the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

平成30年度第3回定例議会:図書館指定管理

2018-06-27 04:19:00 | 駅前再開発
6月の定例議会が、
6月25日に、予定通り、終わりました。
今回は、反対した議案はありません。

反対し続けていた図書館の指定管理。
今回の議会で、
シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社、
株式会社啓文社
の2社で構成される
「三原知域みらい創造グループ」
に委託されることが決まりました。
市内4館すべての一括委託です。

通常の指定管理期間5年間に加えて、
引っ越し準備としての平成31年度からの委託で、
6年間で8億5546万円。
引っ越しに伴う費用を除くと、
6年間で7億4076万円となる。

近年の図書館費は、
H25:1億1113万円(決算額)
H26:1億1916万円(決算額)
H27:  9819万円(決算額)
H28:  9135万円(決算額)
H29:  9311万円(予算額)
H30:  9801万円(予算額)
平均: 1億 182万円/年

指定管理後、
年平均で2千万円程度の経費増。


中央図書館の施設そのものが今とは変わるため、
光熱費の見込みが難しく、
当面の管理料に含まれていない。
光熱費が別途追加となる。

近年、抑制され続けてきた図書館費が、
固定費用として保証されることになる。

その一方で、
受託者は企業としての利益を確保する必要があるため、
どの程度が「三原市民への図書館サービス」に充てられるのか、
は分からない。

そんなことも、
指定管理に反対してきた理由の1つだが、
議会としては、
指定管理を導入することを多数決で決定し、
「誰に委託するのか」
が、今回の議会での議案だった。

二者択一
という限定された選択としては、
まあ妥当だったのではないか、
という判断で、
「可決」とさせていただいた。

 * * *

選考結果と審査講評はこちら
http://www.city.mihara.hiroshima.jp/site/kyouiku/kouhyo.html


基本理念、
人材確保、
団体の適正度、
という基本部分での点数が下回っていること、

各評価項目で僅差評価であるのが、
最大144万円(24万円/年)の価格差が
1位50点、2位40点という配点により
決定打となっていること、

など、気がかりな点がないわけではない。

審査員の評価そのものも、
-----
非常に優れている
やや優れている
普通
やや劣っている
非常に劣っている
-----
という5段階評価で、
プレゼンのちょっとした印象で
変わってしまう可能性もある。


地元企業である啓文社さん、
図書館長として有望な方が来られるらしい話、
などに期待を寄せるところだ。


定例議会の報告は、まだ続きます。






コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キャリア教育事業2018スタート! | トップ | 西日本豪雨災害へのご支援の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

駅前再開発」カテゴリの最新記事