ブログ版「ぢゃんく屋日記」

失業してからもう何年経つことやら。
「社会のゴミ」である僕が、同じく世の中から捨てられたモノ達とたわむれるブログです。

nanoしべ長者

2014-04-27 12:02:41 | ガジェットとの戯れ方
三年ほど前にもこんな記事を書いて、そのときは色々足掻いた挙句プレイヤーとして使えず「2GBのUSBメモリ」として友達へのデータ渡しのメディアに使ってしまったのですが、さて今回は?(わざとらしい)

この間、iPod nano(第一世代)を再度拾いました。
今度のは4GBで動作にも問題はなかったのですが、iTunesで認識させてみると「リコール対象です」という旨のメッセージが表示された。
前回はこんなメッセージ出なかったが?
調べてみたら、Apple社の公式サイトにこのような案内ページがあった。

iPod nano (1st generation) 交換プログラム

更に調べてみたら、2008年から2010年にかけて同機種でバッテリーの不良による加熱や爆発(!)事故があり、それに対して2011年11月になってようやくApple社が重い腰をあげてリコール対応に乗り出したとの経緯。
この機種は2005~2006年製造だから、5年過ぎてようやく対処に乗り出したわけで、ごく稀と書いていますが現実に事故も起きているのに、対応が遅すぎる。
これが日本のメーカーなら即座に……最近はそうでもないか(^^;。

それでもメーカーで公式に対応してくれるならと、交換プログラムにアクセス。
手続きの「こちら」をクリックして、住んでいる国を選択→シリアルナンバーを入力してボタンを押すと、対象機種である確認が済み、交換プログラム申し込みのための「Apple ID」でのログインを求められた。
そんなもの当然持っていないので新規作成するわけだが、ここでつまづいた。

Interner ExplorerではIDが作成できないっぽい。

情報を入力して重複やパスワードの設定に問題がないにもかかわらず、英語のApple IDサイトに飛ばされてIDが作れない。
直接Apple StoreかヨドバシのAppleコーナーに持ち込もうかと思ったが、交換してもらった人のブログ記事を読むとほぼ全員オンラインからの申し込みとなっているので釈然としない。
そこでブラウザをGoogle Chromeにして申し込んだところ、あっさりとApple ID作成完了(^^;。
そこから交換申し込みを行って、受付メールを受け取ってからは早かった。
次の日には宅急便のドライバーが引き取りに来て、その週の土曜日には交換されたiPodが手元に届くという神対応。
そして届いたiPodは写真のように今まで交換報告をされていた方々と同じ、正方形の第六世代(8GBモデル)。



ここまで全て無料でしていただけるのですから、対応始めるのが遅すぎたとはいえ、太っ腹ですなあ。
どちらかといえばApple製品は苦手なのですが少し見直しました。
噂レベルですが、最近は現行の第七世代(16GBモデル)に交換されたとの話もあり、そちらが欲しかった気もしますが元が拾い物ですし第七世代はiPhone5と同じLightningケーブルでないと使えないので、手持ちのケーブルが使えるし小型でクリップもついているこちらも悪くはないです。

しかしこれを捨てた人、この交換対応の存在を知らなかったんだろうなあ。
ご愁傷様でございます、そしてありがとうございます。

デジカメ博打に挑戦

2014-04-12 18:07:05 | 廃品利用法
もう四月も12日目となりましたが、新年度に「ない内定」のまま学校を卒業、あるいはリストラされて無職となられた皆様に哀悼と歓迎の意を表しつつ、今年度最初のエントリをアップしてみる。

少し前にCanonのIXY30Sという4年ほど前に出たコンデジを拾いました。
本体以外電池も何もなく、専用充電池機のため最初は捨て直そうと思っていましたが、ネットでレビューや評判を読むと意外に興味深いスペックであることが判明したので、俄然使う気に。

1.裏面照射CMOSのため、暗所や夜に強い
2.この手のコンデジとしては珍しいF値2.0(ワイド側)のレンズ
3.魚眼レンズモードやジオラマモードといった風変わりな撮影が可能
4.1280*720ピクセルのHD解像度 ステレオ音声での動画記録


とはいえ、電池がなければ動かすこともできず、過去に一回この手の投資で失敗したこともあり、当初は躊躇していました。
収入のほとんどない無職にとっては、純正品はおろか互換品でも清水の舞台から飛び降りる心境でしたが、4月になれば消費税があがるからというよくわからない理由をつけ、思い切って互換バッテリ2個セットと互換充電器を通販で購入。
増税前の駆け込み購入需要で物流が混乱していると言われていたとおり、予定より遅れ4月頭にそれぞれ届きました。

バッテリを充電し、本体に入れるといきなり「レンズエラーです」。
ああ、これはまた博打に失敗したかと思いつつ、レンズが出たところを押さえて手で緩みがないか確認しているうちに、正常に起動できるようになりました。
撮影も静止画は問題なしで、評判どおり夜の撮影でISOが400以上の数値を測りだしても、ノイズ感の少ないスッキリした画像を記録してくれます。
今までの所有デジカメではISO 400で撮るとノイズが目立ってしまい、緊急用以外には使う気にはなれなかったのですが、これなら十分実用レベルです。



#縮小しているのでわかりづらいですが(^^;。

魚眼レンズモードの撮影もこんな感じの面白い画像が撮れます。



ただし動画撮影は、画像は良いのですが左側の音声がザアザアとノイズを立てるだけで上手く撮れません。
もしかしてそれが原因で捨てられた?
動画はSD解像度機ばかりの中、HD動画にも期待していただけにこちらは残念な結果だorz。
あと2個セットで購入したバッテリですが、個体差なのか撮影可能枚数にかなりの差が出ました。
これはメーカーからの発送メールにも記載がありましたが、何回か使用と充電を繰り返せば誤差の範囲内に納まるものなのでしょうか。

ついでに充電器の接点が似ているからと、以前拾ってきたもののやはり充電器がなく、USB汎用充電器からの充電もできなかった、別のデジカメ(Pentax OptioZ10)の充電池を接点につなげてみると充電器のランプが赤色の充電状態になったので、テープで留めて充電を行い完了後本体に入れると、こちらも最初は液晶が赤や黄色に飛ぶ謎な現象を起こしていましたが、本体リセットを行うことで無事に起動しました。
思わぬところでデジカメ一台復活、とはいえ使い道どうしようか(^^;;。