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高橋よしあき 「日々を綴る。」

高橋よしあき 2005〜2012 ブログ履歴 (以降は更新していません) 

小室さんのこと。

2008-11-04 23:31:55 | 「歌うたい」の私
「さん」付けなんて、大人になったもんだ(^^;
昔だったら呼び捨てで罵倒してたろう。
ま、それはそれとして。

れだね。
音楽家が「マネー&ビジネス」の罠に落ちた。
でも同情なんかしないよ。
リスクをわかってた上での自業自得なんだから。

身の丈に合わない大金なんぞ持たない方がいい。
「もっと上へ」「もっと先へ」の向上心が、
マネーゲームの魔力に絡め取られていく。
リーマンの破産と重なって見えるよ。
本来の表現活動=歌づくりとは別世界なのに。
抜け出せなくなっちゃうんだよな…

オレは、彼のつくる音世界にはほとんど興味ない。
でも、この手の音楽で癒される人もいるわけで、
それを思うと単純には切り捨てられない。
音楽の基本は、まず1対1のコミュニケーション。
彼が、そこに立ち返れれば幸いです。

ところで…
『AVANTE』の原曲って小室系ぢゃん!
優勝狙うなら、しばらく自粛かしら(笑)


ROCK LEGEND ライブ&トーク。

2008-08-20 21:22:04 | 「歌うたい」の私
札幌でのウルグアイ戦、完敗(酷)
ほぼケンゴの得点=オウンゴールで先制したのに…
ぐうぅ。
今夜はサッカーの話はヤメ
気分変えて、音楽の話です。


昨夜、こんなライブ↑に行ってきました。
職場仲間が招待券当り、それ譲ってもらって。
「70年代日本のロック」で育ったオレにとっちゃ、
ジョー山中&チャーって組み合せは魅かれるさぁ~
特にジョーは、
フラワートラべリンバンドを再結成(驚)したばかり。
当然、ラディカルなステージを期待するよね。

んが、あくまでネットTVのための録画イベント。
アコースティック主体の、
実にゆる~いリラックスした選曲。
望んでたモノとの落差はかなりあったな。
けど、割り切ってエンジョイしました。
サントリー協賛でビール飲み放題だったし(^^)

詳細はこちらを読んでいただくとして。
実感。
ジョーもチャーも「音楽の人」だわぁ~
何より、音を楽しんでる。
へ?
何を当然のこと言ってやがるぅ、オレ?
それで40年、50年生きてきたんだ。
かけて。
当たり前ぢゃん。

うん。そこがね、
オレみたいな副業「自称ミュージシャン」との差。
彼らはそれしかナイんだもん。
だから、「存在=音楽」って言い切れる。
その潔さゆえ、聴いてて心地よいのサ。

一昨日に書いた、五輪女子マラソンへの諸感を、
そのまんま、自分に言い聞かせてみる。
「ねばならない」プレッシャーとお別れして、
リラックスして「歌う」を楽しめ!

それができないうちは、
どんなライブ演ったって同じことの繰り返しよ。
と、内省。

ところで、
もう一人ゲストで呼ばれてたローリー寺西。
彼って同い年=1963年生れなんだけど、
存在感ウスかったね(笑)
団塊の世代を前にすると、
一世代下のオレらって、やっぱり弱い。
同時代に共有体験できたことの質量差
そんな風に思うけど、どぉでしょ?


写真展もやってた。1971年の村八分。カッチョいい~


わずか5ステージ。

2007-12-26 20:10:52 | 「歌うたい」の私
2007年も残り一週間を切った。
例年どおり、この一年間の活動を、
カテゴリーごとに振り返ってみようと思う。
まずは「歌うたい」として。

1月17日 神戸市役所前
6月1日 札幌161倉庫
6月4日 札幌LOG
9月9日 名古屋ハックフィン
10月6日 新宿Naked LOFT


活動休止。
ってわけでもナカッタけど、
ステージに立ったトータル数は5
ライブ活動を再開した2001年以降で最も減った。
なんで?

いや、最初から減らすつもりだったのよ。
去年の今頃に書いたコレ読んでみてください。
すんごい消耗してたでしょ?
「ライブのためのライブ」はヤラない。
そう決意して迎えた2007年だったから。

でも、歌わな過ぎたな(^^;
そりゃぁ、スタジアムでは歌いまくってたよ。
この大声で、空気読まず(笑)
さらに、ランニングと併せて多摩川で発声練習してた。
「声を出す回路」は眠らせていない。
しかし「表現者」としてはどーよ?


どーよ、どーなのよぉ?(10.6 at Naked Loft)

アンバランス。
そう感じています。
サポーター、アスリート、編集者、そして歌うたい。
この4つの活動のバランスがとれていてこその自分。
歪みは、徐々に現われ始めてる。

来年、どうしよう?
今のところ、ライブ予定は入れてない。
「編集者」として、さらに忙しくなるはずだし。
うーん、ましい問題じゃ…


メジャーデビュー。

2007-10-23 22:00:36 | 「歌うたい」の私
11月、ビクターエンタからフルアルバム発売。
そんな知らせが届いた。

へ?
アタシじゃありませんって(^^;
数年前に何度か競演した女性の「歌うたい」。
果里
オレのヴォイストレーナーを務めてくれた恩人。


5年ほど前かな?『竹田の子守唄』を一緒に歌いました

昨年、彼女は東京から離れ、
故郷長崎に活動の拠点を移した。
「いい話があったから」
そんな風に聞いていた。
が、その後事務所から離れた…らしい。
しいんだろうな。
「思うよう」に活動できる協力者に出会うのは。

元気に歌ってるかなぁ?
時々そんな風に思いをはせる中、
予想外に届いた嬉しい便りだった。
メジャーデビュー…
かつての自分はんだり、
批評的なスタンスをとったり、で。
素直にエールを贈れなかったと思う。

どの途でも苦労はする。
「ビジネス」という器に乗ることのメリット。
より多くの人に聴いてもらえるチャンスを得る。
それは誰でも望むことさ。
「うた」の可能性を信じればこそね。

貴女の歌は、
もっともっと多くの人に聴かれるべき。
ずっとずっと、そう思ってました。
やっと、その時が来たんだ。
より良き未来へとつながること、
っています。


これは2003年の春。ヴォイトレ習い始めたのもこの頃

いたいのいたいのとんでけ。

2007-10-09 22:05:02 | 「歌うたい」の私
6日土曜日のライブ記です。

2007年10月6日 Live at 新宿Naked Loft
「いたいのいたいの、とんでけ」
競演/アイコAKIRA、ほか



1週間ほど前、懐かしい名前からメールが届いた。
「新潟のどきん(アイコ)です」
正直なところ、彼女のことは遠い記憶になってた。
忘れてはいなかったよ。
ただ、こんな便りが今届くとは思いもよらなかった。

めて会ったのは2001年の秋。
その後6年間は一度も会ってない。
イヤ、もっと正確に言おう。
「会った」と書いたが、顔を合わせてはいない。
自分のライブを、たまたま彼女が聴いていた。
その夜に歌ったある「うた」が、
彼女の心にひっかかり、後日メールをもらった。
そして、翌2002年に何度かやりとりをした。

10月6日、その時の「うた」を歌ってほしい。
と、書いてあった。
るわけないじゃん。
自分の「うた」を必要としてくれる人がいる。
「歌うたい」にとって、これ以上の喜びはナイ。

1.JUSTICE
2.カワサキ
3.神様になりたい



その3曲目、集中力欠き自分として不出来だったのが悔しい

去年かな? こんなこともあった。
『神様になりたい』をカバーしていいですか?」
「いいよ。大事に歌ってね」

自分の作品を他の人が、女性が歌う。
どんな風にくんだろう?
ワクワクして、その日を待っていた。
が、気付いたら終わってた(T^T)
日程の勘違い、という凡ミスで。

そんなこんなを思い出しながら、
3曲の短いステージを終えた。
直後、その余韻が残るステージに立った彼女。
どんな気分だったろう?
オレは、求められた役割を果たせたろうか?
6年という歳月で「うた」はどう変わったろう?


彼女の場合、目を伏せてもマイナスには感じない

自分ではよくわからない。
ただ、初めて聴く彼女の歌声、詩を詠む声は、
不器用で「うそ」がなく、キレイだった。
それが確認できただけで十分。
我が血肉から絞り出した「うた」が、
己を離れて生き続け、他の人の生きるエナジーとなる。
これこそ「歌うたい」の証だから。

どきんちゃん、今度はこっちがお礼を言う番だよ。
ありがとう、アイコ。
とってもステキな夜だった。
また、一緒に演ろうね。


来年、新潟での再会を約束してツーショット

長く綴り過ぎたわ(^^;
AKIRAさんのことは、後日に別途書きます。
このタイミングで彼と再会できたことも、
オレの中の「準備」と「覚悟」に大きく関わる。
ってことで…

つづく