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奈良市あり得ない「病欠天国」…「5年半で8日出勤」職員だけじゃなかった

2006年10月23日 | news
5年余で勤務8日 給料は満額

奈良市の40代の男性職員が、病気を理由にした休暇などを繰り返し、この5年9か月の間に8日しか勤務していないにもかかわらず、市の規則で給料のほぼ全額が支給されていることが明らかになりました。
奈良市によりますと、ごみ収集担当の42歳の男性職員は、記録が残っている平成13年以降、病気を理由にした休暇や有給休暇の取得を繰り返し、去年までの5年間に8日しか勤務していませんでした。また、ことしに入ってからは、ほぼ3か月に1回のペースで違う病名の診断書を提出して病気休暇を取り、1日も勤務していないということです。奈良市では、1つの病気での休暇を90日までとして給料の全額が支払われ、90日を超えた場合でも休職として給料の80%が支払われるため、この職員には給料のほぼ全額が支給されてきましたが、特に病状の確認などは行っていなかったということです。一方、国は、病気の休暇や休職が3年を超えた場合、一定の条件を満たせば免職にできるという指針を今月示しています。奈良市の巽一郎人事課長は「休暇制度の改善を検討するとともに、国の指針に準じて処分を検討したい」と話しています。
10月18日 21時40分
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/10/18/d20061018000200.html




奈良市あり得ない「病欠天国」…「5年半で8日出勤」職員だけじゃなかった

 奈良市環境清美部の男性職員(42)が病気休暇・休職を繰り返し、5年半で8日しか出勤していなかった問題で、新たに4人の職員が病気休暇を頻繁に取っていたことが22日、同市の調査で分かった。いずれも同じ環境清美部所属の男性職員だった。また前述の男性職員について、病気休暇なのに市庁舎に繰り返し出入りし、親族経営の建設業者への口利きを図っていた疑いも浮上してきた。

 1人だけでも大問題なのに更に4人の疑惑職員が浮上。奈良市職員の過剰病欠問題は底なし沼の様相を呈してきた。

 同市人事課は男性職員の一件を受け、所属の環境清美部を含む職員の第1次調査を実施。その結果、新たに職員4人の過剰病気休暇が判明した。30?50代で、全員が環境清美部の所属だった。

 詳しい資料が残っている2001年1月?今年8月までの調査期間中では、さすがに「出勤8日」に並ぶ猛者は存在しなかった。しかし、例えば職員D(32)は5年間で出勤が182日だけ。同市人事課によると公休などを除いた“1年間”の標準出勤日数は約230日。その数字ですら大幅に下回る。

 職員E(41)は病気休暇を実に186回も取得していた。市の規定では医師の診断書を添えた申請書を所属長が認め、それを人事課が処理する。病気休暇は90日までで、それを超えると休職扱いとなる。異なる病気で診断書が提出し直されると、以前の病気は治癒したと解釈され、あらためて休暇が取れるというのだ。

 立て続けの疑惑発覚に同市人事課は「ゴミ収集処理という勤務状況を考えれば(病気休暇)の発生率が高くなるのではと思う」と見解を示すも「病気休暇を取る人は少ない。公務員としてあるまじき行為」と、今さらながらの非難も込めた。今後は全職員へ同様の調査を進めるとともに、当該の4人の実態について話を聞く意向。だが、野放しにしていた同市の甘すぎる体質にもさらなる非難が集まりそうだ。

 一方、今回の事態を点火させた男性職員には新たな追及の手が伸びる。病気休暇中の身にもかかわらず、本来の仕事場・清美部の建物ではなく、市庁舎の方で何度となく姿が見られたのだ。一部報道によると男性職員は外国製のオープンカーで市庁舎正面に乗りつけ、建設部などに出入りしていたという。

 実は親族が建設会社を経営しており、身内が仕事をもらえるよう口利きや談合を持ちかけた疑いも浮上している。同市人事課は休暇中の市庁舎出入りは「間違いない」とし、談合・口利きについては事実確認中。男性職員はここ1、2年の病気休暇については、虚偽申請であることを認めているという。

 ◆計算すると…日収328万円
市によると、最初に発覚した男性職員(42)と同じ環境清美部収集課42歳の平均給与額は、月額29万8000円で、地域手当やボーナスを含めると、年収は約525万円となる。

 これを当てはめると、過去5年間でたった8日しか出勤しなかった問題職員に、5年総額で約2625万円もの公金が支払われたことになる。単純に5年分の年収を問題の男性職員の出勤日数8日で割れば、1日あたりの賃金はなんと約328万円にもなる。たった1日の労働で、年収の6割超え達成だ。

 328万円といえば米大リーグの06年平均年俸3億3500万円(AP通信発表)をもらう選手が、1試合で稼ぐ数字を大きく上回る。平均的なメジャー選手のシーズン162試合で割った1試合あたりの収入は約207万円だ。また、年俸5億円(推定)のソフトバンクの松中選手が1試合に稼ぐ約368万円に迫る…。

 この男性の診断書に記された病名は10種類に及び、腰痛など同一の病気で複数回にわたって申請し、休暇を取り続け、わずかな労働日数で、異常額のカネを手にし続けていた。
(2006年10月23日06時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20061023-OHT1T00068.htm






「病欠」職員が交渉出席 奈良、日常的に市役所へ

 病気を理由に5年余りで8日間しか出勤していなかった奈良市環境清美部の男性職員(42)が、この期間に解放同盟の幹部として市側との交渉に何度も出席していたことが20日、分かった。 市人事課は「職員との認識はなかった」とし、解放同盟側は「退職していると思っていた」としているが、市のずさんな人事管理が問われそうだ。 市人権・同和施策課などによると、職員は2001年9月、解放同盟奈良市支部協議会の副議長に就任。市長らが出席する年1回の全体交渉のほか、課題別の交渉や協議のため、日常的に市役所に来ていた。 同課は「既に退職していると聞いていた。病気をしているように見えなかった」と話している。 人事課が今月、職員に「(病気休暇は)虚偽の申請ではないか」とただすと、「そのように受け止められても仕方ない。反省している」と答えたという。

デーリー東北新聞:FLASH24:社会・科学
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2006102001000303




休職中も給与満額支給 奈良市職員愛車は「白いポルシェ」!2006/10/20
????

???奈良市環境清美部に勤める40代男性職員が、2001年からの5年9カ月余りで8日しか出勤しないにもかかわらず、給与が満額支給されていたことが問題になっている。そんな中、期間中に職員が「白いポルシェ」で勤務先の市役所に来ていたことがわかった。ネット上では「畜生、公務員になりゃあ良かったよ」「こんな税金泥棒は死刑だろ」などといった怒りのカキコミが続いている。休職中に市役所に白いポルシェで
2ちゃんねるでも非難の嵐

???新聞各紙の報道によれば、男性職員は05年12月下旬に約2年ぶりに出勤し、以後1日も出勤していない。06年は2?8月までに計4回、別の病名の診断書を提出し、病気休暇扱いを受けている。同市の規則では、一つの病名で90日間の病気休暇を認めており、給料は満額支給されているのだという。しかし、06年10月20日の奈良新聞や共同通信によると、
「この職員が頻繁に市の建設部などに出入りしていたほか、解放同盟奈良市支部協議会副議長として、部課長らとのセクション別交渉や担当課との協議など、公式の場にたびたび出席していたことが分かった」という報道があり、男性職員は実は元気で、ほかの仕事をしていたことになる。
???しかも、高級外車の所有が目撃されている。J-CASTニュースが奈良市役所人事課に聞いたところ、担当者は、
「休職中に市役所に白いポルシェで来ていたのを何人もの職員が見ています」
と証言した。
???一方、Q&Aサイトの「オウケイウェイヴ」には06年10月18 日18時47分にこんな質問が掲載された。『本人はピンピンしていてポルシェに乗っています。(質問)どうしてこんなことが許されてきたのか教えてください』。06年10月20日12時現在2つの回答が寄せられ、質問者は「談合や贈収賄の問題にも発展することも考えられます。なにしろポルシェですもんね」「今回の事件はどういうわけで、上司が放っておいたのか、まったくわけがわかりません。役所の管理がいくらずさんといっても、ちょっと想像の域を超えますね」と「お礼」を書いている。2ちゃんねるでも非難の嵐
???2ちゃんねるには06年10月18日17時34分51秒に、「"給料は満額支給" 奈良市職員、5年間で出勤8日…病気を理由に」と題するスレッドが立てられた。
「5年だと総額給料2500万くらいかつうか日給300万円かよw」
「|*゜Д゜)ノ 日給で500万円くらいですかね?」
「これはふざけすぎだろ。全額返済しろや」
「フェラーリ・ポルシェ・ベンツetc.車7台 腕時計はフランクミューラー700マン円 税金泥棒!」「ニートの方がマシなんじゃね?w」
「自分も公務員だけど、こういう人が権利を乱用するおかげで。。。ちきしょう」
「これはひどい。半年休んで半年もらうって手はよく聞くけどな」
「もう税金とか払わなくていいよね」
など、非難の嵐だ。

J-CAST ニュース : 休職中も給与満額支給 奈良市職員愛車は「白いポルシェ」!
http://www.j-cast.com/2006/10/20003462.html




「市長交渉で質問」と圧力 入札制度変更で病欠の奈良市職員 

 2006/10/25 09:16
 奈良市の男性職員(42)が病気休暇・休職を繰り返す一方、解放同盟の幹部として活動していた問題で、この職員が入札制度改革をめぐり「(解放同盟と市長との交渉で)質問させてもらう」と市側に圧力をかけ、実施を延期させていたことが24日、分かった。
 入札担当者は「圧力と感じた。延期の判断が適切だったとは思わず、情けない」と話している。解放同盟奈良県連は「事実関係を調査し厳正に対処する」としている。
 これまでの市の調査で、職員の妻が入札参加登録業者の建設会社の代表者を務めていることが判明。職員も経営に関与していた疑いが出ている。
 市総務部によると、市は今年4月、談合の余地を少なくするため、郵送での入札を10月から一部導入することを決定。5月に登録業者に通知した。
 職員は8月に担当者を訪ね「これまでの説明と違う」と、制度変更をしないよう要求。担当者が応じない姿勢を見せると、解放同盟奈良市支部協議会が市長らと毎年11月ごろに行っている交渉を引き合いに出し「質問させてもらわんといかんな」と話したという。
 市は結局、制度の変更を延期。この職員にも連絡したという。
 市は職員を懲戒免職にする方針。

北海道新聞 社会
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061025&j=0022&k=200610251352




またまた…京都市職員の女「中学時代から」無免許運転

 京都府警山科署は17日、道交法違反(無免許運転)の疑いで、京都市北区の同市保健福祉局職員の女(36)を逮捕した。今年4月以降、京都市職員の不祥事が相次いでおり逮捕は14人目。10月に入って既に4人に上る。
 調べでは、職員は8月9日午後4時25分ごろ、京都市山科区小山中ノ川町の国道1号で乗用車を無免許で運転した疑い。「免許を取らなくても車を運転できるので、中学時代からやっていた」と供述しているという。
 女は覚せい剤に絡む事件に関与している疑いもあり、府警組織犯罪対策三課などが覚せい剤取締法違反容疑でも捜査を進めている。
 また、今月15日夕、京都市上京区内の交差点で、ワゴン車がミニバイクと衝突、バイクの女性(23)が足を骨折するひき逃げ事件があり、ワゴン車は女が知人から借り運転していた可能性があるとみて、府警が関連を調べる。
 女は京都市伏見区の砂川保育所で清掃などをする作業員として勤務。通勤も車を使用していたという。
 市によると3月17日から8月末まで病気で休職していた。
 京都市の明石隆夫服務監は「市政全般に対する信頼をさらに大きく失墜させたことは、言葉もなく無念。厳正に対処する」とコメントした。
ZAKZAK 2006/10/18
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_10/t2006101803.html



 民主党の前原誠司前代表は、昨年9月、民主党代表に就任した際に、京都府議時代の推進副委員長という肩書きを抹消したことで知られている。また、前原氏の夫人は、熱心な創価学会員(創価短大卒業で一家は熱心な信者)として知られており、小沢一郎現代表と「境遇」が似ている(夫人がやはり学会員である)。

博士の独り言 - 奈良市職員「病気休暇」一考 -
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-71.html



【民主】前原誠司が推進副委員長だったプロフィールを抹消!

1 :trickψ ★ :2005/09/17(土) 01:13:37 ID:???0 ?###
■平成 3年 4月
京都府議会議員選挙 (左京区選挙区)において初当選
厚生労働、環境対策、推進副委員長、文教委員を歴任

>推進副委員長
>推進副委員長
>推進副委員長

ヤバス・・・
http://www.maehara21.com/profile/profile.html
平成17年9月現在 ※公示日は8・30、選挙日は9・11
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705 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2005/09/17(土) 00:05:20 ID:yOLtD4ls
>687
え?
つい30分くらい前にはあったよ。
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【関連】
http://216.239.63.104/search?q=cache:http://www.maehara21.com/profile/profile.html
平成17年1月現在

http://web.archive.org/web/20041021040724/http://www.maehara21.com/profile/profile.html
平成15年12月現在

http://web.archive.org/web/20020824064034/http://www.maehara21.com/profile/profile.html
平成14年?

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1126887217/
850×833 ピクセル



解放同盟や朝鮮総連は北朝鮮と緊密な関係を作った
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/6e14aa00ab3575b1fce8916c7afefd67




長期病欠の奈良市職員、高級外車の傷を市に補償要求

 病気を理由に5年間で8日しか出勤しなかった奈良市環境清美部の男性職員(42)が、病気休暇中の今年8月、運転していた外国製高級スポーツカーが市道の段差で傷ついたとして、市役所を訪れ補償を求めていたことがわかった。

 市によると、職員は8月9日、市道から県道に出る際、8センチの段差で底をすり、特殊なナットが損傷するなどした。市道の穴にタイヤがはまるなどして車に損傷が生じた場合、補償することはあるといい、市は今回も補償する方針。
(2006年10月25日3時6分??読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061025i301.htm?from=main3




開業医「言いなりに診断書」 奈良市の長期病欠職員
2006年10月27日17時49分
 奈良市環境清美部収集課の男性職員(42)が病気を理由に休暇・休職を繰り返し、5年9カ月の間に8日しか出勤していなかった問題で、奈良市内の開業医が27日、「言いなりに診断書を書かざるをえなかった。利用された」と朝日新聞記者に証言した。この職員は記録の残る00年12月から現在まで、過敏性大腸炎や大脳酸素欠乏症など14の病名で計34回、休暇・休職を取得した。そのたびに診断書を市に提出し、多くを開業医が作成していた。
 開業医によると、42歳の職員は2年ほど前から繰り返し訪れるようになり、「神経を使うと下痢をする」「腰が痛い」などと訴え、過敏性大腸炎、胃潰瘍(かいよう)、腰痛の病名で診断書を20通ほど書いたという。
 42歳の職員の態度に威圧感があったといい、「訴えられた症状通りの診断書を作成した」と認めた。
 この病院には約5年前から、市環境清美部の他の複数の職員が診療に訪れるようになった。「それぐらいで休まなくても」と開業医が診断書の作成を拒むと、「しんどいから来てるんや」などと大声で怒鳴りつけられることもあったという。
 開業医は「いやと言えなかった。利用されて反省している」と話している。
 42歳職員の他の病名は市への提出順に、右ひざ関節炎、一過性脳虚血発作、多発性神経痛、左ひざ関節炎、椎間板(ついかんばん)ヘルニア、背部神経痛、左座骨神経痛、右座骨神経痛、左ひざ内側の側副靭帯(じんたい)損傷など。開業医を含む4病院が診断書を作成。職員は04年以降、三つの病名を交互に繰り返していた。
    ◇
 奈良市は27日、42歳の職員を懲戒免職、上司の管理責任者ら約20人を減給などの処分にした。

http://www.asahi.com/national/update/1027/OSK200610270044.html




奈良市の長期病欠の職員、市長が「早期に懲戒免職に」
2006年10月23日
 奈良市環境清美部収集課の男性職員(42)が病気を理由に休暇・休職を繰り返し、休み中に庁舎内で親族業者の工事受注の口利きをしていたと指摘されている問題で、藤原昭市長は23日、記者会見を開き、「早期に懲戒免職する方針で、職員分限懲戒審査委員会を開いて対応したい」などと述べた。また、この職員の所属長と人事担当者についても管理責任を怠ったとして、処分する方針を明らかにした。
 藤原市長は「市職員でありながら庁舎内で営利活動に従事していたと判断した。信用失墜行為にも該当する」と述べ、職員の行為が地方公務員法違反に当たるとした。また、職員は病気休暇の虚偽申請について否定しているが、藤原市長は「職員の活動の実態をきちんとつかんで、虚偽であったかどうか判断し、休暇中の給与の返還を求めるか決めたい」と話した。
 男性職員はここ約5年9カ月に8日しか出勤していないが、給与のほぼ全額を受け取っていた。口利き活動については否定している。
 同市は、同様に不自然な病気休暇・休職を繰り返していた同部の他の2職員についても事情を聴く方針。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200610230030.html




勤務時間中に無断で歯科通い、京都市職員を停職1か月

 京都市は25日、勤務時間中に無断で職場を離れて歯科医院に通っていたなどとして、都市計画課の男性運転手(57)を停職1か月にした。

 男性運転手は月平均で数日しか公用車の運転実績がなかったという。出勤は続けていたため給料は支払われていた。市都市計画局は「(運転実績がなかったことは)処分対象にはならないが、市民に誤解を与えかねない」として改善を指導する。

 市によると、男性運転手は上司の指導を無視して退庁時に執務室に姿を見せず、勤務時間中の所在が不明だった。今年4月には勤務中に数回、歯科医院に通院していた。

 昨年5月~今年8月の公用車の運転記録を調べたところ、男性運転手は月1~8日。市は「男性運転手が『ひざが痛い』と漏らしていたため、周囲が運転を頼まず、上司も放置していた」と釈明している。
(読売新聞) - 10月25日23時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061025-00000215-yom-soci




公金違法支出と提訴  住民団体 地裁に 検定は「愛国心強要」 

 京都市と市教育委員会が進める「歴史都市・京都から学ぶジュニア日本文化検定」事業は、児童に愛国心を強要する内容で憲法や教育基本法に反するとして、市民団体「『心の教育』はいらない!市民会議」のメンバーらが25日、桝本頼兼市長や門川大作教育長に同検定のテキスト購入費など約1580万円の返還を求める訴えを京都地裁に起こした。

 訴状によると、検定事業は市立小学校の5、6年生を対象に11月に第1回が行われる予定で、すでに市立小の4-6年生全員にテキストが無償で配られている。

 市民団体は、桝本市長が「京都再生」事業の一環として同検定の実施を決めており、教育基本法が禁じる「行政による教育の不当な支配」に当たる、と指摘する。さらに「(テキストは)人権や平和に関する記述を排除するなど歴史観がきわめて偏っており、同法の理念に反する」と主張、「違法な事業への公金支出は違法だ」としている。

 京都市教委総務課は「京都から日本の文化、伝統を学び、次世代に伝える事業で、支出は適法、適正だ」としている。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006102500089&genre=D1&area=K10

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