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松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

帰りは進行方向右側の窓から/秋華賞

2009-10-20 20:41:58 | horse racing
京阪は淀駅から乗る中之島方面行きの準急は

京都競馬場から帰る電車で
いつもラッシュで蹂躙され漂流するのですが

今日は進行方向右側のドア際に
セットさせられ...
しかし、そこから望めるのは情景でした。

暮れなずむ大阪の町を眺めさえすれば
一日レースに白熱して
草臥(くたび)れた喪失感は
いつしか

有意義な一日を過ごした、という
達成感のようなものに変わる。
所謂、その日馬券をとれなくても
虚脱感を霧散させる
そんな

西日に影の大阪の町は
京都に観戦しに行く毎に
当に【情景】なのです。
久しぶりにUME本君と会い
話し、
観戦、

現地での、GⅠレース前の緊張は
【あぁ、最高だな】と
うなだれてしまいます。良い意味で。
僕が味わう競馬観戦の面白味の全ては
親心にも似た緊張感でして
我が子のオーディションに付き添いに来てる
親!

特に、お母さんの方。
熱心だからね。
お父さんは受かっても受からなくても
どっちでもいいってスタンス。
だから
僕がさっき言った親心というのは

お母さんの方.何の話や。
その、緊張感さえ味わい、
冒頭の景色を目にさえすれば
馬券がどうだとか
そんなんは

些細な事で、
オールオッケーというか
チェケラッチョというか
..ど、どっちも(焦)。

と本心で云いたいんですがね
事実、一日のトータルは+3000で
胸を撫で下ろしたり、

レッドディザイアと
ブエナビスタのゴール前の接戦を観ずに

3頭目をずっと気にしたり、

ブエナビスタの降着に
(ラッキっ)

と小躍りしたりと、
そんな損得勘定に終始してた自分が
嫌になって...

でも例の【情景】さえ見れば
ふさぎ込みがちな自分にSAYONARAだ。

(以上の詩を『春の小川』にのせて)

目に飛び込んできた「ウオッ」/毎日王冠

2009-10-11 21:48:55 | horse racing
録画して出てきたので

帰ってゆっくり観ようと思ってね
レース結果は確認しない様にしてたんです。

帰り際の梅田駅構内売店
通りがかりに目に止まったんが
スポニチ夕刊に「ウオッ」の文字。

後は本能のままに
1歩近づき
「ウオッカ」
考えたのは

【えっ、何かあったん?
負けるとか何かないと
見出しにならへんやろ】
と同時に
【でも始動だけでも話題だから

キッチリ勝っても見出しにはするか】
という問答の中..
もう1歩近づき
「ウオッカ2」で空を仰ぎ
「ウオッカ2着」と
ファイナルアンサー出た時には

もうその場から逃げ出してました。
そうです、今日の買い目は...
3連単 ウオッカ1着固定で
2、3着両方に
マッハ、カンパニー、ナムラ、ヤマニン4頭流し、

計1200円。
結果3着のハイアーゲームも
上司と冗談で
「ハイアーゲーム良いでよすね」

なんて推薦し合ってて
結局直前よぎった複勝1000円もケチって穫れず。
京都大賞典は

アルコセニョーラを軸にしてたので
話になりません。どうやら

来週の秋華賞は観るだけになりそうです。

今日は桜花賞

2009-04-12 02:53:58 | horse racing
今晩わ。

(書かな書かな)と思いながら
2ヶ月くらい、ご無沙汰でございました。

「書かな書かな」
という持ち前の責任感は確かに、
確かに私の胸の内にあったのですが...

次の瞬間には
違う事を何かしてたんですね。
要するに、ほったらかしにしてたんです、
「書かな書かな」と思いながら。

忙しかったんですね、
そう!忙しかったんです!
それも普通の忙しさではございません。
世間一般の忙しさというのは
するべき事がただ沢山溜まっていく忙しさでしょ?

僕のは違います。
やる事も多いのですが
その中でも平行して
「書かな書かな」と思わなければならない。
「書かな書かな」と思う事で忙しさに輪がかかり、
その為に書けなかったんですね。

だから「書かな書かな」と考えなければ
書けたんでしょうね、
今から思えば。
更新できたと思うんです。
この、終わってみなければ分からない
世の中の難しさ...。
さて今日は桜花賞です。ブエナビスタしか分かりません。

彼女以外は横一線なのか...
どうかも分かりません。
それでも僕なりに対抗などは
考えているのですが、一応。
○にダノンベルベルベール
次に来る△に

サクラ揉み座と
ジェラルミンと
バンジージャンプという
欲張りにも3頭を選ばせていただきます。
新聞を眺めると色んな事が書いてあります。

見る方は
書いてある事だけじゃなく...
書いてない事も考えるのです。
書いてある事の30倍くらいを

拡大解釈してます。
空想家なのです、競馬ファンというのは。
世間的には【ただの考え過ぎ】で、

(バッカじゃない!)と
切り捨てられるだけなんでございます。

そして

終わってみれば
【なんだ、もっと単純でよかったんだ】

って、毎度毎度反省...
してるような
してないような。

多分してないんでしょうね。
してたら競馬止めてますもん、
「金の無駄遣いだ」って。
反省してないんです。

今回の場合も突き詰めれば...
ブエナビスタが(3着までにも)届かない場合も
あるのではないか?と疑ったりして..。

でもまぁしかし阪神の外回りの、
あの、なっがい直線を考えると

来ない訳ないんですね。

馬券の成分 ~実力から運への2段方式~

2009-01-06 23:35:36 | horse racing
緊急投稿!!


悔しくてね...
僕は当ててたんだよ、昨年末の『有馬記念』、3連単。

⑬ダイワスカーレットと⑩マツリダゴッホ2頭を基本的に軸にしてまして
(2頭軸ではなく、あくまで信頼できる2頭)
で、紐は5頭に絞ったんだ。

⑤フローテーション
⑥エアシェイディ
⑨メイショウサムソン
⑫アサクサキングス

⑬アドマイヤモナーク
当日、場所は梅田WINS。予算は2万5千円。
そんで、買った馬券は
メイショウ1着固定で、2・3着に軸2頭を放り込んだ(⑨⇒⑩⑬⇒⑩⑬)
フォーメーション3連単2通り各5千円計1万円。

これは俗に言うところの夢馬券でね、
競馬一時代を楽しませてくれたサムソンへのお礼だ。
と!や。
もう一枚の馬券は、自分なりに当てに行った本気馬券で
2頭軸流しだと、マルチにしないと安心して眠れないのが僕の性格でして
でもコストが嵩むしぃだしぃ、

【2頭軸】というのが信頼できず(というか怖くて...)
そしたら
フォーメーションになるんですね。
買ったんが
⑩⑬⇒⑤⑨⑩⑬⇒⑤⑥⑨⑩⑫⑭
28通り各500円 14000円。
その時分もね、【2着に何を持ってくるか】が問題になりまして

信頼している彼の2頭の他に、
サムソンとフローテーションとモナークだと。
紐5頭の中から
実力的にいって、まずはサムソン。
前のダイワに詰め寄る光景が目に浮かんだんですね。
次に選んだフローテーションとモナークは、『名前』で。
これははっきり言って、感覚なんです。
経験に基づいた(でもアンバランスで不確かな)感覚で

名前的には、僕の中で
『フローテーション』と『アドマイヤモナーク』だったんですが
ぎりぎりで
フローテーションを選んでしまった。
いや、最初からモナークの⑭もマークしたシートを持っていたのですが
「今日は25000円内で収めよう」というスローガンに
変に頑固になってしまったのと、
どっかのATMまで走ってくるのを面倒くさがった、
2着を4頭目に限ってモナークを削ってしまったんです。

このせいで500万円パァです。
締め切り間近、“ピーん”って来たのか、
心残りのモナークに痺れを切らし...
(各100円だけでも買っとけ!)
(というか、買っとかな!)と兜の緒を締めて
また、僕は
フォーメーションのあの赤いマークシート、手に取ったのでした。
【⑩⑬⇒⑭⇒⑤⑥⑨⑩⑫】各100円計900円。
列に並んで、購入のその時を待っていたのです。
問題はその後。

その列が最悪で、隣の列がどんどん進んでいくのに
僕の列はというと、一向に...。
前の方でおっさんがごちゃごちゃし出してて...。
しまいには、窓口のおばちゃんまで手伝いに小窓から出てきとんねん。
聞いてると、そのやりとりがまた最悪だ。
「..番はね、ないんですよ。これ14頭立てのレースなんで」
素人や。
確かに焦るけどやな。
...ほんま...あれはね...。
一回ミスしたら最後列に並びなおさせなあかんわ、ほんっとに。
周りは買えなかったり、迷惑を被るだけですからね。


それでいてミスした奴だけ買えてのうのうを帰っていくという。
で、前のおっさんとおばちゃんのやりとりや、話は戻るけど。
最後の確認作業やってて

おばちゃん 「..はい..はい。が..番で、阪神の12レース、これでいいんですね?」

おっさん 「はい」

「はい」ちゃうがな、お前。

おっさん 「お願いします」

どついたろか、ほんま。

最悪や。この時点でもうあかんねん。
わかっとんねん。
締め切りのベル、ゆっくり聞こえた。
で、ゆっくり実感していったわ、「あ、買えへんかった」って。


ダメ元で入れたけどあかんかった。
とっくに締め切られてて無理って分かってるけど
入れたいんですよね、入れました。
で、もうしゃぁない、上のモニター見るしかない。
またね...最後14番、ゲートに入る時のモナークが落ち着いとんねん、
さっきの事があったからそう思うんだろうけど。
これ来るわって直感したよ。


来たよ。

1着 ダイワスカーレット⑬
2着 アドマイヤモナーク⑭
3着 エアシェイディ⑥

当たり前に既にそこには居ないおっさんを振り返って睨みました。
(人を睨んだらあかん←自己嫌悪)


そのあと1時間くらいですかね、
放心状態で梅田をただ歩いていました。
口の中が渇いて渇いて。
本当に混乱しまして、
あの時ATMに走ってたら、数分後の手元には500万円あったはずなんです。
もうひとつ隣の列に並んでたら、100万円あったはずなんです。
その、なんていうのかな、
すぐ隣の現実、パラレルワールドと申しましょうか。
世の中、何にも要らなくなりました。
ほんとに、そんな気分。
物欲とか食欲とかなくなって。
梅田には馬券購入の他に何か買おうかなと思ってきてたのですが
どうでもよくなりました。
それくらいショックだったんでしょうね。

大っ嫌いや、おっさん。
え~
今世の中で、
機械の使い方わかってないのに使おうとしているおっさんが大っ嫌いです
「説明書とか読まへんで。
      ぶ厚いやろ、もぅ読まれへんて。使いながら覚えていくねん」
それは若者の話や、ばかやろうが。
有馬記念の時は説明書よんどかなあかんねん、馬券の買い方。
読んでから、というかマスターしてから並べ!!どアホ!!!
と、声を大にして言いたい、本当はね。
でも、14頭立てで半分の7頭に絞って
ダイワは勿論のことですが

エアシェイディとアドマイヤモナークを拾ってたのは
自分の実力だと、自惚。
その恍惚だけを唯一頼りに
「また来週」と気持ちを切り替えて。
「また来週」というこれアカンわ。
言ったら一年間毎週レースがあるわけなんですが
この「毎週レースがある」というのが
人間の自制の箍を外している悪い要素なんです。
負けてもまたチャンスがあるわけだから、反省しよらんねん、人間て。
【再チャレンジ】もタイガイにせな人間腐らしてしまうんです。
逆に言えば、JRAもうまいことやりよる、という話なんですね。

話を戻しますけど
僕が何故エアシェイディとアドマイヤモナークを拾ってたのかというと
両頭とも調教良しで
シェイディは天皇賞で5着に食い込んだ力を買いました。
(天皇賞時に僕はシェイディを軸で買って、負けましたが5着に来てくれたのですね。
   その時の、「来てくれた」の【くれた】:所謂感謝の発現です。)
モナークは中山コースでの実績がマツリダゴッホの次にイイんです。
そして、何より両頭とも調子が良い。
最近「調子がいい」という事に注目してます。
我々が相手にしている競走馬って、結局は生き物なんで、

力が発揮出来る体の調子が最後にはモノを言うのではないかと思うのです。
自論なのですが。
モナークは天皇賞、ジャパンカップを惨敗してますが
京都大賞典で2着に着てますからね。
はっきり言って
ダイワスカーレット以外の13頭は、実力は並んでいたと思います。
...7頭まで絞ったのは自分の研究の成果、つまり実力なんですけども
その、選んだ7頭の中から、どれか3頭が来るか来ないか。
これは運なんですね。

結局『運』に包括されちゃういました。
そう、結局は運なんでしょうね。
なぜなら我々の予想が先で、競走(結果)が後からなのです。
これが、答えが(伏せられているが)既に存在している学校のテストみたいに
終わったレースの結果を全く見ないで競馬新聞を読み込んで当てるのでしたら
それは全て実力なんでしょうけど
馬券を買うという時は、当たり前ですが、どうしても予想が先ですから
何でも『運』で片付けられちゃうんですね。

これがちょっと寂しいです。
並ぶ列が混むか混まないか。
これもきっと運力なのでしょう。
一ついえるのは
余裕をもって自分のコレと決めた、後悔のない馬券を買っておく
懐の深さ(思いっきのよさ)と手際(段取り)
これが実力なんじゃないだろうか、と。

そういう基本的な事が出来て初めて運を引き寄せられるのだと思います。
馬券とは、実力から運への2段方式で出来ているんですね。
有馬負けなかったら、こんな事考えてへんで...。
'08の有馬記念の話はここまで。
どんだけ引きずんねん、と。分かっとねん、自分でも。
十二単ちゃうねんから。

そんで気持ち切り替えて新年早々の中山金杯、3連複4万円頂きました。
今回はミヤビランべりを軸で
2番手にヤマニンキングリーとキングストレイル。
3番手に勝ったアドマイヤフジ等(上記2頭含め)約8頭程の
フォーメーション3連複です。

こういうことは後でだったらなんぼでも言えるんで
これからは
更新を機に、発想前に発表するように、出来る限り努力します。
ただ、自分の予想を人に言い過ぎるのも良いものではないと思ったのは...

翌日の京都金杯は、おとといですね
アドマイヤスバルを軸で各500円買って1万5千円の負けです。
中山を勝ったから色んな人から聞かれて、その度包み隠さず教えていたのですが


途中から、何だか運を吸い取られているような心地がして
だんだん自信なくなってきて、案の定来なかったのがその日の全てです。

(人は人我は我...)ではありませんが

馬券なんてものは、こっそり買うくらいが丁度いいのかも知れません。
それでやっと神様が付いてきてくれるんでしょうね。

馬券の話だけでここまで4145字。
それは競馬が面白いからなんです。
以上。

遅ればせながら
あけましておめでとうございます。

本年もよろしく御視聴宜しくお願い致します。

更新してないのにアクセスして下さっている方々、本当にありがとうございます。
そして、すいません。更新の頻度を徐々にですが戻していこうと思いますので、

またよろしくお願いします。4330字や。


さいっこ(最高)

2008-07-08 14:11:29 | horse racing
ありがとうございました。

金八第5シリーズ
最終回で

武田が
涙でグジュグジュになりながら
言うんです、

「こういう時は
【さよなら】という言葉はどうも似合わない気がします。
皆さんとのお別れの言葉は
日本語で最も美しい、この言葉でしたいと思います。」

と卒業式後の教室で教え子達にだ、
各々の名前の構成又は響きにちなんで教訓を与えるんだな
そんでみんな涙
武田も涙ぁ。
俺も涙だ、当たり前だ。

そんな時、
そんな時に
武田が
最後に交わす挨拶として選んだ、
そして【一番美しい日本語】と謂わしめた
....

それが
『ありがとうございました』
なんです。
なんの話?そう競馬の話。
その『ありがとうございました』を

エイシンデピュティに贈りたい。
宝塚記念を勝った、
逃げねばったあの馬に。
僕はその日一点勝負。

単勝9番 エイシンデピュティに
3000円。
いや、ほんと。

お金の話じゃないんです。
お陰様で3000円が30000円に..

お金の話じゃないんです。

好きな馬に一点勝負でぶっ込んだ事実の、
それ!

好きな馬が大レースを勝つと嬉しいし、
自己満足だけど
その好きな感情を貫けた自分に嬉しいじゃない。

「いいじゃん」
「いいじゃないの↑」
と自分に言ってみたり。
ほんと、長年入れ込んできて思うのは

(好き)の感情が湧けば、
競馬はもっと面白い。
これがほんとの競馬術。

うそは言わねえよ、俺は。

いや、ほんと...。

(予) (仮) (願) の天皇賞馬

2007-07-18 19:38:34 | horse racing
僕が今凄く好きな馬で

『アドマイヤムーン』という馬がいるというのは
さんざん書いてきましたが…

中東アラブの「ゴドルフィン」という最強の競馬軍団(のオーナー)から
競争馬としての権利と種牡馬としての権利を約40億円で買い取るというオファーがあり
現・近藤オーナーがその申し入れを受け入れるのは確定的ではないのか?

とそんな物議が先週末から独占しているが
要するに、もしそうなれば
秋以降アドマイヤムーンは世界に飛躍していくので
日本ではその生の活躍は殆ど観れなくなるのだ。

約40億のいわば買収は世界的にもトップクラスで、それだけ評価されたということで
本来嬉しがるべき事であり、僕はただ「凄いなぁ」と
思うとと共に「競走馬としては、せめて秋の天皇賞後まで遅らせて欲しいなぁ…」

「天皇賞馬アドマイヤムーンの姿は見たかったな」と諦め萎えているこの3日間...。
秋以降は気を落とし、俯(うつむ)きながら、トボトボ寂しそうに歩いている僕を見かけるでしょう。

寂しすぎるぜ↓

『アドマイヤムーン』について (2)

2007-06-26 04:00:29 | horse racing
おとといの宝塚記念について書かない訳にはいきません。

アドマイヤムーンが勝ちました。
最高です♪

勝って欲しい好きな馬が勝ってくれました。
ほんと
最高です。

メイショウサムソンを競り落として、無事先頭でゴールした時に
本気マジ本気
勿論目頭が熱くなり、ウルっときました。
ホンキートンクです。(本気トーク)

今、現役競走馬の中で一番好きです。このレースで更に好きになりました。
次の目標とされている秋の天皇賞、東京2000mというレースは
僕がG1の中で一番好きなレースなのですが、ここに勝って、去年の惜敗の念を是非晴らして欲しい。
【天皇賞馬】という称号が一番この馬には似合うと思う。
思えば、このアドマイヤムーンを好きになり始めたのは、その天皇賞からでした。

それまで春のクラシック戦線では、大っ嫌いだったのですが
菊花賞に向かわず、天皇賞で古馬に挑み3着と善戦。
その事実に、何処か見直して
で香港で活躍し、果たしてドバイでデューティーフリーを勝った時には
既に【くびったけ】でした。
もはや、『偏愛』です。

アドマイヤムーンのような強いはずの良血馬がクラシックで煮え湯を飲まされ
でも、古馬相手に頑張っているというこの姿は、何故か愛さずには居られないんです、僕は。
また、これは【情】でもあるかもしれません。
ほんと自分勝手な論理なのですが。
だから、去年まではこのアドマイヤムーンの他には、ダンスインザムード。

桜花賞の時はまだまだ情の対象ではなかったのですが
古馬になってからというもの、いつもダイワメジャーに土をつけられていたこの彼女が
ビクトリアマイルに勝ったときなど、本当に嬉しく思ったのを憶えている。
さて、馬券的には

6番 アドマイヤムーンの単勝2000円分(応援馬券)と同上100円分(記念馬券)
3連複7頭ボックス(各100円 計3500円分)が当たり、総合的収支は+6000円でした。
最初は4、5000円くらいぶっ込もうと思っていたのですが、怖気づきました。

僕にも生活というものがあるので...。
しかし、なんと言っても、アドマイヤムーンが勝った、これだけで僕は「オールオッケー」なのです。

「HEP前で裸になれ」って言われても、全然。

お茶のこさいさいです。
本来恥ずかしいことも恥ずかしく思わなくなるってくらい、

それくらい嬉しかったおとといの『アドマイヤムーン』 さいこっ♪

しかし豪華。~僕らの免疫になっちゃうかも~

2007-06-21 05:47:25 | horse racing
しかし豪華だ、今年の宝塚記念。あっ、競馬の話。

宝塚記念というのレースは
近年(ここ2,3年)こそ、その年々の強い古馬(4才以上)が出走してきてるが

以前はそうではなかった。
同じグランプリでも、暮れの有馬とは、その盛り上がりは雲泥の差で
まず、メンバーが閑散としていた。

春の天皇賞後は秋まで放牧というのが常で、
宝塚記念の日程がローテンション的に中途半端で
【一流馬は出走しないレース】だったのです。
また、各年の古馬No.1だけ出てきてもそれだけじゃ面白くないというのが難しいこころ。

(去年の宝塚は「ディープインパクトが出走してきてくれた!」という
  僕にとっては凄いサービスとしか思われず
    レースの意味も【ディープの勝利を確認】しかなかったように思う。)
実力が拮抗していると思われる主要実力馬上位4,5頭が出走してきて初めて盛り上がる。
それに加えて、早くもその年のクラシック馬が出てきたら、尚盛り上がり、それは最高最高♪

今年など、近年以上に盛り上がるのは必死なのは容易に想像がつく。
宝塚記念というのはやはり、クラシック戦線の活躍馬の出走が大事である。
逆説的に、クラシック馬が出てくれるだけで豪華、少なくとも僕は、胸がトキめいてしまう。
(だから2003年の宝塚もネオユニヴァース2冠後そのまま出走してきてくれ
  当時も「豪華だなぁ~」と心躍ったレース前の感動は今でも覚えている)
今年はウオッカとアサクサキングスが出走してきてくれる。

本格的な3才馬と古馬の対決は秋の天皇賞というのが多い。
当然盾を狙ってくる古馬に
菊花賞(長距離)に向かない実力ある3才馬が挑んでくるという構図。
だから秋の天皇賞は面白のだが。
僕は天皇賞(秋)を、日本の数あるG1レースの中でモアベター。

否、ベスト。
否、ベストオブベストだと思う。
あっと、今日は宝塚の話。
主要古馬、クラシック馬の出走だけではなく、今年の盛り上がりはもっと、多重奏的である。

それは、安田記念馬(ダイワメジャー)の出走である。これは本当に大きいと思う。
安田記念という短距離レースで走っている馬にはこのレースは幾分長い。
しかし、彼の場合2200mでも通用どころか強く、勝つ余地が十分だから尚面白い。

(というか僕は、ダイワメジャーという馬の存在は今の競馬界にとって極めて大きいと思うのだが)

あと海外組、アドマイヤムーンとシャドウゲイド。
あと牝馬陣。ビクトリアマイルで不発だったカワカミプリンセスとスウィープトウショウ(回避?)。

今年の宝塚は、JRA宣伝文句の『春の祭典』という言葉に本当に相応しいメンバーが揃っていて

この先・来年再来年もこれ程のメンバーが出走してくる保証は無い。
【見もの】とはこの事。

仁川の奇跡である。

バチが当たるんちゃうかって。
いやほんと。

余談:早速さっき三宮で『プレステージ』観て来ました。

報告(別) 【スパイダーマン(1st)を観た!】

2007-06-19 16:54:03 | horse racing
この前の日曜日は、バイトを昼には引き上げて

舞台の前まで梅田を徘徊しておりました。
梅田のWINS(場外馬券売場)にて予想してたのですが

運が良いのか悪いのか
突然どうしたことか、なんか醒めてしまい↓
この日は2レース計1100円の投資(益ゼロ)だけでそこを後にしました。

僕は3連複1頭軸流し(相手6頭)を基本の買い方としています。
それを大概1レース毎に適用してますので(各レース2000円の投資)
そう、結構買いまんねん。で、一日大体3,4レース、
だから8000円弱は絶対に持ち合わせてないと満足に楽しめないのですが

この日は不備なのか
2000円弱しか持ってなく
セコイ買い方(お金が無かったので1頭軸→2頭軸)をしてしまい
勝てるレースを外してしまいました。
自分でいうのもなんですが、【その日は完全に勝てる日】だったと思います!

最初外して、次のレースも3連単3頭マルチ(600円)でカスって(要は外して)
競馬とはある程度の資金と椅子が必要です。
そういう点では、WINS(梅田に限らず)は落ち着かない、競馬に適さない環境だから、ありゃダメ!
何かほんと、ヤル気無くしてすぐ帰りました。あれは虚無感ですあれが!虚無感です。

余談:高校で習った【数列】は競馬で結構役に立つ。高校出といて良かった…。
しかし、梅田ってやる事なんにもないですね。
というか、知り合いって案外出会わないもので。

「知ってる人居ないかな~?」と、結構キョロキョロしながら歩いてるのですが…。
全く見つからんから、結局「今梅田に居ない?」ってヒロシにメールしたら

「茨木」と返ってきて落ち込んで…もちろんその後も独り。

そういう奴か、俺は。
そんな処か、梅田は。

俺絶対悪くないと思う。           やっぱ俺が悪いんかなぁ…。

今日。安田記念2007

2007-06-03 23:53:16 | horse racing
今日は完全競馬デーとして、神戸は元町のWINSに行っておりました。

結果としては、東京10R、11R、12R、中京12Rに投資して全て負けまして、5千円強。
全てが終わってWINSを後にして、スターバックスで一人落ち込んでました。

問題の安田記念は、本当に難しく、どの馬がきてもオカシクないメンバー。
結局少数に絞りきれず、買おうと思った馬券が、勘違いで120通りで12000円とおばちゃんに云われ
ダイワメジャーとザデュークを軸に13点流した馬券だけで、レースを見守ることにしたのです。

…ザデューク来なかったです。
120通りの馬券(3連複ボックス10点)を買っときゃ利益4000円だけど取れてたのですが
怖気づいて、チャンス逃しました。
いまさら言い訳ですが。

でも、東京10Rで軸にしていた馬(ユノナゲット)が鮮やかに、ちゃんと勝ってくれたので
それだけが救いです、というか嬉しかったです。ヒモ間違えて勝ってはないんですけど。
挽回の意を込めた東京・中京12Rはボロ負けでして
「俺、何してるん?」という独り言も
当たり前か...。

調子が良いときは良いのですが、悪い時は本当に悪い。
…ま、そのままなんですが。
大体、欲が出たら絶対に勝てない。
罰当たりだと思う。
【これ当たったりして…】とか思うと
大概当たらないのであるから、よく出来ていると思う、この世界。

神様はちゃんと見ていると思うと
高が馬券という俗な所業ではあるが、恐れ多い。
仏様ではない。
仏様って大概、目ぇ瞑ってるから。
神だよ、僕らを視ているのは。

それにしても、今日の優勝馬は本当に強い。
クラシックの称号を戴冠している馬であるからには
当然そう(強く)あって欲しい、且つ、そうあるべきというという見解・想いの僕としては
ダイワメジャーという馬は本当に頼もしく好意を感じる。

コンゴウリキシオーもかつてクラシック戦線(皐月賞前)では有力馬の一頭であり
古馬になっての充実は嬉しいものである。
強い馬(テイエムオペラオーは別として)というのは、僕らを悉く魅了して、愉しませてくれる。

弱い(詰めが甘い)けど可愛げがある馬というのも居て、そういう馬も好きだが
「強い」ことだけで、無条件に僕らはいつの間にか、惹き寄せられ盛り上げられるている。

それは【憧れ】であったりするかも知れないからに違いない。