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『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

フジロックフェスティバル 2011 3日目 [FUJI ROCK FESTIVAL 2011 Day.3]

2011-09-03 | Music(音楽):音楽は風に乗る


フジロックフェスティバル 2011
@新潟県 湯沢町 苗場スキー場
3日目

FUJI ROCK FESTIVAL'11
@Naeba Ski Resort
Day.3

 

前夜の酒盛りも何のその。

やれば出来ちゃう、夜明けと同時起床。(誇張)


グリーン・ステージ1組目、11:00~のYOUR SONG IS GOODが始まるころには、しっかり芝生でハイネンケン。

カンパ~イ!

山の緑が清々しいなぁ。


ハイネンケンを飲み干しつつ、今日のスケジュールの相談。

特にユアソングのファンという訳でもないし、ノリノリのMCも、さっきから何だか肌に合わないので・・・

こんな時は、アレ行っとくか。


・・・ドラゴンドラ。

なんと、FUJIに9年連続参加にも関わらず、初ゴンドラなのだった。

まあ、なんてズボラなフジロッカーさん。


■ドラゴンドラ


世界最長のゴンドラ・・・の前に、乗り場に向かうこの坂が、まあまあスゴい。
なんだ坂!こんな坂!



チケット買って、さ、出発進行!



えっ。ちょ、ちょ待っ、ちょ待っ・・・(ここキムタク風に)



きえー、こっ、こわい~ッ!


・・・そんなわけで、おっさん3人でキャーキャー言いながら、20分くらい乗ってんのかな?

さすがにキャーキャーごっこに飽きてきて

俺が危うく小窓から携帯を落としそうになったり、

「あの遠くの湖、冬には凍るんすかね」

とか呟いたりしながら、山の頂上に到着。



涼しい・・・を通りこして、寒いっ!!



一面、霧に包まれた世界。

ここって、もしかして・・・あの世?

霧の隙間から、みんなの来ているパーカーの色だけが見える。

合計すると数百人はいるんだろうけど、草地が広すぎて、人は点在しているようにしか見えない。



頂上にはDAY DREAMINGとSILENT BREEZの2つの小さなステージ。

ブラブラ彷徨ったり、展望台に登ってみたり。

静かに時間が過ぎていく。

霧雨がずっと降っていて、体を濡らしていく。


さーて、そろそろ帰ろっか、と思ったら、いつの間にか1時間くらい経っていたのだった。

「ここでの1時間は地上での1週間ですよ」とかだったらどうしよう。

会社始まってんじゃん。

あ、でも、ちょうど1週間たってくれてたら、また日曜か。


それにしても・・・、

こんなに素敵だったのか、DAY DREAMING & SILENT BREEZ。


帰りのキャイキャイ20分@ドラゴンドラは、往きと全く同じなので割愛するけど。

俺が、危うく小窓から携帯を落としそうになるところや、

メンバーの

「あの遠くの湖、冬には凍るんすかね」

という台詞まで、一言一句、全てが往きのゴンドラと同じなのだった。



せっかくなんでワールド・レストランで飯食ってから、鏡月グリーンへ。

毎年のことなんだけど、ワールドレストランの入り口付近のドロドロ・ゾーン(異様にぬかるんでいる)で、ふざけてないのに、「わざとか」と疑われるくらい足がスライドしてすべってしまう。


FUJIは「自己責任」ってことは認識してますけど、あそこのドロドロだけは何とかして欲し~の宣言> スマッシュさん

あそこですってんコロリンしたら、うち、もうお嫁にいけんとね。



■THE KILLS @GREEN STAGE
  ザ・キルズ [英]@グリーン・ステージ





14:00~のザ・キルズ from ロンドン @グリーン・ステージで、下界復帰。

ギターのジェイミー(おっさんの方)は、ケイト・モスと月初めに結婚したばっかでの来日。

ケイト・モスって昔ピート・ドハーティ@リバティーンズとつきあってたりしたし、ミュージシャン好きなんだね。

ジョニー・デップだって、まあ、当時はミュージシャンっちゃあミュージシャンだったしね。


つうか、ザ・キルズ楽しみにしてたわりに、ドラゴンドラ&山頂のふわふわ感がずっと俺のなかに残っており、なんか・・・

演奏なんにも覚えてなかと!



15:50~FEEDER @ GREEN STAGE。

グリーンで休みながら、観るとはなしにフィーダー。

何度観ても、ロックスター・ワナビー。

ぼくちん苗場で萎えちゃった。

くっそ、こんなことなら、老体に鞭打ってオレンジ・コートまで行軍し、14:50~なぎら健壱& OWN RISKを観ておけばっ。

(遠いんだよね、オレンジ・コート)。



フィーダーで気が滅入ったので、ご飯を食べに移動。


森のハイジカレー@ところ天国。

FUJIは趣向をこらした料理が多いので、逆にレトルトっぽい普通すぎる味が、ハイジカレーの人気の秘密。

じゃあ、なんで、わざわざ写真まで撮ったかというと・・・


お肉の塊、ラッキーボーイ!!



■CORNERSHOP @FIELD OF HEAVEN
 コーナーショップ[英] @フィールド・オブ・ヘブン





一人で歩くこと20分。

かつて熱狂した17:30~、モグワイ from グラスゴー@グリーンステージをあえて捨てて・・・。
(最近だと、『ジダン 神が愛した男』のサントラ良かった)

お供の者もおらず、小姓も和尚もおらず、フィールド・オブ・ヘブンへ一人旅。

そういえば、俺がヘブンに行くとき誰か着いてきたことって、山田かつてないのだった。


17:50~、コーナーショップ from 英国ウォルヴァーハンプトン。


嬉しいね、コーナーショップが健在でさ。

”Sleep On The Left Side”を聴いて、強烈に学生時代を思い出す。

わざわざ、ヘブンまで駆けつけた俺へのご褒美だと思うんだけど、カヴァーでManfred Mannの"Mighty Queen"(書いたのはディラン)演ってくれてさぁ。

このステージは最高だったね、本当。



■YELLOW MAGIC ORCHESTRA @GREEN STAGE
 ワイ・エム・オー[日] @グリーン・ステージ




やっべ、YMOが・・・、始まるっ・・・!

CORNERSHOP終了から20分弱しかないのだ!

ハアハア、ぜいぜい・・・。

遠い、いちいちグリーンが遠い・・・。


途中、ホワイト・ステージで斉藤和義を2曲聴き、(こんなことやってるから時間が無くなる)・・・

ハアハア、ぜいぜい・・・。

YMOに・・・

間に・・・

合ったッ!



いやー、君。自慢じゃないけどさぁ。

今年のFUJIで、ヘブンでCORNERSHOPを全曲聴いたあと、ホワイトで斉藤和義を2曲聴き、尚且つ、グリーンのYMOの1曲目に間に合ったのは、そう何人もいないと思うんだけど・・・

スタンド(@ジョジョ)の力とか借りずに、自力で走ってですよ。



教授、ハリー、幸宏さんが現れるころには陽がトップリと沈んだ。

巨大なグリーンで聴くYMOは、相変わらず・・・ライディーンが恥ずかしい!



YMOが終わると、一人、森へ戻り、ホワイトで CAKE from サクラメント。

なんか・・・、俺、東京にいる時より忙しい・・・!

今年はふざけてないで、「ちゃんとバンドを観よう!」と決めて望んだが、それにしても。



■WILCO @WHITE STAGE
  ウィルコ[米] @ホワイト・ステージ

21:30~のケミカル・ブラザーズを30分堪能し、ホワイトへ。

22:20~、ウィルコ from シカゴ @ホワイト・ステージ。

連れたちも、俺が5人組になった新生くるり @23:00レッドマーキーをパスしたのには驚いたと思う。

あのね・・・。

好きなんです、ウィルコが。

どーしても見たかったの。

夜空、森、そして骨太で美しいウィルコのアメリカン・ロック・ミュージック。

幸せだなぁ。(若大将)





ホワイトからの帰り道、真っ暗闇のところ天国で食べた、なかみスペシャル。

質問なんだけど、ハッシュドポークとビーフストロガノフと冷凍マンゴーって一緒に入れて良い存在?


真っ暗で、よく見えなかったから、
全部よく混ぜて口に入れたよ、このヤロウ!!



■THE MUSIC @ GREEN STAGE
 ザ・ミュージック[英] @グリーン・ステージ




トリ後のスペシャル・ゲスト、23:40~、今年で解散するザ・ミュージック。

別に好きなバンドではないけど、フジロック仲間として評価してます。

ザ・ミュージックは、合計6回くらいFUJIに出演。

サマソニ出演で来日した2004年には、余暇を使って一観客としてFUJI参戦したという可愛いエピソードが、我々フジロッカーの琴線にタッチング。

”Welcome To The North”懐かしかった。


■TOWA TEI @ RED MARQUEE
 テイ・トウワ[英] @レッド・マーキー



0:00~、レッド・マーキーでテイトウワ。

夜も更けてきたね。

チェロキーやビッグと合流すべく、ダンスフロアと化すレッド・マーキーを最前列から最後尾まで往復するが、見当たらず。

・・・と、思ったら、後方で椅子に座って駄弁ってるんじゃないか、君たち!!


FUJI前にテイ・トウワの新譜を貸し借りしてたのは何だったんだ。

さ、思う存分楽しんだし、SUNDAY SESSIONに全部付き合うと朝5:00まで続くから、ここらで引き揚げるか。

Jungle DJ Towa-Towa(懐かし!)のDJプレイを聴きながら、苗場を去る我々。


今年も君とぼくと苗場にありがとう!


[おちまい]


■ FUJI ROCKの話をしよう

2011年:

フジロックフェスティバル 2011(おまけ) 
フジロックフェスティバル 2011(3日目) 
フジロックフェスティバル 2011(2日目) 
フジロックフェスティバル 2011(1日目)  

2010年:

フジロックフェスティバル 2010(3日目)
フジロックフェスティバル 2010(2日目)
フジロックフェスティバル 2010(1日目)

2009年:

フジロックフェスティバル 2009(3日目) その2
フジロックフェスティバル 2009(3日目) その1
フジロックフェスティバル 2009(2日目) その2
フジロックフェスティバル 2009(2日目) その1 シューシュー怖い
フジロックフェスティバル 2009(1日目)

2008年:

フジロックフェスティバル 2008(1日目)


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