黒猫見聞録

本気か?それともウソなのか?THE SPUNKSの金髪バカ大将、ジーハーが一人よがりで物申す!!

あわてない、あわてない。

2005-05-31 08:48:57 | Weblog
なんだか、最近俺のキーワードは『あわてない、あわてない』の様である(・・・わしゃ一休さん”か?)生活の色々な場面で、ふとした瞬間に心をグルーミングしている自分に気が付く。実際、そうする事によって状況が改善されているのかは定かでないが、とりあえず自分の気持ち的に以前よりかはぜんぜんラクだ。

過去数年間、俺はただひたすらガムシャラに突っ走ってきた様に思う。バンドに生活の全てを捧げ、時間も金も体力も・・・ただただスパンクスの活動に費やしてきた。これは過剰な表現でも何でもなくて、俺には『生活してきた』という記憶がない。仲の良い友達や恋人がいるワケでもないから、毎日がライブハウス、スタジオ、会社と家の往復・・・家に帰れば、溜まり溜まったバンド関係の仕事を一人でコツコツコツコツ・・・。たまの休日なんて、外は暖かく良い天気なのに俺は一人PCの前に座り、暗~い家の中で一日中ブッキングやら、プロモーションやら、何かしらの内職をしている。「・・・あれ?俺、一体何をやってるんだろう?」気付いた時にはもう遅く、世間や流行といったモノから完全に隔離された日々が長すぎて『休日の過ごし方』すら判らなくなっている。ブルーだ・・・が、他にする事もないからやっぱりバンド関係の仕事をしてしまう。

ロックに魂を捧げてからというもの、今でもバンドは俺にとっての存在証明、人生を賭けた『大仕事』であるコトには変わりない。世俗を断ち切り、ガツガツと貪欲にやってきたからこそ10年目にしてやっと最近スパンクスは花開いたと思う(→まだまだ蕾み”ですけどね。当たり前。)ぶっちゃけ、そりゃ俺にも時々「普通の生活がしたい!」という欲求があるよ。これといったリスクも無く、腹の探り合いやヤヤコシイ人間関係での気苦労もなくて、ただ自分の生活と好きな人を守る為だけに労働をする。現在の俺と違って、稼いだ金はどんどん貯金にまわせるだろう。でも、「したい!」とは思うけど、そんな生活を続けてたら俺はパーになってしまうのが目に見えているので、「出来ない」と言った方がいいのかな・・・?

例えば、ウチのメンバーは一人として『計画性をもって、無駄なく一番能率的に行動する』という事を考えるアタマがないので(笑)ハッキリ言って、今までは全部俺一人でやった方が仕事は早かった。俺は個人的に、目的を果たす為にはどんどん無駄を省いて『一番ラクな道』をとりたい性格なので、奴等の『超天然能天気』さには本当にビックリする。これまた簡単な例えで申し訳ないが、移動の為の待ち合わせやスタジオ練習の時だって、奴等は時間通り来た試しがない。それを見越して俺が一時間早く待ち合わせを設定しても、奴等は野生の勘でそれを鋭く見抜き(笑)元々の待ち合わせ時間にさえ遅れてくるのだ・・・前述の通り、俺は何においても「ムダを過ごしたくない」タイプなので、後にどんどんずれ込んでいくスケジュールや、それによって一歩遠のいてしまった結果・ゴールなどを思うと物凄くイライラしてしまうのである。これは、仕事場でも『素材/時間/全体のプロセス』にかかる無駄を全く考えないお馴染みTさんや、話を全く聞かないアメ人女性の様な社長にも同じ事が言える。

上記は一番身近な例えでしかなかったが、とにかく俺は今まで『何でこんな当たり前のコトが判らないの?どう考えたって無駄じゃん!意味ないじゃ~ん!』みたいな人や場面に出喰わすと、ムキーッ!!と為らざる負えなかった。目的があって、それを成就させる最善の道というコトを何で考えないんだろうなぁ~、と。だけどね、身の周りや仕事場での人間関係やウチのメンバーの問題しかり、もうココまでくると大多数の人間の中では、俺が物思う様なコトは『感性の違い』以外の何でもない。やっぱり、判らない人には何を言っても判らない。バンドに関しては今まで『スパンクス=俺の仕事』だと思ってきたからこそ全て一人でやってきたのだが、よく考えてみりゃメンバーのモノでもある訳だし。例えば(←本当の所は知らないけど。例えば”の話ですよ。笑)奴等がそれでも遠回りをしたいと言うなら、それがバンド自体の方向性なのかもしれないし。自分は今、ココに居て何が出来るのか?というのは俺一人が決める事じゃないのかもしれない。ま、アブナイから最低源の舵取りはしますけどね(笑)だから、俺はちょっとガツガツするのをやめる事にした。バンドでも、仕事場でも、生活面でも。もっとルーズでいいんじゃねぇか?と。何で俺ばかり気苦労しなきゃいけねぇんだ?と。もっとチャランポランでもいいじゃんよ!と。

そう思えたら、ものスゴ~ク気が楽なんだよねぇ~。かの『六星占術』によれば、木星人(+)の俺は今年が最高の年のようだし(笑)4月に出会った女性とはゴールインします”なんて書かれてたけど、そんな兆候は全くないけどね(爆)

あわてない、あわてない・・・・・・

噛みフェチ。

2005-05-30 15:06:53 | Weblog
いきなりトンでもない事を書いてしまうが、俺は『噛みフェチ』である(笑)

ぽっちゃり型が好きな俺は、女性らしさをその「ふくよかさ」に求めるので、オシリとか二の腕とか・・・もっと言えばお腹の肉だって、ふと気付くと無意識の内に噛み付いている(・・・嗚呼、俺は何を書いているんだ!?)なんつ~か、プヨンプヨンしている女性の部分を見ていると思わず『食べちゃいたい』という気持ちになってしまう。心理学的に分析すると、これはかなり幼稚な性の発育段階らしい(笑)ちょっとアブナイけど、佐川クンの気持ちが少し判る気がする・・・誤解されると困るのだが、それを実行に移すのと移さないのじゃ違うからね。笑

最近「・・・なんでぽっちゃり型”が好きなの?」と聞かれる機会が多いので、今日は何故かこんな投稿になってしまった(汗)あのねぇ、逆に言うと俺は女性の裸を見た時に、例えばアバラが浮き出ていたりするとガックリしてしまうのね。上記にもあるが、そこに「女性らしさ」を感じない。こればかりは自分の感性の問題なので、それ以上ツッ込まれても答え様がないです。とにかく俺は、女の子には限度内で”プクプクしていて欲しいのです(→あぁ~、これも反論がきそうだなぁ・・・)

・・・全国のヤセてる女性の皆さん、ゴメンナサイ(泣)俺は最低です。

危険探知センサー。

2005-05-28 10:39:32 | Weblog
ある大学の調べによると、主要航空会社の発券状況を過去10年に渡り遡ってみると、そこには非常に興味深い事実があるのだという。飛行機墜落事故が起こる(起きた)日に限って、その日は朝から利用客のキャンセル率が普段の5~10倍に跳ね上がるのだそうだ。これは、嘘でも作り話でもなく、キチンとした『記録』として残っているので本当なのだそう。

そういえば、大災害の前には動物達が忽然と姿を眩ますというし、同じく地球に生まれ育った我々人間にもそういった『危険探知センサー』が備わっているのだと思う。ただ、そのリサーチによれば『センサー』の働き方は人によってマチマチで、感じ方も十人十色・・・言うまでもなく今までこれだけ多大な被害者が出ている以上、感知出来ない人が殆どなのだろう。俺の知り合いの親父さんは時間厳守・何年も遅刻なんかした事がなかったのに、ビジネスで『これを逃したらその仕事はオジャン!』という飛行機に乗り遅れたのだそうだ。理由は・・・なんとその日に限って目覚ましが鳴ったにも係らず大寝坊・・・そしてその飛行機は数時間後、実際に墜落してしまった(→これ、本当の話です。)

先週、ニューヨーク最南端に位置するコニーアイランドの砂浜に、卒業を次の日に控えた女子高校生二人とその父親を乗せた観光用セスナが墜落した。マンハッタン上空を周回するこのフライトは、ウェスト・バージニアの田舎から出て来た女の子仲良しグループの卒業旅行最後のイベントだったらしい。乗客は、パイロットを含めて全員死亡。ところが・・・この飛行機には当初、仲良しグループもう一人のメンバーが乗っていた。が、彼女は離陸するなり重度の乗り物酔いにかかり、セスナは慌てて元いた飛行場に戻ったそうだ。結果、セスナを降りた彼女は一人命拾いをした。

・・・これを「偶然」として片付けてしまうのは簡単だと思う。上記の例すべてにおいても、偶然が重なって起きた只の「現象」なのかもしれない。だが先にも述べたが、我々人間も動物である事には変わりない。自分を守る為に、もっと言えば生命の大前提である「自分の遺伝子を守る」為にそういった『センサー』が元々備えられているのだと思う。だが、ここまで発展してしまった文明社会の暮らしの中では、運動不足だとか肉体が不自然に”衰えるのと同じ状況で、そういった「自然の能力」も薄れていってしまうのだろう。

人間は疑い深い知的生命体”なので、それでもやっぱり「・・・こんなの偶然だよう。」という人はいるだろう。だが墜落事故が起こる日の発券状況を見ても、我々の大好きな『記録』が証明している以上「災害を回避しようとする人間」がいる事は最早疑いようのない事実である。これは、超自然的な現象でも、オカルトでも、トリックでも何でもない。俺は時々わからなくなってしまうのだが、なぜ「勘」だとか「直感」は昔から人類の間に浸透して認知されているのに(・・・全く信じない人もいるけど。)「占い」や「予言」は非科学的だと言われてしまうのか?明日の天気を、現在何も判らない状態から気圧の状態を数学して大方言い当ててしまう「天気予報」なんて、言うなればまるっきり「予言」ではないか。

だから、ちゃんとした統計学”から成立している『六星占術』の細木数子を俺は信じるけどね(笑)

We`re Going To Disneyland !

2005-05-27 14:09:25 | Weblog
@#$%~!!!(・・・声にならない!)

6月下旬~7月にカリフォルニアのGEARHEAD RECORDSから発売されるシングルのレコーディングが今日終わりました!A面はあの『ロシアンルーレット』B面は超特別企画、聴いてお楽しみの1曲です!これがねぇ・・・俺等の想像を遥かに超える出来栄えで、シビアな酷評で誰も認めず、いつでも自分の作品に文句つけてるあのジョージでさえ悲鳴をあげてしまうほどのクォリティーなんですよ!

今回のエンジニアさんは、パンク・ハードコア界ではその名を知らぬ者は居ない、ジェダイ・マスター”Don Fury(→アダ名になりました。笑)ニューヨークの最南端コニーアイランドにメチャクチャ綺麗な自宅兼スタジオを持ち、培った長~い経験と抜群の音楽センスで右に出る者ナシ!俺達の欲しいモノをたった1時間かそこらで理解してくれて、もうあとは彼のやり方に任せて1曲2テイクもかからなかった。唄なんか全部1発録り(・・・俺がスゴイのか!?)レコーディング前にちょっと世間話して、「あ~・・・この人なら大丈夫だな。」と直感したから完全に信頼出来た。2日目のMIXでも、俺もメンバーも殆ど何にも言わなかった→2時間で終わった!

さすがにねぇ~、いい金を払っただけあるよ。「このシングルはヒットになるよ。保障する。」とシレ~と言えてしまうこの人はすぎょい!自分達で言うのもナンですけど、それには全く疑いありません!あの・・・マジで売れると思います、コレ(笑)ってか、ギアヘッドのシングル売り上げ記録を塗り替えるのが俺の目標でもあったし。『売れる曲を書く』ってのとはまた違う話なんだけどね。

そしたらニューヨークなんかスパーン!と斬って、とっととオースティンに引越しよう!おぉぉ、とにかく発売が楽しみだぁ!!!みんな、待ってろ~~~!!!

広尾のプリンス。

2005-05-25 10:46:53 | Weblog
よく人から「出身は?」「実家どこ?」なんて聞かれて、一瞬・・・俺は返答に困る。うっかり「広尾デス。」などと言おうモノなら大抵の場合

えぇえぇえ@#$%~~~!?!?

と、なるからだ。なので大概は「渋谷区」もしくは「東京都」としか言わない。もう、いちいち返答するのも面倒臭い。それでも「はじめちゃんって・・・もしかしてボンボンなの!?」と聞かれた時は、しょーこりもなく「うん。ボン!」と答える事にしている(笑)

誤解しないで欲しいのだが、ウチは決して『金持ち』ではない。むしろ、金なんか無いクセに身なりも礼儀作法も休日の過ごし方もイイトコ”ぶっている『見栄っ張り』『エセ成金』に入ると思う(爆)築25年近い自宅マンションの内部といえば、リビングの硝子は何年もヒビが入ったままだし、壁紙はヤニで黄ばんで剥がれかけ。おまけに誰かが酔っ払って空けた穴が今でもポッカリと・・・(母ちゃん!あれだけは何とかして下さい!それとも次回俺が帰った時に壁を全部塗りなおそうかね?笑)

どれだけ記憶を辿ってもウチにお金なんてあった試しがないが、それでも『どこへ行っても恥ずかしくない様に』『どんな機会にもキチンとした振る舞いが出来る様に』と幼少の頃からキツ~ク躾を受けてきた。家庭環境は複雑だが(・・・とても言えません。)その教育は今でも間違ってなかったと思うし、むしろ人生の色々な場面で役立っている。変な言い方になってしまうが、俺にはその辺でブラブラしている兄ちゃんより『必要な時に=必要な行動』をとれる揺ぎ無い自信がある。社交性”っていうの?だから、ウチに金は無くとも俺は自分の事を『ボン』だと思うし(←かなりデタラメですけど。笑)そんな家族をとても誇りに思うし、世界で一番愛している。

今でこそ「最もトレンディーな~」とか言われてる広尾という街だって、俺がガキの頃は本当に『一面焼け野原』状態だった(笑)そこいらには未だ井戸が残ってたし、有栖川公園には掘りっぱなしの防空壕が残されてた(←よくそこで遊びました。超怖え~の!)まだ埋め立てられていなかった渋谷川はドブ臭くてゴミだらけで、そこに落ちようモンなら青大将(ヘビ)に追いかけられ、水に入れば一瞬で体中ヒルに覆われる始末・・・俺は何度落ちたことか!のんびりした商店街は、まだまだ下町情緒溢れる街並みだったし、毎月「5」がつく日には縁日、お祭りのシーズンになれば俺達ガキ共は神輿をかついで街中を練り歩いた。ギニア大使館に勤めていた「サンコンさん」がその辺をプラ~っと歩いてたり、当時俺達ガキンチョのヒーローだった巨人の「サンチェ」や「クロマティ」が普通に商店街を歩いていた。駄菓子屋さんもあったし、昔懐かしい『氷屋さん』、牛乳屋さんまであった(・・・嗚呼、青春のキャップ集め”!)

なんつ~か、『夕焼け』が似合う街だったなぁ~・・・学校から帰るとそのまま遊びに直行し、5時の鐘が鳴ったら、辺りに漂う夕げの匂いに釣られて俺のお腹も鳴って・・・みたいな。それが、中学生の時に、今でも商店街の真ん中に下品に建っている『パチンコ屋→上はゲーセンとカラオケボックス』が出来たとたん、街の雰囲気がガラッと変わった。町内会は散々反対したらしいんだけど・・・まぁ、893さんのする事ですから。あの頃からじゃないかな~?なんか、街がどんどん近代化していったのは。今なんて、帰国してちょっと外に出ようモノなら俺、ビビっちゃうもん。周りに歩いてる人々に比べて、自分がこれ以上なくダサイ(爆)

ま、それを見越していたのかは定かではないが、ウチのオフクロは「先見の明」があるというか・・・とにかく今でも広尾に実家がある、というのはとても心強いし、便利だし、助かる。母ちゃん、すぎょい!

今度、街でジーハーを見掛けたら「・・・よっ!プリンス”!」と声をかけてあげてください。きっと振り返ります(笑)

ロクデナシ。

2005-05-23 12:03:35 | Weblog
・・・結論から言おう。ウチの阿呆ドラマー・アルは『ロクデナシ』だ。37歳にもなって、安定した収入も無い。生活力=例えばまず身の周りの整理整頓、そして人間の生活3原則:衣食住の管理も出来ない。ただでさえ汗っかきのアルは、洗濯を忘れてしょっちゅう着る服が無くなる(←特にツアー中。)おまけに舞台に立つ人間のクセに、ファッション・センス無し。料理が出来ないアルは、一年中ピザかハンバーガーを喰う。医者に、野菜を食べなさい!と言われても「野菜は嫌い。」と一言でオワリ。だから体の調子が悪いんだろうがっ!そして毎月の家賃を払う為、時にはケーブルを未払いにし(←俺のインターネットも入ってんだよ!)時には食をきりつめ、時には他人からタバコを恵んでもらい・・・おまけに今日、ツアー前になって「シンバルを買う金が無いからちょっと貸して!」とくる。奴より8つも年下の俺が百万回「・・・お前も37歳なんだから、クレジットカードくらい持て!」と言っても「あったらあったで使いまくっちゃうからさぁ~。」とくる。アホか~!!それを自分で管理するんだろうがぁ~~~!!!(絶叫)そして彼女が出来たら出来たで、飽きたらすぐにポイ。だから、『ストーカー騒ぎ』にまで発展する(大爆笑!)

そんな『ロクデナシ』な男なのに、な~ぜ~か~(←強調します)奴は女にはモテるのだ・・・。以前の『黒猫』でも紹介したが、一時期は同時に交際していた女の子がなんと3人!アルとは性格も、生活の状態も、全てが正反対の俺はいっつも「???」になってしまう。俺は人には言えないアルの腹黒い部分や、逆にセンシティブな部分も知っているのだが、それすらどうでもイイ事ばかりで(→例えば、カミカゼ・タイフーン・ツアー中ギトギトのメンバーから冗談”で「・・・アルちゃん、昨日イビキ凄かったよォ~!」と言われて、その夜はショックで車の中で寝るような奴なのダ!)まったく、アルに近づくオンナの子の気持ちが知れんよ。そんなんがカワイイのか・・・?

先日ジョージとカメラマンのカブ君と、例の『ルックス/セックス/金』の話になって、そしたらやっぱり「・・・アンタは極論過ぎる!」と言われたのですが、そこで俺は最終的にアルの話をしたのね。百歩譲ってルックス・金は置いといたとしても、現状から見て想像上(←したくないけど。笑)アルのセックスは滅茶苦茶イイんだろうなぁ~・・・と(笑)彼の生活状態を見てたら、そう思わざるおえないじゃん。そしたら皆コトバに詰まっちゃってさ・・・。結果的に、生活だとか本質的なモノを追い求める俺なんかより、『ロクデナシ』のアルの方が「母性本能」を擽るんじゃないか?という結論に至ったんですけど・・・まぁ、かなり笑えました(爆)

女性の皆さん、その辺はどうなんですかねぇ~?

12年。

2005-05-22 09:13:15 | Weblog
・・・ワシャ、『ウィスキー』かぁ~!!

失礼しました。今年でアメリカ生活12年目を迎えるジーハーです。思い返せば1994年、18歳の時にアメリカの大地を踏み・・・気付けば来年、俺は三十歳。この12年、色々とあったなぁ~(しみじみ。)ココにその全てを書き連ねる時間と気力なんてないので、気になるアナタは『黒猫』を読み返してちょーだい。ちょこちょことジーハーの歴史が垣間見えます(笑)

なんといっても、一番ビックリしているのが物価の推移!94年当時、日本~アメリカ間の国際電話はなんと1分70セント!今は・・・俺は携帯しか持ってないので知らないけど、たぶん1分7セントとかでしょう?アメリカに来た当初、俺は当時日本に残してきた彼女に週に1度だけ電話をかけていたのだが、最初の請求はそれでも$700(泣)ぶっちゃけ、その時の仕送りがちょうど$700で(爆)あの時は顔面蒼白になったね。今のコなんて、毎日恋人や家族に国際電話かけても大したコトないんじゃないの?・・・どうなってんだよォ~!俺が払った金返してくれよォ~!!

それから、俺がニューヨークに来た当時はまだ地下鉄の運賃が$1.25。現在は$2。勿論その時はまだメトロカード(日本のSuicaみたいなモンです)なんてシロモノはなくて、コイン状のトークンのみ。一番困ったのは通学の時で、前日にトークンを買い忘れると次の朝は長~い行列に並んでトークンを買わないといけない。勿論、当時は乗り換えも全て有料。4年制の大学に編入して数ヶ月たった時に、初めて実験的にメトロカードが登場した。10回分買ったら、1回分タダという『回数券』みたいなカンジで。そして地下鉄~バスの乗り換えも無料になった。それまでは毎日の往復に$5も払ってた訳だから、便利だと思ったねぇ~・・・だけど、やっぱりそれまでに注ぎ込んだトークン代を返して欲しい(笑)

あと、タバコ!現在ニューヨークでは、かの悪名高きタイムズスクエアなんかでタバコを買ったら、1箱$8ですよ!800円ですよ・・・信じられますか!?俺は今でも憶えてるんだけど、アメリカに来た当時はマルボロ1箱がまだ$1.80。そしてこの12年の間に、タバコに関わる法律と税金がどんどん高くなっていって今は平均$6~8・・・アホか~!!こんな体に悪いモノに法外な税金をかけるな!吸いたい人には吸わせておけばいいじゃないかぁ~っ!!俺達はマナーくらい守るぞ!もっと安く吸わせろォ~(・・・まぁ、タバコを安く手に入れる抜け道は一杯あるんですけど。笑)

ガソリン代も彷彿してるし、タクシーの運賃も、俺の大好きなチャイニーズ・レストランの代金もどんどん上がってる。まぁ、日本も世界中どこもかしこもがそうなんでしょうけど。こんなんじゃいくらお金があっても足りません。

世界中の人が俺に50円ずつでもくれないかなぁ~・・・(大金持ちデス!)

キターーーー!!!

2005-05-21 09:45:38 | Weblog
とうとう俺の専属カラーリスト・ひとみ先生がその腕を認められ、一人のプロとしてフロアに立つ「昇進試験」を受ける事になった。彼女は現在、Louis Licari(→スペルあってる?)という業界では知らぬ者のいない、トップクラスの美容室でカラーのアシスタントをしている。彼女と俺は大学からの知り合いでもあり、お互いがNYCに越して来た時から「・・・アンタは練習台だからイイのよ。」と、貧乏なロケンローラーを毎回タダで超綺麗な金髪にしてくれているのだ。

もう、本っ当~におめでとうございます!第1回目からの約束通り、試験の日には是非ぜひ『モデル』をやらせて頂きます!ここまで御世話になっといて、駆けつけないワケにはいかないでしょう!試験終わったら、そのまま飲みにいこう!結果なんて判ってるんだしさっ!

ところが・・・ところがですヨ!

髪がない・・・・・・

先週、今度発売になるギアヘッド・シングル用の写真撮影(←ウェブサイトでその模様が御覧になれます。http://www.thespunks.com)前にカラーをやってもらったのですが、その時の薬品が強すぎたのか、前回からのスパンが短かったのか・・・散髪がいらないほど髪の毛が切れるのは毎回なのですが、今回のキレ方は『尋常』じゃない。撮影前にシャワーを浴びて鏡を見ると・・・ソコに映ったのは、サイドがバリカンで刈り込まれた様に短くなり(←コータローに「2ブロックだぁ~!」と言われた。久しぶりに聞いた・・・)アタマの天辺もいびつなまでに変形した俺。

それは、どっからどう見ても『ブル中野』だった・・・・・・

今はもう落ち着いて普通に戻ってますけど(笑)もう、撮影の日は完全にパニックで、とにかく整髪料をつけまくって(→ムース+ジェル+ワックス+クレイ)何とか格好がつく髪型に仕上げたのでした。

『キターーー!!!』のはひとみ先生のビッグ・チャンスでは無く、俺の『ハゲ』だったのか・・・!?

P.S.もう一度書きますけど、今は『ハゲ』じゃないです(・・・嗚呼、俺の意気地なし!笑)

アナタが嬉しいと、ワタシも嬉しい☆

2005-05-20 09:00:35 | Weblog
時は2005年3月、『カミカゼ・タイフーン・ツアー』真っ只中。連日のステージと、日本では考えられない毎日の長距離移動に疲れ、誰もが寝静まったバン車内・・・運転手である俺は、唯一起きていたギトギト・ベースそして俺が認める「天才アーティスト」のタエちゃんと、深く長~く話し込んでいた。ある時、彼女が言った。

「人を100%楽しませる為には、自分が100%楽しんでいなければ絶対に出来ない。私達はお客さんを皆ハッピーにさせたいから、それには自分達がまずハッピーでいられる様に毎日を過ごしてる!」

これは今まで俺がステージの、そして『人生の教訓』としてきたまさにソレだったので「・・・あぁ~、ココにも同じ種類の人間がいてヨカッタ!」と感動し、最高に嬉しくなった。人から優しくされたいのであれば、自分がまず優しい人間でなければならない。誰かに好かれたいのであれば、自分がまずその人を好きになるという・・・当たり前の様でなかなか出来ない、ちょっとしたコト。

どんな人間でも、社会の中に暮らす限り「他人」との関係を断ち切る事は出来ない。むしろ『人生』とは瞬間毎が自己確認の連続で、それは言うまでもなく「他人」が存在する事により初めて「自分」を発見する。俺は一人でも生きていけるんだぜぇ~!と本気で勘違いしている人は、よほどの鈍感かキチガイかのどちらかだ。いずれにしても、オメデタイ事には変わりない。

『自分』だとか『人生』というモノに真剣に取り組んでいる(←この意味判るかなぁ~?)人間ならとっくにお気付きであろうが、他人が介在してこその人生において、およそ『幸せ』とは突然むこうから転がり込んでくる様なモノではない。自分が生きていく上で、死ぬまで楽しく幸せな人生を送る為には相応の環境設定”が必要とされる。じゃないと、障害ばかりで生きていく事すら困難だ。得るハズの幸せやチャンスも、環境が整っていなければ見逃してしまう。だから、彼等は自分が幸せになる為ならどんな努力も惜しまないだろうし、自分の人生に存在する全ての「他人」に対し相応のリスペクトを持てる筈だ。だって、自分が『幸せ』になる為には、本人が関係する全ての人々が『幸せ』じゃないと話にならないじゃないか・・・・アナタが嬉しいとワタシも嬉しい!のである。

反対に、陰口ばかり叩いている人は当人もきっと陰口を叩かれている。他人の誹謗中傷しか出来ない人は、どこかでやっぱり中傷されているだろう。揚げ足ばかりとる人間は、普段から揚げ足をとられている人間に違いない。真剣に生きる術を知るパワーの持ち主なら、例えば上記の様な方法で「他人」に介在・関与する事はまず無いだろう。っていうか、彼等は幸せになる事に貪欲なので、そんな事してる時間も気力もない筈だ。逆に、他人に介在・関与する事でしかアイデンティティを確立出来ない人間は『自分が=自分から=幸せになる』方法を知らないだろうし、このさき知る事もないだろう。それは、変化のない毎日に飽いた「オバハン」が苦情センターで憂さ晴らししたり、亭主に八つ当たりするのと同じ事だ。ワタシの幸せはこんなハズじゃなかった/何故ワタシだけが/もう、全てが嫌!・・・結論から言えば他人との比較、要は『妬み』でしか自己確認がとれない。行動の「主体」が自分ではなく、「他人」なのである。楽しくして欲しい、幸せにして欲しい・・・ただ、それだけ。

さて、アナタは幸せですか?自分が幸せになる為に、誰かを幸せにしてあげるコトが出来ますか・・・?

KUNG FU HUSTLE

2005-05-19 08:37:54 | Weblog
日本ではとっくに上映されているのですが、現在アメリカで公開中の『KUNG FU HUSTLE』を遂に!観てしまいました。しかも中国語版DVDで(・・・サブタイトルはモチ英語ね。)

ありえねぇ!マジで有り得ねぇ~!日本版ポスターのキャッチコピーそのまま(笑)

『クダラナイ』の極致にまで達したストーリーは、最初からあってない様なモノなので無視するとして、CG、カット割、カメラワークなどなど・・・中国映画も遂にここまで来たか、という感じ。マジですぎょい。アジア版MATRIX”と言ってもいいでしょう。偶然にも先日、これまた懐かしい『ポリスストーリー~香港国際警察』を15年ぶり位にテレビで観て「・・・こ、こんなにヒドかったっけ?」とショックを受けたばかりだったので(笑)『KUNG FU HUSTLE』の衝撃はそりゃもう凄かった(・・・でも、当時CGも使わずアクションしてたジャッキーはやっぱりスゴイ。笑)

あってない様なストーリーも、テンポもいいし、とにかく出演者が「全力で」バカをやってるから全然イヤミじゃない。多分、監督さんのセンスが良いんでしょう。本当に、この映画は一見の価値アリ。日本もねぇ、いつまでも『寅さん』と『ゴジラ』にばっか頼ってないで、ここらでセンスの良い「実写モノ」を撮るべきだと思います。アニメなら世界中どこにも負けないんだけどなぁ・・・このままじゃ何もかも中国に負けちゃうよ。靖国問題だとか、従軍慰安婦問題でガタガタ言ってる内はダメか。

ところで俺は『ピンクちゃん』と二人、『ラピュタ』か『千と千尋』を観てホクホク”したいけどね・・・(涙)