分析を学び、分析を挑むワケ

「あんたのやり方じゃあ、時間がかかり過ぎるよ」
と議会の中でご指摘いただきました(^^)
元データを調べたり、エクセルにして分析したり、
確かに時間がかかります！

けれど、議会に入って痛感してきたのは、
当局が出してきた資料・見解に対して、その妥当性・正当性を見極める力、
異議を唱える場合は、自説の根拠を示す力、
の必要性です。

財政の健全化を進めることや、
公共事業の市内発注を高めることなども、
立候補時に訴えてきたわけですが、
議会に入ってみたら、「なーんだ、みんな同じこと考えてるんだ」
・・・じゃあ、それなのに、なんで実現しないの？と思うわけで。。。

一応、これまで、

■「H28年度一般会計当初予算は、前年に対して3.1％のマイナスです」
　　　↓↓↓　
「確かにそうだけど、合併以降、前年に続く２番目に大きな予算額ですよね」

■「新市建設計画に基づくもので、実施する必要があります」
　　　↓↓↓　
「確かにそうだけど、10年前の新市建設計画で８千万円だったのが、なんで１億８千万円になったんですか？」


■「公共施設管理計画に基づく施設整備です」
　　　↓↓↓　
「計画で謳っている３つの方針のうち「面積を減らす」「経費を減らす」の２つに反していますよね」


など、具体的に矛盾点を指摘できたことが、
修正実現に貢献してきたと自負しています(^^ゞ

昔の資料を引っ張り出して調べたり、
数字を調べて入力したり、
確かに時間がかかるけれど、
やっぱり必要！と思っています。

今また財政分析するために、
広島県内１４市に電話をして、
平成２７年度決算額を教えていただいています(^^;)
３月には全国全自治体の決算カードが総務省ホームページで公開されますが、
早く傾向をつかみたいので、お手数をお掛けしますが、お世話になっています！
それぞれご親切に対応いただいていますが、
やはりそれぞれの市のカラーがあって、おもしろいです。
議会ホームページのわかりやすさ、事務局職員の対応のトータルで、
呉市議会さん素晴らしいです(^^)

まちの健康状態や体調をきちんと調べ、
体質改善につながる処方箋を、
裏付けを持って、提案していきたいと思います。
（地味でたいへんだけど。。。）

広島県内１４市の市民税関係の決算額の指数比較
（公表しますが、団体名は出さない予定です）