黒猫見聞録

本気か?それともウソなのか?THE SPUNKSの金髪バカ大将、ジーハーが一人よがりで物申す!!

大晦日だぜ?

2004-12-31 14:43:32 | Weblog
あっ・・・










という間に2004年も終わりです。

今年はシュールにシメます。別に今さら「あれがどう・・・」とかいう事もない。明日もまた一所懸命に生きるのみ。俺は大晦日だってのに仕事だけどね。夜にはカウントダウン・ライブもあるのよ~

そんなワケで来年も










黒猫殺人事件:第1話

2004-12-30 10:22:41 | Weblog
その朝、2004年12月26日のニューヨーク市街が白銀の雪に覆われて目を覚ます頃、クィーンズ区ロング・アイランド・シティーにあるアパートの一室で、若い男性の変死体が発見された。第一報を受けたのは前夜、当直にあたっていたNY市警初の邦人刑事ケンゴ。捜査1課では『仕置きのケンさん』との異名を持つ、失敗ばかりで上司からいつもお仕置き”されている新人である。

「世間はパーティーしとるっちゅうのに、俺だけ仕事かいな!」

担当警部補に早朝恐縮ながら報告を入れ(・・・業務なのに怒鳴られる。なんでやねん!)現場へ向かう。マンハッタンから川ひとつ隔てたクィーンズ地区。グランド・セントラル駅から地下鉄にしてわずか一駅の現場には、パトランプを瞬いた数台の警察車両と検証班が既に到着していた。窓からは、対岸に見える国連ビルを中心とした摩天楼と、そこから吐き出されるスチームの煙が朝の光に乱反射して眩しい。

「あ、どもども。捜査1課のケンゴです。で、ガイシャは?」

関西出身者のクセなのか、それが寒さから来るのかは判らない。ケンゴは「手もみ」しながら検証班の一人に尋ねる。勿論、無意識である。

「被害者の名前はジーハー。運転免許証とパスポートから28歳の日本人男性であることが判明。ルームメイトの証言によると、前夜はイースト・ヴィレッジにある大衆居酒屋「ケンカ」で忘年会を行っていたらしい。薬物反応ナシ。だが、大量のアルコールと微量の鎮痛剤が体内から検出された。これは致死量ではなく、ガイシャが前夜から風邪をこじらせていた為だと思われる。死因は、頚動脈圧迫による扼殺死。遺体は既に臨床の方へ回されました。」

念の為、狭い部屋内を見渡すとリビングに一組の掛け布団が置かれているのが目についた。他には荒された形跡はおろか、加害者を匂わせる様なモノは一つもない。隣の部屋ではルームメイト2人への事情聴取が行われている様だった。と突然、手前の白人男性が大声をあげた。

「ワタシ、ナニモシラナイ・・・イチモンナシ!」
「彼は?」
「被害者のルームメイト、アル山本です。」
「・・・イチモンナシ!!」

殺害現場となった被害者の寝室を抜け、隣のリビングへと向かう。大声をあげ続けている男性は小刻みに震えていた。もう一人の(日本人?)ドレッドの男性はだいぶ冷静な様だった。顔見知りの刑事がコチラを向き、やれやれ”といったジェスチャーをしている。ケンゴは近づいた。

「捜査1課のケンゴです。日本の方ですか?」
「・・・ワタシ、イチモンナシ!!」
「アル、大丈夫だって!日本人の刑事さん・・・?うわぁ、安心しました。僕コータローです。家賃2ヶ月分滞納してますが、一応この家の主です。」

コータローと名乗る男性は、自分を鹿児島県出身といった。どうりでホリが深い訳だ。それから、長すぎるドレッドからは鼻をつく異様な匂いがした。彼によると、被害者であるジーハーは2年前にこの家に転がり込み(失恋が原因だったらしい。)所属するバンドの練習場がすぐ裏手にあった事、家賃の安さを理由に居座り続け、その後は仕事にもバンドにも熱心に打ち込む様になったそうだ。そして、ガイシャに友人知人は殆ど居なかった。

「で、最近ジーハーさんに変わった事は?」
「そうですねぇ・・・。ここ2、3日連続で、明け方に女性が出入りしていましたね。別に何するでもなく、午後になるまで寝てたみたいですけど。」
「女性・・・?知り合いですか?」
「いや、僕も顔を見た訳じゃありませんし・・・ここにいるアルもしょっちゅう女性を連込んでいますから。アルの場合は、女性が来たらうるさくて部屋に居れなくなりますけど・・・ハハハ、判りますよね?刑事さん。」

ここで、被害者が最後の時間を共に過ごしたと思われる女性の存在が明らかになった。おかしいのは、このコータローという男性も、プルプル震えているアルという男性も、女性が来訪したのに気付きながら争った様な物音を一つも聞いてない事である。それにしてもこのコータローという男・・・。同居人が隣室で殺されたというのに、平静を保ち続けている。ニヘラニヘラしている立ち振る舞いといい、どうも臭うな・・・クサイ。が、ケンゴは顔色一つ変えず、質問を続けた。

「他には?」
「そうですね・・・。あ!ジーハーさんの飼っている猫のテンが、今朝から見当たりませんねぇ。普段は外にも出ない子なのに、ヘンですよね?」

未だ先の見えない事件の進展に、ケンゴは足りない頭を懸命に働かせる。正体不明の女性・・・行方のわからない猫・・・・・・変・・・・・・果たして、この事件に隠された「点と辺」はどこで繋がるのであろうか?とにかく、先送りにしていた朝ごはんを食べる事にした。(第2話に続く。)

世界は狭い。

2004-12-28 15:08:52 | Weblog
マテリアリスティックで、矛盾だらけで、平気で不正がまかり通るこんな世の中でも、超神秘的なパワーが働いているとしか思えない素敵な出来事が起こりうる。以前、運命とか宿命みたいなモノにも少し触れた気がするのだが、最近つくづく感じるのが『世界は本当に狭い』というコト。自分が必要とする人間、現在の自分に一番重要なファクターは、世界中どこに居ても手の届く範囲にある事にふと気付く。

ギターウルフのセイジさんに会った時、「どんな職業でもいい。本気”でがんばっている奴ってのは、やり方は違えど基本的に皆同じベクトルへ向いている。そーゆー奴等は一度出逢ったら世界中どこにいても何度も再会するモンなんだ。だからお前等もやり続けろ。そしてまた会おう。」と言っていた。俺がずっと感じていて、だが言葉に出来なかった『信念』みたいな物を無駄なく、完璧に表現してくれた大切な言葉だった。そして俺等は本当に約1年後に偶然再会したのだけれど・・・。

バンドをやってると特に顕著なのだが、一度出逢ってビビッっときた”バンドには、本当に世界中ドコにいても何度も再会する。ツアー先で立ち止まった何でもない街で知己あるバンドに再会したり、偶然話しかけられた只の一ファンがまた誰かの知り合いだったり、そこから友情や仕事に繋がったり・・・。人生における一つ一つの物事がリンクしていて、どんどんパズルのピースがはまっていく様に感じる。そうして死ぬ時に『一枚の絵』が完成するのだろう。ってか、完成させなきゃいけない。

考えてみると、俺が留学を決意しなければ、そしてニューヨーク州北部の辺鄙な街の大学を選んでいなければスパンクスは生まれなかったし、スパンクスをやり続けていなければ今まで出会った人々、現在の職業、恋愛、全てをひっくるめた人間関係は無かっただろう。イコール今の俺はいなかったし、この『黒猫』すら存在しないと思う(→テンにも出逢えなかっただろうから。)あのまま日本に居続けてたら、俺は完全に堕落して今頃ホームレスになってるかもしれない。それはそれで自分の選んだ道だろうから、その時は納得してるんだろうけど。

俺は、人生で無駄な出来事なんて一つも無いと思う。何かしらネガティブな出来事があったとしても、それは次の機会に失敗を繰り返さない為の学習だと思う。失敗して、傷ついて、絶望したとしても、堀下げたら絶対に本人のプラスになってる筈だ。どん底まで堕ちて、それでも這い上がる意思のある人にはその力が与えられる。昨今の集団自殺だとか、簡単に人生を諦めてしまう人が多い様だが、そんなもの天寿をまっとうして死ぬ時までに『一枚の絵』を完成させるのが人生なのだから、中途脱落の彼等を俺はあえて敗北者”と呼ばせてもらう。その絵とは、お金だとか、地位権力だとか、目に見える物質的なモノで色はつけられないんだ。

何だか難しい話になっちまったけど、今日NYにやってきた『黒猫シスター』のちささんに対面して、ちょっぴり感動して↑上記の様な事を考えてしまった俺でした。でも・・・この考えは間違ってないと思うし、それによって俺は少しでも『真理』だとか『真実』に近づいてると思うんだよなァ。いつ完成するかは判らないけど、俺の絵はすごく素敵な作品に仕上がると思います。

告白。

2004-12-26 09:51:10 | Weblog
「俺、君が好きだ。」
「え・・・?」

「好きで好きで、仕方がないんだ。」
「いや、でも・・・。」

「好きだ!好きだ!世界で一番好きなんだっ!」
「私、いま彼氏欲しくないし・・・。」

「君の全てが好きなんだ。俺にとって、君が全てなんだよ!」
「ううん。実は私、他に好きな人いるし・・・。」

「君に好きな人がいても、俺が君を好きな事は変わらない。好きだ!」
「・・・だって、私があなたに振り向く事なんてないんだよ?」

「この世に絶対なんてない。絶対なのは俺が君を好きという事だけだ。」
「・・・・・・ごめんなさい。あなたは私のタイプじゃないの。」

「うん、わかった。でも好きだ!大好きなんだ!」
「わかった、って全然判ってないでしょ~!」

「宇宙一愛してるんだ!俺は君を愛してるんだ!」
「・・・・・・あっち行って。」

「あっち行っても、俺は君を好きだから。」
「・・・(絶句)・・・。」

こんな事が永遠と3ヶ月くらい続く。誰かを想い始めると、世界中のモノ目に入るモノ全てが意味を為さなくなる。告白の結果ですら気にならない。とにかく『この想いをどうにかしなけりゃ!』という強迫観念にも似た感情に駆られる。フラれてもフラれても、俺は想いを伝え続ける。いくら可能性がゼロと思われる相手でも、大概は「・・・もう、アンタには根負けしました。」というトコロまで追い込んでしまう。いずれにせよ結果オーライである。

覚悟はいいかね・・・?

ラブ・ドールは世界を救う。

2004-12-25 10:01:02 | Weblog
♪きぃ~よ・・・シコシコの夜!(←もうすぐ29歳です!)

「性なる夜」にお届けするテーマは、最近周りで密かなブームを巻き起こしているラブ・ドール(性愛人形)ナナたん”についてのブログである。524という男性が書くこのブログには、20万円もする最高級・超精密ダッチワイフとの愛ある生活が克明に記されており、彼の私事も含め、その展開に目が離せない。某みうらじゅん氏もこのラブ・ドールを1体所有しているらしい(笑)

それにしてもこのサイトにはオタクの皆様から一般男性、そして特に女性のファン層が多い事に驚く。というのも、524氏がナナたん”に注ぐ愛情は、もはや単なる性玩具への域を越えて「一人の人間」として扱っているトコロにある。性欲を満たすだけならともかく、氏がナナたん”に施す衣装、メイキャップ、髪型等々・・・愛するヒトの為に、女性というものを本当によく研究している。逆に言えば、このダッチワイフは所有者によって「育てられる」とも言っていい。

ナナたん”人形を所有する全ての人が、それぞれの愛情を注ぐ事によって『自分だけのナナたん』を造りあげていくのである。これは、バーチャルだとか、AIBOみたいなペット型玩具とも違う。初めて氏のブログを見た時には、多少の違和感(?)みたいなモノを感じたのだが、彼のストーリーを読み、ナナたん”が成長していく様を見る内に、俺の中にも「里親」みたいな感情が芽生えている事にビックリした。逆に、誰からも愛情を注がれていないブサイクなナナたん”も見てみたい気がする。

出掛けには忘れずにキス、食事時にも向かいに座らせて(コワイので視線だけは少し外すらしい。笑)ドライブにまで連れて行ってしまう氏の愛情深さ。そんな真摯な気持ちに打たれた女性ファンは、回を重ねるごとに増えている。氏も、そんな女性の皆様とオフでデートした事実を赤裸々にブログ上に書き綴るのである。これは・・・まさにブログ界、性玩具業界、はたまた出会い系サイトなどなどの「新時代の幕開け」なのではなかろうか?

そしてついに先日、素人童貞であった524氏はデートを重ねたファンの一人とお付き合いする事になった。勿論、相手もナナたん”の存在を知っている上での交際である。問題なのは、彼女が最近ナナたん”にヤキモチを焼いているらしいのだ。冷静に考えると、どっちもどっちの様な気がするのだが・・・。そんなある日、俺はコッチのケーブルで『セックス』についてのドキュメンタリー番組を観た。これはエロ・チャンネルでもなく、歴史などを取扱うおカタイ放送局の制作だった。だから、性器も接合部分も、何もかも丸見え。

この中で、『アメリカ版ナナたん』ともいうべき精密なラブ・ドールと同棲している「夫婦」のドキュメントがあった。彼等はどこに行くのも、行為も必ず3人で行う。プールサイドでグラサンかけて横たわっている姿を見た時には笑ってしまったのだが・・・。それにしても、この夫婦で不思議なのは「男性用玩具」である筈のラブ・ドールを、奥様が平気でセックスに参加させている事である。本来、人間の持つ行為相手に対する独占欲だとか、征服欲をも越えた「愛のあるセックス」が「2人+1体」で完全成立しているのだ(実際ヤッてたし。)真実の愛のカタチ・・・それは俺が一昨日書いた通りなのか?いやいや、愛の確認作業である人間の性行為に、しかも非有機物体に対してもヤキモチを焼いてしまう524氏の彼女に俺は賛成だ。それが人間だと思う。

クローンすら造り出す人間の英知は将来、喋ったり動いたり自分から行動する、まるで人間と変わらない精巧なラブ・ドールを生み出すであろう。モテない男性や、やりたくてやりたくて堪らないオス達を「苦しみ」から救うであろう。結果、この世界からは戦争はなくなり、人間は新たな探求を求めて大宇宙へと散らばって行くだろう。ところが・・・半永久的に言う事を何でも聞いてくれて、やりたい時に絶対やれる女性(ドールですよ!)ばかりを相手にしていた我々オトコ達は、種”としてどんどん衰退していく事と思われる。

言うまでもなく地球上全ての動物におけるメスという種は、オスよりも強い。これは、命を司り育てなければならない種だけに与えられた能力である。だから我々オスは、メスを狩るのに大変な労力を要する。俺はその労力を惜しんでまで「欲望」だけを満たしたくない。死ぬ気で手に入れた「戦利品」には、世界中の何にも勝る「報酬」があると思う。それが我々オスに定められた宿命、「生きてゆく」という事なんじゃない?・・・ま、興味がある人はナナたん”調べてみて下さい(俺は最後まで面倒見きれないと思うので、捨てナナたん”にする前に買いませんけどね。)

寂しくなんかないゾ。

2004-12-24 09:37:45 | Weblog
4年越しの恋を実らせて、やっと手に入れました!aikoインディーズ時代のアルバム『Astral Box』と『Girlie』!これだけ好きなのに今まで持っていなかったという事実・・・ 俺はファンとして、漢として完全に失格なのですが(笑)そんな事ァどうでもイイ!1作目の『Astral~』はモロにドリカムの影響を受けていますが、2作目はもう完璧に「aiko節」が確立してます。しかも1曲目のよォ、『させないで』がよぉ~・・・(LLRのDVDで知ってたけども)久しぶりに体中が電撃でシビレマシタ!忘れてた情熱、再び!

明日はクリスマス・イヴ(これを書いている現在、アメリカ東海岸は23日夜です)休日出勤の俺は一人きり大爆音でaikoを堪能しようと思います。あ・・・「二人きり」か。ホクホク

だから、寂しくなんかない。大体、クリスマス位で浮かれんな!お前等キリスト教か!?俺は俺しか信じてないし、強がる自分もまた好きなんだ!

P.S.ミツコ、ナホミ、ハナミ>誕生日おめでとう。愛してます(ました。笑)

衝動喰い。

2004-12-23 10:30:03 | Weblog
よく女の子(俺の周りじゃ男連中)が「今、むしょ~に甘い物が食べたい!」と絶叫しているのを耳にする。俺は甘い物が全然ダメで、そんな彼等の気持ちが全く理解出来なかったのだが、最近やっと飴、クッキー、シュークリームなんかを口にして美味しいと感じてしまう(・・・疲れてんのかな。)あ、でも昔から『プリン』だけは大好物です。

そんな俺にも、ある食べ物に対して『衝動喰い』の気がある事に気付いた。数ヶ月に一度、ワケも無くある日突然に「それだけが」食べたくなり、デリなりスーパーへ颯爽と向かってしまうのだ。そして、皆さんがスナックをポリポリ齧りながらテレビを観る様に、俺もその食べ物を生でポリポリかじりながら、ニンマリする。その食べ物とは(頻度順)・・・

第1位 ベビースピナッチ(オーガニックのホウレン草)
第2位 ベビーキャロット(チビっこくて、丸くて甘いヤツ。)
第3位 にぼし・・・!(現在かじってます。笑)

上記3つとも、『衝動で喰ってしまう食べ物』とは、あんまり言わないよね?俺、ヘンなのかな?自分では勝手に『体がSOS出してんだ!』とか解釈してるんですけど・・・。でも、大変に美味しいのです。体にもイイよ。

ニューヨーク新発見。

2004-12-22 13:18:26 | Weblog
最近、気が付いたのですが・・・

NYCのホームレスは大概デブだ!

ココNYCでは、なぜか痩せてゲソゲソというホームレスを見かけない。これってば、皆さんメシには絶対にありつけてるんだよな。しかも太るほど・・・。「ホームレスで餓死者」なんていうニュースすら滅多に聞かない。ただ定まった住居がないだけで、俺の思った通り(6月の投稿です)自ら好んで奴等は社会生活をギブアップしてるんだな。そんな彼等より、住居も持たず何年間も世界中飛び回っている友人のバンド「エレクトリック・イール・ショック」の方がヒモジイ生活をしている気がする・・・。

余談ではありますが、子供の頃クィーンズの叔父をたずねてNYCを訪れた際、地下鉄内で物乞いしているホームレスにウチの家族は平気でコインをあげていた。「どうしてあげるの?」と聞く俺に、オフクロは「こーゆーもんなのよ。」と言っていたが、(現地に暮らしてみて判るけど)あれは絶対に止めた方がイイ。社会から逃げ出して、ラクな道を選んだ人間を甘やかすだけだと思う。そんな彼等を助けてしまったら、それは本当の善意じゃないと思うな。

どの人種も、新米ママさんは横柄だ!

これはたぶん子供を守らなきゃ!”という母親の本能がそうさせるのだろうが、正直うっとうしい。ベビーカー転がした新米ママは、平気で列に割り込む、ドアを開けろと目でせがむ(・・・それはコッチの善意でするモノです。)どこにいても自分と子供のスペース~1.5人分以上のモノ~を確保しようとする。公共の乗り物なんか、まるで自分の家だと思っている(これも7月の投稿に・・・。)ワタシは子供連れてんのよ!という主張が当たり前だと思わないで下さい。ハッキリ言って、迷惑です。

NYCの高校生は、デカイ。

声がデカイ。
態度がデカイ。
どいつもこいつも、みんな俺より背がデカイ。

・・・声と態度に関しては、俺も高校生の頃はデカかったんだろうなぁ~(よく電車などで注意されました。)早く自分の「デカさ」に気付いて、立派な大人になって下さい。お前等、見苦しいんだよ。

純愛。

2004-12-21 14:00:52 | Weblog
・・・・・・すごいタイトルだな、こりゃ(冷や汗)

ハッタリだけで今まで生きてきた様な俺ですが、顔に似合わずいつの日も愛”にだけは真正直に対等してきたと自負している(・・・気持ち悪ゥ~!)当たり前の話だが、それでも愛は時々ひっくり返る訳であって、欺かれ、裏切られ、傷つけられ・・・判っている筈なのに同じ事を他人にも繰り返す。そうしてみんな大人になってくのだが、時に「純愛」なんてゆ~存在は個人の重荷にもなり得る訳で、そんな時は「セックスだけありゃいいかなぁ~・・・。」みたいな自堕落な道をとろうとする。俺も、実はつい先月くらいまでそうだった(←やっぱり!)

だけど、今まで色んな人と出会い様々な話を聞いて確信するのだが、自分に妥協してちっぽけな愛を手に入れる位だったら、俺はそんなモノ要らない。寂しいから、彼氏/彼女というステータスが欲しいから、ただやりたいから・・・勿論ヒトの愛し方なんてそれぞれだし、「誰かを好きになる度合い」ってのも個人々々で違うと思う。セックスが恋愛の大半を占めているのも身を持って経験したし(人間として当然だし)逆にセックスだけじゃ語れない、セックスなんて全然無関係な男と女の精神世界がある事も、今は理解している。

失敗だったのかは今でも判らないけど、色々な人と数々の恋愛をして学んだのは『一人の人間として相手を心の底から尊敬できるかどうか』が男女の関係性におけるキーポイントだと思うコト。この『尊敬』ってのは、ふだん言葉として使用する意味での『尊敬』じゃなくて・・・なんてゆ~のかな?うまく説明出来ないけど、絶対的に考え方が違う男と女の人生において、それでもほんの一瞬だけ二人が本質的な所でリンクする「瞬間」ってあるじゃない?俺は、あの「瞬間」が愛の全てであると思うし、そこにはセックスなんて介在しないし・・・なんつ~のかなぁ、もうほとんど神がかった意思とか感情の疎通があると思うのです。わかる?

前々回の『日本の女は、モテる。』で色んな人からフィードバックを頂いたのだが(思惑通り!)文才の無い俺は全然うまく説明出来ていないので、今日は補足を少し。結論から言えば、異人種間での「純愛」ってのは、よっぽどの事がない限り有り得ないと思うのだ。性欲、独占欲、征服欲・・・全てを取り除いて、それでも相手の人間性に根底から惹かれてしまう感情。男女の関係性に「純愛」を求めているのは俺だけかもしれないし、ひとみ先生がいう「男は体から求めるのは当たり前。」というのも重々承知している。だけど、前述の知人の様に「私の彼だけは絶対違う!」と言えてしまう女性は、その関係性に自分の信ずる『リレーションシップ』を求めている訳だよね?だから↑の発言になるんだよね?それは、今ある愛”のカタチを信じているからだよね?

「セックス」というモノはすごく厄介で、愛情の大半を占める事もあるし、ある夜には突然「愛情」の真反対にいる事もある。もちろん人間も動物だから、セックスが全ての行動・欲求の根底にあるのは当然だし、先にも言ったけど「セックスから始まる恋」ってのも大アリだと思う。ただ、例えばニューヨークみたいな大都市で見かける日本人狂いの外人さん達(・・・これは差別用語になっちゃうかな?)は、そんな恋愛とか愛情に対する『リレーションシップ』よりも「まずはカラダ!」ってのが見え見えなんだよな。これは、自国でナンパに花を咲かせている日本人のアホ男連中にも当然あてはまる。

なので、俺は「個人的に」日本人女性ばかりツケ狙う輩をまず疑ってかかる。中には例外もいて、ちゃんとした相手との関係性を必要としている男もいるだろう。ただ、俺は実生活で経験して語るのだが、文化の違いだとか、肌の色の違いだとか、言語の違いだとか・・・それを愛”だけで完全に払拭出来るかと言ったら、それは違うと思う。これだけは、言い切れる。それでも信じられないアナタは、人間としても心底信頼して、結婚して1960年代のブラックパンサーしかり黒人解放運動の活動家になり、それでも彼の「たった一言」で夫婦の関係が根底から破壊されてしまった吉田ルイ子さんの『ハーレムの熱い日々』(講談社文庫刊)を読んで下さい。俺の言いたい事が判ると思います。

とにかく、俺は「純愛」に生きるよ。セックスも大事だけど、いま必要なのは一人の人間として『尊敬』出来る相手だと思うから。(恥ずかしいなぁ~!)

雪です。

2004-12-20 16:39:43 | Weblog
10時間に及ぶレコーディングを終え(先週は13時間超えた!)穴グラの様な陰気なロフトを出ると外は一面の雪・・・。世界をちょっとだけ静かにさせてしまう、そんな雪が子供の頃から大好きで普段はポケーっと見とれちまうのだが、今日だけは許せなかった。

とにかく寒み~!

外気温、現在マイナス8℃!バンドマンには機材般出入がキツイ!車のドアも凍り付いて開かない!ヒーター効かない!ワイパー動かない!ジョージは今日、4時間も遅刻した!しかも着くなり逆ギレ(笑)

だけど、一度降り出した雪はどんどん積もってくれてイイです。中途半端な雪は許しません。朝、目に入るもの全てがキラキラ光ってるのってすごく素敵。それで仕事がないのならもっとイイ。ふ~れ、ふ~れ、ふ~れ!!

今日はアントン風に纏めてみました。アントン君、人肌が恋しい季節になりましたなぁ~。来週は俺にとっては「苦シマス」ですけど。ハァ・・・。