黒猫見聞録

本気か?それともウソなのか?THE SPUNKSの金髪バカ大将、ジーハーが一人よがりで物申す!!

空振り続きの長い一日。

2004-11-01 03:16:45 | Weblog
今日は10月31日(日)『ハロウィン』です(・・・土曜日の昨夜が実際には街中お祭り騒ぎだった。)現在のアメリカではこの祭日に宗教的な意味合いはなくて、浮かれているのは変装した子供達と、パーティ好きのファッション・ピープルしかり阿呆な大人達だけである。俺も若い頃は着ぐるみを着てお猿さん、プーさん、修道女に変装したが、もうすぐ29歳だし・・・。普段でも目立っている俺は、特に何もしなかった(笑)

昨日は土曜日にも関わらず朝8時に起床し、有名美術館に出展する事になった友人の御手伝いに伝説のバンド(嘘)ピーランダーの黄色と赤と一路「クィーンズ・ミュージアム」へ。広大なスペースと、ビッグなチャンスを掴んだ彼に驚きを隠せずも、始めてみれば1~2時間で作業は終わってしまった。俺、一日中空けてたのに・・・でも、ニックさん本当におめでとう!

時間がかなり空いてしまったので、そのままオイラの専属カラーリスト・ひとみ先生の家で髪をブリーチしてもらう。前回に比べDPするスパンが短かったので、今度ばかりは髪が「ゼリー状」にもならずとりあえず一安心。ヒマ人の大人ふたりは何故か「スーパー桃太郎電鉄」で熱くなってしまった(古っ!)優勝者は、俺。

その夜はピーランダーのライブがあったのだが、彼等にはほぼ毎日顔をあわして見慣れてるし、ちょっとある事件が起きて主催者に相当ブチ切れていたので行かなかった。代わりに以前から気になっていたバンドが出演する、ココNYCではもはや有名な『日本人ヒップホップ・イベント』へ・・・。開演10時で、そのバンドが出演する11時に合わせて会場入りしてみるとイベント自体がまだ始まっていないのである。

まだ10人ほどしかいない客相手に「SAY YEAH!」なんて始めた司会者を見てたら泣きたくなってしまった。しょうがないので、酒でも飲んで待っていようと思いバーテンにジントニック”を頼む。ところが・・・出てきた代物は完全に炭酸が抜けている。「ちょっと、これ炭酸入ってないじゃんよ~!」と言うと「今はタンクを変えられないのよ!」と逆ギレされ、選択の余地なくビールに変える。ところが、これも人肌”くらい温い・・・。

出てきた日本人のバンドも案の定オレの魂を揺さぶる事なく、不味い酒に完全に気分が萎えてしまった俺は会場にいた友人を振り切って家路に着いた。街はまだ何処もかしこも仮装行列で賑わっている。一人トボトボと歩く俺の気分はまさに「一体、何をやってるんだろう・・・?」家に着くなり大量の酒を並べ、『森三中』を観て大爆笑している28歳家庭ナシ(♂)の夜は、意味も無く更けていくのであった・・・。6741。