(働いても自活できない)ワーキングプアこそ早急に支援すべきだ」などとする382件が寄せられた。(01:08)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091102AT1G0202S02112009.html
民主党都連、マニフェスト批判の都議に離党勧告
2009.10.28 20:07
民主党東京都連は28日、常任幹事会を開き、衆院選マニフェストを「(耐震)偽装マンションのパンフレット」などと痛烈に批判してきた同党都議の土屋敬之副団長に対し、離党勧告することを決めた。
土屋氏は、永住外国人地方参政権付与や選択的夫婦別姓制度などを政策集に明記しながらマニフェストに盛り込まなかったことを「国民の目を欺くものだ」などと批判してきた。
離党勧告について、土屋氏は「聴聞を受けておらず、処分の手続きに問題がある。批判があってこそ政党は育つものだ。法的措置も含め徹底的に戦う」としている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091028/stt0910282007009-n1.htm
民主マニフェスト“身内”から批判
外国人参政権法案の提出見送り=公明
公明党は30日、永住外国人に地方参政権を付与する法案の今国会への提出を見送る方針を固めた。政府・民主党内に次期通常国会への提出を模索する動きがあることから、状況を見極めるのが得策と判断した。
これに関連し、井上義久幹事長は同日の記者会見で「民主党内に、政府に提出するよう求める話もあるので、その動きを見定めたい」と述べた。
公明党は永住外国人への地方参政権付与を一貫して主張。民主党の小沢一郎幹事長が9月に韓国の韓日議連幹部へ前向きな考えを伝えたこともあり、山口那津男代表が今国会へ提出する考えを示していた。(2009/10/30-16:27)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200910/2009103000763
集団的自衛権の行使めぐり首相と小沢氏が責任のなすり合い
2009.11.2 23:45
集団的自衛権の憲法解釈をめぐり、鳩山由紀夫首相と民主党の小沢一郎幹事長が2日、責任のなすり合いを演じた。
首相は衆院予算委で集団的自衛権の解釈について「変えるつもりはない」と答弁。これを受け、自民党の大島理森幹事長は、小沢氏がかつて内閣法制局の解釈にかかわらず、内閣が解釈変更すると決めれば、集団的自衛権の行使は認められるとの考えを披瀝(ひれき)していたことを念頭に「小沢氏は違うことを述べてきたが、政府と民主党が違うこともあり得るのか」と指摘した。
首相は「党は党としての判断がある。党に聞いていただければ」とかわしたが、小沢氏は2日夕の記者会見で「僕は政策論はやらない。最初から言っているでしょ。政府に聞いてほしい。私は党務の方ですから、そういうたぐいのことに発言する立場ではない」と一蹴(いっしゅう)。集団的自衛権をめぐる政権のスタンスはますます定まらなくなった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091102/plc0911022346014-n1.htm
「小沢君が言えば5+5=15」渡部氏、権限集中に皮肉
2009年11月4日19時5分
「与党になったと張り切ったはいいが、忙しいのは大臣、副大臣、政務官。それ以外はみんな暇で」。民主党の渡部恒三・前最高顧問(77)は4日に福岡市で講演し、今の党内の様子を紹介。「小沢一郎君が右と言えば右、左と言えば左。5足す5は15と言えば『はい』と言っていればいい」と語り、小沢幹事長への権限集中を皮肉った。
党所属議員を地元回りに専念させ、陳情の政府への取り次ぎを党本部が仕切る仕組みにも不満を示した。「陳情は(党)幹事長室一本。議員はうちに帰って毎日戸別訪問しているのかな。私は体力もないし、困ったな」(高橋福子)
http://www.asahi.com/politics/update/1104/TKY200911040282.html
予算委前に勉強会=自民の質問通告拒否に困惑-鳩山首相
鳩山由紀夫首相は1日午後、公邸で約4時間半、平野博文官房長官、松野頼久、松井孝治両官房副長官らと2日から始まる衆院予算委員会に備え勉強会を行った。自民党が詳細な質問通告を拒否していることから、勉強会では既に終えた本会議での代表質問の内容を分析したり、想定問答の検討を進めたりした。
自民党側が示した質問項目は「マニフェストについて」「日米安保について」などと概要を記しているのみで、首相周辺は「実際、予算委で何を聞いてくるか分からない」と困惑している。1日夕は松野副長官が質問者である同党の後藤田正純衆院議員の事務所を訪れ、「質問取り」に動いたが、成果はあまり得られなかったようだ。
勉強会後、平野長官は首相官邸で記者団に「具体的な(質問)項目を出してもらった方が中身のある国会議論になるんじゃないか」と述べ、同党の対応に不満を示した。(2009/11/01-23:13)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110100188
衆院予算委:自民、質問通告拒否 2日から本格論戦
国会は2日からの衆院予算委員会で、与野党の本格論戦に入る。自民党は大島理森幹事長らが、鳩山由紀夫首相の献金偽装問題や民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)実現に必要な16.8兆円の財源の裏付けを徹底追及する構えだ。衆参代表質問での首相答弁は、公約実現への意気込みをアピールする一方で、具体論の先送りも目立った。首相が野党の質問をどうしのぐのか、今国会は最大の山場を迎える。
衆院予算委は2、4、5日の3日間。自民党は初日に照準を合わせ、質問者に大島氏のほか、町村信孝元官房長官、加藤紘一元幹事長ら論客をそろえた。大島氏が総論、町村氏が外交・安保、加藤氏らは財政・金融と、担当を振り分けた。
自民党の林芳正参院政審会長は31日の民放テレビで、「年末年始が大変という声が大きい」と語り、景気対策を取り上げる意向を示唆したものの、同党は「政治主導」を掲げる鳩山政権の姿勢を逆手にとり、詳細な質問通告を拒否。「どんな質問も各閣僚に答えてもらう」と政権を揺さぶっている。【坂口裕彦】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091101k0000e010023000c.html
谷垣氏への挑発答弁を陳謝=鳩山首相、加藤氏の忠告受け-予算委
「皆さん方、特に谷垣総裁に大変な不信感を与えたことを遺憾に思っている」。鳩山由紀夫首相が2日の衆院予算委員会で、自民党の加藤紘一元幹事長から、先の衆院本会議での同党の谷垣禎一総裁の質問に対する答弁をたしなめられ、こう陳謝する場面があった。
首相は先月28日の衆院代表質問で、谷垣氏から「経済成長戦略が欠けている」と批判されたのに対し、「あなた方に言われたくない。こんな財政にしたのは誰なのか」と挑発的答弁で応酬した。この発言について、加藤氏が「総理の言うせりふではない」とベテラン議員として忠告すると、首相も神妙な様子で事実上の撤回に応じた。 (2009/11/03-00:45)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110300007
鳩山首相、謝りまくり…質問されるの慣れてない
衆院予算委員会が2日開かれ、鳩山由紀夫首相(62)と全閣僚が出席し、政権交代後初の与野党の本格論戦がスタートした。野党側から事前に詳細な質問が通告されなかったため、答弁も手探りの状態。ベテラン議員を並べた自民党からは、政権発足以降の閣内のゴタゴタぶりや閣僚の発言を再三突かれたが、鳩山首相は「遺憾」などと釈明。この日、自身の7000万円申告漏れも発覚したこともあり、低姿勢に徹して乗り切った。
国会で野党と初対決した鳩山首相は、ひたすら腰を低くした。
自民党のトップバッター・大島理森幹事長からは先月31日に、菅直人国家戦略相が会合で「霞が関なんて成績が良かっただけで大ばか」と官僚批判を展開した点を突っ込まれた。大島氏が「(首相の政治哲学の)友愛を内閣で勉強した方がいい」と皮肉ると、首相は「言葉が過ぎる時もある。役人は優秀で、決してばかとは思っていない」と菅氏の尻ぬぐいに徹した。
2番手の町村信孝元官房長官は、沖縄県の普天間基地移設問題をめぐる閣僚間の意見の相違を指摘。「言葉が軽い。一昔前なら内閣総辞職ものだ」と切り捨てた。
首相は「努力しているから、いろんな意見が出てくる」と言い訳を重ねた。移設の結論をいつ出すかを執拗(しつよう)に質問されたが、「『いつまでやれ』みたいな話に、答えられるわけがない」とあいまいな答えに終始した。
加藤紘一元幹事長は、先月28日に衆院での自民党の谷垣禎一総裁の代表質問に、首相が「政権にビジョンがないと、あなた方に言われたくない」と逆切れしたことを批判。「総理の言葉ではない。野党ぼけではないか」と首相としての品格を問いただした。
首相は「皆さんに迷惑をかけたのは遺憾。つい、反射的に出た言葉です」と素直に頭を下げ、陳謝。経験豊富な自民党ベテラン議員にネチネチチクチクと責められたが、低姿勢を貫いた。
この日の委員会では、自民党側は事前に詳細な質問内容を通告せず、個条書きの簡単なものを出しただけ。これまで「質問取り」は官僚が行ってきたが、民主党の「脱官僚依存」を逆手に取った自民党の揺さぶりに、急に答弁を求められた大臣の中には「突然の指名なのでちょっと…」と戸惑いながら書類に目を落とす一幕もあった。加藤氏は「細かい質問はしていない。政治家が責任を持って話せる範囲のはず」と手応えを得た様子。
もっとも、官邸側が警戒した“故人献金”問題の爆弾は、大島氏が1度質問しただけ。「経験の差」を見せつける自民サイドの狙いは不発に終わった。若手議員は「与党時代に防御ばかりだったので慣れていない。全然、言葉を引き出せてない」と不満をあらわにした。
終了後、首相は「初めてで最初は緊張した。先輩議員が質問に立たれ、意見を拝聴して良い勉強になった」と謙虚さを忘れなかった。
4日の予算委員会では、自民党きっての論客・石破茂政調会長が質問に立つ。「石破氏にかける」と自民党幹部は“真打ち登場”に期待するだけに、注目の論戦となりそうだ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091103-OHT1T00031.htm
民主党が新人を大動員、「応援団」ヤジかき消す
衆院第一委員室の議員用傍聴席を“占拠”したのは民主党の新人議員たちだった。
2日に始まった衆院予算委員会での論戦に、政府側の応援団よろしく、党国会対策委員会の指示で動員されたのだ。
議員傍聴席は与野党双方の委員席の後方に約10席ずつ、計約20席分ほど用意され、従来は与野党それぞれが分け合う暗黙の了解があった。それが、この日はそのほとんどを民主党新人が確保。自民党側は「傍聴できない」と抗議したが、明確な決まりがあるわけでなく、押し切られた。新人たちは首相や閣僚の答弁の度に拍手や歓声を送り、野党側のヤジをかき消した。
先の衆院本会議での代表質問でも同様の光景が見られたため、質問に立った自民党の加藤紘一・元幹事長は「代表質問の時から後ろで機関銃のような拍手。あれ以来、民主党の議員の顔が見えなくなった」と、この演出を酷評。もっとも、動員された側からも「こんなことで呼び出されるなんて……」とぼやき声が漏れていた。
(2009年11月3日13時08分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091103-OYT1T00469.htm