オーストラリアのデイリー・テレグラフ紙Daily Telegraphのウェブサイトが、本日21日午前0:00に、日本人対する蔑称とされる「ジャップ」(Japs)という単語を使った記事を配信しました。
デイリー・テレグラフ紙はシドニーのあるニューサウスウェールズ州ではシドニー・モーニング・ヘラルド紙Sydney Morning Heraldに並ぶ最も大きな新聞で、40万部の発行部数で120万人の読者がいるとされている大衆紙です。発行はnews.com社で、オーストラリアをはじめ世界にネットワークをもつ、かのメディア王、ルパート・マードックが所有する企業です。
この新聞は、オーストラリア国内において反捕鯨の急先鋒としてキャンペーンを行っています。
■デイリーテレグラフ紙の反捕鯨キャンペーンページ
http://www.news.com.au/dailytelegraph/index/0,,5014144,00.html
さすがに朝には「ジャパニーズ」(Japanese)と改められ、タイトルは
"Japs turn backs on slaughter" ジャップ、殺戮に背を向ける
から
"Japanese turn backs on whaling" 日本人、捕鯨に背を向ける
へ改められましたが、この編集部の雰囲気を垣間見たようで不安を感じます。ちなみに、この記事は署名記事ではありませんでした。
"Jap"は元来が日本(Japan)あるいは日本人(Japanese)の略語ですが、現在では良識ある人々は決して使わないものですし、メディアで使われることはありません。代わりに"Jpn"を使うのが一般化しています。
"Jap"が略称として使用されることもありますが、この問題の記事のタイトルについては「これは略称だった」といういい逃れはできないと思います。なぜなら"Japs"と複数形で使用しているからです。これは、"Jap"を略称としてではなく、「日本人の蔑称(ジャップ)の複数」として使った表現者の意識を明瞭に表しています。
ところで、問題の記事内容は、日本人の3分の2は捕鯨に反対している、というもので、反捕鯨活動をおこなっているグリーンピースの調査結果をそのまま引用しています。
先ごろ朝日新聞の調査では、ほぼ正反対の結果がでています。
■朝日新聞: クジラを食用に 賛成56%、反対26% 本紙世論調査
2008年02月08日02時15分
URL:http://www.asahi.com/life/update/0206/TKY200802060421.html
http://news.eaozora.com/modules/bulletin/article.php?storyid=968
オーストラリアの新聞が日本人をjap呼ばわり
http://jp.youtube.com/watch?v=qF_84nv9jmc&feature=related
【捕鯨問題】「ジャップ(Japs)がクジラ殺しを拒絶し始めた」…豪主要紙D・テレグラフ紙がGPの世論調査結果に気勢★3
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1203589037/-100
日本人の3分の2以上が南極海での捕鯨を支持していないことが世論調査で分かった。そして、日本国民の87%は、悪評を増す一方の捕鯨操業に彼らの税金から補助金として支給されていることを知って驚いている。グリーンピースが委託して行った世論調査で商業捕鯨の再開に賛成は31%、反対は25%であることがわかった。44%はどちらとも言えないという意見だ。
沿岸捕鯨は多くの日本人にとってノスタルジーを感じさせるものだが、公海での捕鯨に対しては否定的であることが数字の上で明らかになった。調査を受けた日本人の70%以上が公海での捕鯨に反対しているのだ。捕鯨を支持する人でさえ40%が公海での捕鯨には反対している。
グリーン・ピースのロブ・ニコル氏は、この調査結果は日本の新聞社が行ったものと著しく異なるものだと言う。「日本人の過半数が捕鯨を支持することを示す(新聞社が行った)世論調査では、公海捕鯨と沿岸捕鯨を区分できていなかったのだ。捕鯨支持のうちの多くは国家主義的な、そして感傷的な伝統概念がそうさせているに過ぎない」と、ニコル氏は言う。
豪デイリー・テレグラフ:
http://newsplus.jp/~mcqueen/uploader/src/up0200.jpg (「Japs」見出しの保存画像)
http://www.news.com.au/dailytelegraph/story/0,22049,23248740-5001021,00.html (現在)
関連スレ:
【論説】 「日本の70.8%の人が『公海での捕鯨はやめるべき』…日本政府はこの現状を受け入れろ」
…グリーンピースジャパン★3
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1203498805/
前:http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1203567450/
※有志が保存した魚拓:
http://s04.megalodon.jp/2008-0221-0302-23/www.news.com.au/dailytelegraph/story/0,22049,23248740-5001021,00.html
ICRが豪連邦警察の徹底調査を要求
「日本側発砲」のワトソン情報に
日本の科学調査捕鯨の妨害を続けているシー・シェパードのポール・ワトソン船長がオーストラリアのメディアに電話連絡し、「日本側から発砲された」として、銃弾が着用していたケブラー製の防弾ベストを貫き、奇跡的に胸に着けていたバッジに命中、バッジがひしゃげていた。もし防弾ベストを着けていなければ大変なことになっていただろうと語った事件について、3月8日、ニュージーランド駐在の日本鯨類研究所(ICR)スポークスマン、グレン・インウッド氏は、「銃弾が日本の捕鯨船から発射されたものでは絶対にあり得ない。シー・シェパードが日本側に射たれたと言い張るなら、その銃弾を豪連邦警察(AFP)に提出し、科学鑑識してもらうことを要求する。AFPならぞうさなくその銃弾の出所を突き止めるだろう」と語った。ワトソン船長は、銃弾が心臓の少し上に命中したとしており、船上のメルボルン出身の活動家ラルフ・ロウ氏(33)が、背後で破裂した手投げ音響閃光弾で背中にすり傷を負い、ロンセストン出身のカメラマン、アシュリー・ダン氏(35)が手投げ音響閃光弾を避けようとして尻を強く打ったとしている。インウッド氏は、「日新丸に乗り込んでいる日本の海上保安官が装弾された銃を携帯しているかどうか知らないが、豪警察が捜査するなら喜んで協力するだろう」と語っている。また、「シー・シェパードは事実の曲げ方をよく心得ており、海行くジョゼフ・ゲッベルスみたいなものだ。豪メディアは利口な詐欺師ワトソン船長にかつがれているのだ。彼はケブラー・ジャケットを購入して、それを至近距離で射ち、南氷洋まで船で持ってきて頃合いを見計らって、広報のバッグから取り出してみたというところだ。豪メディアはそれを真に受けているだけだ」と語った。ワトソン船長は、捕鯨船団が妨害に対してフラストレーションの余り発砲したのだろうと推測を述べている。豪政府のスティーブン・スミス外相は、捕鯨船団とシー・シェパードの双方に自重を求めた。(AAP)
http://www.25today.com/news/2008/03/icr.php
日本の投げた、魔法の弾丸。(字幕付き)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2583937
【シーシェパード/社説】日本の歴史は嘘の年代記・・・鯨の件だけでなく南京大虐殺や慰安婦も否定している[03/10]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1205141939/-100
日本は捕鯨全体の歴史について一貫して嘘をついている。
1980年代の半ばに旧ソ連と日本両国は、統計のための調査捕鯨としながら決まって過少に数字を報告していたという情報が公開された。事実上1960年から1980年の間に各国より彼らは報告した数字より数千頭も多く鯨を取っていたのである。
日本では無作為に購入した鯨肉のDNA鑑定によって、絶滅危惧種のシロナガス鯨を含むナガス鯨やザトウ鯨、オルカをスーパーマーケットで販売していたことが明らかになった。
長年日本は、国際捕鯨委員会(IWC)の年次総会における方案投票で他国に賄賂を使っていることは否定していた。だが、おりしも今週、その日本がソロモン諸島に対し会議への参加費用を支払っていた証拠が明らかにされたのだ。ソロモン諸島首相Derek Sikuaがこの長年の疑惑について認めたのである。
日本はいわゆる「科学的な」捕鯨プログラムだとして、IWCでの支援を買い受けたのである。
Sikua首相はホニアラでのオーストラリア首相ケビン・ラッドとの共同記者会見の席において南太平洋の国からの代表は現在ロンドンで行われているIWCの会議へ参加させてはいないと語っている。
「元々、我々は出席する予定でなかったが日本が参加の為の費用を出してくれていたので出席していた。しかし今回はそれを拒否したので、こちらでは費用の都合がつけられず参加しなかった。」と言ったのである。
日本には他にもモンゴル、チャド(セントルシア)、セントビンセント、グレナダや他にも多数の国へ会費や旅行費用を支払うといった総合的な援助計画が存在しているのである。
1月15日にシーシェパード保護協会の乗組員2名がロープで日本の捕鯨船第二勇進丸の手すりとマストに縛り付けられたときも、日本側の報道官はそういった事実は一切ないと語っていた。だがシーシェパードは、撮影していたビデオ映像を迅速に公開することで真実を語っていたことを証明したのである。
2007年2月には日本の捕鯨船Keiko丸(記者注:恐らく”海幸丸”のことと思われます)がシーシェーパードの船、ロバートハンターへ激突してきた件についてもシーシェパードは告発をした。
オーストラリア連邦警察当局は我々の船の法廷調査を行った。公式に発表されてはいないが、我々の主張を肯定する結果が出ている。そうでなければ我々に対し損害請求がなされていたであろう。しかし、我々はそうされず、勿論日本側も何も言って来てはいない。
日本はスティーブ・アーウィン号の乗組員へフラッシュグレネードを投げつけたことを認めたが、その後それは無害な警告のためのボールであると話を変えてきた。我々の2名の乗組員を傷つけたという事実にも関わらず、ボールは無害だと言ったのである。
同日に、日本はスティーブ・アーウィン号へ威嚇射撃を向けたが船長のポール・ワトソン(シーシェパードの創設者で会長)が胸を撃たれたと言う報告の後も話をすりかえ、あらゆる威嚇射撃による発砲は行っていないと否定している。
想像可能な最も残忍な方法でクジラを虐殺する日本の捕鯨船は、環境テロだと叫んで幾つかの腐ったバターを彼らのデッキへ投げ込むクジラの保護者めがけ衝撃手榴弾を撃ちこんできたのである。
しかし全てにおいて最大の偽りは、捕鯨プログラムは合法だという日本のクレームだろう。捕鯨船の目標は、国際的なモラトリアムに違反する捕鯨禁止区域とオーストラリアの連邦裁判所に対する軽蔑である。クジラを危険に晒して彼らがしていることを合法だなどと、どのように主張し続けることが出来るというのか。この密猟者たちの大胆さは驚くべきものだ。
また日本は一方で、未だ南京大虐殺を否定し、”従軍慰安婦”として韓国と中国の女性を奴隷にしたことも否定している。戦争中に捕虜を拷問したことも否定し、インドネシアの熱帯雨林を破壊し 、世界の海洋で乱獲を行っていることを未だ否定している国である。
日本の歴史とは欺瞞の年代記といえよう。
全ての海はシーシェパードのキャンペーンによって録画され、我々の動きの全ても記録されている。日本は我々の戦術について何か言いたいこともあるだろうが、真実はテープにある。我々は、我々の言葉を信じるよう皆さんへ頼むことはせず、ただそれらを見ることで何が起きているかを判断してもらうよう皆さんへお願いしたい。
今年の我々のキャンペーンは、アニマル・プラネットネットワークによって独自に記録された。シーシェパードは、アニマル・プラネットネットの公平なプレゼンテーションによって南太平洋での対立が正確に伝わると信じている。
(以上)
ソース:シーシェパードのサイト(東亜の依頼スレ518さんの依頼で記者が英文記事翻訳)
http://www.seashepherd.org/editorials/editorial_080308_1.html
関連スレ:
【捕鯨】「シー・シェパード」のワトソン船長、日本の捕鯨船が発砲してきたと主張[03/07]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1204890493/
【捕鯨】「シー・シェパード」船長の「日本側から発砲」主張について、日本鯨類研究所が豪連邦
警察の徹底調査を要求[03/09]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1205122538/
【豪州】「シー・シェパード」妨害活動、南極海の調査捕鯨船に攻撃 3人負傷[03/03]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1204518763/
5 :七つの海の名無しさん:2008/03/10(月) 18:40:40 ID:OQ0+egvP
さて、うしろに誰がいるか、、、これでバレタな、、、、。
日本の調査捕鯨船への妨害を続けるシーシェパードの船長を木村太郎キャスターが直撃
日本の調査捕鯨船への妨害活動を続けているアメリカの環境保護団体「シーシェパード」。海賊まがいの行為を繰り返している船長に、スーパーニュースの木村太郎キャスターが電話で直撃した。
過激な抗議活動で知られるアメリカの環境保護団体「シーシェパード」のポール・ワトソン船長。
ワトソン船長は、オーストラリアのテレビ番組に出演した際、「われわれは自分たちのことを、『強欲な海賊』を追いかける、『思いやりの深い海賊』だと思っています」と話していた。
シーシェパードは、反捕鯨国のオーストラリアで英雄扱いを受ける一方、IWC(国際捕鯨委員会)では名指しで非難されている。
このワトソン船長を木村キャスターが直撃した。
木村キャスター「(国連は)いかなる暴力的な海賊行為も禁止していますが、あなたは海賊ですよね?」
ワトソン船長「何とでも呼んでくれればいいよ。われわれは設立して30年になるが、人を傷つけたことはありません」
木村キャスター「いや、日本人の乗組員をけがさせましたよ」
ワトソン船長「してないですよ」
木村キャスター「いいや、させましたよ」
ワトソン船長「証拠があるんですか。証拠がないじゃないですか。われわれが投げたものは自然な無害なものだ。においはきついけど、オレンジジュースほど目がしびれることはないよ」
3月3日、シーシェパードは、悪臭を放つ酪酸の入ったビンなど100個以上を日本の捕鯨調査船に投げ込み、日本人乗組員3人が負傷した。
一方、自民党の中川昭一元政調会長は、9日のフジテレビの「報道2001」で、シーシェパードについて、「これは海賊行為ですね。はっきり言って」、「正当防衛として、向こうに対してきちっとした武力行為をやる必要があると思う。威嚇なり。(撃沈?)そういうこともあるでしょう」と述べた。
これについて、ワトソン船長は「かかってきなさい。1981年にシベリアでソ連軍と対峙(たいじ)しているし、いろいろな軍と何回も対峙し、何回も撃たれたんだから、かかってこいよ。対決をしようじゃないか。日本の行為こそが暴力的だ。われわれは暴力的ではない。われわれは誰にも危害を加えていない」と述べ、あくまでも自分たちの危険な行為を正当化した。
シーシェパードについては、2008年1月、乗組員が「第2勇新丸」に不法侵入し拘束された。
しかし、日本の調査捕鯨船にいる間の映像を見ると、不法侵入者は談笑するなど、非常にリラックスしていた様子が見て取れる。
日本鯨類研究所は、「彼らは着替えを持つなど、はじめから居座るつもりでいた」としている。
不法侵入者が「第2勇新丸」にいる間、シーシェパード側はワトソン船長らが、「彼らは拘束されている」と繰り返し主張していた。
さらに、食事を提供されると、「天ぷらが食べたい」という要望も出していた。
彼らは居座ることによって、拘束されていることをアピールしていた。
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00128755.html
反捕鯨国が日本に妥協案 沿岸での商業捕鯨再開認める
3月11日23時47分配信?産経新聞
【ロンドン=木村正人】ロンドンで6~8日に行われた国際捕鯨委員会(IWC)の中間会合で、一部の反捕鯨国から、日本に沿岸での商業捕鯨再開を認める代わりに、南極海での調査捕鯨を中止するよう求める妥協案が提出されていたことが11日、関係者の証言で明らかになった。この妥協案は、捕鯨支持国と反捕鯨国の間で非公式に協議されたという。5~6月にチリで開かれる年次総会でも提案される見通しで、打開策のひとつとして注目される。
IWCのグランディ事務局長が同日、産経新聞に語ったところによると、この妥協案は中間会合で反捕鯨国のオランダとアルゼンチンが提出した。捕鯨支持国と反捕鯨国の勢力が拮抗(きっこう)し、暗礁に乗り上げているIWCの正常化を話し合うのが中間会合の狙いだったため、正式な議題としては取り上げられなかった。しかし、会合の合間に、日本など捕鯨支持国と反捕鯨国との間で、妥協案の可能性が真剣に議論された。
同じ内容の妥協案は先月、東京で開かれた国際捕鯨シンポジウムでも議題にされ、英紙インディペンデントによると、反捕鯨国の急先鋒(せんぽう)である英国の交渉筋も、捕鯨全面禁止が見込めないことを前提に、南極海での調査捕鯨禁止につながる沿岸捕鯨再開に理解を示したという。
IWCは1982年、商業捕鯨モラトリアム(一時停止)を採択。日本は異議を申し立てたが、85年に撤回。87年3月に商業捕鯨を中断する一方で、同年12月から南極海での調査捕鯨を開始した。日本は、昨年5月に米アンカレジで開かれた年次総会で沿岸小型捕鯨の再開を提案したものの反捕鯨国に拒否され、IWCから脱退して新たな捕鯨管理機関を設立する方針を示していた。
反捕鯨国の間には日本がIWCから離脱し、コントロールが利かなくなることへの恐れがあり、妥協案の提出につながったとみられる。反捕鯨国の半数が賛成に回れば、商業捕鯨の再開に必要な4分の3以上の支持が形成される可能性もある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000980-san-int