ブログ版「ぢゃんく屋日記」

失業してからもう何年経つことやら。
「社会のゴミ」である僕が、同じく世の中から捨てられたモノ達とたわむれるブログです。

ポメラ DM10を今更ながら使ってみる

2014-10-02 22:04:11 | ガジェットとの戯れ方
iPodネタから長い間放置していましたが、まだ生きてます(^^;。
本家の日記の方は時折更新していました。

9月に入ってから「ぢゃんく屋」活動を再開したものの、めぼしい収穫は見つからず。
初夏ぐらいから自宅からスクーターで少し走ったところに廃品回収の中国人業者が倉庫を構えているのを見つけたので、彼らが鉄屑として集めているものから金目になりそうなものを安く買い取り、リサイクル店等に転売することでいくばくかの利益を出してはいますが、それも雀の涙の域でしかなく万年仕事なしの生活が続くよどこまでも~。

その中から金にはならないものの、暇つぶしの手慰みにはなるだろうと業者の倉庫で埃をかぶっていたのをみつけて購入したのが、このブログのテキストを書いている「ポメラ」という機器。
文房具メーカーのキングジムが開発・発売している、テキスト入力に特化したガジェット端末です。
複数のモデルが存在しますが、入手したのは初代モデルのDM10。



使ってみて一番の長所は、電車の中等外出先でTwitterのつぶやきやケータイメールのような短文でなく、この記事のようなある程度の(理由は後述)長文を書きたいときに気軽に取り出して、すぐ起動して書き込みができること。
モバイル機器として古いノートパソコンも持っていますが、モバイル用とはいえサイズは大きくなり、起動についてもスタンバイ状態からでもある程度時間がかかるので、ポメラの軽快な動作は好印象なのです。
スマホやタブレットであればより軽くなりますが、ポメラには小型ノートパソコン並の折り畳み式物理キーボードがついているので、キーボード慣れしている身としては、フリック入力やソフトウェアキーボードよりは便利ではないかと勝手に判断しています。
日本語変換IMEとして、組み込みデバイス用の簡易版ながらATOKを採用しているので、パソコンのMS-IMEよりは入力でいらつくことは少な目ですが、単語登録以外の辞書がないことと長文一括変換は苦手なので、単語変換を多めに心がけることが快適に入力するコツとなります。
また、電源としてノートパソコンのような充電池ではなく、単四乾電池二本を使うのも利点。
ただしこのモデルでは、エネループでの利用は推奨されていません。
手持ちのエネループでは、満充電したものでも目盛りが一つ減った状態がデフォルトの状態となります。
液晶はVGAのモノクロ反射型と地味なものですが、ポメラでできることはテキスト入力のみで、文字はくっきりと表示されるため問題なし。
多機能なパソコンやPDA、スマホを作っているメーカーではなかなか思いつかないであろう、機能の思い切った割り切りがプラスに働いているガジェットだと思います。

まだ使い初めて一ヶ月弱なので、目立った欠点は思いつかないのですが、ネットでのレビュー記事では一つのテキストファイルで8000文字しか扱えないことが不評なようです。
このブログの記事は文字数カウントすると約1600字ほどなので、まだまだ余裕があるくらいで支障はないのですが、小説や論文といった本気の長文を書こうとすると、この制限は壁になりそうですねえ。
後のモデルでは廉価版のDM5以外はこの制限が緩和されているところからも、かなり不評だったのでしょう。
実用的には全く問題ないとはいえ、外部保存用のマイクロSDカードがHC/XCに対応しておらず、割高な無印(最大2GB)のみなのも今使うとなると若干マイナス点。

この個体に限ってのトラブルとしては、先日出先でテキスト入力していて、キーボードを折り畳んで電源を自動オフにした後、再度電源を入れようとしたところウンともスンともいわなくなり、再度電源が入るようになるまで数日かかりました。
リセットボタンを押してもダメ、エネループを充電し直してもダメ、バックアップ電池も含めて全ての電池抜いて放置した後、アルカリ電池を入れてやっと再度電源が入るようになりました。
動かない間もPCとUSB接続するとマスストレージとして認識はしたので、なぜ電源が入らなかったのか原因不明な不思議。


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