アルマトゥで出会った日本人の方から、カザフスタンのシュムケント→タシュケントの国境が閉鎖されてる、って話を聞いてちょっとびっくり。
通れない・・・。
別のルートはキルギスへ抜けてからウズベキスタン。
それもいいけれど・・・
シュムケント→タシュケントで行ってみたい。
そこでアルマトゥにある日本領事館に行って確認してもらうと、「確かにシュムケント→タシュケントにあるチェルニエフカという国境は工事中なんですが、そこから12キロ離れたところにマイスキーという越境ポイントがあって、そこから行けるみたいです。」
やった!行けるんだ!
そこでまずはアルマトゥからシュムケントへ夜行バスで移動。
僕のバスは20時発。
ところが、19時30分に乗り場に行って、
「シュムケント?」
「あ、あっち。」
!!!
今にも発車しそうじゃないか!そんなあ。20時って書いてるのに・・・。
バスに向かって走り、チケットを見せて確認してもらうと、
「乗って乗って!」
やっぱりこのバスだったのか。
けれども満席だ。1本後とかじゃないかと思ったけれど、おっちゃん「乗れ」って言ったしなあ。
車掌さんはこどもが座ってるところを指差して、ここ、と言う。
また2人座席に3人掛け・・・。12時間だよ。しかもなんか僕が悪いみたいやんか。
でもまあ、こどもは楽しく遊んでくれた。
翌日朝、「シュムケント!シュムケント!」と車掌さんに起こされ、降ろされたのは、ターミナルでもどこでもないただの道。
どうしろってんだ・・・
途方にくれた僕を乗せたタクシーには当然ながらぼったくられ(ある程度は下げたけど)、なんとかたどり着いた宿は冬に万全の体制で臨む防寒仕様でありえなく暑い。しかも窓を開けたら蚊がめっちゃ入ってくから閉めっぱなし。
午前2時くらい、蚊と闘い続けながら温度を計ると35度を越えていた。寝るのを諦め、窓を開けてなんとかやり過ごしたものの、翌朝はやっぱり体調だだ崩れ。
これでは国境は越えられない。あと1歩で寝込むかんじ。
仕方ないかと1泊5000円のエアコン付のホテルで2泊し、体調も全快!行こうか。ウズベキスタン。
張り切って出かけたけれど、30分で挫折しそうになる。
どうやら、領事館が紹介してくれたマイスキーからは、日本人は越境できない、らしい。
タクシードライバーが教えてくれた越境ポイントはヤラマー。
ここから300キロ。
バスはないらしく、タクシーの値段を聞くと、
「100ドル」
とか言ってくる。
何を言う!財布を見な!4000テンゲ(1テンゲ=1円くらい)しかないっていうのに。あらゆる場面でぼったくってくる。毎回毎回まともな値段にするために話をするのもいい加減めんどくさい。
交渉するっていう手間が嫌になり、
「いらない。バイバイ!」
を繰り返して、3500テンゲで行ってくれるタクシーをやっと見つける。
すっかり疲れたけれど、国境ヘ向かうタクシーから見た景色はすごくて、一面の枯れた大草原が広がる丘陵地帯を駆け抜けて、街の中を通ったら、今度は地平線までずっと見渡せる砂漠を走る。
「地球っておそろしく広いなー。」
そんなことを思いながら外を眺めてた。
何時間かして国境の街に着いた。
国境でもまああらゆる場面でお金を要求される。
出国ゲートに向かうときも、
「マネー。」
「そんなものは必要ない。」
荷物のチェックを受けるときも、
「彼に50ドルを渡してくれ。」
「なんで?」
「ばんごはん。」
「先日、日本領事館で確認したけど、出国にお金は要らない。」
「彼怒るよ。」
出国手続きするときも、
「カメラ売ってくれ。」
「カメラ売ってくれ。」
から、
「ここにスタンプがないといけないのに、ないから50ドル。」
「日本領事館で確認したが、そんなものは必要ない。なんならもう一度確認するからここに電話して。あんたの名前も教えてくれ。」
「電話はできないんだ。」
「じゃあ自分で確認するから名前教えて。」
日本領事館の力は抜群!名刺もらってよかった。
そんなやりとりを繰り返してようやく出国。
本当に疲れる。ってゆっかちょっとイラつく。
「どうして、あらゆることにつけてお金をふんだくろうとする!?」
カザフスタン自体は結構面白かったし、楽しく過ごせたのに・・・。
歩いてウズベキスタンのゲートに向かう。
そういえば、歩いて国境を越えるのは初めてだ。
暑くて、カラカラで歩くと砂埃が舞い上がる。
あっついなー。あっついあっつい。
ホントに暑くて、「暑い」ではなくて、「あっつい」ってなってしまう(笑)
途中、水が湧き出てるところがあって、頭にかぶったらとすごく気持ちよかった。
ウズベキスタンのチェックでは、お金お金なんて言われず、気持ちよく入国(笑)
しっかし、
ここからタシュケントまで行くタクシーがまたぼったくってくる。
いい加減うんざりして、「しかし」ではなくて「しっかし」(笑)
ここまでで相当体力を使い果たした僕にはかなりしんどい。
それでも、
「20ドル。」
なんて書いてくるのを思いっきり横線引いて消した。話しかけてきては横線で消しを繰り返し、またあの感覚がよみがえってくる。
国境ゲートのコンクリートブロックを思いっきり蹴飛ばして、
「どうして、あらゆることにつけてお金をふんだくろうとする!?」
やっぱりそう思ってしまう。
まあそんなわけでゲートのコンクリートブロックには蹴ったあとが(笑)よかったら探して(笑)
ゲートで1時間くらい待って、心優しいウズベクの青年に助けてもらい、7000ソム(10ソム=1円)でタシュケントに、ようやく、着いた。
疲れたー。
体がいたい。荷物重かったもんなあ。
よくがんばった!!
通れない・・・。
別のルートはキルギスへ抜けてからウズベキスタン。
それもいいけれど・・・
シュムケント→タシュケントで行ってみたい。
そこでアルマトゥにある日本領事館に行って確認してもらうと、「確かにシュムケント→タシュケントにあるチェルニエフカという国境は工事中なんですが、そこから12キロ離れたところにマイスキーという越境ポイントがあって、そこから行けるみたいです。」
やった!行けるんだ!
そこでまずはアルマトゥからシュムケントへ夜行バスで移動。
僕のバスは20時発。
ところが、19時30分に乗り場に行って、
「シュムケント?」
「あ、あっち。」
!!!
今にも発車しそうじゃないか!そんなあ。20時って書いてるのに・・・。
バスに向かって走り、チケットを見せて確認してもらうと、
「乗って乗って!」
やっぱりこのバスだったのか。
けれども満席だ。1本後とかじゃないかと思ったけれど、おっちゃん「乗れ」って言ったしなあ。
車掌さんはこどもが座ってるところを指差して、ここ、と言う。
また2人座席に3人掛け・・・。12時間だよ。しかもなんか僕が悪いみたいやんか。
でもまあ、こどもは楽しく遊んでくれた。
翌日朝、「シュムケント!シュムケント!」と車掌さんに起こされ、降ろされたのは、ターミナルでもどこでもないただの道。
どうしろってんだ・・・
途方にくれた僕を乗せたタクシーには当然ながらぼったくられ(ある程度は下げたけど)、なんとかたどり着いた宿は冬に万全の体制で臨む防寒仕様でありえなく暑い。しかも窓を開けたら蚊がめっちゃ入ってくから閉めっぱなし。
午前2時くらい、蚊と闘い続けながら温度を計ると35度を越えていた。寝るのを諦め、窓を開けてなんとかやり過ごしたものの、翌朝はやっぱり体調だだ崩れ。
これでは国境は越えられない。あと1歩で寝込むかんじ。
仕方ないかと1泊5000円のエアコン付のホテルで2泊し、体調も全快!行こうか。ウズベキスタン。
張り切って出かけたけれど、30分で挫折しそうになる。
どうやら、領事館が紹介してくれたマイスキーからは、日本人は越境できない、らしい。
タクシードライバーが教えてくれた越境ポイントはヤラマー。
ここから300キロ。
バスはないらしく、タクシーの値段を聞くと、
「100ドル」
とか言ってくる。
何を言う!財布を見な!4000テンゲ(1テンゲ=1円くらい)しかないっていうのに。あらゆる場面でぼったくってくる。毎回毎回まともな値段にするために話をするのもいい加減めんどくさい。
交渉するっていう手間が嫌になり、
「いらない。バイバイ!」
を繰り返して、3500テンゲで行ってくれるタクシーをやっと見つける。
すっかり疲れたけれど、国境ヘ向かうタクシーから見た景色はすごくて、一面の枯れた大草原が広がる丘陵地帯を駆け抜けて、街の中を通ったら、今度は地平線までずっと見渡せる砂漠を走る。
「地球っておそろしく広いなー。」
そんなことを思いながら外を眺めてた。
何時間かして国境の街に着いた。
国境でもまああらゆる場面でお金を要求される。
出国ゲートに向かうときも、
「マネー。」
「そんなものは必要ない。」
荷物のチェックを受けるときも、
「彼に50ドルを渡してくれ。」
「なんで?」
「ばんごはん。」
「先日、日本領事館で確認したけど、出国にお金は要らない。」
「彼怒るよ。」
出国手続きするときも、
「カメラ売ってくれ。」
「カメラ売ってくれ。」
から、
「ここにスタンプがないといけないのに、ないから50ドル。」
「日本領事館で確認したが、そんなものは必要ない。なんならもう一度確認するからここに電話して。あんたの名前も教えてくれ。」
「電話はできないんだ。」
「じゃあ自分で確認するから名前教えて。」
日本領事館の力は抜群!名刺もらってよかった。
そんなやりとりを繰り返してようやく出国。
本当に疲れる。ってゆっかちょっとイラつく。
「どうして、あらゆることにつけてお金をふんだくろうとする!?」
カザフスタン自体は結構面白かったし、楽しく過ごせたのに・・・。
歩いてウズベキスタンのゲートに向かう。
そういえば、歩いて国境を越えるのは初めてだ。
暑くて、カラカラで歩くと砂埃が舞い上がる。
あっついなー。あっついあっつい。
ホントに暑くて、「暑い」ではなくて、「あっつい」ってなってしまう(笑)
途中、水が湧き出てるところがあって、頭にかぶったらとすごく気持ちよかった。
ウズベキスタンのチェックでは、お金お金なんて言われず、気持ちよく入国(笑)
しっかし、
ここからタシュケントまで行くタクシーがまたぼったくってくる。
いい加減うんざりして、「しかし」ではなくて「しっかし」(笑)
ここまでで相当体力を使い果たした僕にはかなりしんどい。
それでも、
「20ドル。」
なんて書いてくるのを思いっきり横線引いて消した。話しかけてきては横線で消しを繰り返し、またあの感覚がよみがえってくる。
国境ゲートのコンクリートブロックを思いっきり蹴飛ばして、
「どうして、あらゆることにつけてお金をふんだくろうとする!?」
やっぱりそう思ってしまう。
まあそんなわけでゲートのコンクリートブロックには蹴ったあとが(笑)よかったら探して(笑)
ゲートで1時間くらい待って、心優しいウズベクの青年に助けてもらい、7000ソム(10ソム=1円)でタシュケントに、ようやく、着いた。
疲れたー。
体がいたい。荷物重かったもんなあ。
よくがんばった!!
国境のおっちゃんのがめつさとかタイの比じゃないですね(汗)
今タイの学会に出す論文を書いてるところです。
修論自体はちょっと難航してるかも・・・
わお!コメントありがと。
なんとか元気でやってる(^^)
逞しくなりましたか?f^_^;
自分じゃわかんない(笑)
ウズベクの青年がいなかったら、国境ゲートで干からびてたかも(T_T)
助かった(>_<)
>トミ
日本ってホントいい国だわ。へんに気を張らなくていいもん。
みんなでタイに行くんやんね。ええなあ(笑)
修論聴きに行くし、楽しみにしてる(^^)
僕とか修論最後の1ヶ月でまとめ上げた気が・・・。
応援してるで(^O^)/
先々週篤姫メールが来なかったので元気かどうか心配だったのですがブログって便利ですねww篤姫は順調に増殖中です(笑)
先々週はねー、合宿終わって京都に戻って、宴会中に悪いかなーって思って(笑)
帰ったら篤姫は膨大な量になってるんだろうなあ(^^)楽しみ!
吹田合宿元気で過ごして(^^)/
帰って顔が変わってたら言ってください(笑)